10・5三里塚現地闘争、集会編
さて今回は、なんといっても反対同盟の市東孝雄さんの農地強奪を絶対に許さない闘いとして勝ち取られたことです。関西からもでっかい横断幕を持ってきたぞー(^^)
でも、12日以降、市東さんの農地強奪のための新たな提訴が起こるかも分らないので、現地は緊迫しています。また、先日の中山「ごね得」発言には、みんな本当に怒っております。食の安全問題から、FTA問題まで、三里塚はホント、今日的な課題もたくさん抱えています。詳しくは、反対同盟のブログや、関実のブログを参照していただくとして(手抜きかい!)
集会は、東峰の萩原さんの畑で行なわれました。
赤ヘルさん、青ヘルさんです…
白ヘルさんです…
黄色は、部落解放同盟全国連、いや~カラフルですね。
反対同盟事務局長、北原鉱治さんの主催者あいさつは、一つ一つ丁寧にしゃべるので、とても聞きやすいです。昔三里塚で、60年安保ブントから革共同に来た、北小路敏氏の演説を聞いたことがありますが、彼よりも演説はうまいと思います。
萩原進さんは、顔は少し厳しいですが、しゃべりは田舎のおっちゃんです。基調報告は親しみがわきます。また、萩原さんはこの度「農地収奪を拒む 三里塚農民怒りの43年」(編集工房朔 本体1800円+税)という本を出版されたとのことで、会場の横で予約受付けがなされていました。10月末に出版されるそうです。皆さん、買いましょう
動労千葉の田中委員長は、動労カクマルからの分岐と、労農連帯について熱く語りました。ここで、中核派の隊列からは要所で割れるような拍手が起こります。もっとも、田中委員長は当然のことを言っているので、私もパラパラと拍手するも、関西の隊列はシ~ン…ってこんなの、あまり良くありませんな。
関実から、永井満さん、山本善偉さんの特別報告、そして沖縄の知花盛康さんから、「沖縄の農民」として発言があり、その後に市東孝雄さんの「闘争宣言」です。「この先もし私の畑に、空港会社が手をかけてくれば、私は実力阻止の闘いを始めます」(大きな拍手!)
群馬県で「群馬。市東さんの農地を守る会」の方々のあいさつ、そして9・25の天神峰現闘本部裁判において、機動隊が導入され、不当逮捕された反対同盟の太郎良陽一さんの発言がありました。
反対同盟顧問弁護団の挨拶、カンパアピール、婦人民主クラブ全国協議会、闘う障害者の発言等があった後、共闘団体のアピールです。中核派は、麻生政権打倒を11・2労働者集会への結集を、解放派(狭間派)は、福岡での組対法弾圧への反撃と革命軍のゲリラ戦闘を、共産同統一委員会と、蜂起派は、洞爺湖サミット闘争と反米軍再編、反戦闘争について訴えるなど、やはりそれぞれ色が違うのですが、市東さんの闘争宣言、決意を重く受け止めた発言がなされました。
結集は1420名ということですが、やはり白系が多いですね、ただこれは、「分裂」した両方がメンツをかけて動員しているということもあるようです。(団結ガンバローではなく、分裂ガンバロー?)でも青や赤の人たちにも、がんばって欲しいですね。共に闘わん!
で、ホントに「団結ガンバロー」の後、デモしゅっぱーつ
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