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11・24九条憲法改正阻止の集いに決起!

神出鬼没のあるみさんです(^^)
芦屋市民会館4階ホールで行なわれた、-いまに問う、憲法改悪と戦争体制-11・24九条改憲阻止の集いに決起した。あいにくの雨で足元が悪い中rain150人以上が集まった。
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 司会のあいさつで、九条を変えるのをやめさせる運動を続けている中で、あまり危機感が感じられていない。一方、2010年5月より国民投票法で定められた改憲がいつでもできるようになる中、向こう一年半どのように私たちは憲法を考えて、改憲の動きに対する私たちの声をどのように作り上げていくか、この集会で考えようと催したと述べた。「とめよう戦争への道、百万人署名運動奈良連絡会」の藤原さんから開会のあいさつをうけた後、時期衆議院選挙に兵庫1区から無所属で立候補する予定の原和美さんの決意表明があった。兵庫連絡会からはこれまでの動きと、連絡会名称を、「とめよう戦争への道…」から、「とめよう戦争-百万人署名運動 兵庫県連絡会」に変更する提案が、すでに自衛隊が何年にもわたりイラク・インド洋に派兵、出兵し事実上侵略戦争に加担、参戦している状態を重く受け止め、戦争そのものを止める自覚、その趣旨で活動を行なうという決意の下、拍手で確認された。
 沖縄、読谷村議会議員の知花昇一さんが「沖縄から見る憲法九条」と題して話をされた。今年になって35回にもおよぶ原子力潜水艦の入港や、沖縄で行なわれている米軍と海上自衛隊の共同訓練の沖縄での報道を紹介し、戦争ができる体制について危機感を持っていると話された後、沖縄は憲法の恩恵を受けず、安保の重荷だけが押し付けられてきた、九条を守るというが、九条があるもの・・・軍事力を持たない、交戦権を持たないというものが実態として今の日本にあるのか?日本で一番憲法を求めてきたのは沖縄である。沖縄が求めてきた憲法九条が形骸化している、その実態を見直し、それに近づけてゆくたたかいが必要だと訴えた。また、たたかいは負けを続けながらも、小さな勝利を積み重ねて、めげずに最後の勝利を求めるのが民衆のたたかいであり、私たちの確信であると述べた。その後、三線と唄を2曲披露された。
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 カンパのお願い、休憩の後に纐纈厚さんの「9条改憲と軍事態勢を総批判する」が始まった。今問題となっている田母神「論文」(纐纈さんによれば、あんな内容のズサンなものは大学では「不可」、顔を洗って出直して来い!というものなのだそうな)に触れ、田母神の主張は、新しい歴史教科書をつくる会の主張であり、先の戦争は侵略戦争であったから、その後の戦争を放棄したという歴史観、歴史認識にとどめを刺し、侵略戦争でなかったから、現行憲法は論理的に廃止されなければならないと言っていると説明した。その後、自衛隊内の幹部で、防衛大学校卒が7割を占めるようになったが、自主国防派がきわめて多い。もともと自衛隊は警察予備隊として、朝鮮戦争時に米軍の従属軍、米軍の感覚で言えば「土民軍」・・・警察軍的な軍隊を作り、アメリカの監視下に置く・・・として生まれたものだが、冷戦後、海外派兵が続き、国際貢献論などで自分達が期待されていると自負心を持つようになり、従属軍として扱われてきたことがトラウマとなっている。2004年に当時の海上幕僚長が石波防衛庁長官(当時)に「いまの文民統制はおかしい」と会議で言ったことがある、これは(今回とおなじように)クーデターの一種だ。当時の海自は、横須賀の米軍に、日本政府がイージス艦を出せるように圧力をかけてほしいと願っていた、そうゆうところまで来ている。(どっひゃー田母神問題を軽視してしまった自分が恥ずかしい!)米国は今回のことには素早く反応したが、日本が主、アメリカが従となる安保破棄のような状況が起こるのか?オバマにならずとも、アメリカは日本に対する軍事負担の要求を増してくる、日本の自主性をギリギリのところまで許すことで、それを追求してくるだろう。逆にそうでないとアメリカが持たない。逆に自主防衛派はそれを見越して、今回の行動を起こしたのではないか。そして1931年の南次郎陸軍大臣の訓話の話として、彼が満蒙問題解決のためには、軍人は政治に拘らず(関わらずでないことに注意!)満蒙問題に口出ししようとし、それが満州事変に繋がった。田母神論文が、日本が戦争への道を進む号砲であってはならないと述べた。
 そして、戦後の歴史教育をどう考えていくのか、その十分さと不十分さを検討していきたい。「言論の自由」と言うが、ドイツはヒトラーやナチスを賛美する言論は法律で禁止している。そこまでやらないと、ドイツはヨーロッパに受け入れてもらえなかった。日本の場合はドイツと比べて再侵略をする可能性が高いと思われている。韓国の江陵(カンヌン)大学…江陵は15年ほど前、北のゲリラが上陸し、犠牲者を出している・・・で講義をした時、学生から「短期的には北が怖いが、中長期的には憲法を変えようとし、過去の侵略戦争の反省をせず武備をかためる日本が怖いです。」と言われた。二大政党といわれているが、総選挙が行なわれ、小沢になっても、両方とも派兵政党である。我々が力をたくわえていかないと、改憲・加憲(九条1項、2項はそのままで派兵のための条項が付く)が行なわれてしまう。薄めていいのはウイスキーだけで(焼酎もウオッカも薄めていいよ)、憲法を薄めてはならないと述べた。
その上で、憲法九条を生かしていく運動を続ける中で、6隻もあるイージス艦(米空母の護衛のためのもの)をどう無くしていくのか、政策提言のようなことも運動のなかで行なう、憲法九条にぶら下がっていれば大丈夫なわけではない。護憲だけであつまろう、それでいいのか?第一章 天皇、なぜ君主について一条から八条まで使っているのか、どこの憲法でも最初は「人権」が来る、九条を一条に!九条は人権の条文として私たちの命を守っている。国家や自民党ではなく、憲法をつくる力を民衆が持たなければいけない(えっこれって「革命」じゃん!)
また、九条は日本国民のためにあるのではない、二度とアジアの人を傷つけない、侵さない、アジアの民衆のためにあるのだと言って、話をしめられた。
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纐纈先生は、自衛隊の情報保全隊が違法に反戦運動の情報を収集していた問題が明らかになったことを受けて「憲兵政治 監視と恫喝の時代(新日本出版社2008年2月)」という本を出しており、過去の憲兵隊の活動だけでなく、現在の自衛隊の情報収集活動を批判している。会場で売っていたので、三里塚反対同盟の萩原進さんの書いた「農地収奪を阻む 三里塚農民怒りの43年」とともに購入した。
知花さんにしろ、纐纈さんにしろ、憲法を生かすから、自分たちで作ることを提起した話は始めてであり、非常に有意義であった。(まあ、共産主義では最終的には憲法そのものがナクナルのであるが・・・)皆さん、明日からまた、がんばりましょうbeer

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コメント

この百万人署名への協力断って、3か月間、嫌がらせの電話や家の回りをウロウロされる等、大変な被害を受けました。二度と過激派の運動にはかかわるまいと勉強させていただきました。奴等はまだ謝罪してきてません。

投稿: ヤン・ウインリー | 2008年11月27日 (木) 06時57分

権力を背にするや、途端にどんな嘘を並べて誹謗中傷をしてもイイと思い込むのは、悲しい権力の犬のサガ。
ま、辺野古で米軍の手先となって日本人を殺そうとする輩や、ユーチューブで世界配信された有名な転び公妨に比べれば、こんな卑怯な嘘コメントはカワイイ物か知れないが。
しかしなあ、田中芳樹が創造した「楊文礼」はソレが大嫌いな方の人物で、2重に非道い事は否めない。

投稿: 田仁 | 2008年12月 6日 (土) 18時07分

おおぉ! ”田仁さま”というのは、ヤメ蚊さんのところ(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005)のレギュラーコメンテイターの”田仁さま”なのでしょうか。
かのNKさまやタモ・ツン糖酒、下司さまと同じく、底知れぬ深い見識をお持ちの方と認識しております。

さて、”やん”さんをググってみると、どうやら反動&右翼・反革命のたぐいではないことはわかった。もちろん同一のHNが同一の人物であることを前提としてのことではあるが。まあ、昨今の中央派がより顕著にあらぬ方向に進んでいると思われる状況に鑑みて、”やん”さんの投げ込みコメントは”わかるもの”にはそれなりのリアリティーもあるのだが、如何せん恒常的人手不足に悩む「過激派の運動」は”やん”さんに粘着テロルをふるう余裕はないと思われ。あるいは、”やん”さんはリアルに階級闘争へ大きな影響力をもった人物なのだろうか?いずれにせよ、もうちょっと丁寧な記述をしなければ真意はつたわらないだろうし、あるみさんに失礼でしょう(^_^)v。

投稿: 薩摩長州 | 2008年12月 7日 (日) 11時53分

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