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北に向かう2

8時44分に、サンクトペテルブルクのラドガ駅に到着。あの9号室の若者たちもここで下車したんだろうな。ピーテルからムールマンスクには、ここから乗車することになります。
お昼までほとんど駅に停車することなく、14時ごろにスヴィル駅というところに到着、ここで30分ぐらい停車します。
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ということで、撮影タイム機関車をここで付け替えるようです。
ホームがここまでしかないので、列車の先頭を撮影することができません(^^;;;

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長距離列車の長時間停車駅は、商売の場でもあります。

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貨物列車の隙間から、青い列車の先頭をGET

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蒸気機関車ががざられています。木々はまだ、葉っぱが出ていませんが、天気も良く、少し暑いくらいです。

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客車は、長~いです。

ここで買い込んだ食糧やビールでもって、3号室の室内で宴が催されました(^^)(^^)(^^)///
ご夫妻がテーブルに、肉や野菜、ホームで買ってきた魚の燻製を広げます。兄ちゃんがビール瓶を持ってやってきましたので、アルコールモードONということで、私は荷物の中から、モスクワで購入したウォッカを出します
お互いに自己紹介をば・・・兄ちゃんは二キータ君、ご夫妻はオレーグさん(夫)とツベタさん(妻)です。二キータ君はムールマンスクの学校で4年間勉強し、モスクワでエンジニアをしているとか・・・Iフォンを持っていて「日本ではIフォンを何ぼぐらいで売っているのか?」と聞かれました。私のケータイ(海外では電話として使用できず、写真撮影用)を見てオレーグさんは「サムソンではないのか?」とも(京セラはやっぱマイナー、日本ブランドだと、パナソニックかソニーかというところか)

ここで、ロシア人の正しいウオッカの飲み方について(^^)(^^)
ウオッカは、カクテルにしたり、炭酸水でわって飲むものではありません。ズバリ、ストレート
ただし、小さな杯に入れて、一気にグイッっと行きます。ストレートアルコールが胃を心地よく刺激した後、つまみ(食べ物)を楽しむのです。杯は自分ひとりで空けてはいけません。必ずおさそい合わせのうえ、「○○に乾杯!」と言いながら、楽しく飲むものです。オレーグ夫妻が、ウオッカ用の小さい杯を持ってきてくれました。
「健康に乾杯!」「出会いに乾杯!」「天気に乾杯!」・・・てなことで、あっと言う間に、1本750mlは、無くなってしまいました(^^)/

休日の話題・・・日本は5月の始めごろは休みが続いて、ゴールデンウィークと言う。前のテンノーエンペラーの誕生日(ウエッ)、憲法記念日(憲法をロシア語でkонституция・・・コンシスツーチヤと言う、「憲法広場」というのが「歩き方」に載っていたのでなんとか通じた)、子どもの日・・・ロシアでは、1日のメーデー、9日の「勝利の日」とかがある、5月は「ゴールデンマンス」であるとのこと。

二キータ君「なんでお前は結婚しないんだ?」「いやー日本では私ぐらいの年で結婚してないのも多いから(説明になっとらん)」
「なんでお前はロシアに来たのか?」「いやーその・・・(個人の単なる嗜好を説明するのはムズカシイ)・・・うん、ロシア人は、こころがボーリシェ(でっかい!という感じを表したかったのですが、わかっていただけたでしょうか?)だからかな」

そのうち宴も済んで夕方に、世界遺産の木造教会なんかがある、キジ島への観光拠点、ペトロザヴォーツクには16時半ごろ到着、どうもここでムールマンスクからモスクワに向かう列車と行き違いになるようだ。列車はさらに、北に向かう・・・カップスープとかで軽く夕食の後、しばし景色を眺める。
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カーブにおいて撮影。これで19:30ごろ・・・
見えてきた湖が、凍っています。メドヴェージャヤゴーラに到着、20時ごろ。木材の集積場のようです。
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「お日様が沈まねぇ~」と思いながら車窓を眺める・・・10時ごろなり・・・

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» 退職させない郵便局 [アッテンボローの雑記帳]
 郵政民営化の現場実態を暴露するという目的から逸れて、昨日は余計な記事を書いた。 [続きを読む]

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