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学生達には本が必要だ!

法大弾圧救援会よりドカドカと郵便物が来た。
「法大暴処法弾圧の10月初公判への傍聴と救援カンパのお願い」と、「全国声明運動ニュース」第2号、第3号である。
内容の紹介は、まあそれとして、全国声明運動ニュース第2号、第3号の8ページ目(いちばん後ろですね)に

獄中に差し入れる本を提供していただけませんか?
と記事がある。引用
獄中の学生たちは、「この機会を活用して学習したい」と意欲満々です。マルクスやレーニンの著作、歴史の本などいろんな差し入れの要請があります。 差し入れ用の本を提供していただけませんか?「こんな本があるけど?」などご連絡いただければ、すぐ対応させていただきます。 よろしくお願いします。

とのこと・・・。

で、私の乏しい書棚を眺めてみると、国民文庫や岩波文庫で、それなりのモンはある(^^)/

私が学生であった80年代、「非公然・非合法の党建設が必要だ!」と叫ばれていたので、レーニン「なにをなすべきか?」は必修文献sign01必ず学集会を開いて、お勉強。ところどころ線が引いてあるなぁ~。あと、レーニンでは「国家と革命」「帝国主義」「社会主義と戦争」「さしせまる破局、それとどうたたかうか」「共産主義における『左翼』小児病(注・・・原題ママ、今は「左翼空論主義」と表現したほうが良い)等々
マルクスたんでは「共産党宣言・共産主義の原理」、「経済学・哲学草稿」なんてのがある。もっとも「経哲草稿」はあまり熱心に読んでいないhappy01毛沢東の「実践論・矛盾論」なんてのも、なぜかあるぞ。
歴史といえば、トロツキーの「ロシア革命史」岩波文庫からの5巻、そろっている。獄中でじっくり読むのは、こちらのほうがおススメかもしれないなぁ~。
分厚くはないが、岩波文庫の「魯迅評論集」「阿Q正伝・狂人日記」もいいぞ、魯迅関係では参考書として、中公新書の「魯迅 阿Q中国の革命」(片山智行著)は、必須。困難な時代を生きた革命家・魯迅に少しでも近づこうではないか(なんかエラソーだな~ゴメンなさいcoldsweats02

運動を語ったり、考察したりするためのいい本は、残念ながら持ってないな~。運動関係は三里塚から学ぶか・・・「十八年目の三里塚 大地を打てば響きあり」(三里塚芝山連合空港反対同盟編著 社会評論社)「大地の乱、成田闘争(北原鉱治 御茶の水書房)「農地収奪を阻む(萩原進 編集工房朔 星雲社)」の三部作か。
労働者学習センター発行「俺たちは鉄路に生きる2 監修/中野洋」もちゃんと読めば運動の作り方の参考になる。しかし労働運動でのおススメはむしろ連帯労組、関西生コン支部のたたかいを紹介する「告発!逮捕劇の深層」(安田浩一 アットワークス)のほうが良い。労働者と、彼らが働く中小企業の経営者がともに大資本からの搾取に立ち向かっていく・・・百年に一度の「資本主義の危機」の中で、どういった運動が必要かいろいろと学べるのだ。

どんどん禁書の領域に(どこがsign02
前進社がマルクス主義復権のために90年代の半ばから出した、マルクス主義基本文献学習シリーズ①は、「マルクス『ゴータ綱領批判』」(仲山良介)、いや~これを海の近くの民宿で学習したときは、目からウロコでしたね。「共産主義」が何を目指すのか良く分る・・・すげーもん出したなぁ~と思いましたよ。あちこち線やメモ書きがいっぱいあるぞ。
前進社では「なかったこと」にしたい本らしいのであるが、「改憲攻撃と労働者階級」(坂本千秋 野沢道夫 大谷一夫)は、改憲攻撃とは何か、日本国憲法と革命の関係を必死に明らかにしようとした本で、「改憲闘争」を深化させるには必読の書である(仲間内で自分でレポート書いて学習会した)ぞ。

こないだ入管集会で買った「排外主義克服のための朝鮮史」(梶村秀樹 青年アジア研究会)も、内容は70年代までなのだが、非常に重要である。こちらの方面の「立ち遅れ」は、早急に取り戻さねば・・・(この辺は私と立ち位置は違うのであるが、TAMO2投手が色々いい本を読んでいるようだ)

しかし・・・薄めの本しかないなぁ~book
また、これまで運動を疎外し、破壊してきた「スターリン主義」の問題について・・・
反スターリン主義とは、「革命への裏切り」とか「一国社会主義」とかいうことが問題なのではなく、「自らの反省規定」としても重要なものなのであるが、今のところだ~れもこれについてキチンと書いたものはないんだよねぇ~「反スタ」≒「反レーニン」でもないし・・・

第二インターが革命を裏切り、帝国主義戦争(第一次世界大戦)に走っていった時に、レーニンは「こりゃアカンわ」と、一度マルクスたんに戻って、自らの理論を切り開き、実践し、ロシア革命を成功に導いた。
今、「百年に一度」の不況で、レーニンも経験したことのないことが起こっている。ここでもう一度マルクスに戻って・・・しかも「共産党宣言」時代ではなく、より変革の思想を完成させた「資本論」のマルクスたんに戻って、新しい運動をつくらなければならない(^^)(^^)(^^)///

そうすると、おススメはこのパンフ「『資本論』における資本制生産の崩壊論」かいsign02ネットでも読めます、ブログもあります・・・オイオイ、まだ新宿・模索社に置いてんだろうか・・・)

あと、「差し入れ本提供」で問題は、どこに持っていけばいいのじゃ~sign02ということ。
全国声明事務局の連絡先は、国鉄千葉動力車組合(〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC会館内building)となっている。

うへぇ~せっかくの「禁書」が、学生に届かないかも知れないhappy01
直接、東京拘置所に差し入れとして持って行ったほうがいいのだろうか。

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コメント

独学でしたが、学生時代私も国民文庫でマルクス、レーニン、読み込みました。今も、書棚に置いてあります。赤線、書き込みだらけで。でも、これって、人には提供しづらいです。自分にとって青春の宝物ですからね。

学生たちには、カンパ基金を通じて、書籍を差し入れする、ってのがいいのかなと思いますね。。。

投稿: | 2009年8月29日 (土) 09時35分

風さんコメントありがとうございます。
線を引いたり、書き込みをした本というのは、なるほど人に差し入れするのには抵抗もありますね。>自分にとって青春の宝物 というのもそうですし・・・
でも、差し入れされた方は、引かれた線や書き込みを見て、「前の持ち主はこう考えていたのか」「オレはこちらのほうが重要だと思うぞ」といろいろ考えてくれるのを想像するのも、楽しいかもしれません。

投稿: GO@あるみさん | 2009年8月30日 (日) 14時59分

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