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2009年9月

堺市LRT計画中止へ・・・

27日に行われた堺市市長選挙において、元大阪府政策企画部長、竹山修身氏が当選した。ま、とりあえず人気のある橋下大阪府知事が支援し、元職がせっかく国政が変わろうとしている中、民主・自民・公明相乗りでは、むべなるかな・・・の結果だろう。
で、竹山新市長は、かねてからの公約である堺市のLRT計画を見直す・・・というか、中止するそうだ。
毎日jp「堺もチェンジ 当選の竹山氏会見」より

政令指定都市移行後初の堺市長選で初当選した無所属新人で、元大阪府政策企画部長、竹山修身氏は28日、堺市役所で記者会見し、市が事業費約425億円で建設を計画しているLRT(次世代型路面電車)整備の一部中止を表明した。市長選の勝因について「新たな風として期待していただいた。堺市もチェンジだ」と語った。
 LRTは、堺市が南海堺東駅前-堺駅前間と堺浜-堺駅前間に新設し、阪堺線(我孫子道駅-浜寺駅前駅間)もLRT化する計画。竹山氏は堺東駅前-堺駅前間について「造る必要は全然ない」と明言。来月、シャープ新工場が稼働する堺浜-堺駅前間は「早急に決めたい」とした。(以下略)

NIKKEINETより竹山・次期堺市長、LRT計画全面見直し

27日の堺市長選で初当選した元大阪府政策企画部長の竹山修身氏(59)は28日、日本経済新聞のインタビューで、市が南海電気鉄道の堺東駅―堺浜間に計画していた新型路面電車(LRT)事業を全面的に見直す意向を明らかにした。計画区間のうち地元の異論や採算面から市街地の堺東駅―堺駅間を中止するほか、シャープの液晶パネル新工場が立地する堺浜―堺駅間についてはLRTと並行して、大阪市営地下鉄の延伸による整備を検討する。
 従来のLRT計画は、2010年度末の一部運行開始をめざして堺東駅―堺駅―堺浜の約7キロメートルを結ぶ案。事業費は425億円。堺浜地区ではシャープの新工場などが10月から稼働する予定で、十分な利用客が見込めるとみていた。ただ、このうち市街地の幹線道路を1車線に狭め、軌道を敷設する堺東駅―堺駅については地元住民らから強い反対論が出ていた。

うむ、堺市でLRTが新しく作られる構想はひとまずおあずけ・・・地元との合意形成が大切ですな。
それにしても、シャープの新工場と結ぶ区間は「早急に決めたい」だとsign02オイオイ・・・基本計画(案)のpdfを見ると、堺駅西口からしばらく先は、高架橋を施工しないといけないじゃないか。合意形成はラクだろうが、金とヒマはかかるぞ~
おまけに「大阪市営地下鉄の延伸」だとsign02・・・考えられるのは四つ橋線(青いライン)
を住之江公園から南進させるもの・・・うへぇ~建設費よけいかかるぞmoneybagそれに、集電が第三軌条方式だから、南海電鉄との接続等も考えられないし(そもそもゲージも違うがcoldsweats01)発展性ねぇぞsign01

シャープのためなら、エンヤコラとお金を使うんかい、この世界経済情勢の中、シャープの工場がコケることだって有り得る・・・。
いや~「橋下系改革派」なんてのも、こんなもんなんですね。

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9・27三里塚関西集会に決起(後半)

後半(^^)
いよいよ、特別報告1、「三里塚現地からの報告と訴え」反対同盟の萩原進さん、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さんの登壇だ。割れるような拍手!まず鈴木さんがあいさつ、「あとは萩原さんがうまくまとめてくれると思います」(笑)と始めたあとで、第二誘導路の供用を絶対に許さない!反対同盟は全力で闘ってゆくと宣言された。
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市東さんです。今回、わけのわかんないことが起きてますが、関実とは最後までやってゆく、同盟のみんなもそう考えていると述べられた。そして、親父は土地収用法と闘った、農地法は、「耕すものに権利あり」の1条がかわったが、マニュフェストどおりにはいかない。空港絶対阻止と宣言、すこし緊張されているようであったが、最後は「おまねきありがとうございます、がんばります!」と締めくくり、大きな拍手が巻き起こった。
そして萩原進さん・・・前の2人に話のまとめを振られ?少し困惑気味?であったが、まず「新たな関実運動が始まった。今こそ大きな闘いを盛り上げる時」と話だされ、闘えない原因をさぐりながら、連帯し、闘ってゆく。三里塚は大衆闘争、人民の砦、人民の組織、たたかう気がある人は、いつでも参加できる。内部でほじくりあって、あれはダメ、これはダメという時ではない!と激を飛ばし始めた。「そうだ!」の叫び声、選挙は人民の勝利であるとも総括された。う~ん、あいかわらず力強い発言だ!
と、思っていると、なにやら少しはじけた調子に・・・いろいろと常識から外れたことが起こる。1本の滑走路に、3本もの誘導路・・・こんなことがありますか!そんなものは、止めるべきなんですよ、ペシャンコに!今までのやり方は、潰さなきゃいかん、10・22第二誘導路供用で、ツギハギだらけの滑走路に大型機を飛ばそうとしている。こんなやり方が通っていいのか・・・いいかげんにして下さい。それができないんだったら、こちらからぶち壊します!(パチパチパチ)
航空需要は減っているのに、離発着20万回を30万回に増やす?日航はつぶれますよ。赤字を地元に押し付けるのではなく、自己責任を取ってほしい。日本の航空宇宙政策の取り戻しなんかできない、完全に首根っこを押さえている。成田の地盤沈下から、完全廃港も決して夢ではない・・・と訴えた。
政権が変わったことに委ねることはないが、民衆が我々のほうに来るという自身と確信を持って、関西とともに、文字どおり、民衆の中に・・・きびしさはあるけど、やりがいのある時代だ。
今日は3人で来たので、意気揚々としている(だから3月のときと違って、楽しそうに話をされたのか・)10月11日、行ける人はみんな参加しようと呼びかけて、萩原さんの話は終わった。

続いて、特別報告2、「新たな関西空港反対・東西両軍事空港反対闘争にむけて」と題し、三里塚決戦勝利関西実行委員会代表世話人の永井満さんから。今、三里塚で起こっているムチャクチャなこと、20万回を切るのに30万回に増やす、横風用滑走路の構想も浮上している。「アジアのハブ空港」はとうに消えているのに、その理由は吉沢先生のおっしゃった米軍再編、軍事・兵站としての考えからだと断言された。
関空は閑古鳥が鳴いている・・・沖縄の那覇空港は若い人で一杯なのに、関空は人がいない。閑古鳥の関空になぜ4000mの滑走路が必要なのか?4000m滑走路は、今の民間空港には必要ありません!軍用機のために必要なのだ。今、声を大にして軍事空港反対、軍事利用反対を訴えよう。成田とともに、沖縄とともに、関空の軍事空港反対!を訴えられた。

続いて、決意表明だが、まず6月と8月に援農に参加された若い方(どれくらい若いんだろう?)から、まずリーダー格の方が、自分も荒地を耕して畑をやっているが、9月は秋・冬の作物の準備で忙しいにもかかわらず、3名の方に来ていただいてご苦労様ですと述べた後、誘導路、暫定滑走路から、A滑走路に攻め上っていかなければならない。激突を恐れず闘ってゆく。隊列を増やす、強化する。三里塚闘争の根本は何か?春夏秋冬、耕し続けてきた、これが根本だ!これを支えてゆくこともっとガンガン、援農に行こう!反対同盟が勝ち続けていることが分りますと述べられた。他の若い方は、行ったけど台風とかであまり何もできなかったことを残念がっていたのと、現地調査をお願いしたい・・・過去や現在の闘争の施設等があって、空港がいかにボロボロか、目で確かめることが出来ると訴えられた。
続いて「風をおこす女の会」・・・新しく立ち上げられた団体で、新しく作ったのぼりも今日デビューです。必ず三里塚のことは伝わる。10・11には新しい人を一人でも連れていっしょに行こうと訴えられ、また9月10日から中国電力による埋立て着工攻撃がはじまった、上関原発反対、祝島の闘いに参加してきたことを報告された。(ひぇ~この間、祝島の闘いについて何もふれずに・・・ゴメンなさいm(- -)m・・・)28年間原発計画を止め続けてきた祝島も、三里塚や辺野古と全く同じ、卑劣な妨害やキャンペーンがあることも、自然が豊かなことも。耕すものに権利ありと同じ、海は売らない!島民の阻止行動が、シーカヤックに乗った若者達が阻止行動になっている。島民の闘いが新たな輪を広げ、今日まで完全阻止している。体を張って。生活かけて、命をかけて闘っている。三里塚を、辺野古も、祝島もいっせいに勝たせようと呼びかけられた。
これまた新しく立ち上げられた「大阪の海と空を戦争に使わせない会」から。大阪の人間が関空をどうするのか?これまで関空反対を代表してきた人が、関実の永井さんや松原さんに悪罵をなげつけていることに責任を感じ、またこれまで関空闘争について、実はほとんど知らなかった、泉佐野の闘いと思っていたことが、淡路、明石、神戸の人たちが自分達の問題として関わってきた・・・関空闘争は淡路島から始まった、我が闘い、自分たちが責任をとってきたということを学習した。関空について、自分らの力で学んでやっていきたい。また、大阪湾の軍港化阻止の闘いはここ何年も続いているが、参加したことがない。これではあかんやろう。だから一つの旗印を掲げた、大阪周辺の人も、気軽に参加をと呼びかけられた。
最後は関西合同労働組合。発言者は昔スーツ姿にアタッシュケース(中にはすね当て、作業靴等)で鉄塔決戦に乗り込み、京成成田駅で多くの活動家達が検問で足止めを食らっている中、堂々と通り抜けていった思い出話の後、三里塚は全人民共闘の砦、闘う人士を育ててきた所だ。国家戦略を破綻に追い込んでいる。10・11に全力で決起しようと訴えた。

まとめとして、三里塚決戦勝利関西実行委員会事務局次長の安藤眞一さんから、指をL字型に出して(フィリピン・アキノ民衆革命の時の、ラバンのLですね^^)歴史というのは、今わからへん。あのときがんばって、ああ、やったなぁ~と分る。「第二の三里塚になろう!」この歴史を否定してはいけない。軍事空港はいらない。吉沢先生の講演で「責任」という言葉が出てきたが、私たち一人ひとりの「責任」も問われている。
・原則を守ろう
・非妥協で闘おう
怒りをバネに、私たちは闘う。
最後はみんなで、シュプレヒコール。「三里塚決戦に、勝利するぞ!」「東西両軍事空港粉砕!」「戦争のための米軍再編反対!」「団結してガンバロー!」
うむ、がむばりましょう!思いっきり三里塚現地に行きたくなるupいい集会であったぞ。

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9・27三里塚関西集会に決起(前半)

手術後の抜糸闘争に勝利し、ついでにギプスを作り直してもらって、ようやく右足を地面に付けて歩いて良くなりました。全体重がかかるといけないので、松葉杖はまだまだ必要ですが、階段の上り下り以外は、ずいぶんラクに(^^)・・・ということで、「市東さんの農地を守ろう!成田・関西両空港の軍事使用を許すな9・27三里塚関西集会に決起したぞ~
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集会はあるみさんズも参加virgovirgovirgovirgo結集は200名超え~(写真暗~)
司会・進行は、尼崎・伊丹実行委員会の弥永修さん、大阪の海と空を戦争に使わせない会の長澤民衣さん。13:30の開会の後、三里塚の写真をスライドショー形式で関実の松原さんが説明する。2002か3年ごろの成田空港の航空写真により、東峰の森を削って作られ、ジャンボが通るには幅100mしかない、使い物にならない第二誘導路や、市東さんの畑、家のすぐそばを通り、営農・生活の放棄を強制する「第三の誘導路」計画、暫定滑走路に立ちふさがる東峰神社の位置関係が良く分る。また、市東さんや萩原さん、鈴木さんが農作業している写真もあった。
続いて、三里塚決戦勝利関西実行委員会世話人の山本善偉さんの主催者あいさつ。市東さんを追い出すため、畑仕事をさせないための第三誘導路計画を弾劾したあと、反対同盟があの苦しい中で堂々と営農されていることが三里塚闘争の根本であること、また関西も成田もどちらも軍事空港になるということを述べた。
部落解放同盟全国連合会から、書記長の中田潔さんが連帯のあいさつ。関実の集会には久しぶりに来た、集会後のデモも久しぶりだと述べた後、関西の闘う仲間の思いが心に伝わってくる、全国連はこれからも闘いの重要な位置を担ってゆくと表明された。また、狭山再審についてかつてないきわめて重要な情勢である。全ての証拠を開示せよ、再審を開始せよと東京高裁に要求しよう、10・11に取り組むとともに、10・25狭山中央闘争に全力決起すると宣言した。
「米軍再編と日米安保愛製の50年を問う」と題して、パトリオットミサイルはいらない習志野基地行動実行委員会、埼玉大学講師の吉沢弘志さんの講演である。吉沢さんが現在住んでいる目の前が自衛隊の中央即応集団であること、71年の強制代執行闘争に参加し、三里塚に強い連帯を表明すると発言された後、講演が始まった。
米国は冷戦終結後、強大な軍事力を保持するために新たな「敵」を見つけなければならなくなった。「ならず者国家(クリントン大統領がこの言葉を始めて使用)」テロ国家、そして「テロ組織」へと、普通では考えられない国を相手に戦争をする。これでは世界中の世論は受け入れられない、だから単独主義に走ったのだと説明された後に、オバマ大統領の国連総会演説に触れ、そのレトリックについて解説された。曰く、オバマの演説にはresuponsibility(責任)という言葉をよく使う。アメリカ国民の責任、同盟国の責任、地球の責任等々・・・オバマは「単独主義」からの撤退を言っているが、単独で解決できないのは当たり前で、アメリカの責任で正当性の名の下に、ともに(同盟を組んで)問題を解決していこうではないかと言っているにすぎない。リーダーシップはアメリカですよということだ。だから、核の問題については北朝鮮やイランを名指しで非難する。核の廃絶を言うならば自国の核を廃絶すればよい、自分の責任をはぐらかしているのがそのレトリックである、ということである。また核廃絶を言うならば、核兵器の原料を生み出す原発(核エネルギー)からの撤退についても触れていないと批判された。
そして日本の情勢に触れ、24日、防衛大臣は防衛大綱の見直しの「先送りを行わない」ことを表明した。おそらくオバマ・鳩山会談の中で何か圧力があったのだろう。そもそも防衛大綱というのは、4次防で必要最小限の防衛力が整備されたとされた後の「現状維持」のためのものなのであるが、アメリカの新しい世界戦略に追随してそれを超える装備(ヘリ空母、空中給油機)の購入が決定されたりしている。成田・関西の軍事空港化もこのへんから始まっている。そして大綱の策定サイクルはどんどん短くなって、アメリカQDRの4年毎見直しに連携をとっていくのだろう。だから政権が変わっても、米軍再編の基本理念は守らなければならないという圧力がかかる。
米軍再編とは、いつどこから攻めてくるか分らない敵と戦うため、世界中どこへでもいつでも戦力を展開する軍隊へと変質をめざす、駐留型から移動型への変更である。日米同盟は特殊で、憲法は日本の最高法規と明記されており、安保条約やそれにかかわる法律は憲法の下にあるはずだが、日米同盟が憲法の上にある。97年新ガイドライン成立に基づき、安保条約の「極東条項」は事実上消滅し、周辺事態法は、どこまでいっても日本周辺ということになった。(ちなみに米軍のFEN・・・極東放送網は、97年10月にAFN・・・米軍放送網に変化、早い対応!)
日本においては、これまでソ連を仮想敵として軍備を配置してきたが、冷戦終結後、世界のどこの国が明確な敵か明らかにしない、軍事のコンセンサスが違ってきた。いつ、どこから攻撃があるか分からないのだが、アメリカが02年「概念計画COPLAN5055」を策定し、その後朝鮮有事を想定した国民総動員の有事法制・武力攻撃事態法や国民保護法が、自民党と民主党の協力でできた。「概念計画・・・」は05年の2+2で「共同作戦計画OPLAN5055」へ格上げの確認がなされ、米軍再編の中間報告とされる「日米同盟 未来のための変革と再編」(05年10月)が、事実上の「新安保条約」となる。これは国会の承認も何も受けていない!
日本は島国であるためか、朝鮮や中国のことになると過剰な反応をするが、自衛隊が北朝鮮・中国を仮想敵国としても、アメリカがそうだとは限らない。アメリカが本気で中国(中国がバックにいる北朝鮮)を敵にまわすか?世界経済の常識で言えば、アメリカの輸出入その他における、中国経済の大きな存在がある。ヒラリークリントンは、過激なまでの中国派(資金源は中国系企業)と言われている。「もっと悪いのは奥にある、それは中東だ」というのがアメリカの世論だ。イラク・イラン・アフガニスタン・・・アメリカは民主党政権に、必ずアフガンへの派兵を訴えてくるだろう。
中国・朝鮮を名目にPAC3は配備された。習志野のPAC3は成田空港の防衛のためである。中国・朝鮮は軍事的マヌーヴァー(ごまかし)であることを明確にし、アメリカが本当に狙っていること、これについていくのかsign02国民世論に憲法の精神・平和的な共生を訴える。三里塚の闘いをしっかりものを言うための一里塚にしようと訴えられた。
鳩山新内閣の外交・防衛問題に対する左の側の甘い見方に警告を発し、これからがむばらねばならないという気持ちになる講演であった。
その後、10分休憩、後ろで上関原発建設に反対する署名が集められていたので、それに応じる。
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萩原さんの写真・・・後半につづく、なお、私は今日はデモには不参加としたが、10・11はなんとかなりそうcoldsweats01

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何をやってるかで判断される

「再建協の反スタ論」で、草加さんからいただいたコメントの中で

(前略)でも、一番大切なのはその「目的」のために、日常的に何をやっているのかという実践の問題だと思う。
別の言い方をすれば、彼らが何者でどういう人たちであるのかは、彼らが「何を言っているか」ではなく、日常的に「何をしているか」によって判断されるのだということを肝に銘じるべきでしょう。(以下略)
というのがあった。
 ようするに理論がいくら立派であっても、やってることが伴わない、あるいは別のことをやっているというのではダメだということ。
 これに関しては、学生時代に自分もかかわっていた黒ヘルの人たちからこんなふうなことを言われた。
 「中核派が将来どういった社会を作るのかを明らかにしていないが、彼らが今やっている、反対派はことごとく恫喝をかけてつぶすような連中が権力をとったらどうなるんか!」
 で、私はこれを私をオルグっていた担当にぶつけ「今三里塚でいっしょにやっている赤ヘルさんや青ヘルさんも、将来対立したらつぶすようなことが起こるのを恐れる」と言ったのだが「黒ヘルは脱落派だから云々・・・」ということで議論は平行したままだった。
 結局その矛盾をきちんと解決しないまま、黒ヘル運動から脱落する形で、ずるずる「前進」を読み続けている生活になった。ちなみに当時の我が大学の黒ヘルグループは、私が入学する前に三里塚分裂その他で中核派と対立、なんやかんやで「反革命規定」まで食らったらしい。その過程で中核派全学連は関西において京大重視政策を取り、大学内のサークル等の中核派拠点はなくなる・・・すなわち学内における運動については、何も責任を取らず出て行った。ちなみに件の中核派批判をした方は、三里塚分裂において北原派を支持していたそうな。

80年代の革共同・中核派は、革命軍戦略の位置づけの誤りや、代行主義のはびこりにより、第4インターへの武装襲撃から「脱落派」と見なした党派・グループへの襲撃や恫喝へと進み、当時の先進的な学生運動・大衆運動に多大なる悪影響を及ぼしたのだが、この誤りの原因は、党内外におけるプロレタリア民主主義の思想および実践の欠如であったと思う。で、あれから25年余を経て、ようやくそれらを総括・反省するスタートラインに立ったわけである。もちろんこれらの批判は「日本共産党の民主集中制は、民主主義がないからダメ・・・」「カクマルは・・・」「安田派は・・・」という、他の悪例を批判していればこと足れりではないことは、言うまでもない。

ここで「党再建のために何を考えているか」における革命派さんのコメント

ひょっとしてこれは、スターリン主義批判からレーニン主義の否定(見直し)、「民主主義派」へと転落していくあのプロセスなのか?。
そういえばどこにも、レーニン主義の根幹である“プロレタリア独裁”や“暴力革命”、集中し組織された“前衛党”に関する記述がない。すでに捨てているか?。(以下略)

や名無しさんのコメント
民主集中制は、民主主義じゃないの!?プロレタリア独裁は、民主主義じゃないの!?

のような批判をいただくことになるが、プロ独にしろ民主集中制にしろ暴力革命にしろ、その根幹にプロレタリア民主主義が座ってなければならないし、逆にそれらの言葉を使っているからといって、プロレタリア民主主義の実践が伴わないことには何もならない。中公新書「魯迅」(片山智行、1996年)のまえがきで、魯迅が中国の民衆を苦しめてきた悪霊支配、それを生み出す「馬々虎々(マーマーフーフー・・・「虚偽」「欺瞞」をも含む人間的いい加減さのこと)」と闘ってきたことを紹介しているが、その片山氏の文章に
たとえ主張することが「革命」「解放」「正義」であろうとも、もしその人間が実質をいい加減にして看板(名)に安住するならば、たちまち堕落が始まる。旧支配者が儒教(名)を支配の道具として利用したように、革命者が威圧的に「名」を振りかざすのみであるならば、知らぬ間に悪霊支配に陥っていくであろう。
とある。「名」を振り回す前に「実」を議論したい。その「実」は、常に内から外から、検証が必要とされる。そして最終判断をするのは、プロレタリア民衆である。

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10月の反戦集会に決起せよ!

関西における10月の反戦集会のご案内
まず10月12日(うへぇ~三里塚全国集会の翌日じゃん)

戦争あかん!基地いらん!09関西のつどい とき: 10月12日(月・休)12時半開場、13時開会 ところ:大阪城公園野外音楽堂(JR森之宮 地下鉄森之宮駅下車) 主催:戦争あかん!基地いらん!09関西のつどい実行委員会 ■参加資料代:500円 ■講演:ベンジャミン・クルズさん(米グァム州議会副議長)『グァムから反基地闘争への連帯を訴える』/沖縄から 高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会) ■発言:国会報告/連帯アピール  ■音楽:宮里ひろしさん(最後のURCシンガー)/韓国の民族楽器演奏(サムルノリ)  ■デモ ■協賛:大阪平和人権センター

そして翌週18日は、京都丸山野音だ~punch

’09このままでええの?!日本と世界 反戦・反貧困・反差別共同行動in京都
とき:10月18日(日)午後1時半
ところ:京都丸山公園野外音楽堂
主催:反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)実行委員会
■デモ:集会終了後(円山公園→京都市役所前) 
■講演:纐纈 厚(山口大学教員)「このままでええの? 日米同盟」(仮題)
■特別アピール:知花昌一(読谷村議)「読谷から」、岡 真理(京都大学教員)「パレスチナは今」
■ライブ:パンタ(頭脳警察)、趙 博(浪速の巨人) 
■各戦線・団体からの報告 

参考:関西共同行動集会案内一覧

19日ぐらいになったら、足もほぼ完全回復してるだろう(^^)(^^)//

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党再建のために何を考えているか

さて、政治集会のレジュメをブログネタにする企画、第三弾、③は省略としたので
④対安田派闘争と革共同再建の現段階 から

今日、安田派が革共同を簒奪し無残な変質を遂げているなかで、安田派との対決を避けたり、安田派に依拠して革共同の再建を目論む傾向が発生している。しかしこれらの「潮流」は、革共同の歴史的総括にもとづいて、革共運動を再生することは不可能である。早晩、革命運動の妨害物に転落するであろう。
革共運動の再生のためには、具体的には、共産主義者の政治・戦闘集団として、つぎのような点を重視しなければならない。
指導機関と細胞の関係-個々のイストと細胞の自立性を重視することである。上意下達や、軍令によらずに、1人ひとりが自分の活動領域で共産主義の政治を組織し、実践できること。綱領や戦術はそのうえで成立する。
路線と方針の形成の方法-激烈討論・激烈実践で、内外の論争・討論を歓迎する。なによりお労働者同志、組合活動家、学者・インテリゲンツィア、他党派の活動家も歓迎する。
統一戦線や大衆運動、労働組合について-革命にむけて(革命の後も)、その利害を守る先頭に立つことが、革共同再建協議会の立場である。一言で言えば、「代行主義」の克服である。
われわれがめざす革命党は、党の自己目的化を生み出す思考と決別し、党の手段性と党の自己止揚の論理にふまえて建設する。闘う戦闘集団としての規律と高度の団結をもったうえに、労働者的実体を基礎に階級と生き生きと結合できる党であるために、次のような目標と基準を提起したい。
第1に、党の路線と方針、個々の活動が、たえず階級によって検証され、労働者人民とともに学ぶことができること。
第2に、党員どうしの、および中央と細胞の同格性をしっかりと確認し、党内においてこそ厳格にプロレタリア民主主義を実践すること。
第3に、自立した共産主義者の団結体としての革命的労働者党であること。
「前衛党」という規定は、自らが権力機構となることを概念のうちにはらんでいる。党が権力機構とならないために、消滅が必然的となるために、いままでの革共同のあり方そのものを自己点検し、改めなければならない。なによりも、自ら権威を求め、権威をつくるあり方は克服しなければならない。

未来第41号に、9・6革共同政治集会にの記事掲載中、で、このシリーズsign02は、とりあえずこれで終わります(^^)/

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内なるスターリン主義の克服へ

昨日の続き、つづいて(Ⅶ)革命的共産主義運動の再生のために より転載

①革共同の歴史的総括
われわれは、69年以来ほぼ40年間にわたり総括しない党になっていた。いま革命的共産主義運動の再建にあたってもっとも求められているんは革共同の歴史的総括である。なぜ今日の安田派的惨状を生み出したのか、いっさいを清算せず、自己合理化せず、革共同としての自己切開的な総括をやりぬかなければならない。
われわれはなぜ2006年の3・14決起を敢行せざるを得なかったのか?ほとんどの党員が展望を失うような党生活の行き詰まりがあった。共産主義者として立派に闘っている人間をどれだけ排除してきたか。党としてこれらの点を根底的に総括する必要がある。
②革共同が陥っていた諸問題
第1に、革命軍戦略の問題がある。現代革命の特殊性を解決するための戦略としてあった先制的内戦戦略を普遍的な戦略にまで高め、「対権力対峙段階戦取」を主張する空論性。「三里塚-国鉄決戦」という形で、革命軍の戦闘にすべてを委ねる代行主義と軍への依存主義におちいっていた。
第2に、新自由主義攻撃とソ連崩壊情勢への無対応、むしろ屈服がある。反スタ・革共運動の主体であるわれわれ自身の問題としてとらえるとき、党的に必要な感性や理論的研鑽が摩滅していた。清水議長の「現代戦争テーゼ」の呪縛にとらわれすぎた結果、情勢と対決できない党になっていた。さらに国鉄分割民営化攻撃のもつ戦略性をみすえられず、階級闘争の現実と乖離したあり方に陥っていた。
第3に、革共同の内なるスターリン主義の深刻性である。06年3.14決起の必要性・必然性は、革共同政治局の崩壊と私党連合への変質と、党員の革命的主体性を抑圧する党内民主主義の圧殺に根底的原因があった。
その他、総括することが必要な事項―6回大会の綱領・規約・開催そのものの限界性と誤り、5月ガイド(総括なき路線転換)、対カクマル戦争総括(反革命が台頭したとき、革命党が武装して闘うのは当然である。その決断によってわれわれは革命的共産主義運動と階級闘争を守りぬいた。しかし、その延長上に革命があるかのような過大な位置づけを与えたことの問題性)、60年代、70年代総括、第3次分裂と3全総の意義、結論として、反スターリン主義なき星雲状態となった現状への根底的切開。

この後に続く③ミニ・スターリン主義党派に変質した安田派の現状 については、みなさん良く分っていると思われるので、省略sign02

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再建協の反スタ論

9月3日に行われた「革共同政治集会」プログラム・レジュメを入手した。革共同奪還・日程打倒のための「新しい綱領」については、このレジュメに提起されたものを元に内外での議論をふまえながら、時間をかけて制定される。なお、詳しい内容は今度の「展望」に出るらしい。
で、今回は報告Ⅰ「21世紀現代革命の綱領のために-革命的共産主義運動の再生をめざして-」(Ⅳ)社会主義・共産主義とスターリン主義論 から、②ロシア革命とレーニンの継承 ③スターリン主義の実体と現実の把握の重要性 を完全転載!

②ロシア革命とレーニンの継承 ロシア革命の意義と限界の対象化によって共産主義への道がより透明になる。ロシア革命によって、本質的に時代が資本主義から社会主義への過渡期に入ったと確認できる。世界革命と過渡期政策に挑戦したロシア革命を、世界プロレタリア革命の得難い教訓として、その限界を含めて対象化すること ソ連崩壊によって、反スターリン主義を掲げる革命的左翼自身が、スターリン主義圏を含む世界のプロレタリアートに、鮮明なスターリン主義批判と共産主義・社会主義像を示すことができていなかったことが暴露された。そのように主体的に総括するからこそ、われわれは、ソ連が崩壊したから社会主義はすべて終わりという考えはとらない。200年あまりに及ぶ社会主義・共産主義運動の遺産を正しく継承することに力をつくす。 われわれは故・本多書記長以来、レーニンの党と革命論に徹して半世紀の実践をやりぬいてきた。世界でもっとも愚直にレーニン主義を実践してきたのである。その限界までやりぬいたからこそ、レーニンにも問題があることが見えてきた。レーニンをも相対化し、スターリン主義化の責任を追求することは重要である。そのためにもレーニンの中にスターリン主義化の要因を見つけるだけの安易な立場は通用しない。ロシア革命が逢着した困難や壁、それにたいするレーニンの取った態度や諸政策の問題を具体的に分析することが大事である。

③スターリン主義の実体と現実の把握の重要性
 一国社会主義論さえ批判しておけばスターリン主義の歴史的現実や実態はどうでもいいという態度はとらない。共産主義の党がなぜ変質するのか、反対派の排除と粛正、農業集団化の過程の厖大な犠牲、対独戦の過程から戦後あで続く強制収用所と処刑など、スターリン主義の問題は、スターリンの党独裁に至る実践そのものであった。その際、スターリンがあらかじめ整合的な理論を持っていて、それにもとづいて党や階級を獲得したなどと考えるのは観念論である。スターリン主義を本質的次元で一国社会主義ととらえることは正しいが、現実のスターリン主義の成立の次元について言えば、一国社会主義も後からする理由づけに過ぎない。
スターリン主義成立の次元(レーニンの苦闘と責任):
◆党の変質・官僚的独裁の機関化
◆労働者国家の堕落と変質(ソビエト民主主義の破壊)
◆工場委員会の骨抜き化
◆農民農業政策
◆民族政策

つづくよ

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大親分は極右と左

鳩山新政権が発足したが、我らが土木建築業界の大親分、国土交通大臣には、前原誠治が就任した。
皆さんご存知のとおり、松下政経塾出身で、日本会議にも所属する超改憲派議員である。
ま、ダム建設見直し・・・多くのダムが計画から何十年も立っている、で、そのダムがなくて困ったことがあるのかsign02・・・は当然やらんといかんだろう。だが私が評価するのは彼が「鉄ちゃん」であること1点のみ。他はぜ~んぜん支持しないもんねぇangryちなみに鉄ネタ的に、こんなもんがあるようだ。

かと思うと、国土交通副大臣が社民党の辻本清美である。辻本ブログ国土交通副大臣に就任しましたより

9月18日。私は、国土交通副大臣に就任しました。
ひとと環境にやさしいまちづくりをめざして、公共交通の充実などにとりくみます。
また私は、学生時代から旅行企画を手がけてきました。観光にも力を入れて、地域地域のよさを伝えていきたいと思います。

う~む、極右と左(ネトウヨさんからみれば、前原氏が普通で、辻本氏は「極左」の分類になるのだろうが^^),が大親分か・・・

マル共連では、辻本が副大臣になることで、三里塚闘争に何かいい影響がでるのでは?ということが話題になったが、堂本前千葉県知事・・・環境派を標榜して知事に当選するも、成田空港建設を大推進した・・・の例もあるので、期待しないほうが良いとのこと

てか、三里塚の空港建設なんて、壮大な「ムダな公共事業」じゃないか、すぐ中止せんかいsign03punch

あと、極右・左コンビに勝手に期待するとすれば、鉄道をはじめとする公共交通政策かtrain
整備新幹線なんか、いらんぞ~・・・今作ってるとこだけで十分
LRTも、路面電車タイプにこだわらんでもいいから、推進しろ~

蛇足・・・高速道路無料化について・・・この政策、あちこちで批判も大きいので、社会実験をしつつ、人口の少ないところは完全無料、東名や中央道、中国道等の幹線は料金を大幅に値下げ、本四連絡橋等は、フェリーとの競合もあるので、それなりの料金を取る(建設費もかかってるしね)ぐらで落ち着くのではないだろうか・・・

あと、「前原サプライズ」でJR運賃半額moneybagとかやっていただくと、ありがたいtrain


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ぬゎ~にがシルバーウィークじゃい!

世間では「シルバーウィーク」と騒がれている、来週も天気はよさそうだsun
でも、足の怪我ではどこにも行けないよぅ~んwobbly
しかし、これを機会に「関西鉄道バリアフリー度チェック」にでも出かけようか。

ということで、2年前の福岡出張ついでの長崎行きの写真をば・・・
2008年3月に南線(島原外港~加津佐)が廃止になるので、その前に乗車しました。
ちなみに、その年の秋は、メチャメチャ暑かったsun
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加津佐駅にて、黄色いディーゼルカー

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ちゃんと終点の加津佐駅まで行きましたからね(^^)(^^)
列車走行写真もフィルムで撮影したんですが、なんとフィルム装填ミスで1本オシャカにcameraと、いうことで、写真はありません。

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「島原の子守唄」のイラスト。ちなみに島原の子守唄、作詞・作曲は島原鉄道の元社長にして、「まぼろしの邪馬台国」を発表した宮崎康平氏とのこと。

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長崎市内にも行きました。路面電車は長らく100円均一運賃でしたが、近々120円に値上げ(それでも安い)されるそうです。

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グラバー邸の近く

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紀州鉄道キハ603型

ひさしぶりに、純粋のテツネタtrain
といっても、今はウロウロできないので、2年ほど前に乗車した紀州鉄道キハ603型です。
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JR紀勢本線の御坊駅にて。行政がなにやらキャンペーンをやっていて「人KENまもる君」のヘッドマークがついています。

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木の床に簡単なつくりのクロスシートがなんともいえませんが・・・

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ガラガラです(^^)(^^)/

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紀州鉄道は、御坊ー西御坊間2.7㎞のミニ路線です。かつては「日本一短い民鉄」だったのですが、成田空港建設の地元見返り(反動)事業として開通した、芝山鉄道(東成田-芝山千代田間2.2㎞)に、2002年にその座を譲り渡してしまったのです。芝山鉄道のバカヤローangry
ちなみに1989年までは、西御坊から先の日高川まで線路があり、80年代に国鉄貨物輸送があった時は製材所から出てきたチップ輸送なんかもやっていたようです。
また、紀州鉄道は前身の御坊臨港鉄道が70年代に廃止されそうになったものを、磐梯電鉄不動産という縁もゆかりもなかった不動産会社が株式を取得し、鉄道ブランドを手に入れ、72年に紀州鉄道として再出発したこと・・・まぁ不動産会社が半分「道楽」で経営しているようなものかsign02ちなみに紀州鉄道のHPはこちら・・・小さな鉄道会社なのに、何やらリゾートやホテルの宣伝のほうが目立ちます。

1時間に2本程度の運行ですが、路線が短いため基本的に1両でいったりきたりしています。平日は北条鉄道から譲り受けたキテツ1型が走っていますが、休日はファンサービスhappy01ということか、旧型のキハ603が往復しています。

で、今回この記事を書こうと思ったのが、こちら
紀州鉄道キハ603の動態保存に5000万円かかりますを見たから・・・で、一部引用

北条鉄道から譲ってもらったキテツ1形(2軸の80年代型レールバスの生き残り)が走るようになってからは、1960年(新潟鐵工所)製のキハ603は予備車となっていた。
 紀鉄で動くのはキテツ1とキハ603の2両だけ。キテツ1が検査中はキハ603が大活躍する。最近は週末に鉄道マニア向けにキハ603が運用に入ることも目立つようになった。鹿島鉄道亡き後、キハ20系と同世代の非国鉄系気動車はヨソでは途絶えてしまったんで、気動車史的にはそれなりに貴重な存在となり得た。

で、2009年度中には、この車両は廃止予定?なんでも、整備に必要な在庫部品もなく、車体整備で1840万円、年間維持費500万円、なんやかんやで6年間に5000万円程度必要になるそうだ。

古き良き鉄道がまたひとつなくなってゆくようです(廃線にならないだけ、マシか)、リンクした記事にもあるように、古い車両をキチンと残そうとすると、それなりにお金がかかります。「しゃーねーなぁ、じゃぁ動態保存はあきらめて、静態保存に・・・」とは言っても、駅構内や公園なんかで雨ざらしになっている車両は、すぐに色あせ、錆びたりボロボロになったりと、目も当てられない状態になったりもします。それなりに屋根のあるところで、手入れもしなければなりませぬ・・・お金がかかりますmoneybag

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西御坊の駅にて

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行き止まりですdown

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日高川までのびていた跡・・・廃線跡歩きは、していません。

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木のラッチはなんかいい雰囲気ですが・・・

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駅はひっそり感満載。

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春先なので、ちいさな緑を入れてみました。

本当に今年じゅうに廃車になるのでしょうか?「保存闘争に決起せよ!」と叫びたくなるほど愛着のある車両ではなかったものの、今や貴重な木の床、湘南窓の車両がなくなるのは寂しいかぎりであります。


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おまたせ~「黒あるみさん」登場!

麻生政権総辞職のよき日に、皆様に「黒あるみさん」を公開いたしますheart01
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「熊野寮」とか「福日労」とかメットに書いてもよかったのですが、やはり黒はノンセクの象徴ということで、あえて文字は書きませんでした(ラクですねぇ~^^)

ボリューム(E:);学生運動というブログがあります。70年代にどんな党派がどんなメットで活躍したか調べて紹介されているものです。黒ヘルに文字はなになにというのも、けっこうあったようです。
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部屋が暗いので、黒あるみさんはホント、目立ちません。作業服も地味系(ちょっとミリタリーsign02)です。
あと、注目はバック
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黒あるみさんは、金沢あるみさんの通常品バージョンですので、吊革を持っています。他の3あるみさんズは、バリエーションバージョンのテスターなんですが・・・それにしても、吊革持って闘争参加も、おしゃれです(^^)(^^)(^^)///

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たたかうあるみさんズ、集合sign03

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我々は~闘うぞ~punchannoy

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10・11三里塚全国集会

行けるかどうかまだ分りませんが、まずは関西にて
9・27三里塚関西集会

市東さんの農地を守ろう!成田・関西両空港の軍事使用を許すな!
 9・27 三里塚関西集会
  10・11三里塚全国集会に総結集しよう!
  暫定滑走路「北延伸」を供用させるな! 
  第3の誘導路計画粉砕!
  関西空港・大阪湾ベイエリアを侵略拠点にさせない!
  日米軍事一体化、自衛隊の海外派兵、9条改憲を阻止しよう!

◆と き 9月27日(日)午後1時半~4時半
◆ところ 大阪市立中央会館・ホール (大阪市中央区島之内2-12-31、地下鉄堺筋線長堀橋駅下車)

■講演 「米軍再編と日米安保体制50年を問う」 
 講師・吉沢弘志さん(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会、埼玉大学講師)
特別報告① 三里塚芝山連合空港反対同盟
特別報告② 永井満(関西実行委員会代表世話人)
参加・資料代カンパ 1000円。三里塚写真展も同時開催いたします。集会後、なんばまでデモ。

■主催/三里塚芝山連合空港反対同盟
      三里塚決戦勝利関西実行委員会

反対同盟と共催です。

そして10・11三里塚全国集会に総結集を
反対同盟の招請状を転載!

招請状 三里塚芝山連合空港反対同盟  全国の労働者、農民、闘う仲間のみなさん。戦後長く続いた自民党による政治支配が、人民の激しい怒りによってついに倒壊しました。恐慌がもたらす底知れぬ危機の中、どんな既成政党もこれにとって代わることはできません。労働者、農民、人民の力のみが新たな時代を切り開く激動情勢──、これはまた三里塚闘争の勝利を開く決定的情勢の到来です。「空港絶対反対」「農地死守」の43年間不屈の闘いが、いよいよその真価を発揮する時がきました。わが反対同盟は敢然と決戦を挑む決意です。10・11全国総決起集会への大結集を訴えます。  労働者を襲う首切り、賃下げ、雇い止めといった資本の攻撃と同じ攻撃が、全国の農民に対してもはげしく向けられています。  6月17日、改悪農地法が成立しました。これは戦後闘いとった農地改革の成果を根底から覆す攻撃です。農民から農地を奪い企業(資本)に引き渡す制度の開始であり、資本による農業からの徹底収奪です。300万農家を40万戸に激減させるこの攻撃は、道州制による360万自治体労働者解雇攻撃と同根です。  恐慌は保護主義をもたらし、保護主義はアジア勢力圏化と戦争に向かいます。WTO(世界貿易機関)の決裂とFTA/EPA(自由貿易協定/経済連携協定)の推進は、破綻にあえぐ成田空港の立て直しと一体不可分です。北延伸10月供用前倒し、「へ」の字誘導路の緩和計画と飛行回数1・5倍化、24時間空港化。そして北朝鮮排外主義のなかでの成田空港の軍事化攻撃。民営化・労組破壊と一体のもと、国策と闘い続ける三里塚闘争を解体する攻撃の激化は不可避です。  7月29日、政府権力は「4者協議会」(国交省、成田空港会社、千葉県、地元自治体)で、市東さんの家屋・出荷場など建物と畑を空港内に取り込む、断じて許せぬ誘導路計画(「第3の誘導路」)を打ちだしました。天神峰現闘本部裁判(千葉地裁民事5部・仲戸川裁判長)では、年内にも仮執行宣言付き判決で、最高裁判決確定の前に本部建物を証拠もろとも破壊する策動を強めています。これらせっぱ詰まった攻撃は不屈に闘う三里塚への恐怖の現れです。  三里塚闘争は戦前戦後の農民運動を引きつぎ、絶対不屈、農地死守・実力闘争で闘ってきました。親子3代90年の農地を、農地法で事実上「収用」する攻撃は、全国の農民・労働者の怒りを根底からかき立てずにおきません。三里塚闘争は必ず勝利します。わが反対同盟は圧倒的な自信と確信を深めています。  勝利への道は、「空港絶対反対・一切の話し合い拒否」「農地死守・実力闘争」「二期阻止・空港廃港」の闘争原則と動労千葉とともに闘いとった労農連帯です。沖縄や関西住民を始めとする反戦・反核・反権力、反差別の広範な市民運動・住民運動との連帯です。反対同盟はいかなる闘争破壊も許さない。改憲と戦争への道を阻止するために、韓国やアメリカをはじめとする全世界の労働者と連帯して闘おう。  いまこそ、権力と資本による分断をうち破り、労働者と農民は連帯して闘わなければなりません。10・11全国集会に総結集されることを心から訴えます。 2009年9月1日 

さて、なのなの勢力さんとこに近況コメントしたら、
 

10.11は車椅子で登場ってのはどうでしょう?デモのときは押してあげますよ!

と、ありがたい提案をしてもらいました。
そーか、車椅子か・・・1日レンタルのようなものもあるようです(^^)/
松葉杖ケンケンだと、通常の3倍の移動時間と体力を使いますからねぇ~

あるみさんのぼりは再び北総台地に翻るかsign02


 

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日米合同軍事演習反対!

集会のお知らせです(私ゃ行けません・・・coldsweats02

日米合同軍事演習反対! 9・19あいば野集会  ◆と き:9月19日(土) 午後2時から集会   3時10分からデモ(JR今津駅解散)  ◆ところ:滋賀県高島市今津町 住吉公園       ※JR今津駅を東側に出て、線路沿いに北へ歩3分)  ○主催:フォーラム平和関西ブロック     '09あいば野に平和を!近畿ネットワーク

「未来」第40号より

日米合同軍事演習反対
米軍から実戦技術の習得ねらう
9・19 あいば野集会へ

10月上旬から下旬にかけて、滋賀県の陸上自衛隊あいば野演習場と今津駐屯地において、日米合同軍事演習が強行されようとしている。
自衛隊の参加部隊は、陸自第3師団(兵庫県伊丹市)所属の第7普通科連隊(京都府福知山市)基幹部隊。米軍は、米陸軍第42歩兵師団所属の第1―69歩兵大隊(ニューヨーク州兵)基幹部隊である。担任官は、自衛隊が第3師団長であり、米軍が在日米陸軍司令官である。
あいば野での日米合同軍事演習は、1986年に初めて強行されて以来、今回で10回目となる。昨年も、11月28日から12月17日まで20日間おこなわれており、2年連続だ。

アフガニスタン想定し実戦訓練
演習内容や部隊規模は、いまだ公表されていないが、過去の演習時、米軍サイドがどう言っているかをみれば、その実態は明瞭だ。
99年の合同軍事演習においては、訓練開始式で、米軍将校が「両軍はいずれ肩を並べて戦場に立つことになる」「朝鮮半島の共通の敵と戦う準備をしておかねば・・・」と述べている。
また、イラク侵略戦争開始以降、あいば野演習場には、都市型戦闘訓練のためのビルディングが3棟建設され、自衛隊と米海兵隊が銃撃戦で制圧する訓練もおこなわれてきた。
さらに、今年3月、北海道大演習場でおこなわれた日米合同軍事演習の際には、米軍側指揮官が記者会見で「今後、アフガニスタンに派兵される可能性のある自分にとって、非常に価値ある経験だ」と発言した。狙いをあけすけに言われ、あわてた陸自・北部方面隊が「今回の共同訓練は、あくまで日米の共同連携を図るのが目的で、アフガンでの活動を想定した訓練ではない」と釈明する一幕もあった。

イラク戦投入の州兵と演習
さて、今回のあいば野演習で相棒となる米側部隊は州兵であるが、州兵といえども、イラク侵略戦争開始以降、次々と前線に投入され、死線をくぐってきた部隊だ。
「陸軍州兵は、師団8個、独立旅団15個、装甲騎兵連隊1個のほか、100個を超す独立大隊を持ち、その内訳は歩兵、砲兵、防空兵、工兵など多岐にわたっている。特に独立旅団(Separate Brigade) は、動員から編成完結、訓練、展開開始という一連のプロセスを動員命令後90日以内に完了させることが可能であり、高い即応性を維持している。・・・陸軍州兵は、主力戦車M1、装甲歩兵戦闘車両M2、対戦車ミサイルTOW、攻撃ヘリUH60A、AH64など世界有数レベルの装備を有している。」(レファレンス2003年7月号、鈴木滋)
今回の合同軍事演習における自衛隊側の狙いが、米軍の実戦経験から直接に軍事技術を習得することにあるのは明白だ。訓練とはいえ、他国との合同軍事作戦をおこなうこと自体、憲法違反そのものだ。絶対に認められない。
沖縄、岩国、神奈川での新基地建設・基地拡張とたたかう住民と連帯し、米軍再編・強化、日米軍事一体化を粉砕しよう。日米安保体制を粉砕しよう。

PAC3ミサイル 無人偵察機隊も
あいば野の侵略出撃拠点化にむけた動きもすすんでいる。
昨年3月、車両に積んだレーダーなどで敵情報を集める移動監視隊(約50人)が、陸自今津駐屯地に新設された。無人ヘリコプターを地上から遠隔操作して情報収集する無人偵察機隊(仮称)が、来年3月までに常駐するという計画もある。
今年4月には、演習場に隣接する空自あいば野分屯基地にPAC3ミサイルが、多くの反対の声を無視して配備された。あいば野の侵略出撃拠点化を阻もう。

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絵描いてても風呂ぐらい入らせろ!

多くの温泉やスーパー銭湯の公衆浴場では「刺青のある方の入場お断り」となっている。で、こんなニュースを毎日jpから・・・
建造物侵入:看板を無視し入浴 入れ墨の組長を容疑で逮捕

福岡県警は11日、入浴施設に掲げていた「入れ墨のある方お断り」の看板を無視して入浴したとして、暴力団組長、藤浦良幸容疑者(54)=福岡県朝倉市=を建造物侵入容疑で逮捕したと発表した。藤浦容疑者は入れ墨をしていた。県警によると、「疲れを癒やすために風呂に入りたかった」と認めているという。同様のケースに同容疑を適用するのは極めて珍しい。
 容疑は、今年2月、朝倉市内の入浴施設で「入れ墨のある方の入館は固くお断りします」と書かれた看板があった上、施設側から入浴を断られたのに、施設内に侵入したとしている。入浴日は特定していないという。
 県警によると、藤浦容疑者は上腕部や背中に入れ墨をしていたため、入浴前に経営者が「他の客に迷惑がかかる」と注意したが、聞き入れなかったという。「入れ墨をした暴力団風の男が入浴している」との匿名の通報が6月、県警に寄せられ、捜査を開始。施設側は翌月に被害届を出した。県警は、看板や注意を無視して他人の建物内に無断侵入した行為と判断し、同容疑で10日、逮捕した。【川名壮志】

暴力団、ヤクザ屋さんという組織、あり方を肯定するものでは全く無いが、、「疲れを癒やすために風呂に入りたかった」という気持ちは、すごく分るぞ~(今、右足ギプスで風呂入れないもんねhappy01
逮捕された方は、たまたま刺青+暴力団組長で、後者の地位が特に問題視されたようだが、では若気の過ちで刺青を入れた後、足を洗って更生した人は一生温泉とか入れないのかsign02

子どもの頃、実家に風呂はあったが、親父によく近所の銭湯に連れて行ってもらった。と~きどき体に絵を描いた人が来ていたが、別に暴力をふるったりするわけでもなく、おとなしく風呂入っていた(そんなん当たり前か^^)

暴力団の抗争に巻き込まれるのはヤダというのもあろうが、刺青者、ヤクザ者を排除してそれでよしという社会はいかがなものか。それに刺青を排除することそのもので、暴力団・ヤクザ組織がなくなるというわけでもあるまい。

刺青というのは、縄文時代や「魏志倭人伝」にも見られる「日本の伝統」ではないのか。「遠山の金さん」は現代はどーすりゃいいんだ。右翼の人はどう考えているるのだろうかsign02

そーいやロシア行ったとき、ムールマンスクに行く列車の中で二キータ君との会話
「日本の文字で『二キータ』というのはどう書くのか?その文字でタトゥーを入れたいのだが。」
「やめといたほうがいい、日本で温泉に入れなくなるぞ!」
「なんでだ?」
「日本ではタトゥーを入れている人は悪人・マフィアと見なされるから。」

ピーテルのトラムでは、腕に刺青を入れたおっさんが車掌をやって切符売っていたしね~。

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スターリン主義に対する考察

前回のエントリーに対して、「旗旗」の草加耕介さんからコメントをいただいたので、それについての返信のような形で追加・・・

スターリンの権力掌握過程を、「誰も逆らえなかった」では弱いと思います。もう一人のレーニンの有能な片腕だったトロツキーというおっさんが、スターリンに真っ向から逆らいましたが、この党内抗争にスターリンは勝利するわけで、なんで理論的には「正しい」はずのトロツキーは敗れたのか?

それを強権や謀略など、スターリンの個人的な資質で説明し、理論や政策が正しければスターリン主義は発生しなかったとするのはトロツキズム的な限界かと。

スターリンの理論や政策の誤りはそれとしてありますが、そんなことよりも、一般民衆が「社会主義国」を嫌悪する場合の理由は強権的な民衆抑圧ですよね。革共同系の人の発想って、「政策や理論が正しければそういうことはおこらない」みたいな主張に感じるんですよね。

だったら新左翼系ではいっさいそういう反対派への弾圧なんて事例はおこらないはずですが、実際にはむしろそういう発想に立ってしまった革共同系列でこそ・・・(以下略)

「強権的な民衆抑圧」がスターリン時代ではなく、戦時共産主義から起こっていること、そしてその政治・政策はあくまでも「戦時」の緊急避難的に行われるもので、すみやかに共産主義的原則、それは後期マルクスが明らかにした生産手段の「社会有」・・・「所有」を止揚したもの、生産する「権利」を保障するもの・・・という「世界観」に基づいた社会運営を行っていくべきだった。ところが、レーニン以外はだれも(トロツキーも含め)理解できていなかった、そこにスターリンが付け込んだということが、結果としてのスターリン主義ではないだろうか。
「政策や理論が正しければ・・・」とあるが、政策は「正しく」ないといけない・・・「民衆抑圧」は「正しい」政策では絶対にない・・・で、それを正しくするために「理論」や「世界観」が重要になる。「間違った」政策を行うということは、その根底にある「理論」と「世界観」が間違っているからだ(自民党がそうでしょ^^)。特に「世界観」・・・「社会観」のほうがいいか・・・は、生産の主体が主人公になる社会のしくみをどうつくっていくか?ということだ。そしてその中心には「徹底した『民主主義』」が据えられなければならない。この「徹底した『民主主義』というのは、「理論」や「世界観」そしてその上部構造たる「政策」の誤りを絶えずチェック&アクションを起こして訂正してゆくために必要なのだ。

「革共同系の人の発想」とは、長い間「スターリン主義を『一国社会主義による革命への裏切り』として理論づけ批判していれば、我々はそのような間違いをおかさない」というものであった、それにつきるの思うのだが、それは誤りであると、やっと最近「再建協議会」は気づいたわけだ。

「なんで理論的には「正しい」はずのトロツキーは敗れたのか?」
トロツキーがスターリンに本格的に闘いを挑んだとき、すでにソ連の労働者、人民との交通・結合が絶たれていたためだろう。(これは「革命軍戦略」下の革共同にもモロにあてはまる)物質的な「権力」を手にしているスターリンと闘うためには、党内の基盤は基より、人民との交通・結合が大切だ。で、トロツキーはメキシコに亡命してそれを行おうとしたわけだが、世界の人民と繋がるには、あまりにも組織その他の力が弱すぎたし、また世界の人民も「革命を実際にやり、社会主義建設に邁進するソ連=スターリン」という権威(「革命を実際にやった」ということは、じつに大きい)のほうが強かったためではないだろうか。

あとトロツキーの敗北を、革共同で西分派(=第四インター系)に行かなかった人たちは「党内(党派)闘争を徹底的に行わなかったため」と総括したのだが、それを極限に(ある意味「ゲバルトでもなんでもいいから、勝てばOK」)に押し進めたのが「反対派への弾圧」になったのではないだろうかと、私は思うが・・・。

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スターリン主義はなぜ起こったか?

1917年、社会主義革命として勝利したロシア革命がドイツ革命の頓挫によって世界的に孤立させられ、また反革命・白軍や帝国主義諸国の干渉戦争(日帝もシベリア出兵として参戦)を戦わざるを得なかった時、ロシアのような生産能力の低い所では、共産主義的な原則なぞ言っておれなかった。ある意味「独裁的」生産を統制・管理し、それを行うための非民主主義的=効率的な統治形態をとらなければならなかった。
ここに、レーニンは戦時共産主義に移行、1919年に1党独裁が始まり、21年の分派の禁止措置は、強力な独裁政治体制を作って戦争を乗り切るためであった。生産協同組合・・・工場委員会から有能な企業長の単独責任性へ・・・が骨抜きにされ、農村からの強制的な「収奪」が始まる。やがて内戦が終了し、ガタガタになった経済を立て直すための「息継ぎ」が必要だとされ、市場原理をある程度取り入れた「ネップ」に移行・・・だがこの間、共産主義的な生産や政治の要諦はほとんど忘れ去られ、プロレタリア独裁「国家」が一元的に生産と分配を管理することが「社会主義」だとボルシェビキの人たちは思ってしまった。また、管理と統制およびそのための計画策定のための専門家が大量に必要となり、大量の「官僚」を生み出してしまう。共産主義の変質は戦時共産主義から「仕方なく」始まり、ネップ時に無自覚に引き継がれる。
さて、我らがスターリンはん、分派禁止措置をレーニンの要求どおり忠実に成した有能なこの人は、1922年にソ連共産党書記長に就任する。だがこの「書記長」というポスト、党の規約にすらないポストであり、なんでそんなポストが出来たのか良く分らないのだが、とにかくこのポストを握ることで、スターリンは党の末端の細胞までの指導部・・・官僚を含む・・・を書記(局)の系列を通してすべて掌握し、巨大な権力を握ることができたのだ。そーいや、あっちこっちで「書記長」ポストがある左翼政党って、あるなぁ~happy01
変質した共産主義権力をそのまま握ることプラス、スターリンの自身の貧困な共産主義理解、プラススターリンが「やりたいようにやる」ことを誰も批判できない体制になったことから、スターリン主義が始まった、この際、スターリンはあらかじめ何か整合的な理論を持って、それにもとづいて党や階級を獲得したわけではない。(ちなみにもう一人の独裁者の雄、ヒトラーは「輪が闘争」で内容ムチャクチャとはいえ、理論を示してドイツ国民を掌握しようとはしていた)スターリン主義=1国社会主義論による革命への裏切りという図式が長いこと通用していたが、スターリンは1924年から1国社会主義を唱えだしていたものの、1920年代後半までは党内でなんら重視されていなかった議論だそうな。
ま、ロシアや中国のように広大な国土、大量の人口、豊富な資源があれば、鎖国をして独自に工業を発展させれば1国でも社会主義体制を「完結」することはできると「思う」のはある意味、自然だろう。しかし「思う」ことと「できる」ことは違うということは唯物論的には明らかで、「鎖国」なぞ20世紀の交通・交易の発展した帝国主義世界体制の中では不可能である。(カンボジアのポルポトはそれを強行し、非科学的な政策とあいまってあっという間に破産した)

と、するとスターリン主義への道は、レーニンの時代からの共産主義の変質にあったということにもなる。もちろん、スターリンがやった反対派への粛正・排除、農業集団化の過程における厖大な犠牲、強制収用所等の、スターリンの党独裁への移行にいたる実践がなぜ行われたのか、その歴史的現実や実体はどうでも良いということには絶対にならない。レーニンの中にスターリン主義化の要因を見つけるだけの安易な立場ではないが、レーニンをも相対化しながらマルクス・・・「共産党宣言」時のマルクスではなく、「資本論」のマルクス・・・に近づくことが必要である。

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腱脱臼整復闘争勝利!

腱の脱臼整復手術をして、退院してきました(^^)/
今後、ギプス固定闘争、リハビリ闘争を続けなければなりません(10・11三里塚全国集会に間に合うかsign02
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今回、捻挫によって外側くるぶしを回り込んで足下に繋がっている腱が、ぼこっと外れたのを元の位置に戻し、靭帯やその他の軟部でくるんで固定する手術でした。

執刀医は若い、イケメン風のお兄ちゃん。
前日夜より絶食(12時以降、水もダメ)手術着に着替え、点滴打ちながら手術室へ。腰椎に麻酔薬をぶち込み、下半身のみ麻酔sleepy横向きになって、手をよっこらしょと上に上げた体制で手術開始。
なぜか手術室には、洋楽(ポップス)が流れていますnotes整形外科部長の、趣味かしらん。
麻酔は良く効いているので、手術部位はほとんど何も感じません。なにかグキグキやっているのが、感じられるだけ・・・上げていた手が疲れたなぁ~と思っっていたら終了。ギプス固定と、尿道カテーテルを通した後、病棟に戻ります。
麻酔がかかっているため、両足はまっすぐ伸ばされているのに、右足はギプス固定時に曲げたときの感じが残り、左足も変に曲げられているような、へんな感覚のままベッドに固定。これからが大変なんですねぇ~

まず、点滴をず~っと続けていると、針の刺さっている腕が痛くなってきました。点滴を替える際に、針を刺す上出を交代、「ブスッ」
点滴が外れても、麻酔が切れるまで夕食はお預けですriceball足の指が動き、感覚があることを確認、さらに聴診器で内臓が動いていることも確認したうえで、24時間ぶりのお食事ですhappy01
で、メシ食ってヤレヤレ・・・と思っていたら、本格的に麻酔が切れて、手術部位に痛みが襲ってきます。足首の中、いじくりまわして、骨にドリルで穴を明け、靭帯などをボルト固定しているから、無理もありませんが、手術後こんな痛みに襲われるとはsign03

消灯前に鎮痛剤(座薬)を入れ、夜中にさらに筋肉注射で鎮痛剤を打っても、全然痛みがとれません「ものすご~く痛いbearing」ということで、一睡もできませんでした。
翌朝、尿道カテーテルを外し(これも痛い、排尿時も痛みが残る)、手術部位の痛みが残る中、松葉杖をついてトイレ行ったり顔洗ったり・・・手術部位にしばらく体重をかけることができませんので、松葉杖はしばらく離せません。実質、左足でケンケンをしていることになりますから、直ぐに疲れます。連続長距離を移動するには体力が必要です。
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どーなることやら、トホホホホ・・・despair

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「所有」から「占有」へ

昨日の続きみたいなもの(^^)
 市東さんの農地は、ブルジョワ法における登記やらにおいては、市東さんが「所有」するものではないということになっている。しかしそこは生産の実態として「市東さんが野菜を生産する」場所である。
ブルジョワ的所有を保障する「法」が、実体としての生産を疎外している典型例である。
 農地の「所有」が地主が小作料を搾取する根拠にもなれば、相続だ~税金だ~家産だ~ということで、農地が有効活用されず、農業したい人(農業をしたい人がたくさん出てくるかどうかは、また別の政策の問題)に農地が融通されない、農地の集約が進まないという根拠にもなっているのだと思う。農地に限らず、土地や工場のような生産手段の「所有権」には、しばしば抵当だとかがつけられ、借金の形として「差し押さえ」られたり、また、所有・抵当があることによって、金融資本から利子を取られる根拠になる。ブルジョワ的所有が生産の桎梏になっているわけだ。
 会社が倒産し、生産手段が差し押さえられた時に、労働組合が生産手段を「占有」して自主生産を行い、闘争を続けるケースがある。港合同の田中機械や、最近では京浜ホテルの居酒屋さんがこれにあたる。資本の所有と関係のないところで労働者が自主的に生産を行ってゆくことが、資本主義を打倒した革命後の生産の主体・・・生産協同組合の萌芽となる。
 この生産協同組合的は、レーニン主義や、それを簒奪したスターリン主義を信奉するグループからは長年問題視されてこず、資本や権力と直接ドンパチする「労働組合」を重要視する傾向がみられた。一方、そういった潮流から距離を置くグループの中には、生産協同組合的なものを「もう一つの社会」として位置づけることを試みていた・・・ただしそれらは前者のグループから「資本・権力」と闘わないでも、新しい社会が生まれる、生産協同組合が社会を蚕食することで、世の中が変わるとする「日和見主義的」な闘わないための方針であると批判される。 実際問題として、「生産共同組合」的なものを1工場、1資本でそのままで独立して行おうとしても、よほど世間に必要かつ独自な製品を作っているのでない限り、「いや~あんたとこのような『左翼会社』とは、取引しまへん」で終わってしまう。(病院経営は別で、主たる取引先は健康保険組合等。製薬会社では相手が左翼であろうが、薬使ってくれればお客様^^・・・ということで、生産協同組合的なものが成立してしまうのだ~)生産共同組合的なものを一定成功させているのが、関西の生コン業界で、連帯労組・生コン産労・全港湾の3労組が、自らの直接雇用主である中小資本家とも組んで広域共同組合を作り、共同販売制度を維持している。ただし原料の購入先や販売先は資本の論理で動くので共販制度は生産全体をコントロールすることはできない。またこの制度をつくり、維持していく中で大資本・権力そしてそれらの意をうけた暴力団のような連中とドンパチしてきたし、現に今も連帯労組は権力から集中的に弾圧を受けている。ドンパチができるのは、まさに労働組合だからこそ、できるのである。

 生産者・労働者があらゆる生産手段を大規模に、そしてほぼ一斉に「占有」し、生産協同組合を作ること、これは経済危機・金融危機下で「資金が無い」けれど生産は続けないと、労働者人民は食っていけないという情勢の中で、決定的に必要になる。「占有」のための闘いを、労働組合も含めたあらゆる団体、グループから、学びながら組織してゆく、ということが必要なんだろう。

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生産手段の「所有」について考える

革命的左翼の業界では、生産手段(土地、工場等)を所有しているのはブルジョワジー、逆に生産手段を所有せず、労働力のみブルジョワジーに売っているのがプロレタリアートとされる。そして生産手段を持っていても、プロレタリアートから労働力を買わない自営業者なんかは「プチブルジョワジー」などという、言葉でくくられている。マルクスを「平板的」に読めば、資本主義社会が発展すると、ブルジョワジーがドンドン生産手段を占有して行き、プチブルジョワジーは没落し、労働力のみを売るプロレタリアートへの道を進まざるを得なくなるので、世界はブルジョワジーとプロレタリアートへの2階級への分裂に進み、やがて革命によってブルジョワジーは打倒される。だからプロレタリアートがブルジョワジーを倒す「革命」の主体、「革命的階級」とされ、プチブルジョワジーはプロレタリアートと「同盟」する、もしくは「打倒」される、あまりいい扱いはされない。
資本主義社会が発展して「帝国主義段階」になると、ブルジョワジーとプロレタリアートへの分化が進まず、その矛盾が残ったまま搾取構造を続けていくのだそうな。で、現代社会において、自営業、あるいは労働力を買っていたとしても、雇用している労働者の数が少ない企業経営者、すなわちプチブルジョワジーに分類される人が沢山存在し、その人たちへの「階級規定」が問題視される。

 ところで実際の生産現場を見ている人たちは、そういったプチブルジョワジーも、生産の重要な部分を担っていることを知っている。また、農業・漁業を生業として食料を生産する人たちの多くが、生産手段(土地や生産のための機械)を所有し、人間の生存に欠かせない食料を生産していることを知っている。だから、根本的な社会変革・・・革命において、生産手段を「持っているか否か」を基準に「革命的階級」であるかどーかを判断し、「階級的かどうか」ということを区別し運動を進める・・・「階級的刻印」など観念的なこと・・・は、「なんじゃこりゃ」ということになる。

 ま、何が言いたいのかと言えば、農民や魚民、あるいは中小零細企業主に対する「生産手段の所有の有無」という2分法「階級規定」のAFOらしさということなのだが、ここでは農民や中小企業について考えてみる。
 農民は土地を「所有」していようがしていまいが、その土地で農業を営む「権利」が与えられていれば生産は出来る。ただ、地主がおれば地代として生産物の一部(市場に出して換金する、しないを問わず)なければならない。そして地主が小作人から地代を取る「権利」を保障しているのが、フランス革命以降ブルジョワジーが確立してきた「私有財産権」というものであり、法的に賃貸借契約だとか、土地の登記制度だとかで保障されているわけだ。
 で、ブルジョワジーを打倒する革命を起こした時、それらの所有というのはどうなるのか?
 1917年にロシア革命が起こった際、小作農として自分の土地を持たなかった農民は、地主から土地を実力で取り上げ、自力で土地革命を成し遂げていった。それは、生産物を地主から搾取されないために必要なことであったと同時に、生産を行う者が、生産現場の真の主人公になるということだった。
 ブルジョワジーを打倒して、世の中を変える・・・この「本義」は(国体の本義じゃないよ)、生産をする者が、主人公になるということ、もう一つは、生産を社会全体でコントロールする(ここには、手続き上徹底した民主主義が必要とされる)ことなのである。「社会主義革命」というのは「生産手段の国有化(その「国家」がプロレタリアートが権力を握っているものだとしても)」あるいは「社会化」ということでは、無いのだ~!
 その生産手段を使って、生産するものが自らの主体性を持って生産をする「権利」を保障すること、・・・「権利」の保障というのも、おこがましいのだが・・・社会全体がそれを認めることなのだ。そこに「所有権」など、介入する余地は本来無い。
 ロシアの農民が勝ち取ったのは、土地の所有権ではなく、耕作権プラス生産、およびその生産したものを自分の裁量で支配・・・自家消費しようが、プロレタリアートへ正当な対価を払って売ろうが・・・する権利なのである。

 中小企業では、多くの業種・業態で資金繰りが悪化し、倒産するところも相次いでいる。だいたい貸し付け資金を「担保」しているのは工場や土地といった「生産手段」であるから、倒産するとそれらが「差し押さえ」られて、事業主や労働者が生産を続けたくても、どんなに社会的に「必要」な物を生産し、社会に送り出していても「倒産」の事実が、「所有権」への担保・抵当というブルジョワ的権利を認める「法律」によって、事業主や労働者は生産から締め出される。
 資本主義を打倒した革命は、生産物から搾取する「権利」あるいは生産を疎外・・・停止させる・・・する「権利」であるところの「所有」というものを無くすことのだ。従って「所有」という言葉は革命後、止揚され、別の概念・言葉になる。
 「社会主義」だからすべての生産手段を「国有」あるいは「生産協同組合有」「地方自治体有」ということになるわけではない。仮に「○○有」とついていたとしても、それはブルジョワ社会から生まれたプロレタリア社会が持っている「タマゴの殻」の影響なのであり、社会を進めるに当たって、すみやかにその概念や言葉は止揚されなければならない。

 三里塚で闘う市東孝雄さんの土地は、裁判で争われているが、ブルジョワ法的に市東さんが「所有権」を持っていない、空港会社の登記が正当だと確定しても「この土地で1本100円の大根を作る」ことが市東さんの「権利」であり、土地を空港用地として使うのではなく、農地として使うことが民衆の社会正義にとって正しいからこそ、我々は三里塚を闘うのである。だから、社会主義革命を標榜する人たちが「土地は取られ(耕作する権利を無くすということだ!)ても、闘争は続けることができる」というのは、ナンセンスなのだ。

 あと蛇足で、「マル共産連」でも紹介され、話題になっているのだが、革共同再建協HP内の学習ページにおいて、プレオブラジェンスキー「新しい経済―ソヴィエト経済に関する理論的分析の試み」
アレック・ノーブ「ソ連経済史」の要約
というのがある。プレオブラジェンスキーの評価について、私は語るものを持っていないが、論文作成者の掛川徹氏は

社会主義建設は、最先端の工業部門を労働者権力が占有することを基礎として、広範な前社会主義的生産部門あるいは農民経済を包摂しながら進むのであり(以下略)

と書いている。「占有」や「包摂」についての考慮・・・これからやってくれるものと期待するが・・・を誤ると、スターリン主義というのは克服できないと思うぞ。

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足首ギブス固定・・・追記あり

階段を踏み外して、足首をひねりましたsweat01
「ものすご~く痛い」(竹中直人)ので、病院でレントゲン
骨が折れたり、ヒビははいっていないようですが、捻挫とのこと。
「ギブスで固定したほうが、痛みも少ないし、治りも早い。」とのことなので、生まれて初めてのギブス体験。
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風呂に入るときは、はずすことができるそうですが、寝てる時もちゃんと固定するように・・・とのこと。
ギブスをすると、治療計画が立てられます。予定では、4週間sign01ひぇ~
とりあえず、明日またギブスのチェックで、病院に行かねばなりません。

明日・明後日は行楽日和・・・さらに秋に向けて、鉄道撮影闘争にも決起したいのですが、いかんともしがたいですなぁ~(^^)/

ギブスじゃなくて「ギプス」ですな。
で、ギプスチェックしに行ったら「あーどうも筋が脱臼してるようですねぇ~」ということで、再検査・・・
要手術ということに・・・sleepy

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橋下打倒のための道州制批判

一度お蔵入りになった、大阪府庁のWTCへの移転が持ち上がっているようだ。毎日jpより
[大阪WTC:庁舎移転 ビル評価額81億6000万円、大阪府と市が共同鑑定

会社更生手続き中の大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC、同市住之江区)への大阪府庁舎移転問題で、府と大阪市がビルの評価額を新たに81億6000万円と共同鑑定していたことが分かった。府はこの鑑定を基に9月議会にビル購入の補正予算案85億1800万円を提案予定で、橋下徹知事は「単純に物件としてお買い得な価格だと思う」としている。
 一方で、橋下知事は府議会の対応について「(衆院選で民主を支持したので)自公の府議から反発はあると思う」と話しており、紛糾も予想される。
 31日、府の戦略本部会議に示された移転計画の素案に盛り込まれた。素案では、今年3月の府議会で否決された際、議会側から指摘された防災拠点としての問題点について解決策を提示。現庁舎が立地する大手前地区(同市中央区)の府庁舎新別館に、バックアップ施設を整備し、WTCが機能不全に陥った場合にも対応できるようにするほか、3通りの参集ルートを策定し、高潮や津波に対しても対応するとした。
 共同鑑定の評価額81億6000万円は、全体的なテナント不況の影響などで、今年2月の共同鑑定の評価額(99億1000万円)より17億5000万円下回った。府は消費税などを考慮し、85億1800万円の予算計上方針を決めた。
 さらに、来年度中に売買契約を結び、11年度中に改修工事に着工し、13年度に入居するスケジュールも示された。府は移転と並行して、府立成人病センター(同市東成区)を現府庁舎南隣の府有地に移転させるなど、大手前地区のまちづくりも進める。
 橋下知事は議会側との協議について、「これまで(WTC移転に)賛成だった自民の府議からも、反対する方がたくさん出てくると思う。実際、(自公の衆院選の)候補者が軒並み落ちたので、いろんな(厳しい)判断をされるのは仕方がないが、庁舎移転とは別個に考えてほしい」と語った。【福田隆、稲垣淳】

橋下がWTC移転にこだわるのは、自らの構想である道州制・「関西州」の拠点として位置づけているからだ。
「関西州」で「地方分権」なんて主張しているわりには、新名神高速道路の早期着手の必要性
などと称して、

このまま新名神の見直し区間に進展がなく、東京外かく環状道路の整備が動き出すようでは、関西圏と首都圏の格差は広がるばかりになるということです。

という文言がそのまま出てくる「都市整備部 交通道路室道路整備課」をなんとかせいや。結局は「東京と競争」かいsign01名神や新幹線を米原でぶった切って、自活するぐらいの気概を見せんかいangry
参考として、こんなpdfも下に示しておくね。
Photo

結局は、関西財界・・・ブルジョワジーですね・・・が、全国からモノとカネをかきかつめて、儲けるためのしくみづくりですわ。

少し古いが、未来第37号において、「都議選の結果と衆院解散 新自由主義粉砕の人民反乱」という論文が載り、その中で日本経団連が主張する道州制を批判する部分があった。WEBではそれを短くしたものが公表されているのだが、すご~く分りやすかったので私が書き写しておいたものをここに転載すると・・・

新自由主義との攻防が新たな次元に入った。
アメリカのバブルを当てこんだ対米輸出や現地生産による収益構造が破綻した今、日本の巨大資本は、いよいよ「東アジア経済統合の推進」(5月28日 日本経団連総会)=アジア勢力圏化に突き進む以外ないと表明している。
さらに日本経団連は、「各党の政権公約に望むこと」として、総選挙に向かってコメントを出した(7月6日)そこでは、社会保障費の一層の削減など、新自由主義改革の推進を強く求める10項目を挙げ、「特に道州制の導入については、『道州制推進基本法』の制定を盛り込むことが重要である」とした。

改憲と道州制
 「道州制」「地方分権」「官僚制の打破」「官主導から政治主導へ」とは、(日帝巨大資本を主体とした)多国籍企業を中心に置いて、そのグローバルな展開=アジア勢力圏化に対応した国家改造のことだ。それは「資本家階級の階級的権力の回復」(ハーヴェイ)だ。
 この国家改造は、第一に、軍事・外交・治安・司法・通貨管理に特化した強力な中央政府をつくることが狙いだ。多国籍企業(多国籍企業化した日帝巨大資本)によるグローバルな展開=アジア勢力圏化を保障することを「国家戦略」とする。憲法9条を破棄し、侵略派兵を恒常化し、強力な侵略国家になるのだ。
 他方、社会保障など、資本にとってコストとなるものは、国の施策から切り捨てる。それと一体で、公務員を大量にリストラする。
 中央政府の意思は、行政官僚の関与を排除して、首相と巨大資本のトップの会議で決定され、トップダウンによる中央集権となる。この手法は、経済財政諮問会議で小泉が先鞭をつけた。
 第二に、道州は、多国籍企業を城主とし、それを支援する機構になる。
 中部州はトヨタ、関西州はパナソニックやシャープ、九州州は、トヨタとキャノンというように、多国籍企業のグローバルな展開=アジア勢力圏化の拠点を道州に置き、道州内の社会資本を多国籍企業の支援のために総動員する。道州の行政は、その地域に住む労働者人民ではなく、城主である多国籍企業に奉仕し、そのために道路・港湾・空港・通信・大学等を整備する。
 第三に、労働者人民は、基礎自治体に棄民される。
 基礎自治体には、国が持っているような徴税権はない。なのに「権限委譲」と称して、これまで国の責任としてきた社会保障は、基礎自治体に押しつけられる。基礎自治体は、財源がないので受益者負担・自己責任の原則でやる。分権と称して、社会保障を解体するのだ。

まやかしの分権論
 日本経団連や橋下が主唱する「地方分権」「官僚制の打破」とは、真の人民自治とは別のもので、地方の首長権限を抜本的に強化し、首長が独裁的に経営手腕をふるう体制にするということだ。労働運動・住民運動によって勝ち取られてきた地方自治や社会福祉、資本に対する規制を取り払うことを狙っている。もって国(霞ヶ関)にかわって、独裁知事と多国籍企業が地方を支配するということに他ならない。

おそらく道州の単位は、私の仕事での大親分、国土交通省の地方整備局単位ぐらいの大きさになって、府や県と「国」のやっていた公共事業を一括でドシドシやる。そのための予算を認める「道州」の議会は、当然府や県がない分、より議員数の少ない・・・民衆の細かな意見や利害が反映されず、また数が少ないということは「買収」されやすいのだ・・・ものとなる。市町村がさらに合併した「基礎自治体」もしかり、まさに「キャノンやトヨタ、松下」などのブルジョワジーのためだけに「効率」の良い支配が行われることになるのだなぁ~。

先の総選挙の際、橋下や東国原なんかが「分権が争点」「分権がマニュフェストに反映されているか。」などと言っていたが、「分権」の中身は、議員定数の削減も含めた、スカスカの民主主義である、加えて、両者とも「オレがオレが」の意識まる出しで、橋下なんかは、文部科学省に抵抗するように見せかけて「全国学力テスト結果の公表」とやらを、大阪府下の全市町村に押し付けた(「分権」が大事なら、市町村の意見・意向のほうを尊重すべきでしょpout)まさに、「独裁知事」まる出しである。(東国原は、ズッコけてしまったが・・・今なら自民党総裁、やらしてくれるかも・・・^^)/

議員定数の削減といえば、政権とった民主党にやらせてはいけないのも、コレ。比例区分を80も削減するんだそうな。

道州制については、もう少しちゃんと書かないといけないなぁ~。

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