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沖縄の基地を自衛隊も使う

では、なんで沖縄に基地が必要なのか…
私もあまり論じてはこなかったのだが、沖縄の基地を、自衛隊が使うということだ。
2005年10月に出された米軍再編の中間報告「日米同盟:未来のための変革と再編」の中で、Ⅲ.兵力体制の再編において(外務省HP内に、仮訳があるが、引用文章は2008年10月沖縄タイムス社が出した新書「アメとムチ」の構図 普天間移設の内幕(渡辺豪)に付けられた資料による)

○さらに、自衛隊がアクセスを有する沖縄の施設が限られており、またその大半が都市部にあることを認識しつつ、米国は、日本国政府と協力して、嘉手納飛行場、キャンプ・ハンセンその他の沖縄にある米軍施設・区域の共同使用を実施する意思も強調した。このような共同使用は、この報告の役割・任務・能力の部分に記述されているように、共同訓練並びに自衛隊及び米軍の間の相互運用性を促進し、それにより全体的な同盟の能力を強化するものと双方は考える。
とある。
 広大な海兵隊基地を利用して、米軍と日帝・自衛隊が共同訓練・演習を行うのだ。
 何のために。
先の「日米同盟:未来のための変革と再編」には、Ⅱ.役割・任務・能力として
 
テロとの闘い、拡散に対する安全保障構想(PSI)、イラクへの支援、インド洋における津波や南アジアにおける地震後の災害支援をはじめとする国際的活動における二国間協力や、2004年12月の日本の防衛計画の大綱、弾道ミサイル防衛(BMD)における協力の推進、日本の有事法制、自衛隊の新たな統合運用体制への移行計画、米軍の変革と世界的な体制の見直しといった、日米の役割・任務・能力に関連する安全保障及び防衛政策における最近の成果と発展を、双方は認識した。

とある。
 イラクやアフガニスタンで現在行なわれているような「対テロ戦争」、さらにはソマリア沖で行われている「海賊対策」と言う名の、帝国主義・新自由主義の抑圧からの解放…おのおののグループが掲げる理念やイデオロギーの内容はともかく…を掲げて闘う世界の民衆に対し、米帝・日帝が軍事力をもって対応できる体制を作るということだ。

もちろん、「米軍再編」で米軍・自衛隊が使うのは沖縄の基地だけではない。日本中の米軍基地・自衛隊基地が対象である。また軍隊の輸送・補給には民間の港湾・空港も使われる。(「対テロ戦争」においては、日本が直接爆撃されたりしているわけではないから、「基地」はものものしく軍事力で防衛されている必要はない。民間の施設のほうが便利で使い勝手も良い。)
だから沖縄の基地建設反対・普天間基地撤去闘争は同時に、岩国や横須賀、相模原での闘い、さらには関西空港や大阪港を軍事使用させない闘い、三里塚の軍事空港建設反対の闘いと結びついて、日米帝の世界戦略と対決することになる。また、集団的自衛権の行使とは、「世界の民衆に対し、米帝・日帝が軍事力をもって対応」することに他ならない。憲法9条を変える、「改憲攻撃」と闘うことに繋がるのだ。

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