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2010年9月

そこに暮らす民衆が出てこない「領土問題」なぞ粉砕の対象だ

人様のブログのコメント欄への書き込みをとりまとめて記事にする安直な企画(適宜削除・修正・追記・リンク追加しましたのでコメントそのものではありません)
プレカリアートさんの尖閣諸島は沖縄人のものだ記事に対するもの。

釣魚台(尖閣諸島)と大東諸島の「開発」を「ゴールドラッシュ」とする指摘は、的確だと思います。その上で、海洋がどのように使われていたか?ということですね。清国の支配が及んでいなくても、台湾や中国福建省あたりの「海民」が漁場として使っていたかもしれない。井上清の「尖閣」列島---釣魚諸島の史的解明を紹介するサイトにおいて、例えば石垣島の人たちが釣魚台とかのことをイーグンクバシマと漠然とした呼び方でしか読んでいない…すなわち重要視されていなかった…だからこそ「尖閣」なんぞという外国人がつけた島名が領有後につけられたわけです。
領有宣言そのものが日清戦争のドサクサ…清国の負けが見えて、まあ清国も文句がいえんだろうという時期…であったことも含め、外務省の「清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重確認の上」という文言も、文書の破棄や捏造(例えば対朝鮮侵略において、江華島事件における軍艦雲揚の艦長の帰国後スグの報告書と、10日たった後の報告書が違う…10日後の報告書に「飲料水を求めに行ったら砲撃をうけた」という内容にされていたことが「現代日本の歴史認識」中塚明 高文研 2007年5月第一刷 で紹介されています)が「得意」な日本帝国主義ですから、どれだけ信用できるのやら…

その上で、日本の世論の主流があくまでも「領土や権益を守れ」の視点だけなんですね。そこで暮らしを立てる人の観点から全然考えていない。25日のNHKのニュースを見ていましたら、石垣島の「安心して漁に出れない」という漁民の声が出ていました。おそらく中国や台湾の漁民も、同じようなことを考えているでしょう。こういった視点の報道…領土問題やナショナリズムをあおるのではなく、民衆目線で解決策を考えること…がもっと必要でしょう。

土佐高知さんの中国政府に猛省を求める!につけたコメント

領有権とかの問題になると、すぐ熱くなってドンパチとか「強い態度」をとかいう世論の状況ですが、そこで漁をしたりする民衆の視点が少ないことが気になります。
土曜日のNHKのニュースでは石垣島の漁民が「安心して漁にいけない」というようなコメントが出ていました。おそらく中国や台湾の漁民にとってもそうでしょう。
 
で、これと平行して、先島諸島に陸上自衛隊を増派する構想(2万人)も具体化しつつあるわけですが(「領海侵犯」を問題にするなら、海保の充実もしくは海上自衛隊…対米従属をやめた上での話しですが…の適切配備でしょ)、ついでに「辺野古基地建設」ですか…島嶼防衛がどれだけ悲惨だったか、「沖縄戦」を知る沖縄の人たちからも、反対の声があがっております。
「島嶼防衛」問題も、民衆の目線に立たず、領土が大事だぁ~、鉱物資源が大事だぁ~という「前世紀の遺物」みたいなものと思います。

(なお、この後にキンピーさんから寄せられたコメントも紹介しておく)

日中漁業協定では、日本のEEZでの操業は実質無許可でできますよ。
領海という問題がありましたが、これを棚上げして(人の住めない無人島自体に価値は無いのですから)周辺国人民への実利を認めていたのです。
日台とも同種の協定は結ばなければなりませんが、尖閣諸島海域は共有化されつつあったのです。
それをぶっ壊したのが今回の中国帝国主義ですから、そういうことを含めて今回の中国の主張は一切認めるわけにはいきません。
あ、もちろん日中漁業協定の成果は、社会主義的な文脈ではなく、消極的姿勢から出てきたものですけど。

ここで結論…そこに暮らす民衆の目線を欠いた「領土問題」なんぞ、粉砕の対象だいsign03
それにしても土佐高知さんとこのコメント欄とか、あるいは漁船衝突受け超党派で議連成立へ、原口氏ら「尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件を受け、原口一博前総務相らが29日、超党派で「国家主権を守るために行動する議員連盟」(仮称)を設立する方針を固め、国会内で午後に準備会合を開いた。」(「琉球新報」)なんかみていると、やっぱり「自国のナショナリズム」に反対していくことって、難しいのだなぁ~と、改めて思う次第である。陸自や海自を先島に覇権したり、日米軍事同盟の対中国向け強化に走ることは、結局中国の軍拡とナショナリズムをあおるだけ…沖縄から米軍基地を追い出して、中国さらには東アジアの軍縮を求めるのが「左翼の臭いがプンプンする」主張になるのだろうな

参考:日中漁業協定については、こちらl

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お客さんが来たので讃岐うどん店を案内する闘争(その3)

さて、お客さんが市内のホテルでチェックイン後、夜の街へ…
高松のもう一つの名物、鶏肉をサカナに一杯やってから、シメのうどんは…
手打ちうどん 五右衛門へ…

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繁華街のお店は普通、日曜日は閉まっているケースが多いのですが、今日は翌日も休日ということで、飲み屋さんに出かける→シメでうどん食うヤツがいる…というコンセプトの下、開店しています。

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繁華街の古馬場町というところに2件あるのですが、そのうちの1件。

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飲んだ後は、やっぱりカレーうどんでしょvirgo
1玉650円、でっかいドンブリに少~ししか入っていないので、もの足りないsign02ように見えますが、これもまたススッと食べられるので、エエもんです。

とりあえず、本日の目標3店クリア。おつかれさまでした~coldsweats01


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北斗の拳タイム

三国志タイムは、とっくの昔に寮にある20巻(までしかない…関羽が討たれる、ちょっと前)は読み終わり、しかも寮でまだ新聞を取っていない…

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で、寮の食堂に、こんなモノがころがっています…ということで、北斗の拳タイムに突入sign03
いやぁ~80年代を生きていたにもかかわらず、「北斗の拳」はちゃんと読んでいないのですねcoldsweats01

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199X年ですから、もう10年以上も前の、おハナシですな(^^)(^^)(^^)

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それにしても…

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ケンシロウたん、強すぎpunch

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チョー有名な、キメ台詞

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人体、大爆裂punch…恐るべき、北斗神拳sign03

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「ひでぶ」…なぜそう叫ぶのか、わけがわからん。

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「たわば」…体に大穴が、開いています…合掌

とりあえず、南斗鳳凰拳を使う「聖帝」サウザーが打倒されたところで、うへぇ~また巻が途切れているcoldsweats02


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お客さんが来たので讃岐うどん店を案内する闘争(その2)

やっと(その2)かよ~
四国村に行ってもよかったのですが、「入場料を取るところはイヤだ」とのケチくさい理由で「世界の中心で愛をさけぶ」ロケ地、庵治町までドライブ、お腹減らしに…金比羅さんや、栗林公園のような「超有名観光地」をとりあえず見る…というのよりは、気がきいているかもしれませんな。景色もエエし・・・。
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ロケに使われた写真館の建物…二階はカフェになっております。

4時ごろまでウロウロして、市内に戻り、地元の方おススメのかすが町市場
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タヌキの焼き物が、エエ雰囲気を出していますhappy01

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冷やしぶっかけ一玉、280円なり…
ここは細麺で、冷やしぶっかけは「そうめん」のようにあっさり食べられます。つるつるつる…

通に言わせれば、讃岐うどんは「(水を)飲むように食べる」ものだとか…


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魚釣台領有権問題と中国覇権主義

スターリン主義はナショナリズムから生まれたのコメント欄で、中国の「ナショナリズム」と魚釣台(尖閣諸島)領有権問題が延々と話題になったため、新たにエントリーを立てたものである。

はっきりさせておきたいのは、「沖縄県民」という言葉に国家・民族の止揚をみるで示したように

ここに、私は「日本(大和)民族(国家)」という、ある意味の「虚構」イデオロギーを解体する萌芽があると思う。当然、ここには「国境」概念も解消し、例えば「魚釣島(尖閣諸島)問題も、単なる対岸にある共同体の「縄張り争い」(当然これは変な武力を持たない者同士の争いだから、「戦争」には発展せず、最終的には「話し合い」解決となる。

というのが最終目標であり、また帝国主義国家である日本が、領有権問題をテコに「ナショナリズム」や「抑止力」とやらをを声高に叫ぶことに反対する。
魚釣台の領有過程については、帝国主義世界の「国際法」のルールには違反はしてないのだろうが、当時の東アジアの国際秩序を(琉球・沖縄の地位も含め)帝国主義的に再編していく・されていく過程で、日本の帝国主義的膨張のドサクサに別の法体系を使って「領有」したもの…その意味では独島(竹島)もいっしょ…領有が日露戦争・韓国併合のドサクサ…だからそれを擁護する必要は全くない。
その意味で、例えば井上清氏の論調・立ち位置は一定支持・共感する。しかし帝国主義の国際法「無主地先占の法理」を批判するための彼の論拠が、「帝国主義」国際法の前提にある「実行支配の有無」の土俵から出ておらず、中国王朝の有効な「領有」があったかなかったか(辺境の人も住んでないところで、そんなモン分るか、どーでもエエやんvirgo)で、帝国主義「国際法」とは太刀打ちできていない。(だから革命的左翼がこれを「論拠」領有権問題を批判すると、足元をすくわれる)

ここでキンピーさんのコメント

ん~
領土問題で帝国主義を廃し、歴史を根拠にするなら、尖閣諸島は地域の人々(台湾原住民と琉球諸島の人々)の共有物となるでしょうね。
そこには中国や日本、そして台湾の落ち武者華僑などの言い分は無視できるレベルでしょう。
「国家」以前の一つの地域として東アジアがあるのであれば、そちらの方が好ましいと思いますが、現状の「国際法」に取って代わり、中華思想に依拠する動きには反対します。
西欧の身勝手なルールであっても、複数の視線が存在する「国際法」の方がまだマシです。

や、TAMO2投手の
ところが、現在の中国覇権主義は、そういう古き良き中華思想とは異なる、まさに200年遅れの西欧列強的排他システムであることが困りものです。

というところには、ほぼ同意はできる。

「200年遅れ」の中国覇権主義に反対するのは、それが人民を収奪し、苦しめているからに他ならない。

かといって、現在の「国際法」を是とし、「中国覇権主義」に反対するため、帝国主義戦争に反対できなかった第2インターの過ちをおかしてはならない(ことは分っている)

原則論はある。「中国人民と連帯して、日本帝国主義と中国スターリン主義を打倒しよう」…というものだが、具体論や方法論で有効なものを生み出せていないというのが、実は悲しい「共産主義」の現状である。

「ナショナリズム」「覇権主義」と原則的に対峙しつつ、あれやこれややっているうちに、その道を見つけることをやっていかないといけないのだろう。


注意・けーこく
コメント欄において、その中身をかいつまんでURLを貼り付けるぐらいならともかく、その中身を長々コピペするだけの行為は、内容の如何を問わず、それ相応の措置をとらしていただきます。

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「一国社会主義」論は、後からきたものである。

飛田論文に戻って
〔Ⅴ〕清水式「スターリン主義」論の全面的破産 から

清水は、〈「一国社会主義」論→ロシア革命の変質、国際労働者階級の世界革命への裏切り…〉と書いている。(あるみさん注:革共同の長年にわたるドグマであったものだ)。歴史を逆転させる暴論である。
スターリンはレーニンの死(1924年1月)から間もなく、1924年12月の論文「10月革命とロシア共産主義者の戦術」で「一国社会主義」論をとなえた。しかし、それがそのままストレートに党と国家を支配し社会を制圧していったのではない。逆である。まず、スターリンらによる労農監督部をはじめとする党とソビエトにおける官僚主義的腐敗の深刻化、工場委員会の骨抜き化と「有能な企業長における単独責任制(1919年~)、労働組合論争を最後とする分派の禁止(1921年)とその恒常化、メンシェビキ、左翼エスエル、無政府主義者グループなどの非合法化とボルシェビキの一党独裁(1921年)、スターリンの党書記長への就任(1922年4月、党中央委員会総会で書記長ポストを新設、カーメネフの提案でスターリンを選出)、ソ連邦の大ロシア主義的形成(1922年12月)、ノーメンクラトゥーラ(1923年、党中央が、中央、地方の国家機関の人事に関する任命権によるスターリンの飛躍的権力増大、選挙制、随時解任製の有名無実化など党内民主主義の破壊と解体、etc.が上記スターリン論文の発表に先行して現実化していたのである。(p135)
とある。
これら「ソビエト革命政権」がとった政策は、マルクスがパリ・コミューンで見出した、「コミューンの原則」から逸脱するものであった。
ここで草加さんがコメント欄で提起された…
まず、せっかくいいところまでいったドイツ革命の敗北のために、当面ヨーロッパに連続的に革命が波及していく可能性が遠のいたという現実を前提にする限り、ロシア一国で「資本主義後の秩序としての社会主義を完成」させるために頑張るしか他に選択肢がないというのは、当為をもった判断として認めないといけません。これに「世界革命」を純粋理論的に対置しても論破されてしまうのであって、トロツキーの敗北をもってスターリン主義をイデオロギー的に断罪してみてもはじまらないと思います

すなわち、ヨーロッパ革命が頓挫して革命ロシアが孤立したとき、どのように共産主義へ向かう過渡期の体制が生きのびるのか、とりあえず何年も「一国的」に共産主義社会への道を目指しながら「耐え抜く」しかなかったのだが、その時に「生産力至上主義」(もちろん資本主義的に「遅れた」ロシアが生き抜くために「生産力」を独力で向上させる必要はあるわけだが)に邁進して、コミューンの原則をふみはずしたことに問題があった。そこにトロツキー的に「世界革命だぁ~」と提起されても「はぁ?自国の体制はどうなの?共産主義原則的なの?」ということである。
ソビエト体制の変質…コミューン原則からの逸脱については、次回に述べる。

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13.8㎞/ℓでおま

ガソリン給油、燃費記録コーナー第三弾sign03

前回給油からの走行距離 …414㎞
今日の給油         …30.0ℓ
割り算した燃費       …13.8㎞/ℓ

うへぇ~夏場にエアコンかけて、近場しか走っていないので、無茶苦茶悪いぞcarcarcar

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お客さんが来たので讃岐うどん店を案内する闘争(その1)

連休を利用して、かつての同僚夫妻が中部の山奥から四国に遊びに来たので、さぬきうどん店をご案内。
少なくとも3店は行こうsign01と意欲満々。
で、まず屋島の根元にある、古建築をテーマパークとした四国村のすぐ側、有名店のわら屋さんです。屋島ドライブウェイの入り口の手前です。
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連休中日、ちょうど昼メシ時ということもあって、行列ができておりまする(^^)/

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厚さ避けのすだれの下で並んで…

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水車がゴトゴト、回っています。

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メニューは、こんなん。アイスクリームとかもありますが…
4人で、釜あげ特大(3玉)+1玉を食することになりました。

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たらいの中に、4玉入っています。隣のとっくりに、つゆが入っております。しょうがをおろして…

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いただきますspa
麺は太め、もっちり食感で、お腹が一杯にcoldsweats01


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スターリン主義はナショナリズムから生まれた?

さていきなり飛田論文の〔Ⅵ〕「一国社会主義」とソ連の体制的崩壊 というところに飛ぶ。ここではレーニン、トロツキーらが切り開いた1917年10月ロシア革命は、来るべきヨーロッパ革命と結合されるべきもの、すなわち

ロシアの革命権力を、来るべきヨーロッパ革命―世界革命をとおして形成される世界社会主義共同体に包摂されるべき過渡的・一時的存在として位置づけていたことが明らかである。それは、社会主義とは資本主義社会の次の新社会の秩序であり、その形成は資本主義社会が達成した生産力、文明を基盤とし、それをさらに高度化した社会であるという、彼らの社会主義観にもとづくものであった(p142)
ととらえていた。しかし
 
レーニンらが、帝国主義段階に突入した列強による争闘戦と植民地争奪戦、植民地・後進国における民族解放闘争の発展という重大な現実に新たに直面した。すなわち、さまざまな形をとったナショナリズムの高まりに直面したのである(p145)

 レーニンらは被抑圧民族の自決権、解放闘争にたいしては積極的に支持するが、帝国主義戦争…すなわち自国のナショナリズムに対しては、革命的祖国敗北主義をかかげ、革命に勝利した。いわば労働運動、社会主義をめぐってはナショナリズムを拒否するという態度をとったわけで、これが革命ロシアの真骨頂であったわけだ。
 スターリンが1924年12月に発表した「10月革命とロシア共産主義の戦術」で、たとえばロシアのような経済的後進国であっても、自力で、ヨーロッパ革命の支持・支援がなくても、資本主義後の秩序としての社会主義を完成させることができるという、「一国社会主義」論が展開されたのだが、
これは、それまでのナショナリズムに対するボリシェビキ党の立場の根本的改変であった。(主権国家(国民国家)の論理に立脚した社会主義体制)論が登場したのである(p144)

ほーそうだったのかflair
主権国家・国民国家を基盤とした社会主義論とは、すなわち第二インターのものである。帝国主義戦争(第一次世界大戦)勃発に際し、それに反対することができず、「自国を守る」ために屈服していった…それをレーニンが否定してやっとこさロシアで革命ができたわけだが、またそれに戻るような「理論」だったわけである。
スターリンの意図としては、論そのものの正否よりも、トロツキーら反対派との権力闘争のためにこの論文を発表したようなところがあるが、当時ネップ(新経済政策)によって危機を克服すると同時に、党と国家における官僚機構の肥大化、党幹部の行政官僚化が進んでいた。
スターリンは、こうした状況に機敏に反応、迎合して愛国主義、「社会主義の祖国ソ連への誇り」、大ロシア主義などのナショナリズムの感情に訴えつつ、「一国社会主義」への社会的共感を広げた。国民の圧倒的多数を占める農民は素朴なナショナリストだった。農民出身の労働者(※1918年のペトログラードの労働者の農村出身比率は79.3%、他の工業都市はさらに高率)もまた同様であった。そして、ナショナリズムの鼓舞と「ヨーロッパ革命との結合なしに社会主義建設は不可能」論への攻撃と結び付けてトロツキーら左翼反対派との党内闘争を推しすすめていったのである。(p145)
そしてこう結論づけている。
 
1920年代後半の革命ロシアにおいて、いわばナショナリズムが国際主義と「ヨーロッパ革命―世界革命」論に勝利したのである。スターリンの「一国社会主義」論の成立と社会的制覇の根拠をより深く内在的につかみとる努力がもとめられている。(p146)

おお、革命ロシアのインターナショナリズムは、ナショナリズムに屈服しちゃったんですね…ナショナリズムの「呪縛」…長い人類史からみれば、たかだか300年くらいの歴史しかないが、共産主義インターナショナリズムの蓄積は、さらに短い…をとくのは、難しい。これについてちゃんと考えておかねばならないなぁ~と思った次第である。
が、この結論に対しては、いったんナショナリズムを革命によって転覆したことを軽視するものではないかという議論もある。しかし「共同体」論の続きになるが、フツーの感覚で労働者・農民が管理・認識できる共同体の範囲というのはそんなに広くできない。そこに「世界革命じゃ~」と言っても???世界だろう。だが、かろうじて「ロシア」(これも広大ですが)という領域はなんとか理解できる。10数年前まで存在していたのだから。)
だから、ナショナリズムに関しての考察や研究を怠ってはいけないのだと思う次第である。

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またまたプールで泳いで讃岐うどんを食する闘争

いやぁ~火曜日ぐらいから、ようやく涼しくなってきましたね(^^)
で、日曜日は暑かったsunので、またまた公共のプール(温水ではない)に行って、帰りにうどんを食べてきました。

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 JR予讃線、端岡駅近くにある讃岐の香り 石川うどんさんです。
 ここはセルフじゃなくて、普通に席に座って注文をとりに来るタイプのお店。
 いろいろ「こだわり」もあるようで、讃岐うどんのお店としては、値段が高めですが
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 肉汁うどん、650円を食すなり…数量限定・新メニューだそうでhappy01
 ざるに盛られたうどんを、左のおつゆに入れていただきます。

 1玉しか頼みませんでしたが、泳いだ後だと2玉はいけたと思います。

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「共同体」の上に「国家」や「民族」はいらん

「展望第7号」飛田論文について続きを書く前に、「沖縄県民」という言葉に国家や民族の止揚をみる記事でいろいろ有益なコメントを頂きましたので、返信がてらメモ書き程度に書きます…というか、直近にいただいたキンピーさんのコメントが、ほぼぴったりくるんですね。どうもありがとうございます。(ネグりとかあんまり読んでませんが^^;;
 

これは確実に存在するものの、ある条件のもと「現れては消え、消えては現れる」光の粒子的運動のようなもので、実際の運動に例えると、ある条件に対する「連帯」のようなものでしょうか。

 そうですね「沖縄県民大会」も、個人的にいろんな問題や課題(それこそ日常を生きていくうえでの心配事等も含めて)をかかえつつも、「共通の目的」のために何万人も集まる…そこに「思い」を同じようにしたいとする人は、「本土」や「外国」からでも参加できる。また、ある時は「高校野球」のようなスポーツイベントで熱中できる…というようなことも含めた「もの、こと」なんでしょう。パリコミューンやプロ独とは違うものですが、私にとってこの「発見」は、マルクスがパリコミューンを「時期尚早」としながらも、それが実際動き出したときに熱烈に支持したときの喜びみたいな(そんなスゴイことかよcoldsweats01)もんかもしれません。

で、

ここから妄想話ですが、すなわち「民族」というものが中心的な役割を果たすとして、この「民族」はヤマト民族などという抽象的なものではなく、琉球諸島の島々の文化歴史が違うように、大阪でも河内の人間と泉州の人間が違うように、もっと生活空間に密着した具体的な存在としての民族をもってようやく「我々が決めた」と認識できるのではないでしょうか。
ただそれだけでは江戸期に戻っただけですから、やはりその共同体は外部に開かれたものであり、出入り自由な空間かつ連帯自由なものでなければならないと思います。
大きな行政府は置かず、連合として暴力・経済を管理し、過去に「国」と呼ばれたものは「あの辺り、この辺り」に変わる。
ちょっと背伸びしても我々が自主管理できるのは、この程度までと思います。

う~ん、こんな「妄想」は大好きですねvirgoそれこそ、「なのなの勢力」さんからのコメント
東北ものとか青森県民というメンタリティーを強く持っている私には、なんとなく説得力のある内容でした。

にも繫がるのですね。(水槽作業と蝦夷革命推進!に、さらなる精進を期待しております…三陸鉄道久慈ありすタンに会いに行く企画もしたいし、津軽鉄道や津軽線の三厩にも、また行きたいしtrain)話がいらん方向にズレました。

焚火派GALゲー戦線さん、ご訪問及びコメントありがとうございます。
 

「アイヌ」そのものとは違っても「アイヌ的存在」は存在する。 そして「アイヌ的存在」としての側面を持つ者は必ずしも少数派ではない。(本多勝一の文章だったと思う。 それを思い出しました。)

そうですそうです、本多勝一氏の「殺される側の論理」に収録されている文章にあったと思います。被抑圧と「少数者」の問題…被抑圧「少数者(必ずしも少数者ではない)」は、自分のことを「自主決定」できない…自主決定(あるいは自己決定)からの疎外がすなわち、抑圧ということです。「共同体」の破壊は、抑圧を伴います。

草加さん、たけさん(忙しいのかな、最近来てくれないですね…)から草加さんのブログへで「右派は共同体を大切にし、左派はインターナショナルなものを大切にする」というような意味のことをコメントされていて、ああ、なるほどなぁと思いましたよ。ただ、左派…というか、体制と闘っている人がたたかいを始める動機の中に、「共同体破壊」への抵抗があると思うのです。三里塚闘争はその代表的なものですが、80年代は環境破壊に対する問題…それこそ反開発や反原発など「緑」的な人たちが「左派」としてそれを担ってきました。現在でも、GALゲー戦線さんが指摘された「中国政府の圧政に呻吟するチベット人だってウイグル人」達や、イラク・アフガンで反米闘争を続ける、あるいはチェチェンでロシアに対する闘いを続けるムスリム人民はそうでしょう。大きなところではパレスチナもありますね。ベトナムのホーチミンや解放戦線の人たちは、とりあえずその共同体を「民族」でくくっていましたが、それが普遍的な「共同体」に繫がるものでもあったのでしょう。決して「左派」も共同体を軽視していたわけではない…それをたけさんに言うことを忘れていました。
話は少し飛びますが、行財政改革の一環としての市町村合併や、さらには橋下大阪府知事や財界が押し進める「道州制」なんかも、「管理できる共同体」をぶっこわすもの、「私たちが決めた(決める)」というものを脅かすものとして批判していかなければならないのでしょう。

皆様、コメント本当にありがとうございます。なのなの勢力さんの「人が幸せに暮らすって、どういうことよ?という問いかけ」を大切にしていきたいと思います。

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展望題7号、飛田論文の意義

展望第7号に、飛田一二三「安田派『綱領草案』批判―革命的共産主義運動の再生のために」と題する論文が掲載されている。これは「安田派『綱領草案』批判」という形をとっているが、スターリン主義の発生について、これまでの革共同の「一国社会主義論→革命の変質・スターリン主義へ」という教条(ドグマ)を打ち破るための考察論文である。
 まず、
 

共産主義の運動と組織において、党と綱領をつくることは必要かつ不可欠であろう。しかし革共同はこれまであえて党を名乗ること、綱領をつくることをしてこなかった。…労働者階級人民の内部、特に労働運動における根を張った運動と組織の形成という点ではまだまだ形成途上であるという厳しい自己認識に立ってきたからであった。…清水議長ら安田派中央は、革共同のこうした歴史を一片の総括もなく精算して、声高に「革共同建設の新段階」などと叫びつつ「綱領草案」を打ち出してきたのである(p110)

 ほー、そうであったか。綱領って、なかったんですなぁ~(^^)(^^)/
 革共同中央派の「綱領批判」そのものは、ま、昨年の8・31「大激動とは無縁」の存在としてはじきとばされてしまっている現状をみていただければ、誰でも分ることなのであえてここでは細かく書かないが、
 
革共同は「反帝国主義・反スターリン主義」をかかげてたたかってきた。にもかかわらず、中央指導部の政治的・思想的腐敗、スターリン主義的組織への変質を生み出した。(p115)
われわれは、こうした腐敗と変質をゆるしてしまったことへの痛切な反省を出発点にして今日まできた。とりわけ、上述したように反スターリン主義を掲げた共産主義運動がなぜスターリン主義に変質したのか、スターリン主義の問題をどのようにして克服し、乗りこえていくのかを重要なテーマとして取り組んできた。そうした立場から、スターリン主義を生み出した20世紀の共産主義運動とロシア革命、ひいては19世紀以来の200年間の社会主義・共産主義運動と組織の真剣な検討と総括を課題としてきた(p116)

 革共同再建協の「反スタ論」「共産主義論」の成果(まだ取り組み中だが)を記述しようとしたものである。
 ただし内容は、日本における党建設途上での問題点総括というよりも、スターリン主義が革命ロシアのどういったところから…特に革命以降のレーニンの採ったものも含めた「過渡期」における政策やデオロギー上の失敗・不徹底まで掘り下げ、スターリン主義と共産主義について語るものとなっている。

 と、いうことでこれから何回か、この「飛田論文」の“ロシア革命史”をネタに…私が読んだときにメモした事項や何やら…いろいろ書く予定にしています。

テキストとして欲しい人は、展望第7号を「買ってmoneybag」読んでくださいclub

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「沖縄県民」という言葉に国家・民族の止揚をみる

少し前から書こうと思っていましたが…ま、今年の夏の高校野球は沖縄代表の興南が優勝したわけですが、その時、TVのインタビューやなんやらで球児も地元の方が言う「(沖縄)県民の…」という言葉が、非常に印象に残っている。
 思えば、95年の少女暴行事件をきっかけに開催された「県民大会」をはじめ、何度も「基地建設反対!」や、教科書から「集団自決」の事実をゆがめる記述に反対する「県民大会」など、万単位でわぁ~っと集まる集会が行われている。
 もちろん、「日本国」の秩序形成・法体系上、沖縄に居住して住民登録すれば、だれでも沖縄「県民」になることができる(私も去年は、「大阪府民」今年は「香川県民」でおますhappy01)が・・・「沖縄県民」とは、近世・近代以降、ヤマト(本土)に抑圧された、琉球弧に住む人たちが、あるテーマ、それこそ米軍基地反対や、歴史歪曲(それは琉球・沖縄への抑圧を開き直り、正当化する議論に他ならない)に一致して、わぁ~っと集まることができる・・・のがその存在であると思う。
 琉球弧の人々は、近世に薩摩の侵略を受けるまで、あるいは受けて以降…琉球処分・沖縄戦とアメリカ支配・基地をそのまにした沖縄「返還」など…ヤマトとは違う文化を保ってきたし、今も保っている。(琉球弧という言葉を使ったが、もちろんその中でもいろいろ違う文化が育まれている。奄美、本島、久米島、宮古、石垣、八重山等、違うのだ…もっとも本島しか行ったことはないけどね)で、「日本国」からの「独立」(ま、今の国際法下における独立国家形成)を求める主張や、「琉球(沖縄)民族」をばーんと打ち立てる主張というのは、あることはあるけれども、主流ではない。
 ここに、私は「日本(大和)民族(国家)」という、ある意味の「虚構」イデオロギーを解体する萌芽があると思う。当然、ここには「国境」概念も解消し、例えば「魚釣島(尖閣諸島)問題も、単なる対岸にある共同体の「縄張り
争い」(当然これは変な武力を持たない者同士の争いだから、「戦争」には発展せず、最終的には「話し合い」解決となる。

 で、「沖縄県民」の怒りや、喜び、哀しみに共感し(あるいは「共感」しようと努力しようとする)人たちは…ヤマトを含め、北方で抑圧されたアイヌの人たちをはじめ、、オーストラリアの原住民や、グアムの人々、そして朝鮮人や中国人、アメリカ人やドイツ人、ロシア人でも、この心情に同意できれば…だれでも「沖縄県民」になれるのではないか…そういう可能性を秘めた「沖縄県民」という言葉…もちろん、沖縄の人たちはそんな深刻で重い意味としてこの言葉を使っているわけではないだろう。

 ということは、「ヤマトンチュウ」で社会変革を目指す私たちは、もっと琉球・沖縄文化と歴史を学び、それに応えていかなければならないだろう。

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生コンストライキ継続!

四トロ二次会掲示板より、転載…2日前のお話
生コンストライキ継続決定!

本日9月8日は、第二回目の集団交渉の日でした。すでに3カ月目に突入した長期ストライキで大手ゼネコン・建設独占の多くは生コン価格値上げを受諾し、事態収拾に向かってきていましたが、「値上げ受諾は表面だけで、実際には値引きさせられる」という情報が流され業者に動揺が生まれています。集団交渉では、労組側が適正価格を厳格に収受するための具体案を提起していますが、経営側は「日々雇用(いわゆる日雇いの事)の賃上げはしない」とか「賃上げはできない」などの発言をしたため交渉が激しく対立しました。その後「値上げ収受をしてから賃上げなどの具体を検討し回答する」「各要求項目は実務協議していく」などを確認し、生コン値上げ額による8月末〆切分が10月12日に入金されているかを確認し、それ以降に次の集団交渉をし、労組が承認できる回答が出た時点でスト終結となります。したがって、あと1カ月ストライキが継続することになりました。

ゼネコン・建設独占に安く買い叩かれてきた中小生コン業者とそこに働く労働者にとって、生コン料金の値上げは悲願です。これが実施されなければ倒産、解雇の嵐が吹きまくることになるでしょう。いまだにまともに回答せずストライキを長引かせている大手ゼネコン・建設独占を糾弾しよう!生コン労働者のストライキへ支援の輪を拡げよう!この闘いは「明日はわれわれの闘い」です。全国の労働者は関西の生コン労働者の闘いに続こう!

まっぺんさん、どうも情報ありがとうございます。
賃上げ交渉がなかなかまとまらないようですmoneybag

実はこの夏の終わり、大阪市内の某土木工事現場に行く機会があった。
で、そこのゼネコンの所長さんに「生コンのストライキの影響は、どのくらいありましたか?」と聞くの、忘れた~coldsweats01

現場はつつがなく進捗しているようでした…う~ん、ま、コンクリート打つだけが、現場の仕事じゃないから…とはいえ、土木構造物というのは、あるサイクルで順番に作り上げていくもの…ある段階でコンクリートが打てないと、止まってしまうのも、また事実。

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【緊急】『いま上関の海が危ない!』中国電力に抗議を!

MLで流れてきたので、転載します。

……………………… 転送・転載歓迎/重複失礼 ………………………

みなさま
広島の西塔です。
虹のカヤック隊からのメールを転送させていただきます。
山口県知事の埋め立て許可からまもなく2年、中国電力はいよいよ、生命の宝庫、「お魚のゆりかご」である田ノ浦湾に、土砂を流し込む作業を強行しようとしているようです。
漁業で生きる人たちの財産を破壊し、世界的に貴重な瀬戸内海のホットスポットを破壊することは、「犯罪である」ということが必ず明らかになります。中国電力が取り返しのつかない罪を犯す前に、◆「抗議の声を届けてください!」

中国電力 上関原子力発電所準備事務所
TEL 0820-62-1111 [8:50〜17:20]
FAX 0820-62-1228

中国電力 広島本社
TEL 082-523-6184 (広報部) [9:00〜17:00]
TEL 082-241-0211 [8:50〜17:20]
FAX 082-523−6185
***********************************

【緊急】【転載歓迎】
山口県 上関原発問題『いま上関の海が危ない!』

中国電力が明日9(木)に台船を動かそうとしているという情報が入りました!

明日は、中電が祝島島民やシーカヤッカーら4名に対して起こした4800万円の損害賠償請求の裁判があり、島からも多くの人が傍聴に行く予定でした。

埋め立て予定地が手薄になるのを狙って 作業をしようとしていると思われます。

昨年9月から始まった埋め立てに対する抗議行動は今現在も続いており、島民や支援者による座り込みは毎日行われています。

昨年10月には台風の最中、作業中止を宣言しながら、裏で台船を動かし作業をしたり、日の出前の暗いうちに、ほぼ無灯火で作業を行うこともありました。

このように、祝島島民の意見を全く聞かないで、強引に進めようとする中国電力のやり方にこそ問題があると思います。

この現状を多くの人に伝え、皆さんの声で今回の作業をやめさせてほしいと思っ ています。

◆口コミ、ブログやツイッターなど市民メディアで伝えてください!

現地・田ノ浦に来れる人も大歓迎です。

ご協力よろしくお願いします!


◆「抗議の声を届けてください↓」

中国電力
上関原子力発電所準備事務所
(TEL)0820-62-1111

中国電力
広島本社 広報部
(TEL)082-523-6184

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★虹のカヤック隊
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STOP!上関原発!
HP http://stop-kaminoseki.net/

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和歌山電鐵の写真

神前みーこげっと記念に、和歌山電鐵の写真を披露…07年の春に撮影したもの。
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JR和歌山駅と同居の、元南海貴志川線、和歌山電鐵・・・いちご電車です。今は「おもちゃ電車」や「たま電車」なるものも走っています。

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車内は、こんなふうです。

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木のテーブルが、なにかと良い。

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終点・貴志川駅。今はネコをイメージした、すごい駅舎に改装されています。今年の8月6日に完成したとか…

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日曜だったので、「たま駅長」は不在でした(^^;;;

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桜の木があります。早く桜の季節にならないかなぁ~happy01(暑さで頭が…)

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とりあえず、駅撮り。


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映画「CATERRPLLAR」追記

核武装論者さんや芋虫さんのご指摘にあるよう、江戸川乱歩の「芋虫」がこの映画の設定に使われているようだ。若松監督自身「四肢を失った傷痍軍人という設定は、『ジョニーは戦場へ行った』という映画や、江戸川乱歩の『芋虫』などの作品から感じ取ったイメージの影響が頭の中にありました。そこに、僕の子ども時代、実体験としての戦争の空気というものを加えていった。」(パンフというか本に掲載されているインタビュー、2ページ目)と述べている。
 江戸川乱歩の「芋虫」のほうは、コメント欄にも紹介されているが、どうも猟奇・ホラーあるいはエログロに近いようなものらしいたとえばここ
ただ、若松監督はそこで「戦争」を描こうとした。
 さきほどのインタビューに戻るが、「実は「連合赤軍」を撮っている最中から、漠然と考えていました。連合赤軍の若者たちの映画を撮りながら、この子らが出てきた背景には、親世代が犯した過ち、あの戦争があったのだろう、と感じていた。懲りずに再び戦争への道を進みつつあるという時代背景があったからこそ、60年代、学生たちは立ち上がった。よし、次はこの親の時代を撮ろう、と寒風ふきすさぶロケの最中に考えていたんですよ(笑)」と述べている。
 その設定に、乱歩の「芋虫」を使うところが、性や暴力を取り上げた作品が多い若松監督らしいところだ。

 ところで、芋虫さんがコメント欄で指摘された、「障がい者」の問題について、公的な社会保障制度やシステムが無く、恩給があるのみ。村落共同体もあてにできず、結局家族が背負い込まされる。家族といっても、主人公の黒川久蔵・シゲ子は2人だけの世帯で(戦死した長男と、体が弱くて徴兵猶予されている弟がいる。おそらく分家したのだろう)、家族親戚の援助もほとんどない、介護で大変だ~というシーンは、ほとんど出てこない。ここは想像で補わないといけないと思う。( 「介護で大変」という作り方もあろうが、そうすると映画の解釈が狭くなってしまうのだろう。だから倒錯した「生と性」を夫婦2人のシーン、会話に凝縮させていると思う)

 また予備知識なしで映画を見ていると、「知的障がい」を持っているであろう村人が赤い着物を着て、村の中で排除されずなんとなく「共存」しているようなシーンがあるが、実は「精神障がい」を装っていた人…若松監督の地元にもそういう人がいたらしい…のようだ。もっとも「設定」が正確にそうだとは映画の中だけでは読めず、ある程度の「障がい」を持っていたかもしれないと考えても、それは観客の解釈の自由であろう。

 ま、わけの分らない講釈は、このへんで(^^)(^^)//

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9・19三里塚と沖縄を結ぶ関西集会

三里塚決戦勝利関西実行委員会からのチラシより、

9・19三里塚と沖縄を結ぶ関西集会の参加のお願い
 「日米合意」による基地押しつけ攻撃に対して、この夏から秋、沖縄は名護市議選(9月12日投票)、沖縄知事選(11月28日投票)を軸に決戦に入っています。名護へり基地反対協の安次富浩共同代表をお招きし、「沖縄・辺野古と安保体制」(仮題)をめぐる講演をしていただきます。今こそ、私たちヤマトの人間は、この沖縄の皆さんの基地撤去にかけた闘いに応え、「日米安保体制はいらない」との国民的議論をわき起こし、その一翼を私たちも担いたいと思います。
 三里塚では、今年前半、2・25天神峰現闘争本部か痛いを叫ぶ反動判決にはじまり、6・28団結街道封鎖、第3誘導路建設へと2014年30万回飛行、ハブ空港化実現に向けた、市東孝雄さんの叩き出しに一切をかけた攻撃が吹き荒れました。しかし、反対同盟の実力決起を軸とした闘いは、この追い詰められた空港会社NAA、国家権力の「コソ泥」的な卑劣な攻撃をはね返して前進しています。「三里塚からの訴え」として、三里塚反対同盟事務局次長萩原進さんから、この三里塚の決戦に入った闘いの報告と10・10三里塚現地への総決起の訴えとともに、沖縄からの提起を踏まえた「今こそ三里塚と一緒に闘おう」「大衆的統一戦線を実現しよう」という訴えをお聞きします。
 すべての皆さんの9・19集会への賛同と参加をお願いします。

集会要綱
9・19三里塚と沖縄を結ぶ関西集会
―第3誘導路建設絶対阻止/市東さんの農地を守ろう/10・10三里塚現地へ総結集しよう―
【日時】2010年9月19日(日)午後1時開場 2時開会
【会場】大阪市立中央会館ホール
【内容】講演 安次富 浩さん
    三里塚からの訴え 萩原 進さん
    開会前1時半より、現地情勢の写真上映による報告
    集会後、ナンバまでデモ
【当日参加費カンパ】 1000円(資料代)
【主催】三里塚決戦勝利関西実行委員会/三里塚芝山連合空港反対同盟
 連絡先 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋599-11
     ℡・FAX 0799-72-5242 E-mail kanjitsu-mailあっとyahoo.co.jp(あっとは@に返還)

【賛同金】集会の成功のために広範な皆さんのご賛同をお願いします。
     賛同金は、個人、団体を問わず、1口500円(複数口歓迎 また集会参加費は別にさせていただきます)
 送り先/郵便振替「00980-1-63353 三里塚決戦勝利関西実行委員会」

てなわけで、集会参加はできませんが、賛同金を振り込んでまいりました(^^)//
なお、いつもの大阪市立中央会館はこちら

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よっしゃ~神前みーこゲット!祝・ブログ開設2周年

今年の鉄道模型フェスティバルで、安売りしていた「鉄道むすめ」vol.5(ここで「安売り」をしているということは、vol.5は生産打ち切り、在庫処分ということか?)を購入したら、和歌山電鉄神前(こうざき)みーこタンをげっと~(^^)(^^)(^^)///
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いや~ホントは、「鉄道むすめ」シリーズを見つけたとき、これがほしくなったんですね。関西の鉄道ですし…
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ネコかぶってて、かわいいでしょvirgoもちろん、ネコはあの有名な貴志川駅の「たま駅長」でございます。

ところで、勇気をふりしぼり、Yドバシカメラ梅田店でvol.5を購入、開けてみると…金沢あるみさんだったんですね。で、ついムラムラとメットを白に着色…たたかうあるみさんの完成であります…で気まぐれにアバター代わりにブログを始めてしまいましたhappy01

これまでこのブログを読んでくださった方、コメント、TBいただいた方、紹介、リンクしていただいた方、本当にありがとうございますm(--)m

と、同時に、「神前みーこ」タンがいなければ、金沢あるみさんをGETすることもなく、しtがって共産鉄道趣味業界に新風を吹き込んだ?当ブログも存在せず、また、すのこタン。(A4あるみさん)との出会いもなければ、ずのこにへのこもなかったわけだ。

う~ん、恐るべき「たま駅長」の影響力…ってか、ネコを駅長にした両備グループ社長には、足を向けて寝られませぬfoot

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後姿も、さっそうとして、かっこいいでしょheart01

ついでに、東急車両電車市場さんが出品していた、「東急車輛7200系Z・ストラップ」も購入
Dsc00191
もちろんイラストは、溶接作業研修中あるみさんです。


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