不「幸福実現党」が沖縄県知事選挙に候補を出す

え～先日の【転載】「排外テロ」と戦争のプロトコール…（１）で

10月23日には四国高松で、「幸福実現党」を中心に「頑張れ日本！全国行動委員会」主催者発表300名(この団体は５〜１０倍は平気でいう）のデモが行なわれた。

と引用した。10月23日（土）は辺野古・普天間に基地はいらない高松行動で商店街街宣をやるつもりだったのだが、もう体調悪くてお休み…で、彼らに遭遇することもなく、このような集会があったこと自体知らなかった。

で、どんな集会か確認するために引用されていたURL幸福維新の志士となれを探すと、映像がありました。ま「尖閣守れ！中国ケシカラン！」と日の丸と不「幸福実現党」の青いのぼりをかついで、商店街を普通にデモ…映像を見る限りにおいては、ヘイトスピーチ等はない（トンデモ的発言はあるが）「言論の自由」の範囲内のもので、結集は100名を超えるぐらいか（５～10倍ということはさすがにない）と見た。
で、このサイトをざ～っと見てみると、なんと沖縄知事選挙に候補者を出すようだ。その名は金城タツロー　「普天間基地断固県内移設」「日米同盟強化」「尖閣諸島を守ろう」を訴えている。
まあ、出るとは思っていたが…「県内・辺野古移設」の民主党はこの人を正々堂々と支援すればよいのにｗ
それはともかく、安保・基地問題以外の公約を見てみると…
・消費税を0％にして家計を助け、商品の売り上げを伸ばします。
・泊―泉崎間に立体交差をつくり、通勤ラッシュを緩和します。
・北部空港を建設し、ちゅら海水族館近くにディズニーランドを誘致します。
出た～ぁ消費税０％、ディズニーランド誘致

ちゃんと知事になって、「普天間県内移設」「尖閣防衛」する気があんのか、あん
完全カルト宗教政党出身ということもあって、これでは完全泡沫候補扱い…で、マスコミが報道してくれない、琉球放送の「立候補予定者公開討論会」に呼んでもらえなかったため、一般観覧者として会場に赴き、開場前に「公平な放送を」求めるために訴えたとのこと。

石垣島等に行って「尖閣を守ろう！」といろいろ「支持」を集めようとしている…そのくせ先島の魚業・産業振興については、な～んも具体策がなさそう…極めつけは辺野古に行ってあいさつ周り辺野古で感じた「県内移設賛成の機運」１．２そして３なんてのを映像に上げております…が、そりゃ何人かは「基地容認」もいるだろう（３件ほど出てきた）しかし、13年にもわたって反対・容認で集落が割れていって、まだ「結論」出んとごちゃごちゃしてるんだから、ちょっと聞いたぐらいでホントの本音なんか出るかいそれを「マスコミは、辺野古住民の95％が移設賛成であることを国民に伝えていません。」と言い切っちゃうんですなぁ～実現党応援団の方々は
キャンプ・シュワブの浜の鉄条網のところに行って「これが中国の基地だったら…」「海を守れという人達が海を汚している」と言う始末…辺野古集落のおばちゃんに「ジュゴンは居るの」と聞いて「ああ、あれはよその映像」（注：ジュゴンが目撃されてるのは大浦湾であり、辺野古には夜に餌を食べに来るのだ）ということを聞いてわざとらしく驚く…集落の中で「幸福実現党のポスターしかありませんねぇ～（あちこち張りまくってゴクローサン・他候補者のポスターは映してないんでしょ）」

さて、不「幸福実現党」金城タツローは、反イハ洋一票を「割る」役目を果たすのか、「尖閣問題」「中国脅威論」で沖縄に新しく支持者を増やすのか…ちょっと警戒しつつ注目しておこう