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予讃線でフリーゲージトレインの走行試験が行われるそうな

来年度予算案の報道にかくれて、こんなネタが…四国新聞より
フリーゲージトレイン、予讃線で走行試験へ

 

国土交通省は、新幹線と在来線など異なる幅の線路を直通運転できるフリーゲージトレインの走行試験を2011年度からJR予讃線高松―新居浜間で行う。
 フリーゲージトレインの走行試験はこれまで九州のJR日豊線で行われてきた。その中で、急カーブで大きく減速してしまうことが課題となり、同省では台車の改良に着手。来年初めにも改良台車が完成する見通しとなり、日豊線よりも急カーブの多い予讃線が新しい走行試験軌道として選ばれた。
 24日に発表された11年度の政府予算では、走行試験を含む技術開発費として18億6700万円が盛り込まれた。主には車両の重量に対応するための線路や地盤の強化費に当てられる。
 国交省によるとフリーゲージトレインの最高時速は130キロ。4月ごろから1年ほどをめどに予讃線での走行試験を行う計画。

フリーゲージトレインってこんなヤツ(国土交通省のサイト) 要するに、新幹線と在来線を直通させるために、山形新幹線や秋田新幹線のように「改軌」すなわちレールの幅を変える大規模工事を行うかわりに、車両のほうで車輪の幅を変える…というもの。
これが「実用化」されれば、例えば岡山で乗換えをしなくても新大阪―高松、高知、松山方面にそのまま行くことができるわけだhappy01…が。
問題は、車両の構造がヤヤコシイので、どうしても軽量化できない。そうすると、在来線内の最高時速130キロはなんとかなっても、新幹線内で高速、例えば「のぞみ」並み300キロを出すのが大変らしい。
遅い車両を高速列車群に割り込ませると、ダイヤ編成が大変になる。新大阪―博多(3月からは熊本や鹿児島もはいるぞ~bullettrain)は、航空機との競争で最速列車を優先させたいところ。
フリーゲージトレインの新幹線・在来線での走行実験が始まってから7年ぐらいたつわけだが、どこもまだ走らせようと具体化していないのは、そーゆー事情もあるらしい。東海道新幹線では、例えば名古屋で在来線に下り、高山本線や南紀方面へ、新大阪で下りて関空・南紀方面へという列車の設定および需要がありそうだが、東海道新幹線が東京―新大阪(およびそれ以遠)を結ぶ「のぞみ」ダイヤを乱したくないということだ。

もっとも、北陸新幹線が金沢まで開業した折には、大阪―富山方面)を乗り換えなしで結ぶヤツには使えるかもしれない。しかし、JR西日本はサンダーバードに新型車両を追加投入(683系ですな)して「雷鳥」を廃止ことにしている。フリーゲージを投入するとなると、681・683系の行き場所がcoldsweats01ま、福井方面から「東京直通」の要望があるかもしれないが、線形の厳しい現「長野行き新幹線」の区間で、パワーが出せるか?
と、いうことは、のぞみはもはや四国方面しかないかsign02

とりあえず試験走行を暖かく見守ろうではないか。おお、そうじゃ、走行情報がキャッチできれば、撮影闘争にも決起できる…かもcamera

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コメント

実は、余り期待していない技術の一つだったり。

それよりも、以下の要求があります。
・松山(宇和島)から、京都までの直通列車。
・松山-伊予小松間の直線路線開通(これは金がかかりまくりと、横河原線の扱いが)

ま、どちらも岡山-松山の新幹線が出来たら「解決」なんですが。建設費どのくらいかかるのかな?

投稿: TAMO2 | 2010年12月27日 (月) 08時35分

TAMO2投手、コメントありがとうございます。
>松山(宇和島)から、京都までの直通列車。
というのは、投手もブログで書かれていましたね。現JR体制では、旅客会社が機関車や客車を維持するのも難しいので季節列車の「ムーンライト四国」もなくなっちゃったし…そうそう、これで松山まで行き、船で広島に渡って8・6ヒロシマに参加ということもしました。
今年もよろしくお願いします。

投稿: あるみさん | 2011年1月 4日 (火) 21時04分

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» 鉄道も企業も一部特権層だけのモノではない [アフガン・イラク・北朝鮮と日本]
   正月明けはこの新聞記事から。鉄道関連の記事ですが、とても他人事には思えませんでした。何故なら、「並行在来線」切りも「派遣」切りも、ともに企業の利益至上主義、新自由主義(強欲資本主義)の現われだと思ったからです。少なくとも私にとっては、そういう意味で、非常に身につまされる記事でした。 ・整備新幹線開業の陰で…どう守る地元の“足” 苦悩する沿線自治体(産経新聞)  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110103-00000525-san-soci  記事... [続きを読む]

受信: 2011年1月 8日 (土) 23時45分

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