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米・英・仏のリビア爆撃を弾劾する!

昼に昨日のブログ記事を書いて、新聞をよむとえらいことが起こっていた。
四国新聞WEB
米英仏がリビア爆撃/巡航ミサイル124発

【カイロ共同=高山裕康】米英両国やフランスなど計5カ国から成る多国籍軍は19日午後(日本時間20日未明)、反体制派弾圧を続けるリビアの上空への飛行禁止空域設定を認めた国連安全保障理事会決議に基づき、同国の防空関連施設に巡航ミサイルなどで攻撃を開始した。
 反政府運動が広がる中東情勢をめぐり、欧米が反体制派を支援する形で軍事介入したのは初めて。リビアに41年以上君臨する最高指導者カダフィ大佐の退陣を最終的に目指すとみられる。欧米によるアラブ諸国への大規模な軍事攻撃は2003年のイラク戦争以来。
 カダフィ氏は国営テレビで19日「十字軍の侵略」と非難。20日には「われわれは長期戦の準備ができているが、おまえたちは続けられない」と述べ、徹底抗戦を宣言した。リビア当局は「100万人」の市民を対象に武器の配布を始めた。
 オバマ米大統領は19日、米軍が「限定的な軍事行動」を始めたと表明。米国防総省によると、共同作戦名はギリシャ叙事詩になぞらえ「オデッセイ(冒険)の夜明け」。米英軍の艦船から、リビアのレーダー施設など20カ所以上を標的に巡航ミサイル「トマホーク」124発を発射。フランス軍機は軍用車両数台を破壊した。20日には米海兵隊のハリアー攻撃機がリビア政府軍を空爆した。
 マレン米統合参謀本部議長は20日放映のNBCテレビの番組で、攻撃でリビア側は防空能力を奪われ、航空機を飛ばしていないと指摘、上空に飛行禁止空域が設定されたと述べた。フランスのジュペ外相は「作戦は数日続く」と述べる一方、地上軍の投入は否定した。
 ロイター通信によると、リビア保健当局者は20日、欧米などの攻撃で首都トリポリや北東部ベンガジの民間人地区で計64人が死亡したと語った。国営テレビは負傷者は150人としている。
 フランス公共ラジオによると、リビアは安保理の緊急協議を要請した。
 軍事作戦には米英仏にカナダ、イタリアを加えた5カ国から25隻の艦船が参加。キャメロン英首相は「軍事介入はアラブ連盟も支持しており、必要かつ正しい行動だ」と述べた。

カダフィーのやってる反体制派への攻撃は許せないものだが、米・英・仏の最新の軍隊でリビアの「内戦」に介入することは許されない。民族自決権への敵対である。
断固、許さんsign03

だが、こういう報道もある。毎日jpより
リビア:多国籍軍空爆 歓喜あふれる広場

【トブルク(リビア北東部)高尾具成】「リビア! リビア! リビア!」。歓声や拍手が広がる。機関銃の祝砲が空にあがり、車のクラクションが鳴らされている。安保理決議に基づき仏英米など多国籍軍が最高指導者カダフィ大佐率いる政府軍の関連拠点への攻撃を開始した19日、北東部トブルク中心部に入った。広場では、街頭テレビの中継をじっと見守っていた市民数千人が「フランスの攻撃開始」のニュースが流れた瞬間、歓喜の声を一斉にあげた。
 涙を浮かべる者、抱き合う人々や祈りをささげる姿もある。リビア・コールの後には「フランス」「サルコジ」の連呼もこだました。
 同日朝から政府軍は反体制派の拠点、北東部ベンガジへの攻撃を激化。トブルクでも反体制派は「背水の陣」で臨んでいた。港湾管理員のハムザ・ユーサさん(23)は北中部の要衝アジュダビアからトブルクへと続く幹線道路上で政府軍との対決に備えていた。「私たち若者には未来を手に入れたい強い願望がある。犠牲となった友人の思いも背負っている。流血はもはや必要ない」と力を込めた。
 農業技師アブドゥサディーム・エルダッガリさん(46)は40年以上も独裁体制を続けるカダフィ政権を強く非難した。「思うように読み書きも学べず、人生を無益に過ごしてきた。抗議デモが始まった先月半ばから数えて、(新リビアは)まだ生まれて1カ月の赤ん坊と同じだよ」と言う。12年前に67歳で亡くなった父は、カダフィ大佐のクーデターで追われたイドリス国王の護衛を務めていた。カダフィ体制に変わった直後に不当拘束をされ、4年間の獄中生活を送った。「南アフリカのネルソン・マンデラ氏は27年半の獄中生活を送ったと聞くが、リビアには30年以上、不当に投獄された市民がたくさんいる」と言い、反体制派のシンボルである赤黒緑の3色に白い月と星が描かれた旧国旗にそっと口づけした。
 一方で、爆撃を見る市民には複雑な思いもある。街頭テレビ前で、無職のユスフ・サイードさん(25)は「独力で市民革命を達成したかったが、(政権側と)兵力の差があった」と残念そうだ。だが「国際社会のカダフィ政権への攻撃は残された唯一の選択肢だった。これでようやく政権側と反体制派の形勢は五分になった。リビア全土の和平はまだ先だ」と気をひきしめた。

反体制側の人たちは、これを受け入れている。難しい問題だ…だが、介入によってカダフィー政権は「崩壊」するかもしれないが、反米を掲げるグループとの泥沼の内戦になるかも知れない。
同じく毎日jp
リビア:多国籍軍空爆 中国「一貫して反対」 ロシア「中東の過激主義助長」
とある。

【北京・成沢健一、モスクワ田中洋之】リビアへの武力行使を容認した国連安保理決議の採決で棄権した中国とロシアは、多国籍軍によるリビア攻撃に遺憾の意を表明した。
 中国外務省の姜瑜(きょうゆ)副報道局長は20日、「中国は一貫して国際関係での武力行使には賛成しない」とする談話を発表。「情勢ができる限り早く回復・安定し、民間人の死傷者がさらに増える事態を回避するよう望む」と指摘した。
 ロシア外務省も19日、一般市民の被害回避と速やかな攻撃停止を求める声明を発表した。ロシアのロゴジン駐北大西洋条約機構(NATO)大使は、「紛争の拡大と制御不能の連鎖反応につながり、北アフリカや中東地域全体の過激主義を助長する」と警告した。
 ロシアの軍事専門家はインタファクス通信に、リビアの旧ソ連製兵器は、最新兵器に対抗できないと指摘した。

中国は自分のところで「ジャスミン革命」の芽を摘もうと必死になっているところなので、アメリカの介入に反対するのは、まぁ自国の利益なんだろう。それよりもロシアの「紛争の拡大と制御不能の連鎖反応につながり、北アフリカや中東地域全体の過激主義を助長する」というのは、しごくまっとうな意見ではないか(まぁここもチェチェンなんかで「過激主義」の問題を抱えているが、それの責任はロシアにある)

最新式兵器でリビア軍が崩壊し、多国籍軍の占領等がなくても「過激主義」と「民主化勢力」の内戦がおこる可能性がある。また、カダフィーがある時期、多国籍軍と取引する可能性もあるし、逆に民主化勢力から「反米」のためカダフィーと一緒に行動しようと闘いだす人間がいるかもしれない。

なんか、90年代のユーゴスラビアのようにならないか心配だ。

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