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政治革命のためのちょっとしたメモ

先日のエントリーもう中央政府には頼れないんだろうにおける、BMさんとROM人さんのコメント応酬…というかROM人さん(まぁこの人の意見や考え方は、私とはかなり相容れないところがあるのは充分承知の上で)からの意見から、ちょっと思いついたメモ書き程度のこと

①独裁制…というか>憲法改正して首相公選制の導入して、国民にリーダーを選んでいるという自覚を持たせることが必要でしょう。について

現在、地方自治体の首長…市長や都道府県知事…はそのようにして選ばれている…が、リーダーを選んでいるという「自覚」は、あまりもってないだろう。まあ、「地方自治体」は権限が小さく、財源も上に握られているからなぁ~
80年代、中曽根康博(日本の原子力「平和利用」の大戦犯)も「首相公選性」を訴えていたと思うが、元首に限りなく近い「天皇」をどう取り扱うかというところもネックになったし、今もなっているだろう。

②地方分権・道州制
と、いうことで大阪府知事の橋下は、将来の道州制…国の予算や権限を大幅に道州に移譲することが前提…を見越して「府庁のWTCへの移転」やら、「関西広域連合」「大阪都構想」なんかを打ち出している。今より小さな単位で日本を分割して、そこの首長に大統領的権限を持たせるということだ。
ただし、道州制の前提に、現在の市町村のさらなる整理・統廃合および行政に関わる公務員の削減、地方議員の削減がある。これもROM人さんが言うように
>直接民主制は理想形だが、効率やコストの面で非現実的
というより、民主制そのものにはコストや時間がかかる。現在の「公的機関」も議会で予算の裏づけがないと動けない…だから公務員より民間を…となるのだが、実は民間であってもそんなにホイホイと仕事をスピーディにやっているわけではない。「何が利益になるか」充分検討した上で事業をやるわけだから、けっこう無駄なプロセスも存在する。また、民間は民間で財務・税務など、実際の業務とは関係ない部門があって、こーゆーところは融通が利かない。
ま、とにかく石原都知事や橋下のような「大統領」の暴走(良い方向へならともかく、悪い方向に行った時)の歯止めを「議会」がするわけであるが、議員の相対的あるいは絶対的人数の減では、それが難しい。

③コミューン・ソビエト・〇〇委員会→プラットフォーム
ここでぐぐっと「左翼」の言葉(最後は自分の「造語」であるが)をだした。これらは「議決し・執行する」行政機関である。近代民主主義の「三権分立」とは大いに異なるが、パリ・コミューンは早くも1871年に成立している。これらの構成員は、議員が公務員を兼ね、いつでも民衆の直接選挙によって交代させることができるもので、スイスで行われている直接民主性よりもより具体的・行動的な民主主義のあり方で、かつ行政の仕事も迅速に進む。
ただし、そうゆうものが有効に働く範囲…広さはそんなに広くない「全世界を把握する」ことなんて不可能なのだ。よって、道州なんかより、かなり狭い範囲で、その能力は発揮される。
だが、小さな単位…旧来の共同体でのみ…で動くと「地域ボス」とか、何か悪意を持った(いや持たなくても)ヤツによる独裁的支配が、より簡単に行われる…だから人々がそれぞれの課題や興味に基づき参加・実行する。これが私の提唱する「プラットフォーム」である。そしてその「境界線」はそれぞれ複雑に絡み合っていることで「相互チェック」を行う。

④とはいえ、経済行動は世界的
交通・通信の発達により、確かにそうなっている。「道州制」なんかが出てくるのも、せいぜい徒歩か馬で人や情報が移動していた時代の市町村、都道府県の区切りを越えて、さらには国境も越えて(ただし人が国境を越えるのは色々難しい)動いている実態から発想されているところがある。
しかし、通信はともかく、交通…物資の移動を世界規模で行うことで、エネルギーの浪費(原子力では商船や航空機は動かせないsign01)や生産(特に農業等の一次産業)での偏りといった、人間生活のための環境を破壊する。これらをもう少し、人々が認識できる範囲内にダウンサイズする必要がある…そのための「プラットフォーム論」でもある。また、「脱原発」というのは、そういったダウンサイジングも含んだ思想潮流であり、自然(再生可能)エネルギーをどのような形で利用するかはともかくとして、そういった方向に進んで行かざるを得ない。

⑤自分のことは、自分で決める…
これが、今の「政治」にとって変わる。「自治」であり、民主主義である。だから民族自決権や、マイノリティーの権利、自由も含む。

⑥自治に参加するためには、「経済」からの自由が必要
ところで、プラットフォームで自治に人が自由に参加するためには、少なくとも現在「食うために最低8時間は、労働」に拘束される社会が改められなければならない。多くの人はもっと長時間、肉体的精神的に「食うため」の時間・労働に束縛される。
これを解決する方法として、マルクスは「ゴータ綱領批判」で展開している「共産主義社会の高次段階」を、プロレタリア革命→賃金労働の廃止→…で提起している。まぁ道のりが長く、しかもやったつもりが「大失敗」しちゃったこともある。プロ革無しに、賃金労働もそのままでそれを解決するのがBI…ベーシックインカム…であろう。資本主義を肯定する側からも、否定する側からも賛否両論ありかつ「魅力的」な考え方であるが、これが実現するときには、既成の労働、社会観は確実に変わるし、変えないと導入できない。単に「財源」を用意して配ればよいというものではいかんようだ。そこにはなんらかの「革命」が存在する。

ま、ざっとこんなモンか…

⑥政治参加

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コメント

うーん
ベーシックインカムですか。

副作用が心配ですね。
今でも生活保護費や年金のピンハネがありますからねぇ。

私的な権力が、人を囲い込んで横取りしてしまうとか・・・

未来への構想力より、現実の心配が勝っていては何も変えられないわけですが。

投稿: BM | 2011年6月17日 (金) 23時12分

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