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十和田観光電鉄再訪闘争

青森、下北から八戸に南下する途中、十和田観光電鉄に乗ってきた。ここは二十数年前、18の歳に大学鉄研で「東北旅行会」をやった時に乗ったきりのところである。当時は鋼製の赤とクリームのツートンの電車だったが、今は東急のお古、ステンレスの7000系が走っている。

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立派な橋上駅舎の、「青い森鉄道」三沢駅を下りると、隣にコンクリート打ちっぱなしの十和田観光電鉄、三沢駅がある。

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なぜか、長~い駅舎

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中も当然、細長く薄暗い…そば屋さんがある。

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その名のごとく「十和田湖」への観光ルートであるのだが、何もこの電車に乗らなくても、三沢空港や東北新幹線の駅からバスで十和田湖観光は充分可能である。おまけに「東北新幹線青森開業」も、この鉄道とは接続しておらず(むしろ下をトンネルで抜けられているsign01)、何の恩恵も無い…で赤字がかさんで将来性も見込めないということから、地元の自治体に支援を要求しているのだが、どうやら今の時期にそれは蹴られたらしい。よって近々、「廃止」という運命も予想される…現実はキビシイのだ。

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とりあえず「あるみさんズ」の記念撮影をして。

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駅撮りである。

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あるみさん勤める、東急車輛で制作…1966年ということは、途中改装しているとはいえ、45年も走ってることになる。いやぁ~電車って、長持ちだなぁtrain

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朝のラッシュ時が終わったためか、2両編成でガラガラ

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田んぼや畑の中も通りますが…

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住宅も当然、あります。それにしても、「三農工前」とか「北里大学前」「工業高校前」と学校が近くにあるのだから、廃止されたら学生の足としては大変ではなかろうか。平行道路は普通の2車線で流れは良いのだが、朝夕は渋滞しそうだし…

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七百駅が、運転の拠点…なぜか見える謎の緑電車・・・ちなみにここには東急7000系オリジナルカラー(といっても、単なるステンレスのみの、色帯の無いヤツ)が置いてある。

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終点、十和田市駅に到着…ホームから階段上って道路を渡り、ターミナルビル(らしき)所に出る。

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改札口も、暗くて寂しいじゃなイカsign03

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1階はショッピングセンターと、バスターミナルになっている。雨の中外を歩いてみると…

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あれれ、昔はあの家電量販店あたりに駅があったと思うのだが…

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その証拠に、線路はこんなふうに曲がって終わっている。

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駅舎に続くショッピングセンターはなかなか立派なのだが、どうゆうわけかシャッターの閉まっている店が多い…定休日かcoldsweats01

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とにかく駅に戻って、記念と支援に「第16回鉄道の日記念 十和田観光鉄道全駅入場券セット」を購入。すると駅員さんが「地方民鉄旅トランプ」というのをオマケにくれた。社団法人 日本民営鉄道協会さんが出しているトランプ。後ろには

※本品は無料頒布しております。インターネット・オークションなど有償取引の場への出品はご遠慮ください。

とある。

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雨の中、駅撮り…

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せっかく「電化60周年」なのに…廃止となれば、残念なことです。

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三沢に向かって帰る…この季節、ひまわりさんも枯れています。

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三沢駅付近には、かなりでかい温泉施設がある。

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で、この地方鉄道が生き残るためには、接続する「青い森鉄道」との連携・協力し、ネットワークとしての鉄道網を考えなければならないのだが、「青い森鉄道」の時刻が、これではなぁ~virgo

オマケ…東北の地方私鉄で東急7000系を使っているのは、福島交通と弘前の弘南鉄道がある。


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コメント

東急のステンレスカーっていろんなところに譲渡されていますね。
たしか7000系は、僕が小学生のころ、東急大井町線や東横線で運行していた記憶があります。
東急の車両って一癖あるような気がしますが、あるみさんはどう思われます?
僕としては80年代東急の花形は8500系だと思いますが、いまだ現役です。僕と同い年なんで愛着がわきます。

あるみさんの「○○鉄道完乗闘争」など、実にうらやましい限りです。

それにしても、クルマ社会は交通弱者を排除するものですし、クルマの過剰で渋滞を招くし、高齢化社会をむかえつつある現在、モータリゼーションから公共交通へ再転換の時代を構築せねばならないでしょう。
トヨタ、日産等々の自動車産業が日本の主要産業だとしても、これは、下請け孫請けにより支えられているという極めていびつな業界ですから、無駄な公共事業による道路建設とともに、自動車産業を縮小していく必要があると思われます。

投稿: Bob Petty | 2011年10月 1日 (土) 02時13分

げげ。青森県民の私も乗ったことないのに・・・。今度、青森に来るときは、私のスケジュールを聞いてから来てね(ハート)

投稿: なのなの勢力 | 2011年10月 1日 (土) 04時53分

Bob Petty さん、コメントありがとうございます。私も古い人間で、関西圏に居ましたから、どちらかというとステンレス車よりも鋼製でいろんなカラーリングの楽しめる車両のほうが好きです。ステンレスの加工・溶接技術が発達したこと、車両の軽量化(省エネ)が求められたことから、通勤型電車の多くがステンレスになっていますから、かえって違和感も感じなくなりました。
鉄道の運命や自動車産業の縮小について、普段はおおむね同意見ではあるものの、今回の「震災復旧」という観点からみると、道路整備と自動車というものを軽く見てはいけない…その中で「鉄道」というインフラをどう活かし、守ってくか(あるいは撤退するか)を考えなければならないと思っています。

投稿: あるみさん | 2011年10月 1日 (土) 23時09分

なのなの勢力さん、スミマセン…そちらのご都合や体調も考えて連絡しておけば、楽しい旅になったかもしれません。
とりあえず、近々に青森港の様子を記事にしたいと思います。

投稿: あるみさん | 2011年10月 1日 (土) 23時11分

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青森県の三沢と十和田を結ぶ十和田観光電鉄。 全国の地方鉄道に共通する状況として沿線の人口減とモータリゼーションの進行により、毎年利用者が減少してきていましたが、ここに ... [続きを読む]

受信: 2011年10月 5日 (水) 22時25分

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