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革命的お花見闘争

昨日、脱原発行動でお知り合いになった香川連帯ユニオンの方と、ちょっとした「合同街宣」をした後、「革命的お花見闘争」に決起…

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とはいえ花なんぞ、ぜ~ん全咲いていません。香川はまだ開花宣言すら行われておらず、つぼみも固いままです。
街宣はJR高松駅前でやる予定でしたが、風が強くてボードとかが飛びそうなので、急遽三越、高松中央郵便局付近で行うことに。
内容は、辺野古・普天間に基地はいらない高松行動の年度末特別ビラまき…とは言っても、「基地と原発は同じ『犠牲の構造』だ」「マニュフェストを踏みにじり、沖縄への基地押しつけと原発再稼動を許すな!」という程度のもの…31日緊急ということであれば、普天間爆音闘争二次提訴のこととか、北朝鮮「衛星」にかこつけたPAC3配備問題にも触れるべきであったが、そこまでは手が回らなかった。チラシはフンパツして白黒で50枚・・・それを4時半~5時前に撒ききった。(まあ、50枚ですからねぇ~)

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ユニオンの方には、「すのこにへのこ」アイテムを持ってもらいました(^^)/

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私は、こんな感じ…
実はこの場所、丸亀町交差点のすぐ際で、普段はイベント空間として使われているが、実際は「公道」である。だが街宣やってると「ここでイベントするには、許可をとって下さい。やるならもう少し向こうの、植え込みのほうで」などと商店街の管理人とおぼしき方からクレームがついた。たった2人でちょこちょこビラ撒きしている程度じゃなイカ!(JR高松駅前だと、ストリートミュージシャンとか居るので、おそらくそんなにうるさくはないんだろう)
ちなみに、ここでまともな「イベント」をしようとすると、商店街の用意したパイプ椅子を使用しなければならず、そのショバ代に10万円取られるとか…

で、ビラ撒き終了後、時間があるので高松(玉藻)城跡公園へ…200円成り…旭門から桜の馬場(ここは花見の季節の夜、無料開放される。ウチの会社の花見もここで行う予定)を通り、「披雲閣」「内苑御庭」あたりをブラブラ
カメラの電池が怪しくなってきたので、写真は「披雲閣」のみ・・・立派な建物である。
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しかし、桜の花なんぞ咲いていない…5時半ごろになったので、JR高松駅付近で「革命的お花見闘争…無い花を”想像”しながら運動を語り合う」を開始「あるみさんズ」ももちろん参加
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以前、1回お会いして簡単に話をしたことがあるのだが、その後こっちの体調が悪く…「革命的クリスマス粉砕闘争」 →「革命的新年会闘争」とおじゃんになっていたので、いよいよ「革命的お花見闘争」でより親睦と「共同行動の可能性」を探る場となった。

お互いに経歴みたいなものを話し、こちらからは3・25三里塚の様子…特に全国農民会議の登場について語った。向こうからも、香川の社民党系列の運動状況、特に仲多度地区労関係での反原発への取り組みについて教わった…けっこう社民党も真面目にやっており、「3・11原発いらない福島県民大集会」賛同団体のうち、70もの香川の団体が賛同していたそうな。
「仲多度地区労ニュース 2012.3.21号」には、「原発なくせ!再稼動やめろ!」と、福島県民大会の様子や発言者の発言がきちんと載せられていた。

「ところで、5・16の沖縄には行くの?」「いやぁ~『三里塚勝手連』で行こうという話しがあるんですが、『いちばん地理的に近いあるみさんを…』って言われているんだけれど、こっちは「高松行動」で行ってるし…また『三里塚勝手連』でいくんだったら、反対同盟も参加する6・22のほうがいいんじゃないでしょうか」「いや、こちらも、この前四電前で申し入れを行った若い人に(動労千葉Tシャツ兄ちゃん)に是非行ってもらいたいと思っている・・・基地も原発もいっしょなんだから。」彼を中心に周辺に声をかけて『青年部』を立ち上げる予定もあるとか…ちなみに彼も「お花見闘争」に決起したかったらしいのだが、あいにく仕事が入っていて来られないとのこと。

その後、彼の「反原発運動の原点」のお話に…私より10年ぐらい上の方で、いわば「スリーマイル」世代といったところか…物理学を専攻していたので、高木仁三郎、久米三四郎、槌田敦氏等、蒼々たるメンバーを呼んで自主ゼミや学習会をしたという。「こちらが論文書いて、向こうがチェック、査読する。緊張感あふれる楽しい時間」だったとのこと。また、「反原発」の理論として
1.通常の化学エネルギーを利用する時に規定されるエネルギー(温度)と、原子力を利用する時に規定されるエネルギー(温度)では桁が違う
 要するに人間が火やガソリンを使うことができるのは、常態で鉄が火やガソリンを包み込むことができるからだ。だからガソリンエンジンは成り立つ。ところが原子力の火を利用するために閉じ込めるためにはそれが出来ない(原子炉とは、厖大なエネルギーと資源を使って、無理やり閉じ込めているのだ)
2.プルトニウムの半減期は2万年以上だが、2万年前、伯耆大山は海の底だった…そんなものを安定して管理できるわけがない…この2点だ。さらに、セシウムは半減期30年と「短く」感じられるかもしれないが、実際は1世代分の長さになる。今の高校生でも、30年経ったら働き盛りで、子どももいるだろう…鉛の箱に入れて、代々引き継いでいくのか?何か分らなくて開封してしまったらどうする。それに半減期というのは「半分になるだけ」で、放射性物質そのものは永久になくならない。
 また、放射性カリウムの例を取り上げる御用学者もいるが、元々人間は放射性カリウムを素早く体外に排出するように出来ている。御用学者は「人間も自然放射線の中で進化してきた…だから多少の放射線は大丈夫だ」と言うが、もともと「放射性物質」だらけだった地表から、放射性物質・放射線がさえぎられるようになって、生命が進化してきたのだ。
 ガレキの問題も、放射線量ではなく、総量で考えないとダメ…薄めたら何でも捨てられる…

とゆうような話で、盛り上がりながら、結構8時ごろまで飲んだ…とりあえずまたメールか電話等で何かあったら連絡を取り合うということで、お別れ…

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あと、「星野さんを取り戻す会」の、2月徳島刑務所包囲デモを宣伝する缶バッジをいただく…有意義な「お花見闘争」であった…かな

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コメント

香川もあまり咲いてないのですね。
お花見と言ったらやっぱり長野県の高遠ですよちなみに私もその近くに住んでいます。

投稿: 長野 | 2012年4月 2日 (月) 17時42分

長野さんコメントありがとうございます。高遠の桜も有名ですね。
高遠には若い時に、車で行ったことがあります。桜ではなく紅葉の季節…しかも高遠城跡公園の駐車場に車で寝たというような寂しい旅でした。
江戸の大奥から流された「江島」の屋敷というのを外から見ましたよ。

投稿: あるみさん | 2012年4月 2日 (月) 22時41分

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