「四国も飛ぶぞオスプレイ」とチラシつくってはみたが…
アフガン・モロッコのみならず、アメリカ本土でも墜落事故を起こしたオスプレイ。こんなものが沖縄や岩国に配備されることなんぞ、絶対認めんぞ
しかも、オスプレイは普天間や岩国、富士演習場を中心に、日本中を飛び回る。
我が四国上空も、飛行コースだ。Wikiで早明浦ダムを検索すると、こんな記事が載っている。
米軍機による爆撃訓練問題
1994年10月14日、アメリカ海軍空母インディペンデンス (CV-62)所属の艦載機A-6イントルーダーが、オレンジルートと呼ばれる和歌山県南部から徳島南部を通り、四国山脈を越え、愛媛県に抜け岩国基地に帰還する時速約800キロで低空飛行訓練中にダム湖面に墜落。搭乗員2名は死亡した。朝鮮有事に備え、このダムを攻撃訓練の目標にしていたと言われている[16]。米軍の攻撃機は、数ヶ月に一度の頻度でオレンジルート上の発電所やダムなどに、急降下や超低空飛行、誘導爆弾の照準をつけるような機動をたびたび敢行している。しかしこの事故は一歩間違えればダム堤体に激突した可能性もあり、最悪の場合ダム決壊などの重大事故を引き起こす恐れもあった。またダム湖に墜落したことで、四国の水がめが汚染された可能性もある。
そう、1994年朝鮮半島危機の時の演習で、早明浦ダムに米軍機が落っこちるという重大な事故が発生している。(ちなみ以前、その米軍兵士の慰霊碑なんかも見てきた)
オスプレイは通常のヘリとは違い、オートローテーション機能が無いため、エンジントラブルがあってもホバリングで軟着陸することができず、墜落することになる。また、形状が特殊で重心とエンジンのバランスも悪い。
実戦で「落っこちない」ようにするために「訓練」するのだから、「訓練」時に落っこちることは織り込んでおかなければならない。
また四国の場合、コースを外れて伊方原発なんぞに突っ込んでもらったら、それこそとんでもないことになる。
てなことを宣伝すべく、チラシをつくってはみた・・・しかしどうも腑に落ちない・・・
オスプレイの危険性を真っ向から受けるのは、沖縄の人なのに・・・
沖縄には、オスプレイの着地帯がこんなにある。いつ、中南部の人口密集地に、やんばるの水源地に、高江の集落に、辺野古・大浦湾の美しい海に落っこちるか分らない。
「本土」の人間が、自分の所にオスプレイが落っこちてくるのがイヤならば、沖縄への配備を止めさせるとともに、普天間基地を即刻、撤去する以外に道は無いのだ野田政権
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コメント
いい加減、沖縄を始め米軍は日本から出ていけ!ポンコツは、いつ墜落するか判らない!
投稿: KW | 2012年6月21日 (木) 12時01分
追加情報…今度は嘉手納基地にもCV-22オスプレイを配備する予定のようです。(日本全国低空飛行はむしろ、こちらがやるらしい)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-06-20_35309/
アメリカ軍よ、日本政府よ、沖縄の民衆をなめたらアカン…それより、こんあことを許す日本政府は打倒されなければならない。
投稿: あるみさん | 2012年6月21日 (木) 23時23分
で、オスプレイの事故率を知って反対しているのですか?
CV22とMV22の違いくらい分かってますよね?
投稿: ROM人 | 2012年7月23日 (月) 08時55分
途中で送っちゃった
>ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=201206/2012062100179
CV22に関しては米側がアジアの配備はない、とのことです。なので事故率を理由に反対する理由はなくなりますね。
投稿: ROM人 | 2012年7月23日 (月) 09時05分