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2012年7月

脱原発集会…出れないヤツと出れるヤツ

脱原発集会2つ宣伝

一つ、この間の官邸前行動を主催してきた「首都圏反原発連合」さんの、7・29脱原発国会大包囲
7月29日(日)日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)

集会開始 15:30
デモ出発 16:30
国会包囲 19:00(集会・キャンドルチェーン)

この団体さん、集会に「参加しやすい」ようにとか、「警察から排除されない」ようにとかいろいろ理屈をつけて「規制」したりするので、某方面から色々言われているのだが、とにかく多くの人が参加することから始めて、深化していくようにするしかないだろう。

とはいえ、私はまだ「お勉強」期間でもあり、行けません(てか、東京から夜行バスで強行軍せんとイカん)

つぎは地元四国の、原発さよならネットワークさんの【拡散歓迎】ストップ伊方原発再稼働 とめよう大飯原発☆8・19松山行動in愛媛

8月19日、松山城山公園にて10:00~16:30までみっちり3回・・・なんじゃこりゃvirgo

ま、いつのやつにでも自由に参加できるようにしたんだと思うが・・・集会案内pdf

こっちはなんとか、行けそうだ…ついでに1泊ぐらいして、道後温泉つかって、伊予鉄道撮りまくりでもしようか・・・

あー暑い夏だわ~sun

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15.6㎞/ℓでゲソ

車の燃費を公開するコーナー

走行距離…469㎞

給油量 …30ℓ
で、469 ÷ 30 = 15.6㎞/ℓ

夏場でエアコンかけだしたら、もっと落ちるだろう。

ということで、夏は自転車通勤sign02

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発想の転換から出来た新しいコンクリート(その2)

発想の転換から出来た新しいコンクリート(その2)

 さて、前回とは違う別のコンクリート劣化のお話…コンクリートは強アルカリ性であり、その中に鉄筋があることで、鉄筋の表面に不導体皮膜という薄い膜ができる。これが鉄筋を錆から守っている。鉄筋コンクリート構造というのは、もともと引っ張りに弱いコンクリートを引っ張りに強い鉄筋で補うという発想から生まれたものであるが、コンクリートもまた鉄筋を守っているのだ。

 ところが空気中の二酸化炭素の影響により、表面からコンクリート中の水酸化カルシウムが炭酸カルシウムになる。これを一般的に「コンクリートの中性化」と呼ぶのだが、正確には「炭酸化」と呼ぶ。炭酸化(中性化)が鉄筋まで進むと鉄筋の不導体皮膜が破壊され、周囲にある水や酸素の作用により錆び出す。あとは塩の場合と同じよう、鉄筋が膨張してひび割れや剥落が起こる。

 ところでセメントそのものの歴史は古く、古代ローマ時代には既に石灰岩を利用した水固性セメントが使われていた。水との反応によって固まり、水に溶けにくい性質を利用して、古代ローマ時代に整備された多くの道路や水道橋に使われている。ローマ帝国の崩壊によってその技術は一旦失われるが、18世紀後半にイギリスで再度、開発される。

 そのローマ帝国の遺跡にあるセメント、コンクリートは当然、長い年月を経て炭酸化している。しかし有名なパンテオン大殿堂やカラカラ浴場の遺跡は健全である…鉄筋が使われていないことはされおき、「コンクリートは炭酸化させたほうが長持ちするのではないか?」と考える者もでてくるだろう。

 こうして開発されたのが「炭酸化コンクリート」(pdf)である

開発者は、鹿島の技術研究所…こちらはプレキャスト製品で、工場で作られる。特殊な混和材(セメント以外の混ぜ物のことで、配合設計時にその体積を考慮しなければならないものを「混和材」と言う…中身は多分企業秘密)を混ぜて炭酸ガスの中で強制的に「炭酸化」させる養生を行う。このことで、やはり表面が緻密になり、耐久性が益すというものだ。

 セメントを製造するときには石灰岩を焼成するわけであるが、炭酸カルシウムの塊を熱してドンドン二酸化炭素を出す。じゃあ、その二酸化炭素を無理やり吸収させてやろうじゃなイカ!という発想もあったらしい。(この技術単体で、二酸化炭素発生抑制に役立つとは思えないが…)

 「コンクリートの寿命は60年」とよく言われるが、これは昔のコンクリート建築物の炭酸化速度、鉄筋かぶり厚さから、おおむね60年経つと鉄筋位置まで炭酸化(中性化)が起こり、鉄筋が錆びだすだろうという計算上の産物である。単純に強度の強い(セメント量の多い)コンクリートを使えば炭酸化の速度は遅くなるし、鉄筋かぶり厚さも厚くすれば鉄筋が錆出す時期も遅くなる。コンクリート構造の固定資産の償却が60年とされたこともあって、60年という言葉が独り歩きしているのが現状である。

 「日本道路協会」が発行する「道路橋示方書・同解説」は、今年10年ぶりに改定されたが、10年前の改定から重要なインフラである道路橋の寿命を100年にする…100年は持つよう設計、施工しましょうねというコンセプトになっている。前回紹介したコンクリート船の例もあるし、さらに100年前に造られた小樽築港のコンクリート防波堤は、実際今でもその機能を満足している。

 コンクリートは本来、長持ちする丈夫なものなのだ…ただし、設計・施工するヤツがまともにやればという前提つきであるが…

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発想の転換から出来た新しいコンクリート(その1)

資格取得のため色々お勉強しているついでに、いろんなネタも拾ってきてしまう、技術屋さんのひとりごと…

 コンクリートに塩分は禁物である。なぜなら中にある鉄筋が錆びてしまうからだ。山陽新幹線の高架橋のように、高度成長期時代に建設されたコンクリートには良く洗浄されていない海砂が使われたため、中の鉄筋が錆びている。鉄筋が錆びると体積が膨張するので、コンクリートにひび割れが入ったり、外側が剥がれ落ちたりする。日本海側の海沿いや沖縄なんかでは、海からやってくる塩分が多くいため、セメント量を多くした緻密なコンクリートが使われる。また冬に散布する凍結防止剤も、主に塩だから橋梁コンクリートを痛めている現状がある。

 海砂については、塩分量規制がおおむね守られており、またコンクリート自体も1m3当たり300g以下という「総量規制」がかけられるようになった。また、土木学会コンクリート標準示方書(施行編)にも、「練り混ぜ水に海水を使ってはならない」と記述されている。海水は塩分だけでなく、硫化物も含まれているため、「エトリンガイト」という膨張性のある水和物が大量に発生し、コンクリートがぶっ壊れるからである。

 ところが、東北の被災地復旧工事等で、骨材が足りないため、海砂や海水で練った「海水・海砂練りコンクリート」というのが使われている。塩分とセメントの反応等により、より緻密で、強度の高いコンクリートができるんだそうな。

 鉄筋の腐食についても、エポキシ樹脂で被覆した鉄筋(近年建設される海岸近くの重要構造物には、スタンダード的に使用されている)や、ステンレス鉄筋(最近、JIS化された)、炭素繊維補強材(鉄筋の代替品として使われる)を使えば、問題はないとのこと。

 もともとこのコンクリート、アメリカで低レベル放射性廃棄物を拡散性の低い天然の岩塩層に建設されたことから、海水を使って岩塩層相当の拡散性の低いコンクリートが出来ないかと㈱大林組で開発が始まったもの…試験で強度の増進や岩塩層並の透水係数が得られたことが確認されている。岩塩並みの緻密さは、先ほどの「エトリンガイト」の針状結晶がコンクリート水和反応物の隙間をうまく埋めている構造になっていることも電子顕微鏡で確認さえている。

 

 コンクリート業界では、鉄筋が錆び出すのは1m3当たり1.22.5kgとされているが、「海水・海砂練りコンクリート」ではコンクリート1m3当たり3kg程度含まれている。普通に海砂や海水をそのまんま使ってコンクリートを練ると、このぐらいの量になるのだろう。もっとも、第二次世界大戦中に日本で船舶不足を解消するために建造された武智丸…というのが、広島の安浦漁港に防波堤代わりに置かれている。このコンクリート船は塩田を改造した造船所で作られたため、海砂が使われているようで、調査するとコンクリート中の塩分量は9㎏/m3もあったのだが、中の鉄筋はほとんど健全だったそうな。もっともこの時代、機械力が乏しい日本がコンクリート船を大量に作ることはできず、少しずつ丁寧に施工されたのも良かったのであろう。

 被災地で問題となってくる、除染後の土砂や低レベル放射性物質扱いしなければならない汚染ガレキ、さらにはこれまでに出てきた、あるいは原発の解体に伴って大量発生するであろう低レベル放射性汚染物は、このような緻密なコンクリートの中に閉じ込め、厳重にモニタリングをしながら管理していかなければならないだろう。

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そーいや俺、原告だったっけ…?

先日「辺野古原告団事務局」からハガキが来た…

拝啓  当地ではハーレー鐘とともに梅雨が明け、猛暑の季節となりました。皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、皆様に原告になっていただきました『辺野古・違法アセス訴訟』の第21回公判が目前に迫ってまいりました。お忙しい折かとは思いますが、那覇地方裁判所にお集まりいただけますようお願いします。

2012年7月18日(水)
 13:00 事前集会(地裁向かいの公園にて)
 13:30 傍聴券抽選
 14:00 辺野古・違法アセス訴訟第21回公判
 公判終了後 事後集会 

 2009年の提訴以来、違法なアセスを続ける日本政府を約3年にわたって糾してまいりました。今回の公判で安次冨原告団長が最終意見陳述を行うとともに、原告・被告双方が最終準備書面を提出して結審します。審理はこれで終了し、早ければ秋にも判決が出される見込みです。
 なお、住所変更があった方は原告団事務局へお知らせ下さい(裁判所から要請されています)
 末筆ながら皆様のご健康と一層のご発展をお祈りいたします。 敬具

とある。

う~ん、いつ「原告団」に加わったのか、すっかり忘れているじゃなイカsign02
それはともかく、住所は転勤後の現住所で来ているし・・・謎だぁ~virgo

まっ、いいかhappy01

ところでところでところてん・・・私は一応それなりの夏季一時金が出る会社に勤めてるので、そろそろ金額の割り振りを考えながら、各団体へのカンパ行動に決起しないとイカんのでゲソ・・・

実家にもそれなりのお金を入れないといかんしcoldsweats01

 

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高江緊急!

昨日夜、沖縄の友人からCメール有り

高江動き有り!N4ゲートが防衛局のレンタカーで封鎖された。泊り込み早朝行動に決起を!

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原発はすでに発展性の無い技術

昨日雨の中、首相官邸前に集まった方々、その他、日々「反原発」の活動をされている方、おつかれさまです。今日は技術史(というほどでもないが)的に見た「反原発論」をちょっと展開してみよう。

 ある人と原発について議論になって「コメット連続墜落事故」の原因を究明する過程で新たな知見が生まれ、航空機はより安全になった。(コメット連続墜落事故については、Wikiのこちらを参照)だから徒に「脱原発」を進めるのではなく、事故を教訓に安全な原発を目指すべきではないか」と問われた。それに対する私の答えは、「そうすると、『安全な原発』が完成するためには、チェルノブイリ・フクシマ級の事故があと何回かは起こらないといけないだろう。それに人類は耐えられるのか?」と返した。

 まあ、原発の「過酷事故」なぞ、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマの3件ぐらいであるのだが、原子炉・原発の開発・普及段階において、けっこう「小さな事故」は起こっており、その度にすくなくともプラント設計側での改良・改善、および運用のルールが「確率」されている。逆に「安全」になった航空機でも、ときどき墜落したりしている。ただ、航空機が飛んでいる総数より、墜落等の「過酷事故」件数は非常に少ないので、その確率は非常に小さい。要するに航空機の安全技術はすでに確立されたものであるということが言える。

 原発のほうは、小さな事故が「過酷事故」にならないような設計・運用はそれなりに確立していて、まあ安全性としては95%くらいはあるのだろう。ところで、何でもそうだが、安全性を80%から95%に上げることよりも、95%から99%に上げることのほうがはるかに難しい。そして「原発」の場合、致命的に99%いもっていくための「経験」をするわけにはいかない・・・すなわちここで技術の発展が止まるのである。ちなみに、ある原発技術者によれば、原発では新しい技術・製品をいきなり導入することは「ご法度」であり、安全性の確立された実績のあるモノしか採用できない…すなわち技術者としてはあまり面白くないところなのだそうな。

 で、「原子力の黎明期」(とはいったいいつ頃か知らんが、20世紀前半ごろ)、原子力エネルギーを得たことで、あらゆることが原子力でできるようになる「バラ色の夢」が描かれていたものだ・・・実際、鉄腕アトムもエイトマンもドラえもんも「原子力」で動いていることになっている。
 だが、結局原子力でできることは、原爆で大量に人を殺すことと、お湯を沸かしてタービン回して電気を作ることだけだった。電気は別の方法でも作れるので、出力100万kWオーダーの巨大プラントをバカスカ建てることにしか活路を見出せなかったわけだ。

 しかもウラン燃料には限りがあるが、燃えカスを再処理してプルトニウムを取り出し、「高速増殖炉」で発電すれば燃料を有効に利用できるという「夢」も、実証炉「もんじゅ」の大失敗(熱をとりだすためのナトリウムが冷えて固まらないよう、発電もなにもしていないくせに毎日大量の電力を消費している…「電力不足」なら「もんじゅ」のナトリウム暖めを止めるべきじゃなイカsign02)、および六ヶ所村の再処理工場の稼動がうまく行かないことから、完全に頓挫した。

 定期検査や事故の時、人間がかなりの被曝労働をしないと成り立たないという点は変わらず、(ロボット等の完成はまだ先、原発内労働ロボットが完成してから、原発をうごかすのがスジだろう)、使用済み核燃料やその他放射性廃棄物も、コンクリートで周りを被って地下に埋めるしかない(それ自体、ほとんど完成した技術である…ただし何万年持つかは不明)ぶっちゃけた話、若い技術者が野心に燃えてチャレンジするには、あまりにも面白くない技術なのである。(軍事利用したければ別だが)
 もちろん、何年か先に別分野で技術の「ブレイクスルー」があって、それを使うことで「安全な原発」ができる可能性はある・・・しかし今無い「技術」でもって、現在ある物を「評価」することなぞナンセンスである。

 とはいえ、小出裕章氏も言うよう、これから原発を「解体」し、廃棄物を「安全に管理する」技術を向上させるために、技術者が必要である。「世代間対立」はあまり好きではないのだが、そのお仕事は、原発の「恩恵」を受け、かつ危険性を知りながら止めることのできなかった我々以上の世代にあるのだろう。

・・・ソウイウモノニ ワタシハナリタイ・・・

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