8・10四電前での赤旗記者インタビューと、ある人のアピール
さて報告が遅くなりましたが、先日も行ってまいりました、四電本社前でのアクション
先週に引き続き、「赤旗」の記者さんが来ていました。で、私にインタビュー
以下・・・てきとーに再現・・・
「この行動には始めて参加ですか?」「いえ2回目です。」「やっぱり再稼動反対で?」「いえ、もともと原発には反対でしたから…」で、ここから不器用にしゃべくる。
「なんだかんだ行っても、この夏も電気は足りてますよね?でも本当に電力が足りないのだったら、キチンと内容を説明して、例えば新しい原発だけ動かすとか、そーゆー方法もあったんじゃないですかね。あと『火力を検査時期をのばしてフル稼働している』んなら、『計画停電』やってもいいから、その間にメンテナンスすればエエやん。もちろん、病院とか絶対必要な箇所には電力が供給されるように対応してね。」
「そりゃ、電気は便利ですよ。制御しやすいし・・・でも、何でもかんでも電気ですることはオカシイ・・・熱エネルギーの一部しか電力に返還できないのに、それをまた熱エネルギーに変える『オール電化』なんて、愚の骨頂ですよ。」
赤旗記者「それは熱エネルギーは熱エネルギーとして使え!ということですね。コージェネとか・・・」
「そう、その通り…あとよく言われる『自然エネルギー』なんて、私ゃ信用してませんから・・・自然エネルギーの正しい使い方は『洗濯物は、外で干す、乾燥機なんぞつかわない。自然の風で涼をとる・・・』これですよ。」「とにかく、今ある化石燃料を大切に使いながら、ゆっくり次世代のエネルギーを開発していけばいいんだ。」と、持論を展開。
一応「行動」は8時まで続くのだが、実は7時過ぎると、先週デモしながらやってきた人たちがほとんど帰ってしまうので、あっと言う間に少人数になる・・・8時まで間をもたせるために、いろんなことを言いまくる。もちろん四電への罵倒、悪口一切なし、原子力政策の批判、自然エネルギーへの転換の訴え等「建設的」アピールがほとんど。(電力会社は「縦割り」組織らしいので、原発以外に火力、水力に関わっている人、送電等にかかわっている部門等で当然、意見や見解の違いもあろう)ただ避難してきた人の中には、電力会社・原子力政策への怒りがおさまらない人も居るのだが、それでも怒りを押し殺し、罵倒・非難にならないよう、しっかりと訴えかけていた。
そん中で、「瀬戸内の自然と文化」に関してアピールした方が居られたので、つたない記憶をもとに再現
「瀬戸内海は閉鎖水域です。伊方原発が事故を起こして汚染されると、『死の海』になります・・・瀬戸内は天候に恵まれ、製塩業が盛んでしたよね。幕末、その塩で得た資金が、新撰組やら会津藩に流れたそうです。香川は太陽エネルギーに満ちています。時々旱魃は来るけれど・・・だから、塩田の跡地に太陽光発電を作ればいいんです。日本の液晶技術を使えば、簡単なことでしょう。(注…先ほども書いたように、私は太陽光を含む自然エネルギーの電力化には懐疑的であるが)」
自然と長年の文化に基づいたエネルギー、さらには産業、暮らしを!という発想は、やはり大切なのだろう・・・というわけでメモっておく。
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