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橋下を監視するテントができたぞ!

原発再稼動反対監視テントが、大阪市役所の横にできたぞい
目的は何か? 10・12声明を前文引用

 原発再稼働反対監視テントは、本日、10月12日に大阪市役所横にテントを設置し、大阪市長橋下徹の監視行動を開始した。 大阪市で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、脱、反原発運動の大きな転換点である。
 現在、全国各地で行われようとしている放射能汚染ガレキの焼却は、被ばくを全国に拡散させることになる。この被ばくの拡散は、福島第一原発過酷事故を引き起こした日本政府の責任を曖昧にし、安全神話の復活を意味する。また、ガレキ処理にからむ利権政治を押し進め、復興のための資金を食いものにされることになるばかりか、被ばく意識の低下は、すでにずさんな放射線管理のもとで行われている福島第一原発の収束作業を進める労働者、原発労働者をさらに危険にさらすことになるのである。そして、東北、関東から被ばくを避けるため、必死の思いでの避難を無意味なものとし、今、フクシマでたたかわれている被ばくからの避難の権利を貶めることになる。
 9月17日、北九州市で放射能汚染ガレキの本焼却がはじまった。これは、全国での放射能汚染ガレキ焼却を策動する日本政府が、布石として行ったものであり、大阪でのガレキ焼却を許せば、なし崩し的に全国でガレキ焼却が進むのは、火を見るより明らかである。
 東北、関東が、今現在も被ばくが進む中、11.11に100万人行動が呼びかけられ、大飯原発を止めろの声が叫ばれ続けている。私たちが、これに連帯することは、当然である。しかし、まだ、被ばくしていない関西圏、西日本の果たすべき役割は、被ばくをこれ以上拡散させないことである。
 このたたかいは、地域エゴなどという批判を受け付ける余地は全くない。なぜなら、震災ガレキの広域処理の必要性がないことは、さまざまな知見から明白であり、阪神、淡路大震災のガレキ処理においても広域処理は一部行われたものの、全国で焼却するはことはなかったのである。
 フクシマの痛みを分かち合う、それは、無意味な被ばくを受け入れることではない。むしろ、被ばくを断固避けることだ。避難の権利と補償を勝ち取るたたかいに連帯し、共にたたかうことだ。
 原発再稼働反対監視テントは、大阪市の放射能汚染ガレキの焼却処分を、脱、反原発運動の一大転換点と位置づけ、「大阪決戦」を呼びかける。

 言ってみれば、被災地救援の名の下、ガレキの広域処分、特に「説明会」と称して、けっきょくなぁ~んも説明できず、おっぽりだして逃げ出した橋下大阪市長を「監視」し、大阪市での処分を許さない運動である。
 「広域処分反対」の 「脱原発」運動への位置づけは、「放射性物質の拡散を許さない」ことと、「除染幻想」を捨て、福島の人々の「避難の権利」を確立することである。 

 ついでに、「従軍慰安婦」とされた被害女性に合おうとせず、ツイッターをしていたり、月曜日から「市政」をほっといて、東京の政治家詣でをやった橋下市長の、厳重な監視もお願いしたいものだ。

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コメント

近い内に顔を出すか。
大阪に住んでいながら、これらの情報が伝わって来ない。ファシスト・ハシモト体制を打ち砕かなければならないだろう。

投稿: KW | 2012年10月18日 (木) 03時53分

>「従軍慰安婦」とされた被害女性に合おうとせず
だうとー
http://jin115.com/archives/51900655.html

まぁTPP賛成とか竹島共同統治とかだからなぁ。
市長や知事としてはいいけど、国政は任せられんな。

投稿: ROM人 | 2012年10月19日 (金) 15時13分

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