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イスラエルのガザ攻撃を許さないぞ!

 全く腹の立つことばかり(でも鬱で体に力が入らない・・・)、解散総選挙は良いとしても(政治の季節だにゃ~)、関西での反原発活動家の弾圧、そしてイスラエルによるガザ空爆だ

 アメリカ大統領選挙の結果を待つように、イスラエルはガザに牙を向けた…いつもながらの「アメリカ公認」の戦争だ

毎日jpよりイスラエル軍:ガザ侵攻の準備進む
 【ガザ市(パレスチナ自治区)花岡洋二】イスラエル軍は16日夜もパレスチナ自治区ガザ地区への空爆を続け、ガザでの死者は14日以降で計28人に上った。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスもイスラエルへのロケット弾攻撃を継続。ガザから約75キロ北東にあるエルサレム近郊にも2発が撃ち込まれた。ユダヤ教とキリスト教に加え、イスラム教の聖地を抱えるエルサレムを狙った攻撃は極めてまれ。 
 イスラエルのアヤロン副外相は16日、米CNNに対し、ロケット弾攻撃が続けば
イスラエル軍が24時間から36時間以内にガザに地上侵攻する可能性が高いと述べ、早ければ17日昼(日本時間同日夜)にも侵攻が始まるとの見通しを語った。
 またAFP通信によると、イスラエル内閣は予備役兵士を3万人から7万5000人に増やすことを決め、ガザ周辺に戦車などを配備して準備を進めている。
 イスラエルのメディアによると、ロケット弾は、エルサレムの外でヨルダン川西岸内に広がるユダヤ人入植地グッシュエツィオンなどに着弾した。無人地帯で死傷者はなかった。ハマスの軍事部門「カッサム旅団」がエルサレムを狙ったことを認めた。14日以降、イスラエル領内に着弾したロケット弾は計550発。軍はガザ地区内でこれまでに計500カ所の標的を攻撃した。 
  一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長はヨルダン川西岸ラマラで記者団に「(ガザへの)侵略は、私たちパレスチナ人全体への侵略だ」と非難し、ライバル組織であるハマスとの連帯を示した。
 エルサレムはイスラエルが首都に定めているが国際的に承認されていない。

 この記事だけ見ると、イスラエルもハマスも同じように攻撃しているではなイカと思われる書きっぷりだ。しかし【ナルブス通信】「ガザで殺人を行っているのは誰か」ーーノーム・チョムスキーらによる報道への呼びかけをみれば、そんなモンではないことが直ぐ分る。

 長いので一部抜粋転載 

 11月11日(日曜)の「パレスチナ人権センター(PCHR)」からの報告によれば、それまでの72時間に、2人のパレスチナ治安要員*だけでなく、3人の子どもを含む5人の一般市民がガザ地区で殺されました。
 そのうち4つの命が失われたのは、サッカーをする子どもたちに向けイスラエル軍が砲撃したからです。この砲撃で4人が死亡しただけでなく、6人の女性、12 人の子どを含む52人の一般市民が負傷しました(この文を書き始めてからも、パレスチナ人犠牲者の数は増え続けています)。
 ガザにおける殺害を報道する記事でさえも、論点はパレスチナ治安要員が殺されたことに集中する傾向があります。たとえば、11月13日にCBCの世界ニュースが報道したAP通信の記事のタイトルは『イスラエルはガザの武闘派に対する標的殺害の再開を検討中』であり、一般市民の死傷については何も言及がありませんでした。その報道ではイスラエルの殺害は『目標を狙った暗殺』のように描かれました。犠牲者の大半が一般民間人であるという事実は、イスラエルの攻撃が『目標』を狙ったものというよりは、『総体』を対象とした殺害であり、イスラエルがパレスチナ人という総体に罰を与える犯罪を犯していることをあらためて明らかにしました。

 
あらためて、ガザ攻撃のイニシアチブはイスラエルが握り、一般市民も巻き添えにした攻撃を行っていることが明らかであろう。これをきちんと世界は報道しない。 

 ガザから発射されるロケット弾は一人の犠牲も出していないにも関わらず、報道は圧倒的に、これに集中しています。報道が目を向けないのは無数の重傷者、死傷者を出しているガザへの爆撃であり空爆です。メディア学の専門家でなくても、私たちが目にするのは、ひいき目に見ても粗悪なゆがめられた報道であり、最悪の場合、読者を故意に不正に操作しようとしているものであることがわかります。
 さらにまた、ガザ地区のパレスチナ人犠牲者に言及する記事でさえ、イスラエルの攻撃はイスラエル兵を負傷させたガザからのロケット砲撃に対する報復であるという論調に終始しています。しかし、今回の事件を時系列で見ると、発端は11月5日、アフマド・アル=ナバヒーンという精神障害を持つ何の罪もない20才の青年が国境近くをぶらついていて撃たれたことでした。かけつけた医者たちは6時間も足止めをされ、その遅れが彼の命を奪ったに違いないと思っています。
 そして、11月8日、家の前でサッカーボールを蹴っていた13才の男の子がガザ地区に戦車やヘリコプターを伴って侵攻したイスラエル軍の銃撃で殺されました。 したがって、11月10日に4人のイスラエル兵が国境付近で負傷したのは、ガザ地区で暮らす一般市民が殺された後のことであり、すでに進行中の事態の一環であり、それが(今回の攻撃の)きっかけとはなりえないのです。


改めて、イスラエルによるガザ攻撃、一般市民への殺戮を許さないぞ

ネット署名のお願い…
Jewish Voice for Peaceが国際署名キャンペーンを立ち上げました。オバマ大統領宛てに、米国の対イスラエル支援がパレスチナ人の人権を侵害すべきでないとする米国法と国際法を順守したものとなるように、という内容です。

こちらが署名サイトです。よろしくお願いします。現在、18447人が署名しています。
 

http://www.obamaletter.org/

ではでは、よろしく。

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コメント

http://utagamisatori.kagome-kagome.com/Entry/833/
おもしろい小説を見つけたので是非。いつも楽しく読ませていただいております。

投稿: 中村空 | 2012年11月20日 (火) 21時34分

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