社共に投票を集中せよ…コメントに答えてませんが…
マル共連BBS再建協議委員会(準)に投稿したせいか、アクセス数が500/日を越えたこともある社共に投票を集中せよ!!のエントリーには、多くのコメントをいただき、ありがとうございます。
共産党はイヤだ、社民党もどうか…という中、TAMO2投手や杉本さんの言われるよう、国民の生活」や民主の脱原発を明らかにしている人、でかつ当選ラインに居る人に投票するというのも、必要でしょう。
新聞の世論調査から見ると、圧倒的に「民主」「自民(+公明)」そして「維新・太陽第3極」で議席の大半を占めることになると思われます。「ネット世論」というのは、自分が「支持する」意見しか見ないことが多いこと、(よく反戦市民団体が行う「シール投票」もそうですが)、そもそもネット人口の中で、政治に興味を持ち、発信している者が少ないこと・・・から、バイアスがかかるのであまり信用していません。その中でより確実に「脱原発、普天間撤去、反TPP」、この3つを掲げられるのは、社共しかいない…日米同盟と距離を保ち、「第七艦隊だけで十分」と言った小沢一郎率いる「国民の…」も少しは期待できます。だからこのあたりの議員数を増やしていかないといけない・・・のが一点。
あと、例え「死票」になったとしても、反「民主」「自公」「第3極」に反対する勢力が、」これだけいるんだぞ~ということを、見せ付けてやらなければいけないと思います。もちろん、これは「小沢一郎」が「政治改革」の名の下に導入した「小選挙区制度」の短所を露にし、今後の闘いへの武器にするのです。「お前らに前権委任したわけじゃ、ないんだからねっ」と・・・
だったら、他の党・・・「新党日本」「国民新党」「新党・大地」とかでもいいんじゃなイカと・・・もうその編は、各地方、各選挙区そして各人で考えて下され・・・としか言いようがないと思います。
あと、個別の問題について・・・
杉本さんの書かれた、四国の市民派と言われる
>香川の渡辺さと子さん、愛媛の阿部悦子さん達の動向はいかがでしょうか?
ですが、どちらも私はあまりお付き合いしていないので、よく分りませんということです。ただ、阿部悦子さんは、愛媛県議会でご活躍のようですし、娘さんが「脱原発」で頑張っています。また、渡辺さと子さんも、震災後すぐの統一地方選で落選しましたものの、脱原発や福島の子どもたち香川へおいでプロジェクトにも関わっておられます。高松でいわゆる「市民派」の脱原発デモをやっているのは、このグループと香川連帯ユニオンの交互で3ヶ月毎に主催を交代しながら行っております。(当然、この集会に「社共」は来ません・・・「連合」はおそらく「四国電力」労組が最大人数を誇りますから、旧総評ブロック≒社民も独自に動き難い・・・TAMO2投手殿の愛媛も同様だと思います。渡辺さんはよんでん前抗議行動にも顔を出されています。(というより、私が仕事で忙しいので、よんでん前抗議ひほとんど行けていないのが現状ですが)
東トルキスタン人と日本人のハーフさん(もし連続投稿されるのであれば、何か気の効いたH.N.をつけてくださいね)のおっしゃるよう、中国(共産党)政権の「人権問題」「少数民族問題」に口を閉ざす「社民党」(あるいは左翼一般)の言う>平和ってなんですか?というのは、実に重要な話です。過古からの「友党」であるとか、あるいは日本の戦後処理が本当に片付いていないことから、そのことにきちんと「問うべきは問う」ことをしないと、「本当の少数派」からも信用されないのも現実です。
ただもう一人の「本当の少数派」であるKWさんのような方、の問題を、歴代の政府はきちんと解決してこなかったし、また中国に対しても、本当に「戦争責任」を取ったのか?と言われると、実際に72年の「国交回復」時に、棚上げした、あるいは「不問にした」ようなことが山ほどあります・・・その「好意」を良いことに、例えば「南京大虐殺はなかった」「まぼろしだった」というような本が堂々と出版され、本屋の棚を飾っている現実をそのままにして、「中国政府(=共産党)に対等にものを申す」というのは、本当は出来ないのです。
また、「敵の敵は味方」論で、反中国を語ると、どうしても「アメリカ帝国主義(+日本帝国主義)」の尻馬に乗ってしまう・・・結局「右」と一緒にそういった「帝国主義の世界戦略」に加担してしまうことを、左翼はやりたくないし、絶対にしてはならないと考えています。
BMさんのおっしゃるよう、>社共ともども、外交防衛政策も経済政策も現実離れしているというのもあるかについて、確かに「何でも反対」で具体策がアレ・・・というのは、実は現在の資本主義社会が当面している問題を、現在の枠組みをそのままに「解決」しようとすれれば、実は「民主」「自公」「第3極」の言う「新自由主義政策」を取るしかない、彼等はそのスピードを競っているに過ぎないのです。だからその反対勢力がブレーキをかけている間に、「民衆」のほうで政治力をつけていかねばならない、そしてそれをまく集約した「党」が残念ながらまだ出来ていない・・・それを作るための時間稼ぎです。
民主党の「迷走」「公約破り」、プラス原発事故と反原発・脱原発運動により、「民衆」の政治力は以前と比べ、「向上した」と思います。ただ、それを集約した「党(=政治勢力)」が全く出来ていない・・・既成政党の「変化」に頼るか、「みどりの党」みたいなものに期待するか・・・それでも「代行主義」その党に「何かやってもらう」というのではダメです。
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コメント
ちょうど読んでいた『序曲』第3号の中の座談会で、福島労組交流センターの方が3・11郡山集会に触れて、「2万人集会を本当に実現しようと腹をすえた時、執行部内の中核派も社民も共産党も反原発で団結した。それを見て組合全体が団結した。そして全国に呼びかけた」と話をされています。「左翼諸派の批判的支援・連帯」とゆー自分の立場からも、社民・共産に投票、ってことでイキます。
まぁしかし、ホント、小選挙区制は酷ですな。。。
投稿: 風 | 2012年11月25日 (日) 18時56分
風さん、コメントありがとうございます。
「立場性」を重要視するか、時間かせぎのため、あえて「国民の生活~」に行くか、難しいところです。で、次に全く別の方向から記事を書いてみました…ハハハ
投稿: あるみさん | 2012年11月27日 (火) 00時20分