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中間勢力をぶっ飛ばすと、革命情勢が近くなる(ハズなんだが?)

いやぁ~やってくれましたね。自公大勝sign03325人だぜ・・・民主党の懲罰的凋落はいいとしても、第三党で57議席、維新・太陽が「第三極」宣伝が効いて、第四党の54議席である。
もっとも、投票率は6割程度で、自民党の実質的な有権者数に対する得票率は2割程度なんですがね。あと、公明党の31人を抜くと、自民党は294人なんだけどね。「未来の党」をはじめ中間勢力は完全に吹っ飛んだ・・・

 いつも「自民党が大勝」すると、1986年の総選挙を思い出す・・・この時も中曽根自民党が300議席以上を獲得・・・当時は「国鉄分割民営化」を含めた「中曽根行革」が争点であったが、これで中曽根行革・・・新自由主義路線(当時はそう呼ばなかったが・・・)が確定した。

 この時に私をオルグしていた担当さんが、こんなことを言っていた・・・中曽根は資本主義の危機、帝国主義としての危機を真剣に訴えた・・・それに対向する勢力、社会党、共産党は何も対立軸をだせず、のほほんとした対応、演説であった・・・これで勝てるハズがないと。

 当時は〇〇派革命軍・・・なんてゲリラ闘争を行う党派が、中核派・戦旗共産同・革労協狭間派と3つもあったため、当時の後藤田官房長官は、中間勢力がふっとぶと、「爆弾三派」が勢力を強めてしまうと警戒した・・・議会制民主主義に期待できなくなった層が、「過激派」に行くと・・・半ば本気で心配したのだそうな。

 当時の社会・公命・民社支持層はもう完全に意気消沈…ただし共産党は議席を伸ばしたので、ちょっと元気・・・そして革命的左翼は、議会制民主主義の化けの皮ははがれた、今こそ革命的情勢だsign03と、元気一杯だったのだ。(そういえば「元気印」なんて言葉が流行ったのも、この時代だったかな)
 もっとも、「革命軍戦略」で「人民」との交通(交流)の糸口がないまま、議会制民主主義に欺瞞を感じた人、中曽根の「行革、民営化路線」「改憲路線」に危機感をもつ人を支持層に取り込むことはできず、後藤田の心配は杞憂に終わる。

 もちろん、当時は「中選挙区制」だから、自民党への圧倒的な支持・期待が無ければ300議席なぞ取れなかったし、中曽根は新自由主義攻撃をかけるにあたり、「左ウィングを伸ばす」すなわち、大労組に支えられていた都市中間層への支持を「行財政改革」「国鉄改革」「税制改革(中曽根は大型間接税・・・売り上げ税の導入を考えていた・・・もちろんそれが次の選挙で内閣が吹っ飛んだのだが)」で訴えたのが、見事成功したわけだ。

 今回はいつ選挙をやったところで、3年前の「マニュフェスト」をことごとく裏切り、反故にした民主党に「怒りの鉄槌」が落とされるのは目に見えていた・・・だから固定的な保守層は「自民党」へ、「改革」路線を貫徹したい人は「維新」へと票が流れた。だが、厖大な層・・・そこには多様な価値感、政策感があるハズなのだが、それをうまくまとめられる「議会政党」が無かった。いや、どだい政党がその理念に基づいて政治を行う、という形が、限界に達しているのだと考えて良いだろう・・・革命的情勢の到来だsign03

 ではどうすれば良いのか?議会制民主主義に頼ることなく、自らの手に「政治」を取り戻すしかあるまい。それを発展させた「革命」が求められている。

 もとより「革命党」なぞ無い・・・「新左翼」なんていう人たちも、もう「旧左翼」である。ただし「首都圏反原発連合」みたく「自然発生的な大衆運動」の先に変革・革命がそのまま続いているわけでもない。それなりに理論と実践をできる「党的なもの」が必要であろう。
 もちろん「理論と実践」を学ぶために、人々はこれから様々なことを学ばなければならない・・・その意味では「首都圏反原発運動」のような、プラットフォーム的運動組織は必要だろう。

 また、これまで「運動」といえば、集会・デモ・アピールといった「ゲリラ戦」的なことしか出来ていなかったし、それ以外の「地道な闘い」を軽視する傾向が、私も含めあったことは否めない・・・地域に密着した「陣地戦」とその拡大も必要なのだ…とはいえ「脱原発」では「オキュパイ戦術」がかなり成功し、そこを拠点にゲリラ戦を広めてきた実績がある。ただしゲリラ戦はよほど大きくならない限り、正規軍には勝てない。

 陣地戦といえば、「沖縄闘争」である・・・なぜなら闘争の「主体」はそこから出ること、逃げることは出来ないからだ。「沖縄闘争」から「本土」の左翼が学ぶことは多い。かつての三里塚闘争もまた「陣地戦」であり、多くの活動家・・・現在も様々な分野で活動を続けている人が少なからずいる・・・が学んできたし、今も北原さんや萩原さん、市東さんの話から学ぶことは沢山あるだろう。 

 とりあえず「陣地戦」について、これから考えようではなイカvirgo

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コメント

沖縄闘争ねぇ
つい先週か先々週か、沖縄の飲食店街が「店が潰れる!制限やめて!」とか泣きついてますが。

 左翼は最初から高い山に登ろうとするから失敗するのでは?山は飛び越えるものじゃない、登って行くものです。左翼のやってることは四則計算もわからずに方程式を解こうとしている子供みたいにしか見えない。しかもそれが一つに対してではなく、全体に拡散しているから突進力もない。

 まずは基地撤廃、オスプレイ反対などを全部とりやめ、日米地位協定の改定のみに焦点を絞ってみればいいのでは?これならば基地賛成派の中にも改定賛成派は多いので、通るでしょう。

投稿: ROM人 | 2012年12月20日 (木) 20時12分

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