沖縄「地域新党」の可能性…
沖縄には古くから「社会大衆党」(社大党)という、左派の地域政党が存在しているが、安部自民党が「大勝」し、日米合意・・・辺野古基地建設を強行しようとしている中、沖縄県選出議員は、自民党から共産党まで「県外移設反対」の遺志表明をしている。「シングルーシュー」で団結しているのだ。
しかし、自民党議員として在籍すれば、「党の方針」に逆らうことはできない・・・「本土」の党を沖縄から動かすことは、不可能だ・・・ならば、自民党を離党するより他はあるまい。
自民党員であること・・・中央とのパイプがあって、何か引出すことができる・・・というのは、この「国家財政危機」の中では無理だろう(もっとも、「基地撤去」後に何らかの雇用対策等の金は引っ張ってこないといけないが)。
そこで「沖縄県選出議員」で一つのゆるい「会派」を作り、「基地建設反対(県外移設)」「日米地位協定見直し」をスローガンにするのだ・・・その過程で、沖縄の「自民党」や他の保守勢力・・・未来の党(玉城デニー市)ぐらいまで・・・を糾合し、地方議員も巻き込んで緩やかな保守連合、そして「沖縄新党」(名前は県民党でもなんでも良いが)で、オール沖縄で「抵抗」を続けながら「生きのびてゆく」政策を作れば良いのではないか?ここまでくると、「琉球独立」に近いものができそうだ。
既存の「左翼勢力」・・・社民、社大、共産はそれに協力を惜しむべきではない・・・「革新勢力」の力だけでは、とうてい無理なのだ。(いっそ合流しても良いのでは・・・)
もちろん、そのような「党を作れ!」という声は、現在の「革新勢力」下(だけではないけど)の基で闘っている人々や、その動きに同調する人、エールを送る人の、民衆の力によってなされなければならないだろう。(私のような「本土人」がとかく口をだすことではない)
てなことを、マイミクさんとの会話や、「ROM人」さんからの提言で思いついた次第である。
もっとも次は、思い切り「極左」的な話題を書くからね・・・
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コメント
それと沖縄問題で重要なのは、沖縄人以外が騒ぎ過ぎていることだと思います。一回左右両方とも、基地周辺の沖縄人がどう思っているかを世論調査する必要があるかと。
基地が危険で嫌という人もいれば、飲食店街の人は米兵がいなくなれば一家心中もあり得ることになりますから。
米軍基地の撤退やら固定はあくまで手段、目的は沖縄県民や国土の安全確保なのですから。
余談ですが、自衛隊にオスプレイ配備が検討されているそうで。左翼が言ってた「東京で飛ばしてみろー」というのが現実になりそうですw
投稿: ROM人 | 2012年12月24日 (月) 08時45分
あるみさん、体調いかがですが。先は長いので、くれぐれもご自愛を。
緩やかな地域会派とのことですが、どうなんでしょうか。たとえば、自民党員であることによって中央に影響力を行使できるのだとも考えられますし。一つのカタマリと見られてしまうことのマイナスもあるのではないでしょうか。
また、どんな課題も国政全般の中で考えるべきものとすれば本土政党の系列下にいる方がよいと思います。
何回も申し上げているように、基地移設もオスプレイ反対も不可能なことだと思います。それこそ、本土にいる人間が勝手なことを言うようで、いささか心苦しいことではありますが。
投稿: BM | 2012年12月24日 (月) 12時54分
ROM人さんBMさん、コメントありがとうございます。
「既成左翼」とそのぶら下がり勢力が「総壊滅」状態の中、いろいろと考えることもございまして、気の効いたコメント返しができないのが残念です。
なお、今年から実家に帰ってもブログ記事がもう少し書ける環境が整いました…が、結局いろいろ忙しくて、何もできないでしょうね。
投稿: あるみさん | 2012年12月27日 (木) 21時43分