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秘密保護法衆院通過弾劾!まだ参議院があるぞ

 今日の夜8時ごろ、審議入りからわずか20日間で「特定秘密保護法案」が衆議院を可決・通過した。毎日jpより
 秘密保護法案:与党が強行採決 衆院通過
 国家機密を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案は26日夜の衆院本会議で、自民党、公明党、みんなの党などの賛成多数で可決され、参院に送られた。3党と修正合意した日本維新の会は慎重審議を求め採決に反発、退席したが、与党側は採決を強行した。政府・与党はみんな、維新との協議で法案を一部修正したが、骨格は温存。政府の意のままに膨大な数の「秘密」を指定できる懸念をぬぐえず、国民の「知る権利」に深刻な打撃を及ぼしかねない問題を依然、はらんでいる。
 与党は法案の衆院通過を受け、27日の参院本会議で法案の趣旨説明を行い、参院で審議入りさせる方針。12月6日が会期末の今国会での成立を目指している。(以下略)

 改めて言う必要もないが、「何が秘密か」を決めるのは霞ヶ関の官僚、行政であり、それをチェックするのが「行政の長」・・・首相である・・・国会、立法府には何も権限がない。そして一旦「秘密」が一人歩きすると、「公務員」どころか、全ての人にかかわってくる・・・軍需産業に携わる労働者はもちろん、「対テロ」の名目をつければ、原発事故やその収束状況はもちろん、あらゆる事項を「秘密」にできる・・・「「国民」が税金の無駄遣い、違法行為を議会や自らの運動でチェックしようと思っても、それが出来なくなる・・・どころか、懲役10年という「重罰」が待っている・・・希代の悪法である。
 たった2週間しか行われなかったパブリックコメントでも、7割もの反対意見があった。与野党含め、沢山の反対意見や慎重審議を求める声、メール、FAXがが議員に届けられた。そして「アリバイ」作りの為に行われた「福島」での公聴会は、圧倒的に反対・慎重審議を求める声で埋め尽くされた・・・これら全てを無視して、数の論理で強行採決した与党・安倍政権を徹底的に弾劾する。

 と同時に、まだまだ参議院での攻防がある。この期におよんでマスコミも大いに「秘密保護法」に警鐘を鳴らしている。国会前、官邸前を始め、あらゆるところで闘いを繰り広げよう特別国会の会期まであと2週間だ・・・参議院通過を許さず、この法案を廃案に追い込もう

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コメント

今の時点でも秘密指定されたものを漏えいしたら犯罪。その罪を重くするだけ、なんだがなぁ。
情報開示は情報開示で別に定義していく問題じゃないか。


ま、政治家ではなく政治屋を当選させるような日本の民主主義じゃ、知ったところで行動起こすとは思えないが。

投稿: ROM人 | 2013年11月26日 (火) 22時56分

個人的「緊急声明」を書きました。(URL参照)

投稿: kuroneko | 2013年11月27日 (水) 17時50分

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