細川・小泉連合を信用してはならない!
さて、東京都知事選挙である。地方選挙とはいえ、スウェーデン1国分の予算を預かる首都の長を決める選挙に、「国政」レベルの話が出てきてもおかしくはない。
しかし、小泉元首相の「脱原発」をバックに掲げ、「脱原発」を掲げる細川護熙元首相は、完全に信用できない・・・彼の「脱原発」政策に期待することは間違いだ。
「脱原発」は、私がジグザグ会の呼びかけ人になった時にも書いたのだが、全ての社会問題に結びついており、その解決の糸口でなければならない・・・細川の「脱原発」にそれはあるのか・・・むしろ小泉の「新自由主義政策」と結びついた、よからぬ世の中が待ち受けていそうな気がする。怪しい
そもそも細川は、93年に自民党政権を倒して「政治改革」を掲げ内閣を組織したものの、小選挙区制を導入し、政党助成金という現在に通じる禍根を残した人物である。消費税(当時は3%)をいきなり「国民福祉税」にするといって7%に引揚げるとブチ上げたかと思えば、佐川急便献金問題で総辞職(この件に関する説明がなければ、同じ献金問題で崩壊した猪瀬都政の後を狙うということ自体が間違っている)・・・その後政界からほとんど「引退」して陶芸をやったりしているようなヤツである。東京都民にとって中身のある政策が展開できるのか
もちろん、自民党・安倍政権が押す舛添要一(この人も土壇場で自民党から離党したくせに、よくやるわ・・・「女性問題」が影をおとして、女性からの人気がイマイチらしいが)を落とせば、安倍政権への打撃にはなろう・・・しかし「特定秘密保護法」について何も言わない細川が都知事になったところで、なんの違いがあろう。まして舛添でさえ「脱原発」を口走るくらいだ・・・あえて言う舛添と細川は「コレラとペスト」の違いでしかない。
じゃぁ、タモガミは何かって・・・そりゃ東京のネトウヨあぶり出しリトマス試験紙でしょ
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