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3・9NO NUKES DAY in香川(前篇)

 さて今日は共産党系が主催する「3・9NO NUKES  DAY in香川 原発はいらない!伊方原発再稼働やめよ!~総会と講演のつどい~」に参加してきた。生涯学習センターまなび館の3階、多目的ホールである。
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うわっ、それなりにでかい会場じゃなイカsign03 とにかく端っこのほうに座って開会を待つ。
午前10時開始、主催者あいさつの後、来賓あいさつとして「脱原発ネットワークin香川」の渡辺さんと、香川連帯ユニオン の内出さんからあいさつ。ま、ぶっちゃけた話、市民派と共産党の1日小共闘が始まったわけだ。

遅れていたピアニストが到着…文化企画としてピースピアノプロジェクトの好井一條さんの演奏が始まる。好井さんはヒロシマでの胎内被爆者でもあり、反核をテーマに世界でピアノを弾いているそうだ。
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とりあえずその後、主催者の「原発をなくす香川の会」の2013年活動報告、今後の活動方針案、会計報告等がなされた・・・一応「総会」だからね。
 続いて、伊方等の原発をなくす愛媛県民連絡会議事務局長の中尾寛さんから「伊方からの報告」・・・原子力規制委員会は、地球温暖化対策として原発推進を掲げてきた環境省のもとに設置、IAEAの「規制」と「推進」部門を分けるという、規制機関の基準を大きく逸脱していることを指摘。規制委員会を支える原子力規制庁は前原子力安全・保安員などからの移籍であることを批判した。その他、伊方原発の危険性を指摘…敷地からわずか数キロしか離れていない中央構造線からの地震動は何千ガルになるにもかかわらず、相変わらず従来の570ガルを見直す必要はないとしていること、1号機、2号機の老朽化(経年30年以上)と3号機のプルサーマル実施、その他、例えば現在福島で問題になっている「汚染水」も、閉鎖海域の瀬戸内海で過酷事故が起これば、四国、中国、九州、全域に汚染が広がること(しかも薄まらない)、佐多岬半島西側の避難の困難(約5千人)30キロ圏内に13万人、避難困難者1万2千人、そして沖縄の米軍基地と岩国基地の飛行ルートに位置している(1988年6月25日、佐多岬山頂に岩国から普天間に向かう米軍大型ヘリが墜落炎上したことがある)
 とりくみとしては、共産党、社民、新社会、愛媛労連、愛媛平和運動センター、宗教者た市民運動家などで「伊方原発を止める会」を結成、その会に参加し会を支えているとのこと。愛媛県知事宛の40万署名をよびかけていること、伊方原発運転差し止め訴訟が、2011年12月8日に原告300人で第一次提訴、2012年3月28日に322名で第二次提訴、2013年8月20日に380名が第3次提訴と行われ(現在4次原告を募集中)、原告団は1002名で裁判闘争を行っていることを述べられた。

 続いて「福島からの報告」として、福島復興共同センター・福島県議会議員の神山悦子さんからの報告…レジュメをもとに、安倍政権の原発政策、汚染水漏れの現状を批判したうえで、福島の現状について地元の目線での報告があった。
 原発事故は他の災害と違い、時間的、社会的、空間的悪影響を及ぼすに「異質の危険」を持つこと、福島県の避難者は約13万5千人(県内87,000人、県外役48,000人)県外避難者で今現在は東京に避難している人が一番多い。災害関連死は1671人と、災害で直接亡くなった1603人を上回っている。安倍政権が出した昨年12月20日の「福島復興指針」、および12月26日の「賠償中間指針第4次追補」は、同心円状から再編された避難指示区域を線引きし分断するものであるということ…ここの線引きで、例えば「故郷喪失分」の精神的追加賠償は、帰還困難区域だけに限られる。だからといって、「居住制限区域」や「避難指示解除準備区域」であっても、長いこと人が住んでいない住宅では、イノシシやネズミの糞などで、とても帰れる状況ではない。ただ、解除しないと住居等を整備する業者が入ってこれないという問題もある…そんな中、一世帯だけが帰還しても生きてゆけない。また解除後1年で補償は打ち切りになるが、すぐに帰還できるわけでもなく、仮設暮らしにかかるお金や、避難や就労活のための二重生活に生活費がよけいかかる現実とかみあっていないという問題がでてきているそうな。
 子どもの健康管理について、甲状腺検査は30年間県で実施する。県は当初国でやれと言っていた18歳以下の子どもの医療費を、実質県費で無料化させた実績はできた。しかし18歳以上の医療費無料化とがん検診無料化を目標としているが、未実施であるとのこと。
 あと子どもの教育、住まいの問題…精神衛生上3~4年後ぐらいから危なくなってくる。そういえば卒業式を「学校」で迎えられなかった中学生が、高校もまた自分の校舎のない「卒業式」を行う…もうそれだけ時間が経ったのだ(子どもたちの話をされる際に、神山さんは一時涙ぐんだ)
 「原発ゼロ運動」について、2011年9月に「第一、第二原発廃炉」請願が県議会で全開一致で採択、知事も「10基廃炉」を明言し、県の総合計画に明記した。原発立地自治体も「原発ゼロ」決議を行うなど、オール福島で「原発ゼロ」の状況が生み出されているとのこと。あと、「原発ゼロ」を求める100万人署名運動を取り組んでいるとのことであった。

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