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奥祖谷侵略!

 さて県道32号を東行…国道439号と合流するあたりは「東祖谷」と呼ばれる…ここに東祖谷歴史民俗資料館 がある。
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祖谷と言えば、「平家落人伝説」・・・ここでしっかり、平家落人伝説についてお勉強・・・平家一門は山口県下関市、壇ノ浦の闘いで、安徳天皇とともに海に沈んだことになっているが、「落人伝説」では屋島の闘いの後、 平経教(たいらののりつね)…平清盛の甥にあたる・・・が安徳天皇を連れて、この奥深い山に逃げてきたというもの。平経教は名を国盛と改め、安徳天皇とともに平家再興を計り、仮の御所を立てたりして暮らしていたのだが、安徳天皇は熱病のため8~9歳ぐらいで死去、国盛はその後一時酒浸りになるも、海に沈んだ一門のためにもこの地で生きることを決意する。
 で、その国盛の子孫と言われる「阿佐家」が残っており、そこには平家の赤旗(かなり色あせたものであるが)も伝えられているのだそうな。

 ま、伝説は伝説として、800年ぐらい昔からこの山の斜面にへばりつくように人が住み、焼畑をして雑穀を食す生活をしていたということは間違いないだろう。いやぁ~人間、どこにでも住めるモノなんですなぁ~

 ここから国道をさらに上ると、奥祖谷だ。奥祖谷観光周遊モノレール なるものもあるが、乗車時間がかかるのと雨のため今回はスルーして、奥祖谷二重かずら橋に向かう。
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この山道を降りてゆくと、男橋、女橋、野猿の3つのスポットがある。
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これが男橋
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さて、渡るぞい…
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「祖谷のかずら橋」と違い、渡るところが角材で出来ているので、あまり滑らない。
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渡り終えて、下に降りてみる・・・小さな滝がある。
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下から見た、男橋の全景。
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で、少し上流に登る…小公園として整備されている・・・ちなみにこの辺一帯に入るのに、500円の入場料がかかる

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これが川を渡るための人力ロープウェイ、「野猿(やえん)」である。自力でロープを引っ張って、向うに渡るのだ
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野猿使用上の注意事項・・・定員は3名までだそうです。
では、乗ってみましょう。
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こんな感じで、進んでゆきます。スピードは、自分の腕しだい。そんなに「重たい」ものではありません。
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途中で止まって、川の写真を撮る。
渡り終えた後、少し上流に女橋がある。
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こっちも渡るところは角材なので、渡りやすい・・・
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もっかい女橋を戻って、下から撮影
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さて、奥祖谷二重かずら橋侵略後は、さらに国道を東に…剣山の登り口ぐらいで昼食に祖谷そばを食べて、国道438を降り、徳島県の東岸を目指すのであった

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