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革共同をはじめとする左翼運動の検証と総括こそ問われている(前篇)

革共同再建協議会の理論誌「展望」 第14号に「2013年革共同関西地方委員会総会 第2報告」が掲載されている。その中で「6.革共同をはじめとする左翼運動の検証と総括こそ問われている」という文章は、すべての闘う人々、左翼諸党派に属する人々に読んでもらいたく思うため、2回に分けて全文転載する・・・これについての幅広い議論・討論を求めたい・・・

6.革共同をはじめとする左翼運動の検証と総括こそ問われている
 既存の政党や党派が屋合すれば大衆政党が生まれるわけではない。各々の党派がそれまでの在り方を検証し総括する中でしかありえない。特に左翼運動はそうである。左翼運動の総括が絶対必要である。左翼運動に共通する誤りは「党絶対主義」である。さらには「党が情勢を切り開く」という思考である。これは共産党から革マル派、革共同、第4インターからブンド、構造改革各派も含めて、皆がそうである。それがセクト主義を生み出し、運動を四分五裂させてきた。こうした「党絶対思想」が、民衆と離反した所の党派政治、もっと言えば党による「陰謀的政治」によって情勢を切り開くという運動スタイルを作ってきた。それは必ず民衆の意識と乖離し、党と民衆の離反をもたらす。
 われわれ革共同再建協議会もそこからは逃れられない。むしろ最も検証し総括することが求められている。対革マル戦争、先制的内戦戦略も含めて総括し、党内外に明らかにする責任がある。それらを行わないことには、他党派や先進的人民の支持を受けることはできない。このような日本の左翼運動は、押しなべて、その根本問題はスターリン主義そのものだったということである。反スターリン主義を掲げていても、現実と実態はスターリン主義そのものだったということである。ソ連や中国の「社会主義」が、社会主義の名の下に人民虐殺と抑圧を、ある意味で帝国主義以上に行ってきたことは、ソ連の崩壊などを通して明らかになり、全世界の人民は共産主義=スターリン主義として受け止め、共産主義への信頼は限りなく失われた。こうしたスターリン主義の誤りと根本問題、そして「反スターリン主義」を掲げながら何ら変わらなかったわれわれ自身の総括と反省抜きに、人民は共産主義運動にも左翼運動にも信頼を寄せることはない。
 われわれ革共同再建協議会の役割は何であろうか・革共同を再建することではない。そうではなく、革共同が果たしてきた積極的役割と意義を確認するとともに、その限界性や問題点を捉え返すことである。日本共産党スターリン主義に異議を唱えて出発した革共同をはじめとする新左翼運動は、60年代から70年にかけて大きな役割を果たした。もちろん、その過程でも問題点は内包していたと今日的には捉え返すことができるが、70年以降、その問題点が大きく露呈し、ついには革共同の今日の安田派にまで至っている。それは革共同のみならず日本の新左翼、世界の新左翼に共通する問題である。反スターリン主義を掲げながらスターリン主義を根本的に乗り越えられなかった。こうした新左翼運動を総括し乗り越えなければ、次世代の運動にとっての疎外物にしかならなくなる。革共同をはじめとする新左翼運動を検証し総括しながら、それを具体的運動の中で実践しつつ、新たな大衆運動から社会運動を作り出そう。(続く)

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かくめいのための理論」カテゴリの記事

コメント

まとめると「自浄しろ」ってことになるな。


書いてあることはまともだな。

土地を不法占拠、地域住民の感情も無視したデモ行動。
暴力、脅迫を利用した反対勢力潰し。
専制政治を批判しながら、敵対派閥の存在を許さず、自身の思想のためには法を侵すことも厭わない。
嘘がばれたとしても「~かもしれない」「広義の意味で」との論点すり替え。

自浄作用の欠片もないんだから、疎外物になりはてますわなw

投稿: ROM人 | 2014年6月25日 (水) 21時14分

ttp://hosyusokuhou.jp/archives/38828205.html
タイムリーに面白いニュースが入ったぞ。

たとえば左翼は、こういう人たちを弾劾しない。
民主主義を標榜しながら、自分たちに都合が良いことは絶対スルーする。自民党云々以前に、民主主義の根底を覆すヤバイ話なのになぁ

投稿: ROM人 | 2014年6月25日 (水) 23時18分

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