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2015年3月

3・29三里塚全国闘争(集会編その2)

 部落解放同盟全国連、瀬川博委員長のメッセージが読み上げられた後、集会は第二部に移る…3・4結審策動で農地を取られるかもしれない、天神峰の市東孝雄さんの登場だ!
 「農地法で農地を取り上げる」裁判の他、長らくストップしていた「耕作権裁判」が千葉地裁で再開されるとのこと。「ぜったいに負けるわけにはいかない!」と決意を表明。沖縄の「民意無視」、三里塚の「住民無視」、福島の「復興した」…「こうゆうやり方は、絶対みとめません!」と、安倍政権の悪政と闘う気力も満々だsign03
 残念ながら、市東さんの写真を撮ることができなかった、まぁ、本集会の「主役」でもあるわけで、多くの人がカメラを持って私の前にいたからね。写真撮ろうと思ったら、市東さんはすでに檀上から降りていた。

 続いて、葉山弁護士を中心とした、三里塚顧問弁護団の登場だ!
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今回の裁判で、「証人調べ」を行おうというところで、小林裁判長は突然の「結審」を言い出した…嘘の証拠で固めた国、NAAの主張が覆るからだ…「絶対に許すことはできない。安倍政権打倒の、労農学の連帯した闘いです。」
 一ノ瀬弁護士は、「東京高裁を徹底的に追い詰めた。安倍政権を打倒しなければならない。農地強奪阻止の闘いをやりぬく、判決公判までの闘いをつくってゆきたい。」と述べた。
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 写真は大口弁護士…弁護団は「経産省前テント」の明け渡し要求裁判にもかかわっている人が多い…「テント村の闘い、それは己の存在をかけて闘う必要があるのだsign03実力闘争の思想でテント防衛を闘う、テント撤去には執行停止をつけさせた…実力闘争を最後まで闘う立場だ。テントと市東さんの農地を守り抜く」と語った。
 遠藤弁護士は「3・4結審を徹底して弾劾したい」と語り、「彼らは逃亡した」とも…あと、安倍の「反テロ攻撃、治安立法攻撃とも闘わなければならない!」と述べた。
 浅野弁護士は、「NAAは証拠の偽造、隠匿を図った。小林裁判長はそれにお墨付きをつけた、強く弾劾する!」と語った。
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吉田弁護士は、農地法について解説…農地法で農地を転用するためには、知事の許可が必要…だが例外もある。そのうちの一つが「三里塚に空港を作る」という理由を県やNAAは持ち出してきた。いわく、「空港の土地が決まっているから、いいじゃないか。」「離農対策をするから、いいじゃないか。」ということだが、「空港の土地」は、閣議決定で勝手に決めたものだ。「離農対策」とは、札束で頬を叩くことだ!空港用地にするための「例外規定」は憲法違反である。農民のことを考えていない!「おかしなことだらけだ、きちんと審議しろ!」と述べた。
 弁護団をはじめ反対同盟は、高裁包囲から、判決日が決まれば集会も予定しているとのことである。

 続いて市東さんの農地取り上げに反対する会 の人たちが登壇…
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 オレンジのTシャツは、辺野古の海でカヌーに乗って抵抗する人たちが着ているものだそうな。
 林事務局長は「私たちは今、とんでもない時代にいる」とアピール…自分は行かないけれども、人を戦地に送り込もうという法案が出されている・・・これはグローバル企業が、もっとお金が欲しいという欲望を満たすためのもの・・・これと対抗するためには「欲望」をそぎ落とした生活を作らなければならない。しかし、そぎ落していけないのは「食」である・・・というようなことを述べた。
 TPPのISD条項を批判する、森昌子の「好きになった人」の替え歌が披露された後、群馬の方から「耕作権裁判の再開で、千葉での闘いも始まる。多くの人に集まって欲しい」「反対同盟のヤグラ撤去を求める裁判では、これは「反対同盟の持ち物」だから市東さんを訴えることは意味がないと「棄却」され、ヤグラは今も建っている。裁判は1%の可能性にかける…裁判闘争なんです!と訴えた。

 ここで今回特別、公園の端に飾られた、「三里塚闘争を振り返る」ボードの写真をアップしておこう…
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全体的には、こんな感じ…
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「農地は私たちの命です」
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鉄塔やヤグラで闘った様子が、蘇ります。
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成田用水決戦と、「10・20」の写真…党派的な都合上sign02「管制塔占拠闘争」は外されている。
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90年代ぐらいから、ようやくカラー写真となる。
続いて、全国農民会議の方々・・・
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農民として一体となって、安倍政権と闘ってゆくことを表明・・・市東さんの農地を守る闘いをそうゆうものとして位置付けるとのこと。
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「3万人署名」で4千筆もの署名を集めた、全日建連帯関西生コン支部 の労働者から挨拶。「今、まさに安倍政権はピンチを迎えているはずです。運動を広げるためには、いっぱいの労働者に伝えていかなければならない。・・・公安警察が、各職場に『組合が出来たら、ご相談を』と『営業』に回っているが、現場で粉砕し勝ち取っている。負けません!負けるのは安倍ですsign03」と、堂々たる労働者魂で訴える。
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集会の終わりに、萩原富夫さんから行動提起・・・「三里塚・沖縄・福島を一体として闘うこと、来年もここで、多くの成田市民に呼びかけて集会を行う。」「判決公判に向かって、敵を追い詰める…3万人署名は、残り7千筆を集め、東京・霞が関に攻め上る。」「10・11に、東峰の私の畑で集会を行う、みなさん結集を!」「これから成田市内を回るデモを行います。」
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と、いうことで、デモに出発〜・・・続きは「デモ編」へ・・・virgo

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3・29三里塚全国闘争(集会編その1)

 京成電車に乗りまして、やって来ました成田市、栗山公園・・・ここはかつて三里塚闘争が始まったころ、空港公団の分室が市役所の近くにあり、そこへ抗議するための集会が開かれた市営グラウンドだったところ。すり鉢状の地形は、その頃と変わっていないそうだ。
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 変わったのは、「成田空港」に向かう鉄道線路があることぐらいか?ここで1968年2月26日、逮捕されそうになった学生をかばった戸村一作委員長が機動隊にヘルメットを取られ、大怪我を負わされた所でもある。また、集会後、機動隊が一斉に突入して来たところ、集会参加者は周りの家に逃げ込み、家の方々も警察が来ても知らぬ存ぜぬでかくまってくれたというエピソードも、今回の集会で聞いた。
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「万年花粉症軍団」公安警察は、自転車置き場などに陣取り、相変わらず税金を浪費している・・・
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各党派が、前段集会をやっている所…12時には「前段アピール」ということで、婦人民主クラブ全国協議会、中核派、解放派の「全学連」、共産同統一委員会、東京西部ユニオン(北島邦彦 氏)、「被曝労働を拒否する動労水戸支援共闘」などのアピール…こういった「党派系」のアピールが、集会最後ではなく、集会の最初に行われたことで、終わりのダラダラ感がなかった。みんな「3.4東京高裁、小林裁判官による農地法裁判結審」 に怒りを表していた。今日の集会はこれを弾劾するとともに、再び始まった「耕作権裁判」を戦い抜き、市東さんの農地を守ろうという決意を新たにするためのものである。
 「婦民」からは、北海道と福岡に支部を作ったこと、「動労相模原」が出来るという話があった。「動労水戸支援共闘」からは、常磐線「全通」のため、沿線の線量を測定したところ、0.29μシーベルト/h(年2.5ミリシーベルト以上)の高線量の所があったこと、北島邦彦氏からは、改憲を目指す右翼「日本会議」が、回覧板で町内会を利用して改憲署名を集めていることなど、貴重な情報も得られた。

いよいよ集会開始・・・まずは北原鉱治さん
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1年間、顔を見ていなかった(これまでもそんな近くでお会いしたことは無いが)、以前と比べて随分やせられたような感じがした。声もあまり通らず(よくメモをとっていなかったせいもあるが)、最後の「三里塚闘争は、健在です!」という言葉は、頭に残っている。
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ときどき電車が走る…が、ここは撮影向きの場所ではない。
続いて、動労千葉の田中委員長(右)と、動労水戸の石井委員長
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石井委員長は、常磐線全線開通をもくろむJR東日本資本に対し、「被曝労働を強制するな。乗客を被曝させるな。」と運動していることを報告。田中委員長は、国鉄闘争の勝利・・・最高裁では未だ判決が出ていない・・・と「第2の分割・民営化」・・・全てを「外注化」し、労働組合を破壊する攻撃と闘うことを明言・・・3・4結審は「戦争をしようとする国が、反対同盟をつぶそうとするもの。」と弾劾した。

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あるみさんズも、すなおに集会に集中virgo

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関実の隊列の、後に居ました・・・
その三里塚決戦勝利関西実行委員会 の、山本善為さん・・・いやぁ~こちらはお元気そうだ。
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(北原鉱治氏著の)「大地の乱 成田闘争」を読み直してきた…68年2月の”決闘”が改めて思い起こされる…新しい顔をたくさん見かける。私は94歳、こうしていっしょに闘えることを光栄に思っている。」

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福島から、佐藤幸子さん…ドイツの脱原発グループからもらったパーカーと、アメリカの脱原発の人からもらった帽子を持って登壇・・・「(除染された土の)トンパックが並んでいるのは、農民が土地を取られたのと同じ。」「娘は小学生の時『百姓をやりたい』と言って、タイムカプセルを埋めた…もうそれを取り出すことは出来ない」と訴えた。
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沖縄からは、「ヘリ基地反対協議会」の安治富さんが、「市東さんの農地を守る会沖縄」として登壇・・・この間の沖縄での「選挙」情勢から、陸と海との実力闘争で、現場の闘いを造り上げているとの報告。「翁長知事を支えながら、安倍政権と闘っている」と述べた。5月17日には、セルラー球場に何万人もの人々を集め、怒りをつきつけるとのこと。「沖縄こそ三里塚と連帯して、この国を変えていきましょう」と発言した。

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「経産省前テントひろば」の、正清さん・・・「スラップ訴訟」の被告人の一人でもある。(日本だけでなく)世界の原発をどうするか?ということが問われている。全ての人が、あそこ(テント)を見て、頑張って欲しいと思っている。また、3年半続けられたことは、あの辺りの下っ端の公務員が支えてくれていることもある。原発を無くすことで政治は変わる!10年は頑張る・・・と発言。
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川内原発を止めるためのテント村 から、小川正治さん。現在、薩摩川内市の久見崎海岸に、10棟ばかりのテントが建っている。テントを張って6ヶ月、24時間体制で頑張っているとのこと。川内原発は、6月にも制御棒を抜いて、運転が再開されようとしている。他方、薩摩川内市でも世論調査では6~7割が反対、特に女性の反対が多い。原発は経済や技術の問題はデタラメで、やはり軍事(核武装)の問題が根底にある・・・等の話の後、「lこの春、夏は薩摩川内に来てください」とアピール。
 成田市に30年住んでいるという参加者が登壇し、「深刻な暮らしの破壊と健康破壊が、現在も進んでいる」と訴えた。空港会社に「市東さんの農地取り上げを止めること。夜間の飛行を差し止めること。」を要求してゆくとのこと。なんでも「騒音」による健康被害は、ガン疾患に関係したり、その他有害物質による健康被害を上回るもので、成田の騒音は今や厚木のそれを上回るものらしい。

婦人行動隊、宮本あさ子さんより、カンパアピール・・・
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カンパを集める、白ヘルさん…関実の位置だと、赤ヘル、青ヘル(黒ヘル)はよく見えるけれど、白ヘルの隊列からは離れるからね…(革共同中央派系の人たちと離れているわけではない…念のため)
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赤ヘル、青ヘルの皆様・・・
この後、ちょっとしたライブ演奏
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があって、その後、反対同盟弁護団による3・4結審策動についての報告があるが、それは次回にhappy01



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前段アピール中でゲソ。

前段アピール中でゲソ。
成田空港は、まだ完成していません…中核派全学連

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若者が決起7するためには、「過去」の党なんかすてちまえ!

 こーゆーネタは出た後で書くのがヨロシイのであるが、リンクに張っている「資本主義の終わり論」で、『展望』15号・落合論文を読んで というのが3月のはじめにUPされている。内容は非常に面白くて、まん中あたりには

 エピソードを一つ。69年4月ある高校生が祖母に闘争のために東京に行く交通費のカンパを頼んだところ 祖母は「国家崩壊の時にはお金など意味を持たなくなるから、お米を持っていきなさい」とお米をくれたというのです。戦後のハイパーインフレを経験した祖母にとって 孫の要請はそういう話として理解されたということです。活動家のみならず民衆までが 当時の闘いをどのレベルで見ていたかが解ります。

てな話もある・・・いわゆる「70年代」は本当に、「革命」が見据えられた時代だったんだなぁと思える話である。

 その中で松崎氏は、はじめのほうに次のように論を立てる・・・
 21世紀革命は21世紀から論を立てない限り実現できません。過去の正しさを言うことは 党派にとっては死活的問題かと思いますが 民衆自身が決する現実の革命にとっては 現在性から問題を立てるべきだと思うからです。(中略)
 党の総括あるいは原点・基本の再確認なら間違っていないと思いますが 21世紀革命として論じるのなら 資本のあり方に規定された現在の時代性と民衆の意識・存在を明らかにしなければならないと思います。だから 80年頃ならともかく、いまさら再確認して何か意味があるの…という感想です。特に「20世紀の闘いについて経験のない多くの人々」、つまり若者をも読者・対象としているのなら現在から論じなければならず 50年も前のことを「部分的には誤りもあったが基本は正しかった」では「老人の昔話」になってしまいます。若者たちは 自分が生まれてもいない過去を総括しないと決起できないのですか!いまの資本・国家のあり方を直に問題にして決起するのではないのですか。


 そう、まさにその通りなのだが(だから太字で強調した)、決起の「水路」として、50年間「革命」的情勢があったとしても、それを活用できず…それはおろか「左翼勢力」そのものの凋落の原因であった「党」を使うのならば、やはり「過去の総括」は必要になってくる。

 「若者の決起」は、やはり本多さんらがやったように「若者」が新しい「党(的なもの)」を作ってやらないと、どうしょうもないのではないだろうか?
 だから「老人」「中年」・・・は、過去の「失敗」や「誤り」について、もっと多くを語るべきであろう。もちろん、「温故知新」という言葉があるように、過去を知って現在に生かすこともまた、大切である。

 とはいえ、「革共同再建協」の21世紀認識は、あまりにもお粗末である・・・だからこの文章を書いたのであろう…とはいえ、「中央派」や他党派はどうなんだ?と言ってしまえば、これらも50歩100歩ではなかろうか…共産統一委の「左派統一共闘」の呼びかけについて も、私の知る限りにおいては議論が盛り上がったとは言えない(「首都圏」でこっそりと動きがあれば別だが)…もう「古い党」はいらんのだsign03

 「若者の決起」といえば、園良太 や山本太郎(ただし所属政党では変な方向に行っているが・・・けっこう「活躍」しているようだ) その他首都圏反原発連合の「ミサオ・レッドウルフ」氏なんかが頭に浮かぶだろう…そうでなくても、様々な合同労組や脱原発運動なんかから、若い「活動家」達が苦闘しながら、「新しいもの」を作り出そうとしている…
 と、いうことで、「老人」よ、「中年」よ、ネットを捨て、書を捨て、街に、現場に出ようsign01というのが、今回の「結論」である…なんだかわけが分からない結論だなぁ~virgo

 

 

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香川県警は、イソガシイ!?

車がぶっこわれたので、車を買う話 で、コメント欄に「人身事故」として扱われることになったと書いた・・・相手が後になって「肩から腰が痛い」と症状が出てきたので、診断書をもって警察に行き、「人身事故扱い」にするよう頼んだからである。
 それは仕方がないとして、「人身事故」となれば、再度警察による実況見分が行われる…のだが、火曜日に携帯に警察からかかってきた電話で示された予定は水曜日であった。だがその日は一日、現場にいかなければならない・・・ということで木曜日に設定したのだが・・・再度携帯に電話がかかってきて、金曜日、すなわち今日にして欲しいとお願いされた。

 ところが今日の朝「いろいろ死亡事故とかが入って時間がとれない(ちなみに一番最初に事故を担当した警察官が、この間電話してきている)・・・来週にしてもらえないか」とのこと・・・いやぁ~警察官もイソガシイのでゲソ・・・
 ということで、「実況見分」は来週木曜日とあいなった。事故後、2週間経つのでゲソよsign02

 普通の警察官が「ヒマ」であれば、その街は平和だということになるが、香川県は交通事故死がワーストにはいるくらいのところ・・・なかなかそうもいかんようだ。で、私のような「小さな事故」は後回しにされる(幸い、相手さんのケガも、全治10日ぐらいとのこと)

 普通の警察官が足りないんだったら、「税金の無駄遣い」である公安警察を廃止して、普通の警察官にすればエエのにvirgo

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沖縄県知事、辺野古作業停止指示!

 翁長知事が、ついに動いた(やっとかよ?)…沖縄タイムス+から
知事、辺野古作業停止指示「サンゴ破壊の可能性」 

 名護市辺野古の新基地建設で、翁長雄志知事は23日午後に県庁で会見し、沖縄防衛局が県の岩礁破砕許可を受けた区域の外でサンゴ礁を破壊した可能性が高いとして、昨年8月に許可した際の条件に基づき、7日以内に海底面を変更するすべての作業を停止するよう指示したと発表した。
 翁長知事は「漁業調整規則違反の懸念が払拭(ふっしょく)できない」と強調。指示に従わなければ許可を取り消す考えを示し「腹を決めている」と語った。  県は許可区域の内外を問わず、作業しないよう求めており、防衛局が現場で進めている海底ボーリング調査も含んでいる。県の調査に対する協力も求めている。
 県は防衛局の設置した大型コンクリートブロックが許可区域外のサンゴ礁を破壊した可能性が高いとみている。防衛局が作業を停止した場合、県は臨時制限区域の立ち入り許可を米軍から得た時点で速やかに潜水調査を実施。サンゴ礁の破壊が確認されれば、ブロックの撤去と原状回復を求める可能性がある。
 防衛局は、ブロックはフロート(浮具)などを固定するアンカー(投錨=とうびょう)の役割があり、県から岩礁破砕の許可対象にならないと説明されたと反論。一方、翁長氏は船舶の投錨を対象外としているが「ブロック投下が岩礁を破砕していれば、許可を要する行為と思う」と話した。
 菅義偉官房長官は23日午前の会見で、名護市辺野古への新基地建設に関し、翁長雄志知事が岩礁破砕許可を取り消す意向を示していることに対し、「この期に及んではなはだ遺憾だ。法律に基づいて粛々と進める」と述べ、取り消しに関わらず工事を進める考えを示した。  菅氏は、一連の承認事項について「国が勝手にやったわけではない」と指摘。事前に県からの許可を得ていることを強調し、「全く問題なく粛々と工事を進めていく」と語った。


 21日の県民集会で、県の関係者が「知事は腹をくくっている」と発言したそうだが、まさにこのことであったか…
 しかし、日本政府は、首相をはじめ主要閣僚が知事にも会わず、「粛々と工事を進めていく」などとのたまっている。まったく、陸上や海上で不当逮捕や危険行為などの暴力の限りをつくしながら、何が「粛々と進める」だsign03断固、抗議の声を強めよう。

 それと同時に、翁長知事の決断を支え、はげましの手紙やFAX、メール等を送ろう・・・知事へおたより/沖縄県

 

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車がぶっこわれたので、車を買う話

 先日、会社の駐車場内で事故ってしまった…駐車場のスペースから出る時、右側から来る車に気付くのが遅れ、相手はバンパーの一部だけ、ただしこっちっはボンネットの真ん中に突っ込まれ、ボコ~んとへこんでしまったのであった。
 とりあえず警察に連絡して、実況見分…その後、お互いの連絡先を交換して当座の処理は終了…幸い、駐車場内ということで両者ともスピードが出ておらず、怪我がなかったのは何よりであった。

 とはいえ、ぶっこわれた車を修理せねばならない…保険屋さんに連絡を取った後、車屋さんに行って修理見積もりをとったら、やはり「保険屋さん」の出せる上限を超えたお値段が出てきた。

 ここは考えどころ…今年には車検がある、加えてあちこち痛んだり、タイヤも擦り減ったりしている…よし、買い替えるのでゲソsign03・・・ということで、同じようなクラスの軽自動車を購入することにした。

 今の車…実は関西に移動してから、あまり「愛情」を込めて接していなかった…それは本当に申し訳ない…北陸にいて、竹林再生のNPO法人の手伝いをしていた時の長靴や鉈、その他ゴミの類が車の中にたまっていたからね。

 おまけに別のとこでぶつけられて、ドアがへっこんでも「もうええわ(事故処理の時間が面倒くさかった)」とうような傷だらけ…エンジン系統はすごく頑丈にできているので、走りはいいものの、ドアミラーを開ける装置がぶっ壊れたり、夏のエアコンが効かなかったりと、本体とは関係のないところでトラブルを起こし続けていたのも事実…

 ここは新規一転、新しい車を買って、「それを大切に使おう」という気持ちを持つことで、自分の車も傷つかないし、また他の車に対する「思いやり」・・・それが事故を防ぐのだsign03を新たに持つことで、今回のような事故を防ぐ気持ちになれば…とも思った。

 自分を大切にできないヤツは、相手を大切にすることもできない…

 ま、そうゆうことだ。

 とりあえず、新車購入の契約を決め、ハンコとかも押してきた…なお、新しく今までの車には「カーナビ」がついていなかったのを、つけることにしたこと。あと、公称燃費も30㎞/ℓを超える、スグレモノなのでゲソcar

 ただ、納入までに時間がかかるので、それまで自転車通勤となる…これが良好にいけば、はっきり言って「車なんていらないじじゃなイカhappy01」ということにもなりかねない。

 とはいえ、鉄道網の貧弱な四国を「侵略しつくす」には、やっぱり車が必要なのでゲソ…

 と、いうことで、あえて新車を買うことにした…ただ、5月初旬には沖縄・辺野古にも行けるので、その航空券も早めにGETしておいた(早割で、安いdown)まあ、金が思いきりかかる月になったことは確かだ(3・29三里塚に行くバスチケットも購入済みだし)

 転勤で、せっかく買った「新車」を手放さざるを得なくなる可能性もある…そういった意味では、「中古車」を買っておいたほうがよかったかもしれない…だが、サイは投げられたのでゲソ…

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海原雄山、怒りの言葉(後編)

 さて、昨日に引き続き今度は「美味しんぼ 111巻 福島の真実」編から…
 「ひでじい」が取ってきてくれた山菜(ちなみに作品中では、検査されて「安全」とされたものは食べる。福島の人が出してくれたものは「自己責任」で食べる・・・という取材ルールであった。)料理を食べた後の言葉
「しかしひでじいがせっかく採ってくれた山菜を食べるみんなの心には、ためらいがあり腰が引けていた。心温かくわれわれをもてなしてくれるひでじい、美しい山、さわやかな山菜。何一つ欠けるもののない素晴らしさだ。それなのにどうしてみんなの心はこわばってしまったのか。それはこの美しく豊かな福島の大地を、目に見えぬ凶悪なものが覆っているからだ。この凶悪な存在が福島の大地を深く傷つけ、人の心を凍えさせる。これが福島の真実だ。」(p87~88)

文部科学省が出した放射線に関する副読本が、放射線の影響の深刻さを伝えていないことを取材した後の言葉
「原発安全神話が崩れたから、今度は放射線安全神話を作る気だ。」(p112)

空間線量が低いものの、生産物に放射線が検出される食品があることを知ってからの言葉
「問題は、幸運にも山に囲まれて放射性物質の直撃を避けられて、安全とされている古殿町の生産物でも、食べるか食べないかは自己の責任で判断することを要求されるこの事実だ。」(p155)

試験田でせっかく栽培した米を、自ら収穫することなく、農協が刈って捨てざるを得なかった話を聞いた後の言葉
「あちこちで人々の生き甲斐が奪われていっている。これが福島の真実だ。」(p728)

東電の案内で福島第一原発の「収束作業」現場を取材した後の言葉(撮影した写真は一旦「東電」に押収され、大多数の「セキュリティー問題に関わる」写真以外の、30枚ほどしか返してもらえなかった・・・だから「言葉」で伝えたのだ)
「一番の印象は、破壊の程度が想像をはるかに越えていて、それに対する処置がすべて応急処置でしかないことだ。汚水処理施設ができないから、汚水貯蔵タンクは増えるばかり。そのタンクも2、3年の寿命で、汚水を運ぶ管は雑草が穴を開けてしまいそうな柔な材質だ。そして使用済み燃料を入れた貯蔵プールがむき出しのままの4号機(注・・・4号機燃料取り出し作業前の「取材」です) 1号機から3号機の燃料はメルトスルーして、今どこにあるのかも分からない・・・」(山岡)「この状況で根本的な処置ができるはずがありません。」(p236~237)

例の「鼻血」事件の後、井戸川元町長や医療関係者と「低線量被曝」問題について語り合った後の言葉
「放射線の被害というとガンのことばかり取りざたされるが、政府は体のあらゆる症状について予見を持たずに調査すべきだ。」(p248)

双葉町の、学校を改築?した避難所(仮設住宅)を取材してからの言葉
「あの方たちの平和な生活を奪った東電と国は、あの方たちの人の良さ、我慢強さをいいことに何も責任を取っていない。

 飯館村から北海道に「移住」して、なんとか酪農で生計をたてることが出来た人の話を聞いた後の言葉
「井戸川前双葉町長は、福島県の外に出ろとおっしゃる・・・・・だが、放射能に対する認識、郷土愛、経済的な問題など、千差万別の事情で、福島を離れられない人も大勢いる。今の福島に住み続けて良いのか、われわれは外部の人間だが、自分たちの意見を言わねばなるまい。」(山岡)「自分たちの意見を言わないことは、東電と国の無責任な対応で苦しんでいる福島の人たちに嘘をつくことになる。」(p273~274)

そして最後・・・山岡士郎が父、海原雄山の出した「問い」に「・・・・福島を守ることは日本を守ることだ。であれば俺の根っこは福島だ。」という答えに満足した後の言葉
「福島に住んでいる人たちの心を傷つけるから、住むことの危険性については言葉を控えるのが良識とされてる。だが、それは偽善だろう。低線量の放射線は安全性が保障できない。国と東電は福島の人たちを安全な場所に移す義務がある。私は一人の人間として、福島の人たちに、国と東電の補償のもとで危ない場所から逃げる勇気を持ってほしいと言いたいのだ。」

雄山の言葉全てに「賛同」できない人が居るかもしれない・・・しかし「福島の真実」を知らない限り、いくら「福島と連帯して~」と言っても、難しいだろう・・・そのための「素材」として、私はこの漫画を推奨し、雄山の「怒りの言葉」をここに綴ったvirgo


 

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海原雄山、怒りの言葉(前篇)

 昨日のエントリー美味しんぼ「福島の真実」 をより多くの人に感じてもらうため、ここでは作品中での海原雄山氏の怒りの言葉を紹介しよう。まず110巻から、津波で破壊された漁港と魚市場を見ての言葉
「震災から8か月経って、復興どころか廃墟同然。この姿が、福島が今味わっている苦しみがどんなものなのかをわれわれに語っている。復興も不可能な、この苦しみの本質はなんなのだ。士郎、おまえ、語ってみろ。」(p49~50)

線量の低い場所で取れた自然栽培の食べ物を食した後の言葉
「この畑も風向き次第では放射性物質を浴びただろう。風向き次第でこの豊かな自然を失っていたかと思うと、身の毛がよだつ。この、”危機と紙一重”というのが、福島の真実だ。」(p88)

南相馬市の立ち入り禁止区域の手前まで行った時の言葉
「豊かな南相馬の地に、今ははいることができない。南相馬だけではない、いくつかの地域に立ち入ることができなくなった。それは国土を喪失したに等しい。」(p107)

会津の郷土料理を食べてからの言葉
「安全なものは安全、危険なものは危険、きちんと見極めをつけることが福島の食材には必要なのです。消費者に真実を伝えなければいけない。それはわれわれの役目です。」(p126)

有機農法の水田(これは「地域循環」でやってるので、落ち葉や草、米糠、もみ殻に放射性物質が付いていると、、資源が回らない…有機農法を止めて農薬を使う普通の農業に戻る人も出ている)を見学してからの言葉
「こんな日本を誰が想像したか。国土が破壊され、渡部さんのように正しい志をもって努力している人が苦難を味わい、今までの同志も挫折せざるを得なくなる人が出てくる。この厳しく辛い真実をわが身に叩き込んで、骨身にしみるまで掴み取らなければ、われわれは将来へ向けて一歩も踏み出せないのだ。」(p146)

原発事故前に取り込んだ材料を使って(事故後は山が汚染されて、材料が取れない)作った「凍み餅」を食べ、思わず涙した雄山氏の言葉・・・
「千栄子さんのこれまでのあまりに厳しい境遇を考え、そして、今、目の前にある食材が飯館村最後の食材。少なくとも向こう10年以上は手に入らない貴重なものと思うと万感胸に迫った。いったいどれほど貴重なものをわれわれは喪失してしまったのか。豊かさも喜びも輝きも幸せも。失ってはならぬものを失ってしまった。」(p186~187)

 誰も帰って来れなくなった「死の町」の情景を見、「死の町」発言で辞任させられた大臣の話題の後の言葉
「真実を知らせたくない人間、何もかもうやむやにごまかしたい人間。そしてその嘘の上塗りに手を貸すマスコミ。」(p205)

 作物が放射能を吸収しないよう工夫をこらした実験農場を見て、そして食物自体の線量は「安心」できると皆が一瞬ほっとした後の言葉
「ここの空間線量は毎時0.7マイクロシーベルトだ。いくら食べものの放射能が大丈夫でも、この環境で暮らすことが良いことか。・・・簡単な問題ではないようだ。」(p224~225)

 再び、試験田を見ての言葉
「この試験田の取り組みを見れば、米作りの復興を願う福島の人たちの心が痛いほどよくわかる。」

以上、111巻に続く。

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美味しんぼ「福島の真実」

 先日、「侵略!イカ娘」を買ったついでに、「美味しんぼ」110巻、111巻がボンと置いてあったので、購入した。いわゆる「鼻血問題」で様々に議論された(というか当時は「鼻血」だけでヒートアップしていた状況だったが)作品である。
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 はっきり言いましょう…「内容を読まずして、一部を取り出して批評することなかれ」である。
 「美味しんぼ」自体、食や食文化…それを支える人たちのドラマを描いてきた作品である。あの原発事故の後、そういった観点から「福島がどうなっているのか?」ということが書かれたのが、「福島の真実」編である。
 もちろん、食品を含めた「放射能汚染(正確には「放射性物質による汚染」なのだが、作品中に使用されている言葉であること、簡便性より、この言葉を使う)」の問題が、メインとなってくる。

 取材期間は2011年秋~12年にかけてであり、2015年現在の状況とは違うのであろうが、あれから4年…原発事故の収束状況も含め、「状況が大幅に改善した」というニュースは無いから、ほぼ「福島の真実」は今も変わっていないのであろう。

 作者が取材したことを、漫画に出てくる「東西新聞」と「帝都新聞」との共同取材企画を進める・・・という形で、ストーリーが展開されている。(ネタバレになるが、これは主人公の山岡士郎と、父、海原雄山の「真の和解」という伏線が盛り込まれている)
 様々な「福島の人」が登場する…放射線量が低いのに、「風評被害」で米が売れない会津の人、捕った魚の放射線量が基準値をオーバーするため、漁に出かけられない漁師さん達、農産物が放射能を吸収しないよう、様々な努力を続ける農業者達(ちなみに、放射性セシウムは土に吸着したり、また畑にカリウムを撒くことで、畑の農作物はほとんど放射性セシウムを吸収しない・・・水田は別で、水からの吸収があるため、なかなか難しいようだ)、前の年に取っておいた川魚や山菜料理…もうこれらは放射能に汚染されて、食べられない…を出してもてなしてくれる人。
 もちろん、食に携わる人々だけではない。地道に汚染量を測定しS20150307_5
マップを作る人(ちなみに、チェルノブイリ事故の時、当時のソ連政府は公式の細かな「汚染量マップ」を作ったが、福島にはそういったモノが無い…これが無いと、「将来の見通し」が立たないのであるが、国や県、そして東電などはそういったものを作ることをサボタージュしている…「補償の根拠」にされては困るからだ。)新たな「放射能安全教育」としか言えない副読本…放射能の影響や、避難のやり方にはほとんど触れず、「放射線は医学等で人類の役に立っている」ということばかり書いてある…に代わり、「放射線に対する正しい認識をもってもらおう」と自分たちで新たな副読本を作ろうとする教師達・・・
 だが、何よりも「帰還出来ない」とされた区域は、全く「復興」が出来ず、あの日のまま朽ち果てていく様が描かれていること、「帰還」出来ない人は狭くて不便な仮設住宅に押し込められ、「希望」が持てないという「現実」である・・・これは現在もまだ進行中である。
 また、福島市を始め、線量の高い「ホットスポット」のような所が、沢山ある。「除染」をしても、また高い放射線レベルに戻ってしまう現実。作者の立場は「放射線管理区域(実効線量3か月あたり1.3ミリシーベルト、時間当たりだと0.46μシーベルト/h・・・実質0.5μと覚えておこう)を超える場所に、一般の人は住むべきではない」というもので(これがこの「作品」に対しての議論の一つでもあるのだが)、「福島(とまたくくってしまう「表現」も議論の一つなのだが)には人は住めない」と言っている。作品中には、福島市を「放棄」して、線量の低い場所に「新福島市」を作ろうという構想を持つ人も出てくる。

 肝心の「鼻血」のシーンは、作品の最後の方、福島第一原発を東電の案内で取材した後に出てくる…元双葉町町長、井戸川氏も鼻血が出ると言う…鼻血だけでなく、「山岡」や「海原雄山」も福島連続取材の後、疲労感を訴える…こういった「低線量下」による体調不良が、本当に「放射能」の影響かどうかは分からないが、いくつかの仮説はあるようだ・・・だが、それはこの作品の中の、「エピソード」にしか過ぎないような扱いである。

 この作品で作者が言いたかったこと…それは「原発事故」によって、広範囲な地域に人が住めなくなり、また「放射能汚染」によって多くの人が、肉体的にも、精神的にも苦しめられている。それは地域、コミュニティー、それが培ってきた食文化も含めた文化を破壊したことに対する「怒り」である。
 原発事故のリスクを、自動車や飛行機の事故リスクと比較して語る人が居る…しかし自動車事故や飛行機の事故で、「地域」や「文化」が破壊されることは無い。また、個人の「がん罹患」リスクを語る人も居る・・・そうではない、地域根こそぎ、文化根こそぎ、無くなるのだsign03こんなものを54基も作ってきた、「自民党政権」…きちんと批判できなかった野党、そして目先の「利益」のために、現在全て止まっている原発を再稼働させようとする電力会社と安倍政権…こんな奴らは「国土破壊者」であり「文化破壊者」である。「美しい日本」だの「地域創生」だの言う資格など、無い…完全に打倒しようvirgo

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風力発電所…ついにぶっこわれる

 さて、私が仕事で参加できなかった3・14原発やめろデモin高松 は、最終的に60名sign02の結集で終わった。報道したのは毎日新聞社のみ、地方版に出たようだ。地元四国新聞は一切報道せず…まあ、宣伝期間も少なかったし、ホントは原発事故の起きた2011年ごろに、共産党と市民派を含めた「統一戦線」的なグループをとっとと立ち上げておくべきだったのだろうが、なにぶん両者の「出会い」が遅すぎた…「原発」から比較的遠く離れ、保革対立とは縁遠いのんびりとした香川県では、なかなか「世の中を根本から変えよう!」という運動は浸透しないのだろう…とはいえ、国政レベルにおいては、「集団的自衛権」行使のための法整備…しかも当初安倍が「説明」していたものとはずいぶん食い違う内容のもの…が成立しようとしている。また、香川県には善通寺に陸自第14旅団司令部等が駐屯する駐屯地がある…自衛官に対する働きかけも含めた「反戦運動」も起こしていかねばならない・・・が、この体たらくである・・・あ~あcoldsweats01

 と、前フリが長くなったが、本題はこちら・・・四国新聞WEBより室戸風力発電所を廃止/四電、劣化で運転困難
 四国電力は13日、高知県に設置している室戸風力発電所を3月末で廃止すると発表した。主要設備が劣化し、運転継続に耐えられないと判断した。
 同発電所は、1994年9月から運転を開始。出力300キロワットの風車を1基備え、一般家庭約140戸分に当たる年間約50万キロワット時を発電してきた。
 しかし、昨年5月の点検で不具合が見つかり運転を停止。現行機の生産が既に終了していることから、改修困難として発電所の廃止を決めた。

20年前の「旧式」の風力発電とはいえ、やはり20年「しか」耐久性が無かった…間違いなく、この風力発電の建設と維持管理に「投入」したエネルギー量よりも、取り出した電気エネルギー・・・140戸分年間約50万キロワット(しかも「風」だから、ホントに50万キロワットも発電できていたのかどうかすら疑わしい)量のほうがはるかに少ないだろう・・・四電できちんと計算してみると良い・・・「脱原発派」を論破する「根拠」が出来るかもw  もっとも、火力と水力で十分電力は足りているんですけどね・・・こんなオンボロ風力発電に「期待」しなくても、十分「脱原発」は可能であるsign03

 風車を効率よく回す技術、それを電力に変える発電機の技術は一応「完成した技術」であり、これ以上の「効率化」は今の所考えられない。「3乗則(風速が2倍になると、風力エネルギーは8倍にもなる)に支配される、風力発電所の出力の不安定さは、自然が相手なのでどうしようもない・・・「条件」の良い場所ほど、環境が過酷になるから、例えば現在開発が進められている「海上風力発電」など、20年前のオンボロ風車よりもさらに大量のエネルギー投入をしないと成り立たない。投入エネルギーを取り戻す前に、ぶっこわれて「廃棄物」になることは確実である(処理のしようがない「核廃棄物」よりはウンとましだが)エネルギー収支的には、意味がない。

 もう一度言おう・・・「再生可能エネルギー」の完成をみなくても、脱原発は可能であり、「再生可能エネルギー」を進めるほど、それに投入するエネルギー量・・・具体的にいうと、現在では石油・石炭等の「化石燃料」あるいは別の「効率」のよい方法で発電した電気エネルギー・・・が増大し、「エネルギー資源の無駄遣い」をすることになる。
 こんなものに頼らずに、とっとと「脱原発」しようではなイカvirgo

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14.1㎞/ℓでゲソ~

車の燃費を公開するコーナー…

走行距離・・・428㎞

給油量 ・・・30.4ℓ

燃費  428 ÷ 30.4 =14.1㎞/ℓ

まぁ、「ORIGA」の曲聞きながらの走行だったからね…ここんところで、最悪の燃費ではなイカcar

後輪のタイヤ・・・スリップサインが出かけているとのこと・・・交換をせねばなるまい。

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辺野古ボーリング調査再開弾劾!

 ますます辺野古での闘いは激しくなってくる…ボーリング調査が再開されたようだ。琉球新報より
 【電子号外)防衛局、辺野古でボーリング調査再開 県の中断要請無視 
 【辺野古問題取材班】沖縄防衛局は12日午前10時半ごろ、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に向けた海底ボーリング調査を再開した。翁長雄志知事は前知事の埋め立て承認を検証する間は作業を見合わせるよう防衛省に要請していたが、これを無視し調査を強行した形だ。昨年9月以降から知事選や衆院選などで中断して以降、6カ月ぶりの調査再開。
 防衛局は12日午前までに、移設予定地に隣接するキャンプ・シュワブの臨時制限区域内に搬入していた大型のスパット台船を大浦湾側の調査地点に移動させた。大浦湾側は立ち入り制限水域を明確にするための浮標灯(ブイ)や浮具(フロート)で囲われており、移設に反対する市民や報道関係者が近づけないようにしている。海上保安庁の巡視船や防衛局の警戒船などが警戒に当たる中、掘削調査が再開された。
 昨年8月から9月にかけて海底の水深の浅い7カ所、陸上部分5カ所の計12カ所で調査を終えており、水深の深い残り12カ所の掘削調査を行う予定。
 スパット台船は4本の支柱で作業台を支える簡易な構造物。水深の深い地点での作業に合わせ、ことし2月21日に作業船で辺野古沖にボーリング調査の支柱など関連資材を搬入していた。防衛局はボーリング調査期間を3月31日までと設定しているが、期間内に終了する見通しは立っておらず調査期間を延長する方針。
 翁長知事は2月27日の県議会定例会で「あらゆる方向に目を向け対処し、不退転の決意で頑張る」と述べ、知事権限を行使して新基地建設を阻止するとの姿勢を強調しており、今後の対応が注目される。


 確かにボーリング調査の「契約期間」は3月31日までだろうが、そんなモン、理由をつけて(無いはずの「市民の抵抗があった」というのも、契約変更の理由に出来る)、調査期間をのばすことぐらい、簡単なことである。
 とりあえず、沖縄防衛局に抗議を集中しようsign03

 沖縄防衛局…電話:098-921-8131
        
 FAX:098-921-8168
 名護防衛事務所 …電話:098-050-0326
              
FAX:098-050-0327

 
ヤマトゥでの反対運動も、まだまだ弱い…先月22日の東京・大阪集会でも2~300名程度・・・これでは「腐った防衛省」を「侵略」できないではなイカsign011桁足りんsign03
 今月21日は、大浦湾の奥、瀬嵩の浜で再び「県民大会」が開かれる・・・ヤマトゥの「責任」を自覚して、おおいに闘おうではなイカvirgo

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「侵略!イカ娘」19巻げっとでゲソ~

 8日デモの後、「侵略!イカ娘」19巻をゲットしたのでゲソ~
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表紙がアジサイなら、「ず~っと真夏の地上侵略コメディー‼」じゃないじゃなイカsign02
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「イカ娘がsy区的と再び相まみえる!?」「イカ娘がおまわりさんを尾行したり、エビで鯛を釣ろうとしたり、ビーチ相撲に参加したりとイカ無s目の侵略は全く進まず…!?」
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カバーの「登場人物紹介」は、今まで常田鮎美(ニセイカ娘の中の人)タンだったのが、15巻から登場のドジっ娘おまわりさん「古川蛍子」タンに変更…
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イカちゃんかわいいでゲソ…イカちゃんの侵略は、市公認heart04

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魔法少女ステッキを持って叫ぶ、イカちゃんかわいいhappy01

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「南風」のおっさんが、ついに「ニセイカ」になってしまったのでゲソsign02

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千鶴、手刀でこんにゃくを真っ二つcoldsweats01

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今回は、また早苗の夢に「ミニイカ」が出てくる、おまけ付きでゲソ・・・

ではではvirgo

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3・8脱原発デモ

 さて、高松市男女共同参画センターで映画&トークを終えたら、すぐにデモだ・・・といっても、出発点はそこからバス停3つ以上離れた、田町交番裏の広場。コンビニでおにぎり2つと野菜ジュースを買って、食べながら移動。
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こんな感じで集まっている…朝、曇っていたが昼は急にいい天気となった…着ているものを脱いで、Tシャツ1枚に!
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春の花と、「原発はなぜ必要ないか」というチラシを、いっしょに配ります…
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なんとなく集まってきたので、デモに出発~
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昨年秋の、伊方現地闘争でデビューした、「脱原発」竜…私はこれを持っていたわけではないが、やっぱり大変だ・・・
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それにしても、人数少ないなぁ~だいたい30名くらいか…商店街をのんびりウォークします。
金曜「四電前」で歌っている「脱原発替え歌」なんかも歌います。
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国道11号との交差点は、待ち時間が長い…竜はけっこう、人目をひいたみたい。
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丸亀町ドームに向かいます・・・
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三越横を通って、もうすぐ終点の四電前…ここらへんでコールが「NAZEN香川」の若い衆に変わり、力が入ります。
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花も、300枚用意したチラシも、ほとんど撒けました(^^)
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もう、四電前です・・・高松は「コンパクトシティー」だから、デモも早く終わりますcoldsweats01
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みんな集まってきました。
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やっぱり伊方は、廃炉ですvirgo

さて今週は3・14原発やめろデモin高松 ですが、私は都合で出られません(^^;;;

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映画「日本と原発」

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/zigzagcafe/1023354412 今日は忙しい…市民派主催の「日本と原発」 という映画を観て、それから「脱原発デモ」…そして辺野古ビラまきをやったから…
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 この映画、実は関東から丸亀市に「避難」してきた方が、「自分が是非見たいから」といって企画したもの…個人企画に市民派で「緑の党」の渡辺さと子 氏らが協力して出来た企画…彼女らは「情報発信能力」が貧弱なものだから、あまり人は集まらないものの、午前の入場で30人ほどが参加した。

 映画の内容は、非常に良かった…福島の人々が「故郷」を失った現実や、原子力村の構造、原発そのものが持つ問題点が「弁護士」の目を通じて改めて理解できるももであった。ある意味、「商業的な興行」でも、立派に成り立つものだ…大阪の「第七芸術劇場」とかで上映すれば、けっこう受けるのでは・・・とも思った。

 しかし「原発」から遠く離れ、良かれ悪しかれ「保守的」な香川県で、こうゆうイベントが少人数であれ企画・成功したことは、ある意味貴重だと思う。ホント「これを観たい」と思った弁護士さんに感謝である。

 で、映画のあと、フリートーク…私は「原発事故は、地域を広範囲に破壊するし、また放射性廃棄物は処理できないのだから、PCBやBHCを製造することを止めたように、原発も止めれば良い」と言っておいた。
 ただ、いろんな人の話を聞くと、「関東から(原発等の距離も考えて)香川に来た」と言う人もけっこういて、「香川に来たら、放射能や風向きなどのことを考えずに済んで、ホッとした・・・でもこのまま原発事故の「ことを忘れてもいいの?」という意見がいくつかあった。上映会を企画した弁護士さんもその一人だ。
 

 四国の中枢都市、香川県は、たしかに原発の「過酷事故」の影響を(いまの福島のレベルで考えると)想像するのは難しいだろう。ただ、福島の「過酷事故」も、偶然の暁光が重なって「あの程度」で済んだわけで、例えば1号機から更なる高線量放射線が検出されるような事態になれば、現場の職員・労働者は退避するか、急性放射線障害でダウンするかという瀬戸際であった…もしそれが起こっていたならば、1~4号機…さらには5号機、6号機までがメルトスルーを起こして制御不可能となり、250㎞圏内…東日本一体が「人が住めなくなる」…国家(社会)崩壊にまで至る可能性があったのだ・・・そういったこともこの映画の「見どころ」の一つである。

 気になったのは、最後のほうで「再生エネルギー」に期待を寄せるところがあったことと(私が太陽光発電や、風力発電に対して批判的見方をしている根拠は、ブログ左上の地球のバナーをクリック)と、弁護士が作った映画だから仕方がないかもしれないが「司法」に期待を寄せすぎているところである…なるほど「司法」は「三権分立」の中で、議会の「多数決」よりも「正義」を体現することがある…現に福井地裁でのげ発再稼働差し止め判決は、非常に格調高く、立派なものだった…ただ、成田空港反対闘争(三里塚闘争)の中で見られる「市東さんの農地取り上げ裁判」(こちら参照 )に見られるよう、「国策」に対しては、裁判闘争そのものが「茶番」に終わってしまうのも、また日本の悲しい現実である。

 あと、選挙運動も込みで…この集会と後のデモに参加されていた太田あゆみ さん・・・親が反原発運動を続けていて、伊方原発出力調整試験実施反対に、幼いあゆみさんを連れた父親が「この子に何かあったらどう責任をとるのか!」と怒っていた…そのわけが理解できず、「政治」からは距離をおいていたが、3・11の現実が起こって、父親がやってたことの意味が分かった…とのご意見。まあいろいろあって今度の高松市市議会選挙に立候補するとのこと。HPを見る限り、「脱原発」が必ずしもメインのテーマではないが、応援したくなる人ではある・・・ただ「手作り選挙」なので、どこまで票が取れるかは分からない。私もいろいろあって、どこまで「応援」できるか分からないが、注目しよう。体は小柄だけれど、元気な人だvirgo

デモの様子は、明日にでも…

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道徳教育より、有権者教育だろ!

 いちいち報道の引用はしないが、選挙権を行使できる年齢を18歳に下げる法案が提出され、今国会で通過確実・・・ということだそうな。「憲法改正」のための「国民投票法」が18歳からの投票出来るようになっているため、様々な「成人年齢」の規定を合わせようということもあるし、少子高齢化による「高齢者偏重」の選挙権を、若い世代にシフトさせるという位置づけ、穿った見方では「若者が右傾化」しているから、自民党が改憲も含め「若者票」を集めたいという思惑を指摘する意見もある(私は「若者が右傾化」しているかどうかは判断つきかねる…「在特会」やネトウヨの主力は「中高年」だし、左右どちらの「運動」にも若者の参加はちらほらと見られるからだ)
 一方、道徳教育を教科化し、「評価」も行うようにするという報道も見られる…しかし、「道徳」の評価なんかはたして出来るのだろうか・・・そもそも何が「道徳的」なのかということは、社会のあり方や意識によっても変化するものだ。例えば私が子どもの頃、タバコの吸い殻は投げ捨て放題で、駅に行ったら線路に沢山吸い殻が落ちていた…今は「喫煙」そのものが社会的に忌避される傾向もあって、「タバコは決められた場所で吸う」ルールが定着し、吸い殻がそこらへんに落ちているということは無い…しかし道路や公園には、時々ゴミや吸い殻が落ちていたりする。なるほど、これぐらいのことは「学校」で教科化して教えるのではなく、学校生活や社会生活の中で、自然と身に着けてゆくものだ。「それが出来なくなっているから、教科化するのだ!」というのであれば、実は社会や学校(「社会の縮図でもある」)がオカシイのであって、それを根本的に直していかなければならない。大人のそうゆう姿を見て、子どもは育つ。
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で、出所は良く分からないが、出回っている表…人物を教えることで「こうゆう徳目」を教えよう!と文科省あたりが作ったものだと思うが・・・もう突っ込みどころ満載だsign03 先日「アパルトヘイト擁護」コラムを書いた曽野綾子を教えて「誠実」を教える…これだけですでにアウトなのだが、「二宮金次郎」は「勤勉」であったとは思うが(歩きスマホの前例、薪を背負って本を読むのは危険です^^)、他方、「百姓一揆」などには反対の人物であり、当時の権力者は「都合の良い」人物であったわけだし、「松下幸之助」は「商売」は上手いかもしれないが、ぶっ壊れるヒートポンプチラーを売りまくり、カラーTV二重価格問題等を起こして消費者に開き直っていた人物である。それを教えて「感謝」かよ…「孔子」は紀元前の中国における道徳体系を「儒学」という形でまとめ上げた思想家であって、「寛容」というのとは違う。 
 石川啄木はあのまま生きていればおそらく「プロレタリア文学」方面に進んだであろう人で、「愛郷心」だけ取り出すのは???である。
 最も評価が難しい(ゆえに「偉人」でもあり、興味深い人物でもあるのだが)のは、現在NHK大河ドラマに出てくる「吉田松陰」であろう…「世の中を変革」するため「過激思想sign01」を地元長州の若い連中にアジった(良質な「教育」をした)、世界を知るため「密航」を企て、失敗すると「幕府の役人」に自首して自ら牢屋に入る…「松下村塾」の門下生からも「あまりにも過激すぎる!」と見はなされ「僕は誠意を成すつもり」と開き直る…最後は軽い嫌疑で幕府にとらわれたものの、幕府役人に訊かれもしない自分の「危険思想」「老中暗殺計画」をベラベラしゃべって、「安政の大獄」で生涯を終える(変なことをしゃべらなければ、まだまだ「活躍」できたかもしれない)・・・すっげえ危険な「誠実」だvirgo

 ま、ある人物のある特定の面だけ取り出して、都合よく教え「道徳教育でございます」なんてやるより、18歳になったら「選挙権」が行使できる・・・そのための基礎をまずしっかり高校までに教えておく必要がある。当然、その元になるのは「日本国憲法」であり、「国の仕組み」だけでなく、「人民の権利」についてきちんと教えておかねばならない。もちろん、この「有権者教育」は選挙だけでなく、社会に出て理不尽な働かされ方をした場合、労働三権を行使して闘うとかいうことも含む。なんとはなしに社会に放り出されて、「選挙権を行使しよう!」と若者に言っても、「笛ふけど踊らず」ということになりかねない。

 さて、私の話で恐縮であるが、小学校6年の国語の教科書に、田中正造と足尾銅山鉱毒との闘いがとりあげられていた。授業の最後に担任の先生が「田中正造の生き方とは?」という問いかけがあって、みんなよく答えられなかったことがある。単位に「世の中に尽くした」「良いことをした」というのでは答えではなかった…担任は「自分に嘘をつかないことだ」と言った…もちろんこの評価は「正しい」と思うが、当時は分からなかったし、田中正造だってよく調べれば、様々な「側面」が見えてくるだろう・・・以上、蛇足の話。

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3・29三里塚全国集会招請状

 3月29日、成田市栗山公園 にて、三里塚全国集会が開催される・・・反対同盟HP より

招請状

 全国の闘う仲間のみなさん! 三里塚芝山連合空港反対同盟は来たる3月29日、「市東さんの農地を守ろう! 戦争をとめよう! 全国総決起集会」を成田市の中心部で開催します。みなさんの結集を熱烈に訴えます。

 安倍政権による戦争と改憲に向けた政治に人びとが怒りを燃やして立ち上がり始めています。安倍首相は、自らがもたらした日本人人質殺害の責任を居直り、自衛隊の恒久派兵法、周辺事態法の改悪、PKOでの武器使用解禁、そして来夏参院選後の国民投票の実施による憲法改悪の表明まで行いました。
「戦後以来の大改革」と称して、数千万のアジア人民、日本の民衆を虐殺した戦前の歴史へと労働者・民衆を引きずり込もうとしています。1%の金持ちの利益のために99%の人びとの命を再び犠牲にしようというのです。
 3・29全国総決起集会は、反戦・反権力の砦として国家と闘いぬいてきた三里塚闘争が、安倍政権打倒をかかげ、すべての人びとの怒りを結集し戦争政治反対の声を上げる集会です。
 さらに、市東孝雄さんの農地を守る闘いは、「新農政」をかかげて農業を破壊する安倍政権との最先端の攻防です。「岩盤規制の撤廃」と称する農協、農業委員会解体、家族農業の破壊、企業の金もうけへの農業・農地の売り渡し――これらの暴挙と対決する砦です。
 耕す者の権利を守るはずの農地法を使って農地を奪う国土交通省、成田空港会社の違法・不当性はあまりにも明らかです。東京高裁小林昭彦裁判長のもとで進められている農地裁判の控訴審で徹底審理を行わせ、一審・千葉地裁の農地明け渡し判決を打ち砕きましょう。
 安倍政権は2月13日、成田空港での第3滑走路建設を含む交通政策基本計画をあらためて決定しました。数百軒の民家を撤去し、騒音地獄を拡大して計画される3500メートルの新滑走路建設、空港の24時間化、B滑走路の1000メートル延長などの住民追い出し攻撃を地域の人びとと連帯して阻止しなければなりません。
 今回の集会を、47年ぶりに成田市市役所そば、1968年2、3月闘争を闘った旧成田市営グラウンド=現在の栗山公園で開催することを決定しました。戦後の歴史の分岐点となる2015年、あらためて成田市民に三里塚の熱い思いを訴える決意です。
 特急列車の「廃止」で地方を切り捨てるJRのダイヤ改定は住民を追い出す第3滑走路建設と同じです。これと闘う動労千葉を先頭とした労働者の闘い、労働者と農民の連帯した闘い、学生、市民の闘いがうねりとなって職場、学園、街頭を圧倒する時が来ました。今こそ「命より金」の社会を変えよう。韓国やアメリカなど世界の人びととの連帯を深め、「農地は命」と闘う市東さんを先頭にTPPを阻もう。
 「帰還」攻撃と闘う福島、辺野古新基地建設と闘う沖縄の怒りと連帯しよう。関西を始めとする住民運動のすそ野を今こそ大胆に広げよう。国策と闘うすべての人びととつながり、3・29三里塚全国総決起集会を成功させよう。                                                         
2015年2月25日
 
 
市東さんの農地を守ろう!
戦争をとめよう!
3・29全国総決起集会
【日時】3月29日(日)正午
【会場】成田市栗山公園
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟

わーい、京成成田駅に近いぞ!SLも置いてあるぞ~・・・ということで、東京行き夜行バスのチケットはGETしたのでゲソvirgo

しかし、季節外れの「豪雪」とかが来たりして…いや、絶対行くぞ、集会に(^^)

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沈みゆく大国アメリカ

 やっと正月に読んだ本のレビューが出来る…「沈みゆく大国アメリカ」(堤未果)集英社新書2014年11月第1刷・・・彼女が書いた「アメリカ」シリーズの第何弾目?であろうか・・・この本はオバマ大統領が公約し導入した「アメリカ版国民皆保険」すなわち「オバマケア」について書かれた本である。

S20150110  アメリカにもついに「皆保険」が導入されたか…これで高いアメリカの医療費で「破産」したり、医療が受けられないで苦しむ人が
なくなるんじゃなイカsign01と、思った人は、さにあらず…「オバマケア」は、欠陥だらけの「国民怪保険」だったのだ。

 日本の場合「健康保険組合」という形で、営利団体でない「組合」が健康保険の元となっているが、アメリカの場合、それを全て「民間保険会社」に任せてしまったのだ。民間保険会社に、あるスペックの「商品」を販売させ、それを無保険者が購入する…その「スペック商品」が、「オバマケア」の実態である。

 だから「オバマケア」を「購入」しようとすると、様々な「商品」がセットで付いてくる…いや、「セット売り」をしないと「オバマケア」として認められないのだ。だから老夫婦が「オバマケア」に入ろうとしても、そこには必要のない「妊産婦検診」だとかもセットで買わなければならない。
また、日本の場合、全ての病院で様々な「組合保険」が利用できるが、「オバマケア」を扱うか扱わないかは、それぞれの医療機関の裁量にゆだねられている。だから近所に「オバマケア」を扱ってくれる病院が無いsign03という、トンでもないことが起こっている。せっかく「オバマケア」を手に入れても、近くに「オバマケア」を扱っている病院が無く、遠くの病院で診察を受けた時には、虫垂炎から腹膜炎に進行していて、手遅れだったというケースが紹介されている。

 また「薬価」が高いままなのも問題である。しかも「オバマケア」で扱われる「薬価」の保険がきく部分は、薬によって4段階ぐらいに分けられている。しかも、「高価な薬」ほど保険が効く割合が少ない…例を挙げれば、抗HIV薬…HIVは今だアメリカで「脅威」であるが、先進国であれば抗レトロウィルス薬を何種類か飲み続けていれば、AIDSを発症する心配はない。抗れロトウィルス薬はHIV感染者にとって、命の綱である・・・しかしそんな薬に限って「高価」で、かつ保険が効く割合が少ない…「保険」は使えるものの、結局は高価な薬を高価なまま飲み続けないといけないということが起こっている。

 「オバマケア」を扱う「かかりつけ医」が利益を上げられないシステムも問題とされている。良心的な医者は、「オバマケア」を扱いながら利益の上がらない患者を診て、赤字を増やしている…これではつぶれるだけである。病院の勤務医でも「ワーキングプア―」になる者が多い。それに対し、流通大手「ウォルマート」が医療部門に進出し、広大な店舗の一画で薬を売る事業を「かかりつけ医」の代わりに行い、利益を上げている。

 その他にもいろいろ問題があるのだが、筆者はこれを政界と製薬・医療業界との「回転ドア」のせいであるとする。(彼女の本を見ると、そういった「回転ドア」はアメリカ中どこにでもある)
 オバマケアが成立した時、メディケア・メディケイド担当に任命されたアンディ・スラビットは、全米最大の保険会社ユナイテッド社の子会社オプタム社の元社員だ。スラビットは、同法の施行について、しっかりと元職場の意向を組み入れ、ユナイテッド社の株価をあげた。
 2012年に保険福祉省の顧客情報と保険担当ディレクターを辞任したスティーブ・ラーセンは、回転ドアを逆方向に出ていった。オバマケア法の内容を熟知していたラーセンは、ユナイテッド社の幹部として迎え入れられ、その後同社はオバマケア保険の大半に独占的に入り込むことに成功している。(中略)
 
 2001年、全米最大の保険会社ウェルポイント社の社員だったリズ・フォウラーの最初の任務は、ドアをくぐって医療関係法管轄の上院金融委員会にもぐりこみ、メディケア処方薬改正の設計に携わることだった。同法は2年後に成立し、政府からメディケアの薬価交渉権を奪い、処方薬部分に民間保険会社が入り込む隙間を作ることに成功する。仕事を終えて政府を去ったフォウラーには、ウェルポイント社のロビイング部門副社長の席が与えられた。数年後、前回よりはるかに規模が大きい任務を果たすため、フォウラーは再び回転ドアをくぐると、今度は上院金融委員会の、マックス・ボーカス委員長直属の部下となる。
(オバマケア)法案の骨子を設計するために。
彼女は手始めに、医療・製薬業界にとって最大の障害である(単一支払い医療制度(シングルペイヤー案))を、法案から丁寧に取り除いた。日本やカナダのようなこの方式を入れたら最後、医療・製薬会社が巨大な利益を得られるビジネスモデルが一気に崩れてしまう。法案骨子が完成すると、フォウラーは次に保健福祉省副長官に栄転し、オバマケアにおける保険会社と加入者側それぞれの利益調整業務を任される。(中略)元の業界へと続く回転ドアを再びくぐったフォウラーを待っていたのは、最大手製薬会社の一つであるジョンソン&ジョンソン社の政府・政策担当重役の椅子だった。(p150~152)

いささか長い引用をしてしまったが、これは単に一個人が「回転ドア」を行ったり来たりして利益を得ているという問題ではなく、政府が完全に私企業・・・ウォール街に「乗っ取られている」ということだ。レーニンの「帝国主義論」では、金融資本家は政治家を「買収」することで、利益を上げる云々と書いてあったが、そんな生易しいシロモノではない…直接「政府の役人」として人を送り込むことによって、自らのところに利益が回るような「システム」が出来上がっているのだ。(これを堤未果は「国家解体」と呼んでいるが、むしろ「金融資本による国家の乗っ取り」と書いたほうが良いだろう)

さて、帯に書かれた「次なるターゲットは、日本だ」について・・・実は日本もまた、「健康保険」大国である・・・「病気」への不安に備え、私的な保険に加入している人が多くいる…この市場は、アメリカの業界にとっても、もっともおいしい部分である。また、日本の「国民皆保険」制度をつぶして、アメリカ流の「保険」を導入したら、それはまさに「金の卵」である。
 2013年、「特定秘密保護法」を通した裏に「国家戦略特区法」が通されている。要するに「特定の地区で、通常できないダイナミックな規制緩和を行い、企業が商売をしやすい環境を作ることで国内外からの投資を呼び込む」というものだ。その中で東京・大阪では「学校や病院の株式会社経営や、医療の自由化、混合診療解禁などの総合的な規制撤廃地区」を実現してゆくということだ…ここで「風穴」を開け、安倍政権は「岩盤規制」を崩すというスローガンの元、「国民皆保険」をぶっこわし、教育や医療といった「生きる基盤」をアメリカ流の金融資本に売り飛ばそうとしているのだ。

 この本の「はじめに」で、必ずしも関係が良くなかった筆者と父親の会話・・・糖尿病が悪化し父親が亡くなる前のもの・・・が書かれている「この国の国民皆保険制度を、なんとしてでも守ってくれ」
 これが堤未果への父親からの「遺言」だそうな・・・

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