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やっぱり「維新」はあなどれない…

 さて、故郷関西の情勢である・・・「大阪維新の会」、大阪市、府議選で「第一党」にはなったが、過半数には届かなかったらしい。
「よくやってくれた」=府、市議会第1党でー橋下大阪市長【統一地方選】

 

大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は13日、維新が大阪府、市両議会で第1党となった統一地方選前半戦の結果について、「普通の政治家であれば批判の嵐を受けるようなことを僕がやり続けてきたわけだから、各メンバーよくやってくれた」と述べ、健闘したとの認識を示した。 

 まあ、大阪の人間にとって、「大阪都構想」の中身がどんなであれ、「何か変えて欲しい」という閉塞感が、「橋下維新」に流れるんだろうね・・・「都構想」はちょっと考えてみても、単に大阪市をバラバラに分割して、「身近な行政」は、予算規模も権限も「縮小」され、大規模開発や「橋下」の「思い付き」に、大阪”都”の予算が流れ込むだけの代物でしかない。まして黒字の「大阪市営地下鉄」を「民営化」して、どーするのか

しかし、橋下も盤石ではない。府議選では、大阪市内から7人も落選 している。4月8日の時点では、都構想反対6ポイント増の47% 賛成は36%に となっていた。

 大阪市を廃止して5つの特別区を設置するとともに大阪府と再編する「大阪都構想」に関する4、5両日の共同通信社の電話世論調査で、賛否が拮抗した3月の前回調査から一変、反対が賛成を10ポイント余り上回った。衆院本会議を欠席するなどして維新の党が除名を決めた上西小百合衆院議員を巡る騒動の影響を指摘する声も出ている。
 今回の調査で、都構想に賛成と回答したのは36.7%で前回比6.4ポイント減、反対は47.5%で同6.3ポイント増だった。
 支持政党別に都構想へ賛成した人の割合をみると、反対を訴える各党のうち自民党は前回比11.6ポイント減の27.0%となった。公明党も7.6ポイント減の10.5%、共産党も6.6ポイント減の9.6%と同様の傾向だったのに対し、民主党は5.1ポイント増の20.8%になった。構想を推進する維新の党は6.7ポイント増の93.3%。(以下略)

反対が賛成を上回っている…もちろん、「選挙結果」という「一種の力」の前に、形成が逆転する可能性もおおいにある。橋下は「第一党」の立場を利用して、おおいに「都構想」キャンペーンを張るに違いない。

「都構想」に反対する側は、5月17日の「住民投票」までに、粘り強く橋下のウソをあばき、「都構想」の問題性を訴えていくしかないのである。これからが勝負なのでゲソ。

 「都構想」を崩せば、安倍「改憲」内閣と手を組む「維新」はつぶれ、安倍「改憲」内閣にも大打撃となるだろう。闘いはこれからなのだ

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