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2015年8月

戦争いやだデモin高松

 今日は全国一斉、「安保法制反対」行動である…国会前はかなり人が集まり、車道を解放したそうな…
 で、高松のデモの報告…田町の交番に三々五々、人が集まって来る。
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今日は久しぶりに「共に闘おうじゃなイカ!」Tシャツを着てきたぞい。
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今日は「救援車」も登場。
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主催者あいさつ。
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秋の味覚でゲソ…
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「9条守ろううちわ」も配るのでゲソ
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巨大スピーカーを積んだ、街宣自転車…
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この人が、デモの先頭に立つのでゲソ…
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では、デモに出発~
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コールは以前の「SEALDs」調から少し変えた程度…「戦争法案絶対反対」「殺すのやだから、戦争反対」「暮らしを壊す、戦争法案」「女をなめるな!」「民主主義って何だ…民主主義ってコレ(デモ)だ!」などなど…
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歌も歌いますが、なんか感じが良くない…「今、情勢は緊迫しているのだから、もっと戦闘的にやらないと」と言う人もいた。たしかに「安倍辞めろ!」とか「安倍打倒!」とかのコールも、欲しかったな。「戦争やりたい政府はいらない」ってのはあったけど。
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いつものように、丸亀町のドーム内は通らず、美術館通りを左に折れ、中央通りの左の歩道を北上。
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ハイ、皆さん、もう少しですよ~
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高松駅前の広場に到着・・・ここまで警察の規制、右翼の妨害は一切ナシ(てか、そもそも警察が来ないのでゲソ)
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デモ解散前に、アピールタイム…私もマイクをもらって、辺野古基地建設問題、そのための土砂搬出が小豆島から行われることを話した。
 太田あゆみ 市議も、一市民として参加…議会報告や、請願、その他共産党等の他会派と「戦争法案反対」アピールをしてきたことの紹介。
 また、来週の中央公園で行われる集会(フェスティバル)の宣伝も…

 最後に主催者から、まだまだ闘いは続くが、例え法案が通ってもそれを実行させない運動を作っていこうと呼びかけ…政府は60年安保もPKO法も反対運動があったが、それらは認められていると言っているが、我々は認めた覚えはない!とも。

 なお、本日、初めて高松で5時から、学生を中心とする「若者デモ」が行われるそうだ。
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ではでは…









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「展望」16号 落合論文ダイジェスト(その4)

 安倍路線の核心は軍事大国化

 「戦争ができる国」ではなく「戦争と縁の切れない国」「戦争なしでは生きられない国」もなること。〔米帝のようになること…なぜか?日帝の経済的危機突破のためである。〕

 集団的自衛権の行使容認はそのための第1歩

      ↓

 2014年の集団的自衛権行使容認の閣議決定は、限定容認では全くない。

 時間的、地理的制限がなく、米国以外のどこの国との関係も行使できる。

 2013年の「日本版国家安全保障会議(NSC)」、特定秘密保護法と三位一体で、現行法制下でも戦争が出来る。
 
 日本版NSC…9閣僚が原則であるが、緊急事態では4大臣ですべて決定。議事録はつくるが、秘密指定できる。

 自民党の改憲草案にも、開戦規定はない。敵も、戦争目的もあいまいなまま戦争突入の可能性〔対テロ戦争や、1930年代の日中戦争のように泥沼化する恐れがある〕

 

安倍首相の軍大化への措置

武器輸出3原則の撤廃「防衛装備移転3原則」に…禁止対象の明示から、認められる場合の列挙に切り替える。

防諜・軍事分野での日本・イスラエルの関係強化をうたう共同声明

ODA大綱から「軍事的用途及び国際紛争助長への使用を回避する」文書を撤廃

     ↓

武器輸出、軍事援助の強力なサポート 日本のグローバル企業の巨大な利益〔山本太郎の認識は、基本的に正しい〕

 

 グローバル競争大国化

 安倍の新自由主義…国境を越えた一般的な「企業天国」実現のためではない。

日本の「多国籍企業」の利益を擁護するために、国民総動員と国家の力をフルに使う。

リーマンショック以降

 対米輸出機軸 ⇒ 対アジア輸出機軸への転換

 重化学工業製品 ⇒ ICT(情報通信技術)への転換
 
国内生産機軸  ⇒ 海外現地生産・世界販売への転換

 中国・韓国敵視政策と「成長戦略」

(1) 原発・新幹線などのインフラ+武器輸出

(2) 食糧・農産物・サービス(医療・教育)

(3) 文化・クールジャパン・科学研究

 (2)(3)は、外需掘り起しの役割として力量不足。国内の基盤、民生面の崩壊〔TPPなど〕

(1)にますます特化 → 軍事大国化と一体

 

アベノミクス…株価アップに特化。戦争かハイパーインフレしか出口がない。円安でもデフレ脱却できず、産業空洞化〔海外現地生産シフトしているから〕
 
 原材料や燃料の価格上昇で、中小企業や農漁業は壊滅状態…展望ナシ
 
 雇用破壊を軸として、農漁業、医療、介護を資本の側に餌を投げ出す規制緩和

 消費税アップと法人税減税 「世界で一番企業が活動しやすい国」に

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展望16号 落合論文ダイジェスト(その3)

日中全面衝突の危機

 中国は攻撃的な覇権国家?…資源問題やシーレーン問題でも中国の対応は本質的

に防衛的である。
 
問題は、日・米・欧の政府、資本が中国労働者階級の搾取、抑圧を強めているこ

とにある。
 
日・米・中の関係…米帝の覇権が決定的に衰退期に入り。逆に日帝が侵略性・凶

暴性を強めている

〔日帝の凶暴性もまた、日帝の「ゆきづまり」打破のためである〕

 米の安倍靖国参拝の非難…日中の戦争が現実性を帯び始めていることから、米国

がそれを回避するため、日米異質論のキャンペーン

安倍政権…集団的自衛権行使の対象を(1)中国(2)北朝鮮(3)それ以外のPKO活動

「国家安全保障戦略」(20131217日)…中国を名指しで警戒の対象。周辺国

との協力=「中国包囲網」を図る。

 米国、アジア太平洋の国でこの目論見に加担する国はいない。オーストアリア、

韓国も「中国包囲」には加わらない。

 中国を名指しで「仮想敵国」と決めている…敵をつくるが、味方はつくらない…

自らの手を縛り、外交努力によって友好国を拡大することを拒むもの。

 

「尖閣奪回」論の空論性…制空権を抜きに「島嶼防衛」を語る愚

 米軍の参戦頼みの「離島奪回計画」はあり得ない

 米軍…日中全面衝突が予測されるや。まず退避して戦力の温存を図る。

 沖縄・岩国の米軍の基地新設や拡張も、日帝・日本政府が米軍を日中の戦争に巻

き込むことが目的

 〔先島(沖縄)の基地強化、米軍基地の自衛隊使用にもつながる〕 

(1) 中国に対抗する軍事大国化を目指す安倍政権で日中軍事衝突

(2) 軍事戦略・装備・兵站も不十分な自衛隊〔米軍の補完部隊としての実力しか無い…特に海自〕は、米軍が参戦しない状況では大敗

(3) 排外主義・愛国主義の大合唱のもと「尖閣」を「日本の領土」などと主張する日本共産党などが「祖国防衛戦争」に参戦する可能性

 

〔Ⅱ〕安倍大国化路線との対決のために
 安倍大国化・強国化路線

 「強い日本を取り戻す」「強い経済を取り戻す」「誇りある日本を取り戻す」+「積極的平和主義」…保守というより、復古・反動・極右になる

 この⒑年間に定着してきた民衆意識を平然と逆撫で…憲法9条への愛着、脱貧困の運動、反原発・脱原発の世論、消費税ノーと社会保障拡充への期待を踏みにじり…〔SEALDs等、若者の決起、様々な階層・潮流からの決起・カウンターが現れる〕

「大国日本」、資本と社会的強者の日本を目指す…支配階級にとっては待望の「本命政権」

「安保」を支えるコアをなすイデオロギー…「列強志向」「富国強兵」→ 支配階級もそれをもとめる。

 日本国や日本人の優越性を国際社会で実現すること。なかんずく日本文化が中国・朝鮮より優れていること〔いわゆる「ネトウヨ」の思考…+日本の「グローバル資本」が世界で勝つこと〕
 
 安倍を支える、戦前日本の革新官僚であった岸伸介のエートス…「統制国家」「計画国家」…総力戦体制を担う高度国防国家である。 

官僚制・政治・司法・メディアまでコントロール下に置くことを目指す。

財務省から経産省へ、防衛官僚から外務官僚に主導権が移る。「国家―日本のグローバル企業の複合体」に転化。

「原発ムラ」も産軍学複合体も治安情報管理コングロマリット〔マイナンバー制〕も、全てその一翼

 

 谷内正太郎国家安全保障局長…外務官僚の主流派、小泉政権のイラク派兵を機に形成された。

 日米同盟を国家戦略遂行の重要手段として「自覚」的に選択し、大国化戦略を目

指す。

 日米同盟の強化と対等化を目指す…日本の戦争にアメリカを巻き込むことを主導

     ↓

 財界、米帝にとっては、日米共同作戦体制づくり、TPPや消費税引き上げ、法

人税の引き下げのためにも、安倍に依拠せざるを得ない。…中国・韓国との「摩

擦」を引き起こす安倍政権は、彼らにとっても厄介きわまる政権。(続く)

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「展望」第16号 落合論文ダイジェスト(その2)

〔1〕世界戦争はすでに始まっている
 日本の中東参戦の危機
 
イスラム国問題 帝国主義と新自由主義のあらゆる犠牲をうけているのはムスリム人民である。一番激しく闘っているのも中東・アラブのムスリム人民である。 

 勢力圏としても、石油とドル支配のためにも、イスラエルとサウジアラビアという世界でもっとも反動的な国家を支えている米帝をまず弾劾しなければならない。

安倍政権…「ISILと戦う周辺各国に、総額で2億ドル程度、お約束します」…イスラム国に対する事実上の宣戦布告。
米帝が主導するイスラム国を攻撃する有志連合への参加、イスラエルとの軍事協力

 欧州や米国議会さえ反対したシリアへの攻撃について、安倍首相は1人、真っ先にオバマ支持を打ち出す〔日帝の「突出」である〕
 今や日本は、米国と並んで中東・アラブ・イスラム人民の敵となった。
 中東・アラブで追い詰められた米国は、日本の中東への参戦を要求する可能性がある。

 ウクライナで世界大戦が始まった

ウクライナをEUとロシアが争う将棋の駒のように見てはならない。ウクライナの労働者人民こそ主体である…ウクライナの侵略、大量虐殺、分裂の危機

 最大の犯罪者は、米帝大ブルジョワジー…ネオナチ集団への援助、工作、対ロ制裁の主導、黒海への駆逐艦の派遣、ポーランドのミサイル配備強化

 ロシア、プーチンも犯罪的…クリミアを最初から併合する意図で現地武装勢力を偽装したロシア正規軍の送り込み、核兵器の使用の準備


2014
年の「マイダン革命」…マイダン広場では数万、数十万の民衆が3か月にわたって占拠している…圧倒的民衆が自発的に決起し、あの局面をつくりだしたことは否定できない。一切を米や露の謀略やネオナチの暗躍で説明するのは、非階級的「謀略史観」である。

ロシア…ウクライナ戦争に「ハイブリッド戦争」戦略

 ロシア人が一定居住している地域、ロシアとの一体化に利害をもつ住民集団がい

る地域を併合、分離・独立化させる。

 地元組織を偽装した特殊部隊による政治・経済的ゆさぶりと、それを正規戦争と

結合して行う。

 ロシア以外どこも承認していない「独立国」「自治地域」を黒海沿岸に数多くつ

くる…黒海を「ロシアの海」として軍事的、経済的に確保するため。

ロシアの危機

 関税同盟を形成しているカザフスタンとベラルーシ…ウクライナへの介入でロシ

アとの距離を置く。

 ロシアの経済的破局…原油価格が半分以下に…ルーブルの通貨価値も半減

「ロシア企業の対外債務が5000億ドルに達し、うち1300億ドル分が15年に返済期限 → GDPが中国の5分の1まで下落したロシアは、中国の燃料、資源基地に転落

安倍政権…世界から相手にされないロシアと領土、資源問題などで取引し、関係を

維持

アジア諸国とも欧米帝国主義からも孤立する日帝・安倍政権は、唯一ロシアとの

関係を結び、世界戦争の一方の火付け役に

〔これは「第一次世界大戦」型の戦争になる可能性がある…古典的帝国主義戦争 + 対テロ戦争で、ぐっちゃぐちゃの情勢になることは間違いない。〕

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「展望」第16号、落合論文ダイジェスト(その1)

 これからいきなり、革共同再建協議会の「展望」 16号の巻頭を飾る、「落合論文」について簡単にまとめたものと、自分なりの意見を紹介しようと思う。なお、自分の意見等は〔 〕書きにして、色も変えているから、それに対する意見や批判も添えて欲しいと思う。では始める。 なお、情勢論については、SEALDsのような若者や普通の人々の運動が活発化する前に書かれたものとして、捉えられたい。

展望第16号 落合論文

戦争と格差・貧困を世界にまき散らす日帝・安倍政権

〔はじめに〕
世界戦争の危機の切迫 …中東、ウクライナ、東アジア

バーゼル宣言の精神を …自国政府の「参戦」と闘う

バーゼル宣言の中身

(1) 開戦が迫ったら、戦争の勃発を阻止するために階級闘争を激化させるこ

と。

(2) 戦争が始まったら。それが生み出す政治的危機をブルジョワジーの支配を

排除するために「利用する」こと。

(3) 総じて。プロレタリア革命を目指して闘うことが世界戦争を阻止し、終わ

らせる道であること。

(4) 帝国主義各国の社会主義者が自国政府と闘うことによって、プロレタリア

ートの連帯と戦争阻止のための共同行動を組織する。

(5) 侵略、併合、植民地化に反対する闘いで、被抑圧民族人民と連帯すること

…挙国一致」「域内平和」を打ち破る闘い。自国政府が「敗北してよい」とす

る立場で闘わなくてはならない。

〔「バーゼル宣言」から始まったことの意義は大きい…すなわちSEALs

的、あるいは、中国が「尖閣」を攻めたら、「個別的自衛権」で守れる、大丈

夫…という「元自衛官」の発言をも貫く、革命的左翼の宣言である。〕

 安倍政権:今年の2月の2人の人質救出失敗 → 自衛隊の中東派兵「対テロ戦争」参戦のテコとするため、意識的に殺された。

対テロ戦争…⒑年以上続き、朝鮮戦争やベトナム戦争以上の犠牲を出す。

国連 安全保障理事会決議1368号(2001年9月12日)…国家ではない主体による「テロ活動」に対し、個別的または集団的自衛権の発動を認めている。


国家(しかも他国の)が、労働者人民を侵略し、抑圧し虐殺しているとき被抑圧人民があらゆる手段で戦うことは支持されるべき。
「テロにも戦争にも反対」→被抑圧者の闘いをまず非難し、帝国主義の戦争、侵略戦争と資本の利権のための戦争を戦争反対の一般論でくくることは、堕落であり、腐敗であり、屈服である。〔ZENKOなどの潮流…では何か他の方法があるのか?教えてよ??…彼らは一貫して、中東・ムスリム人民の武装闘争を「テロ」と言いなして「批判」している〕
「アメリカの戦争に巻き込まれる」論…自国の参戦・派兵を阻止する闘いはできない。「帝国主義」本国で民衆の「素朴な」反米ナショナリズムに訴える利益は、どこにも無い。

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学校では教えてくれない舗装の現場

 この夏は、なぜか舗装工事の現場に行くことが多い…もちろんアスファルト舗装である。くそ暑い中、プラントに行くと、ドシャーっと150~170℃に熱せられた「アスファルト合材」が落ちてくる。アスファルト量を、5.0%、5.3%、5.6%と変えて、どれが性情がよいか確認する・・・って、わかるかよ、そんなモンsign02 どれも一緒に見えるぞ…

 実は、皆さんの家の前の道路はアスファルト合材で舗装されている…くらいに身近なものなのであるが、「舗装工学」を専門に学べる学校は、ほとんど無い。いわゆる「土木工学専門課程」で、「アスファルト舗装」なんぞを専門に取り扱っているところなど、多分無い。多くの学生は、「材料学」とかで「アスファルト舗装」の概要をちょっと学ぶくらいである。

 だから世の中には、舗装の専門業者がゴロゴロある…大手ゼネコンは「舗装部門」だけ独立させている・・・たとえば鹿島建設は鹿島道路、大林建設は大林道路、前田建設は前田道路…という具合、熊谷組は「ガイアートクマガイ」なんて呼んでいる。その他、日本道路、NIPPOといった舗装専門の大手もいれば、下請けが主な業者さんもある。大手と下請けで実力をつけた中堅がJVを組んで工事を行うこともある。

 そうゆう会社や、そんな会社が資本を出して経営するアスファルト合材プラントに入社しないと、舗装の設計や配合、施工なんかは、まったく分からないのだ。

 なるほど、はたから見れば、黒い合材を敷きならして、ローラで押さえつければ出来上がり・・・のように見えるかもしれない。だが、それは設計、配合、試験練り等を終えた最終段階である。

 まず、設計…例えば道路の高さは道路設計で決まっており、舗装を行う1mぐらいを残して仕上がっている。ここを全部アスファルトを大量に含んだ合材で埋めてしまうのは不経済であるから、何層かに分けて下のほうから安い材料…粒度調整砕石や、それらをアスファルトやセメントで少し固めたもの(安定処理といいます)、砕石の類は、粒径が小さく、そろってくるほどお値段は高くなるので、なるべく粒度形の大きなものから使う…舗装のすぐ下を路床というのだが、そのCBR試験値を使って、等値換算係数(TA)を求め・・・云々かぬん、詳しくはアスファルト舗装要綱 (ほんとはもっと厚い本なのであるが)を見てくれ。これはアメリカから伝わった舗装設計の方法である。

 でもって、路盤・基層・表層の厚さが、経済性も含めて決められる。今度はそれぞれの層ごとに、砕石や砂、石粉やダストをどのくらい入れ、アスファルトを何%にするかを決める。
各プラントの試験室で、配合した供試体を作り、「マーシャル安定度試験」なるものを行う…これは円柱形の供試体を横にして荷重をかけ、ひずみとつぶれ具合を調べるものだ。他、密度や空隙率も大切な要素である。密度は実際に供試体を作った時に測るが、その体積に使っている材料が100%ぎっちりつまっていると仮定した時の密度を「理論密度」と呼び、それの例えば96%以上でないといけない・・・とか決められている。残りは空隙である。アスファルトは夏膨張し、冬は収縮する(なんでもそうだが)…夏の膨張時にある程度の空隙がないと、舗装体からアスファルトがにじみ出てしまう。

 そのほか、耐流動性の目安となる「ホイールトラッキング試験」や、骨材とアスファルトが十分くっついているかどうか調べる「カンタブロ試験」なんてのもある。

 こうゆう試験を延々と何回もトライアル&エラー(とはいえ、プラントでは大体実績で配合設計のノウハウは持っているが)を繰り返して、やっと配合が決まる…だがアスファルト合材を作るのは簡単ではない。コンクリートの場合、各材料はミキサーに投入前に計量ビンで計量されるだけだが、アスファルト合材では、冷えた骨材を「コールドビン」から計量し、一旦ごちゃまぜにしてから加熱…加熱した骨材をミキサーの上に上げてふるい分けを行い、「ホットビン」に入れる。ホットビンの計量は荷重を測るのだが、コールドビンにおける軽量は、ベルトコンベヤーにホッパからどのような速度で落とすかによって決める。どれだけの量が落ちてくるかは、あらかじめキャリブレーションをしておく…といった具合に、ややこしいのだ。もちろん「常温骨材ふるい分け」試験と「加熱骨材ふるい分け」試験というのがあり、両者はほとんど同じ粒度を保たねばならない。

 そんなことを何回も繰り返して、やっと使用する合材の「配合」が決まる…あとは本施工に移るだけだが、単純に敷均してローラをかけているわけではない。アスファルト舗装の施工は、「温度低下」との争いである・・・温度が下がったところをいくらローラで踏んでも、密度は出ない。だいたいローラにも2種類あって、最初の転圧は鉄輪(マカダムローラ)を、仕上げの転圧はタイヤローラを使う。この最初の転圧に入るときと、2回目の転圧にはいるときの温度管理が重要で、専任の温度管理者を決めておき、合材の温度を測りながらローラのオペレーターに指示を出しているのだ。

 で、夏の暑い時は、なかなか2回目の転圧に入る温度まで下がらないし、冬は冬で薄く敷きならされた合材はすぐに冷えてしまう。また、舗装なんぞやる現場には日蔭なんぞない…夏場な熱中症対策が肝心だsunみんなガブガブ水分、塩分を補給する。

 ま、なぜか今年は盆開けたら、急に涼しくなってきたけどね…まだあるんだよなぁ~舗装の現場…

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夏後半戦の集会案内

 さて、お盆も終わり「安保法制」をめぐる攻防はいよいよ終盤に入った、安倍を倒すか、民衆が屈服するか…今それが問われている。
 国会前の総がかり行動が、8月30日(日)に予定されているが、高松では市民運動系でデモをやるぞsign03
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「戦争いやだデモ」  8/30(日曜)13:00 集合 高松市田町交番前

7月26日に、山本太郎氏を呼んだグループが中心…前回は100名ぐらいだったが、今度はどのくらい増えるかなwink

 そして翌週の9月6日には、中央公園で大集会が予定されている。
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「アベ政治を許さない」県民大集会in高松中央公園
13:00~ 入場無料

連絡先が自治労になっているので、8月1日の善通寺デモみたく、社民党系列でやるのだと思う。

おお、雨宮処凛さんや、「制服向上委員会」も来るではなイカvirgo

2週連続、日曜日がつぶれることになるが、元気出して参加しようpunch

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安倍談話は主語が無い他、問題だらけでゲソ

    夕飯時に、MBSで安倍首相の「戦後70年談話」なるものを聞いた。全体の印象としては「支持層であるネトウヨから見放されない(従って自己の信念を外す事の無い)所に、旨く落とし込んだな」という感じだった。
   まず、19世紀の「西欧列強」の帝国主義・植民地支配の話から、いきなり「日露戦争」賛美をかましだした…あの戦争の勝利は、植民地だったアジアの人々に希望を与えたと…オイオイ、そこからかよ?だったらなぜ、その後朝鮮半島を植民地にしたのか?これで「植民地支配」への反省は、限りなく0となる。
   その後、第一次大戦後の「戦争はいけない」という潮流に日本も賛同し、国際協調をしていたが、世界恐慌のせいで「植民地大国」はブロック化し、日本は「満州事変」「国際連盟脱退」と、世界の潮流から外れたことをして、あの戦争になったという風なことを述べた。
   確かに「世界恐慌後のブロック化」が、第二次大戦の原因の一つであったことは事実である…しかし日本もまた、権益を持っていた「満州」を中心に、ブロック化経済圏を作ろうとしたことは言うまでもない。これが泥沼の中国侵略戦争を開始し、米帝や英帝、オランダなどと権益が衝突、太平洋戦争になったのである。中国侵略戦争にたいする総括と反省が、これまでもきちんと成されておらず、今また成されていないことが問題なのだ。
   戦争犠牲者にいたっては、ほぼ「日本国民」の犠牲にしか触れられなかったような感じがした。
   村山談話の踏襲については、報道でも指摘があったが「主語が無い」談話である…私が踏襲するのか、「日本国民」が踏襲するのか、さっぱり分からない。

   そのうえで、自分達の子孫が永久に謝罪をする必要は無いというようなことを言い切った。オイオイ、そんなことは侵略を受けた「相手」が判断することであって、こちらから開き直って言う事ではない。それに、謝罪をしなくても良いようにする為には、現在抱えている従軍慰安婦問題や戦時補償問題を解決し、「歴史修正主義」や在日韓国・朝鮮人へのヘイトクライムを取り締まるような社会が出来てからである。今の日本の政治状況で、「今後の謝罪」を否定することは、許されない。
   「慰安婦問題」については、「戦争で人権を侵された女性達」と婉曲な形で触れただけで、具体的に何をするかははっきり言っていない。むしろ戦時性暴力を無くすために努力する…ぐらいは言うべきだろう。

   その上で「日本国憲法の精神」に基づき、「国権の発動による戦争は、二度と起こしません」とぬかした。あの~今、国会で審議中の「安保関連法案」はどうなるの?そしたら廃案しか無いじゃなイカ!来週から「SEALs」とかに、思いっきり突っ込まれるぞ!
   そして最後は「積極的平和主義」のお言葉で締め…「戦争をしない」といいつつ、「平和」の言葉をもって戦争をする…「ファシスト認定」確実の談話だったにでゲソ。

   さあ、お盆があけたら、安倍政権を打倒しようじゃなイカ[E:vir

 

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もはや「県内移設」なんて出来ない!今すぐ普天間撤去を

 菅官房長官が沖縄入りして、辺野古基地建設問題の「集中協議」が始まった…また、明日8月13日は、沖縄国際大学に普天間基地から飛び立ったヘリが墜落して、11年になる。そんな日にまた、沖縄で大きな米軍による事故が起こった。
 米陸軍ヘリが墜落 伊計島沖で着艦失敗、乗員17人救助

 

12日午後1時45分ごろ、米陸軍所属のH―60型ヘリコプターがうるま市伊計島の南東約14キロの沖合で、米海軍の輸送艦「レッド・クラウド」への着艦に失敗し、墜落した。尾翼部分が折れるなど機体が損傷、乗員17人が救助された。在日米軍の発表では、負傷した6人がキャンプ瑞慶覧の海軍病院に搬送された。日本側には、けが人は7人と伝えられている。

 事故機は輸送艦の甲板上に横たわっている。第11管区海上保安本部や県警によると、米軍から事故機はUH60ヘリコプターという情報を受けたという。

 もうこれ以上、沖縄に基地をおいていてはいけない。菅官房長官も良く分かったであろう。今回は海の上に墜落したから、幸い大きな被害は出なかったが、例えば漁にでている海人が巻き込まれるということも考えられる。
 ましてこれが住宅密集地だったら、とんでもない被害と犠牲者が出たことだろう。先日起きた、調布飛行場での墜落事故を思い出して欲しい・・・こんな「危険」と隣り合わせに、沖縄県民は毎日過ごしているのだ。

 これで、「普天間を辺野古に『移転』させるのが、負担軽減の唯一の方法」というペテンは、また崩された…残る道はただ一つ・・「普天間基地の即時無条件撤去」である。

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イスラムについて知ろう(4)

 さて先日は、ムハンマドが「奴隷解放」をしたと書いた…しかし「クルアーン」で奴隷制を否定しているわけではない。クルアーンの章句にも「右手の所有するもの」(女奴隷)というのがある。ここで、内藤本「イスラム戦争」p154から引用する。
 「ヤズィーディの村を制圧した際に、イスラム国の兵士は女性を戦利品として奪い、どうやら彼女たちを奴隷としたようです。そして奴隷制の復活を機関紙で宣言しました。そうしたのは彼らがイスラム法に基づいて一つの解釈に従ったためです。
 イスラムでは、キリスト教徒やユダヤ教徒のような一神教徒には「啓典の民」として宗教コミュ二ティを維持する権利が与えられますが、(あるみさん注・・・イスラム教は「セム族一神教」の進化、「ユダヤ教」→「キリスト教」→「イスラム教」として発展してきたものと規定できる。だからこの3大宗教に関しては、拝んでいる神は同じものであると考えてよい)ヤズィーディを多神教徒とみなせば抹殺することもできます。
 私はこのような行為が非道であり、人道の罪であると考えますし。断じて容認できません。
 このケースを世界のムスリムはどう見るか考えたとき三つの立場が考えられます。
 一つは、いくら「クルアーン」に出ているとはいえ、今の世の中で「奴隷」などというおぞましい身分を持ち出すのは誤りであり、かつ非常識として全否定する立場です。
 二つめは、イスラムの規範を時代の変化に応じて変えることはできないとする立場です。つまり女奴隷を所有することを可とする立場です。
 この場合、奴隷を売買することも可能ですし、正式の結婚とは別にイスラムへの改宗を前提として妻とすることもできますし、奴隷身分のまま性交渉を持つ相手とすることも可能です。改宗するかどうかは奴隷次第ですが、結果的に私たちの言葉で言うところの性的奴隷となりうつと言わざるを得ません。
 さらに三つめは、奴隷対象者を奴隷対象者でなくすような説を、典拠となる「クルアーン」「ハディース」それに過去の法学者の見解などから導出する立場です。
 実は以上の三つのどれを選ぶかは、個々のムスリムの判断によります…今の世界では、ほとんどのムスリムは、それでいいじゃないか、奴隷などばかばかしいと一蹴します。その間をとって、非道な行為を避けるためには三番目の選択肢を採用し、イスラム法学者が苦労に苦労を重ねてなんとか答えを見出していくわけです。
 私は三つめを支持します。奴隷を持てるかどうかに触れず、対象となる女性を奴隷身分から解放するという考え方です。ヤズィーディに対して、イスラム法学者のハサン中田孝先生はこう指摘しています。「彼らを準啓典の民とみなしうるゾロアスター教の系統に属すと考えれば、なんとかイスラム国家の下で庇護される集団とみなすことができる。東アラブ地域では一般的ではないが、多神教徒も庇護され永住を認められる、とのマーリキー派法学説を採用することも出来る。」」
 p156から「イスラムでは奴隷を認めるのか、言語同断だと言うことはできます。しかし、イスラムの本質は神の命に全面的にしたがうということですから、神の言葉を集成した「クルアーン」の良いところは利用して悪いところは使わないといったことは原理的にできないのです。残念ながら、西欧的価値観に基づいて善悪の判断を下そうとし続ける限りは共存の入り口にすらたどり着けません。
 共存を探るには、イスラム法学者たちが正しい典拠に基づいて、別の結論を導き出すしかないのです。」
 イスラム圏におけるイスラム法学者の役割は、これからますます増大してゆくであろうし、また世界を良く知り、人格的にも優れたイスラム法学者(の集団)が求められているといえよう。

 イスラムでは主権は人ではなく、神にある
 「イスラム国」では、指導者のバクダディーが、全てのムスリムの正統な指導者を意味する「カリフ」を名乗っている。だからこの「国家」は、我々が慣れ親しんできた「国民国家」、「領域国家」とは全く別のものなのである。
 p170より「そもそもイスラム国がやろうとしていることは、はっきりしています。ムスリムにとってあまりにひどい状況の中で、スンナ派イスラムの国を造りたい。彼らにとってのユートピアにしたいと言っているようにも聞こえます。
 ただしそれは、これまでも述べてきたとおり、私たちが知っている国家というもんお常識や、あるいは法の価値というものの常識が一切通用しない「国」であることも知っておかなければなりません。私たちの知っている国家には、主権、国民、領域の三つが必要です。
 しかし、イスラム国にとって、まず主権は神の手にあるのであって、人間の手にはありません。国民が国家を構成するという国民国家の観念も彼らにはまったくありません。カリフを戴きイスラム法によって統治される国ですから、カリフにバイア(臣従の誓い)さえたてれば、それでイスラム国の一員ということになります。別に、シリアやイラクの支配地域にいる必要はありません。
 したがって、領域については、シリアとイラクに限定されません。個人としてどこにいても、イスラム国の一員になれるのですから、無数の点によって世界中に広がる可能性があります。」
 ちなみにムスリムを「良いムスリム」か、「悪いムスリムか」という判断を、人がすることも出来ない…事の善悪は全て神が決めるからである。

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祝!「侵略!イカ娘」20巻…もちろんゲットでゲソ~

 ついに「侵略!イカ娘」の単行本の20巻が発売になったのでゲソ…もちろん、すぐにGETしたのでゲソ!
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「イカ娘のあの能力が退化!?」「イカ娘がゲームを買いに行ったり、防犯教室に参加したり、夜更かしをして寝られなくなったりと、イカ娘の侵略は依然進まず…!?」
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夕日に感動するイカちゃんかわいいでゲソ…
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子ども達に注意するイカ娘…「侵略者」がすることか!?ちなみに奥の女性は、相沢たける達子どもらの担任の「斎藤愛子」先生…子どもに人気のイカ娘を「敵視」しているのでゲソ…
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ドジッ娘おまわりさん「古川蛍子」タンも、大活躍sign02
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ただ、古川蛍子タンの出番が多くなった代わりに、「ニセイカ娘」の中の人、常田鮎美タンが出てこなくなったのでゲソ・・・まぁ、この漫画、イカちゃんの可愛さの他に、登場人物の掛け合いの面白さで持っているから(イカ娘は、ボケもツッコミも出来るのでゲソよ)、人見知りするキャラは出しにくいというのはあるのだろう。

 実は「侵略!イカ娘」は、現在Wii Uソフトゲーム「Splatoon」 とコラボしている…ゲームのことはよく分からないが、どうやら登場人物が「イカ」ということらしい。

 で、「Splatoon」とのコラボポスター?が、単行本に掲載されているのでゲソhappy01
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その他、20巻にはその関係の「応募シール」らしきものが張られている…詳細は週刊少年チャンピオン№36+37号(8/6売り)にてsign03 とのこと。

さあ、これからも「イカ娘」の侵略活動に、期待しようじゃなイカvirgo

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夏は普天間包囲でゲソ

すでに報道されているよう、政府は8月10日から9月9日までの1ヶ月間、辺野古基地建設の一切の作業を「中断」して、沖縄側と「集中協議」を行うそうな。「安保法制」でまともな説明もできず、チルドレン達が次々と「オウンゴール」を決めてくれるなか、支持率がドンドン低迷している安部政権が追い込まれている証拠である。もちろん、この情勢切り開いたのは、どんなに暴力をふるわれても、怪我させられても、船やカヌーを沈められても不屈に闘う沖縄の人々や支援の方々であり、また安部政治にNO!をつきつける民衆の闘いの成果でもある。
もちろん、たった1ヶ月間の「休戦」で、「辺野古が唯一」などと言っている政府の態度は変わらないだろう。この間に、ヤマトゥでは安保法制に絡めて、辺野古基地建設反対の世論を高め(同時にそれは「中国驚異論」との闘いになる)、安部政権を追い詰めなければならない。

同時に沖縄では、辺野古情勢は少し一段落する…もちろん「不意討ち」には備えないといけないが…カヌー隊やシュワブ前で頑張ってきた人たちには、充分休んでほしいと思う。
だが、それでもやらなければ成らない事がある…そう、諸悪の根元、普天間基地を追い出す行動に取り組む事だ。基地を包囲し、米軍に圧力をかけるのである。辺野古の攻防が一段落している間に、普天間に力を向けるのだ。
一応「民主主議国家」の建前をとっているアメリカは、周辺住民の理解や同意が得られないような所に、もう居たくないと考える。「辺野古はもう無理」と考える米高官も居る。「沖縄県民」の怒りを、普天間基地にぶつけるのだ!

そうすることで、少なくとも普天間基地は「代替施設」もへったくれもなく、沖縄から出ていかざるを得なくなるだろう。
まだまだ暑い夏は、続きそうだ…「ずっと真夏の、侵略コメディ」みたいなもんか?
冗談はともかく、頑張ろうではなイカ!

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イスラムについて知ろう(3)

やっとのことで、3回目…やる気あるのか?
で、本質的に「フェミニスト」であったムハンマドが始めたこの宗教、じつは「子どもと母親」を大切にする宗教でもあるのだ。そこに、アメリカやイスラエルが無差別爆撃なんかしてみると、どうなるか?

例えば爆撃で犠牲になった子ども…あちこちに破片や傷をうけて、まるで「ボロ屑(こんな表現は出来れば使いたく無いのだが)」のようになった我が子を抱えて、泣き叫ぶ父親の映像が流れてくるわけだ。このブログの読者も、そういった画像、映像を見たことがあるだろう。それが衛星放送やインターネットで、世界中のムスリムが見るわけである。そういったことが繰り返されれば、そのうちの何人かは、いわゆる「ジハーディスト」となり、対欧米、イスラエルに刃を向けるようになるのは、当然である。

「イスラム原理主義」なんて言葉は無かった。
内藤本p91から…「そもそもムスリムに「原理主義」と言っても何のことだか理解できません。なぜなら「イスラム原理主義」というのはアメリカにおける造語だからです。
「原理主義(fundamentalism)はもともと、極端なまでに聖書中心の生活を目指し、なかには現代文明を拒否して信仰生活がすべてというような禁欲生活を送る、アメリカの一部のキリスト教徒たちに対する侮蔑のニュアンスを含んだ用語です(ただし、当人たちも好んでこの言葉を使うことがあります)。」
「イスラムを政治の軸に据え、ムスリム社会にイスラム法を徹底させようとする動きを「イスラム主義」と言うことは出来ます。しかし信仰のことしか頭になく、文明を拒絶し禁欲に邁進するというキリスト教の「原理主義」的性格は、どんなに厳格な信仰実践をするムスリムにも備わっていません。根性の入ったイスラム主義者たちの間にも、融通無下で、商売っ気たっぷりで、ハイテクが大好きな人はいくらでもいます。」p95
前にも書いたように、イスラムでは「神が認める範囲内で生活を楽しむ」宗教でもあり、また科学技術を否定していない。だから「信仰による極端な禁欲」なんてあり得ないわけだ。

「奴隷解放」行ったムハンマド
610年ぐらいに、ムハンマドがメッカで「啓示」をうけて始まったイスラム教であるが、信者の数は彼の一族、親戚等も含め数十人ぐらいだったといわれる。そのうちメッカでの迫害が激しくなったため、622年にメディナに移る…これがイスラム暦の元年である。その後、軍事力を蓄えたムハンマドの軍隊は、630年、ついにメッカを陥落させる。
この当時、「アジア的専制」社会では、戦争に負けると勝った側の「奴隷」にされることが当たり前だったのだが、ムハンマドはメッカの市民を自由にした。いわば「奴隷解放」をしたのである。
その代わり、当時地元で信仰されていた多神教の「カーバ神殿」に乗り込み、そこにあった偶像をことごとく破壊した。中央にある石だけが、イスラムの象徴として遺されたのである。

なぜ偶像崇拝を禁じたか?
そりゃ、ムハンマドは分かっていたのだろう。「教義」を「実践」すること無しに、「偶像」を拝んで、あるいは有り難がるだけでは、何も解決しないし、かえって堕落することを…お寺の坊さんが仏像の前でお教を唱えているときに、仏像の裏に隠れ、あたかもブッダが降臨してきたような雰囲気を演出し、こう言ってやればよい…「お教を唱えるより、そこに書いてあることを実行しなさい」と。

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阿部悦子さんと出会う

実は先週の「山本太郎トーク」での大きな収穫は、元愛媛県市民派県会議員の、阿部悦子氏と出会えたことである。彼女は長年、愛媛で反戦、反原発の運動をやりながら、議員活動を続けてきた人だ。この前の統一地方選挙で後任に道を譲ったものの、今も活発に行動を続けている人である。「環瀬戸内会議」という環境保護体の代表でもあり、最近は「辺野古基地建設の土砂を、本土から搬出させない」運動を、奄美の運動団体と共に立ち上げられた人だ。
阿部悦子さんは、山本太郎氏の講演会の中で、こう発言された。「伊方原発の再稼働問題について、香川の人たちは自分の問題として取り組むこと…伊方と高松の距離は、福島と東京の距離とほぼ同じなだから…
そして、辺野古基地建設問題も、自分たちの問題として取り組んで欲しい…なぜなら、小豆島の土砂が辺野古の埋め立てに使われそうだから…香川の人が、これ以上沖縄を傷つけてはならない…」と。

原発はともかく、辺野古基地建設問題が出てきたのは、ちょっとびっくりしたし、また嬉しくもあった。実際、彼女はこの日小豆島に行き、この運動について関係者と話し合っていたそうな。山本太郎氏の講演会があるということで、わざわざ駆けつけて下さったのである。

講演会終了後、とにかく挨拶にお伺いし、「高松で辺野古基地建設反対をやっています。」と自己紹介、連絡先の交換をした。辺野古現地の抗議船の中で、たまたま出会った映像作家の人も呼んで、「香川で出来ることをやりましょう!」と、エール交換をした。
とりあえず、近近には9月20日に小豆島で集会を行うのだそうな。

阿部悦子さんは単なる「反原発、自然保護」だけの人ではない。2006年ぐらい、北朝鮮が「ミサイル?」実験を行った時に、愛媛県議会は社共も「政府に北朝鮮への経済制裁を断固強めるべき」という決議に賛成する中で、一人だけ 反対を貫いた人なのだ。
そして、決議が通った後も「北朝鮮の経済は疲弊している。その中で経済制裁を行うことは、人道上問題である。」「すでに日米韓が、北朝鮮にむけて軍事演習を繰り返している中で、北朝鮮のミサイルだけを問題にするのはおかしい。」というような声明文を出したそうな。このイベントの実行委員の方から聞いた話なのだが、それは格調高い文章であったという。そう、彼女は本物の「反戦派」でもあるのだ。

高松である意味、孤独に辺野古基地建設反対を訴え続けてきた私にとって、この出会いは非常に大きな意味を持つ。また、一緒にいた映像作家さんも「辺野古に行く度、地元で運動を…と言われてきたが、これでようやく何かが出来る。」と、喜んでいた。
「環瀬戸内会議」でどのくらいのことが出来るかはまだまだ未知数であるが、少し明るい光が見えてきたのでゲソ。

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8・1香川総がかり行動in善通寺

今日は朝10時から「香川総がかり行動in善通寺」が行われたので、朝普通に起きて決起した。
10時に善通寺…という、不確定な情報しかもらっいなかったため、10時前にJR善通寺駅のあたりには、それらしき人は見かけなかった。まあ、近くの公園にでも集まっているのだろうと、市内を歩きだす。
市役所の駐車場に、車を誘導している人がいたから、「これは何ですか?」と確認のうえ、2ブロック先の集会場に到着。「金曜四電前抗議行動」にいつも参加している人と出会ったので、そこに合流…先週の山本太郎集会にも来ていたが、我らが「大田あゆみ」高松市議も来ていたぞ。
集まっている人達ののぼりその他を見ていると、社民党系労組と、9条の会などの市民運動系の合同集会みたい…もちろん「革共同中央派」も、NAZENののぼりを立てて来ていた。(そもそも私がこの集会の存在を知ったのは、中央派の人からである。)

挨拶やアピールは適当に聞いて終わり、さっそくデモに出発…善通寺は皆さんご存じの通り、陸上自衛隊の駐屯地がある「軍都」である。そこで戦争法案反対のデモを起こすのだ! コールは当然、「戦争法案反対」「9条壊すな」のみならず、自衛隊員とその家族にも、訴えかけるものでなくてはならない。「自衛隊員を戦争に行かせないぞ!」「自衛隊員の命を守れ!」「自衛隊員の家族のことも考えろ!」というものになる。

駐屯地まで行く歩道を2列…警察等の規制は無い。それどころか、右翼の妨害すら無い。だいたい近隣県からも集まって、500人ぐらいの隊列になったのだが、我々の隊列は、先週来た山本太郎氏一人にも及ばないのかw

駐屯地前で4列で進む…先行部隊と道路をへて、駐屯地門前に集まる。ここで中谷防衛大臣宛ての要望書を手渡し、シュプレヒコール…「私達は、戦争させない!」「安倍は、9条破壊をするな!」が、メイン…安倍政権は今すぐ退陣!」コールもある。
私はちょっと気を効かせて、昨日「知性が永遠に0」の百田が原作の映画「永遠の0」が地上波で公開されたこともあり、「これからも、戦死者は永遠に0」と叫んでやった…あまり受けはなかったが…

とりあえず一通りの抗議行動を終え、もといた公園に戻って解散。善通寺の街は、夏で気温が高かったせいもあるだろうが、ほとんど人影も見えなかったし、車もあまり走っていなかった。しかし、四国の「お遍路」観光のもとを作った、お大師様の街である。お大師様も戦争反対であろう。

解散後、近くのうどん屋で昼食…店内には自衛隊のカレンダーがかかり、「乃木うどん」なるものが売られていた。市役所の裏手には、「かいこうしゃ(将校のクラブ)の跡もある。やはり「軍都」善通寺なのだ。

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