夏は普天間包囲でゲソ
すでに報道されているよう、政府は8月10日から9月9日までの1ヶ月間、辺野古基地建設の一切の作業を「中断」して、沖縄側と「集中協議」を行うそうな。「安保法制」でまともな説明もできず、チルドレン達が次々と「オウンゴール」を決めてくれるなか、支持率がドンドン低迷している安部政権が追い込まれている証拠である。もちろん、この情勢切り開いたのは、どんなに暴力をふるわれても、怪我させられても、船やカヌーを沈められても不屈に闘う沖縄の人々や支援の方々であり、また安部政治にNO!をつきつける民衆の闘いの成果でもある。
もちろん、たった1ヶ月間の「休戦」で、「辺野古が唯一」などと言っている政府の態度は変わらないだろう。この間に、ヤマトゥでは安保法制に絡めて、辺野古基地建設反対の世論を高め(同時にそれは「中国驚異論」との闘いになる)、安部政権を追い詰めなければならない。
同時に沖縄では、辺野古情勢は少し一段落する…もちろん「不意討ち」には備えないといけないが…カヌー隊やシュワブ前で頑張ってきた人たちには、充分休んでほしいと思う。
だが、それでもやらなければ成らない事がある…そう、諸悪の根元、普天間基地を追い出す行動に取り組む事だ。基地を包囲し、米軍に圧力をかけるのである。辺野古の攻防が一段落している間に、普天間に力を向けるのだ。
一応「民主主議国家」の建前をとっているアメリカは、周辺住民の理解や同意が得られないような所に、もう居たくないと考える。「辺野古はもう無理」と考える米高官も居る。「沖縄県民」の怒りを、普天間基地にぶつけるのだ!
そうすることで、少なくとも普天間基地は「代替施設」もへったくれもなく、沖縄から出ていかざるを得なくなるだろう。
まだまだ暑い夏は、続きそうだ…「ずっと真夏の、侵略コメディ」みたいなもんか?
冗談はともかく、頑張ろうではなイカ!
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