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2015年10月

沖縄ヘイト番組をぶった切る!(中編)

 さて、先週放送されたテレ朝「教えてニュースライブ正義のミカタ」での「沖縄ヘイト番組」批判の後編である。
 で、東野幸治は述べる「辺野古に来てほしいっていうメリットが、辺野古区民にはあると思うんですけど、そのメリットでございますけど、こちらでございます」
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 だって、もう大笑いsign03
 今だって、「キャンプ・シュワブ」というでっかい基地があるのに、街は全然活性化していない。写真に写っているのは、名護十字路付近の商店街である…たしかに「シャッター通り」が多いが、こちらに米兵が遊びにくることは、まず無い。ってか、名護市の西側(辺野古の反対側)で「反対している人」が多いのですけどね。そうじゃなかったら、「辺野古基地建設反対」を公約に掲げ、現在二期目の稲嶺市長はどうして選挙に通ったのだろう。
 そりゃ、基地の規模は大きくなるから、それなりに基地従業員は増えるかも知れない。しかし現在「普天間」で働いている人は200人くらいだそうで、その2倍になったとしても、400人ほどである。しかも沖縄は車社会だから、必ずしも名護市に住むとは限らない。宜野湾から通うことだって可能なのだ。
 もちろん、「辺野古区」では、ベトナム戦争当時、「明日は死ぬかもしれない」という米兵が散在し、街は潤ったと聞く…その当時からのバーやクラブが、現在も細々と営業している。そういった人たちが、「基地ができるとまた米兵が遊びに来るのだはないか」と期待していることは事実だ。
 ただ、先にも述べたように、キャンプ・シュワブの米兵は辺野古のバーやクラブに、ほとんど遊びに行かない・・・だから現在もさびれたまんまなのだ。では米兵はどこで遊んでいるのか…基地の中の「娯楽施設」である。日本の「思いやり予算」で作られたヤツね。
 ただ、基地建設工事が本格化すると、建設業者が大勢出入りすることになるので、一時的に辺野古区の人口は増える・・・かも知れない。ただ、建設を請け負ったゼネコンが、辺野古に飯場を構えた場合に限られる。沖縄ぐらいの狭い土地だと、作業員は近傍から車に乗ってやってくることで、十分対応できる。ゼネコンの現場事務所が出来たとしても、一事務所に何十人も人がいるわけではない。ましてゲート前の「抵抗」が激しくなれば、「飯場」や「現場事務所」は、シュワブ内に構えられることも予想される。そうなると、辺野古の商店には金は落ちない。せいぜい作業員やゼネコン職員への「仕出し弁当」屋さんぐらいが、儲かるぐらいだろう。おまけに「飯場」や「現場事務所」は、工事が終われば無くなる…辺野古は元の静かな街に戻る・・・ただし豊かな自然は戻らない。

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人口増の理由として、篠原先生は宜野湾の例を出し「普天間ももともとは周辺の人口が、あの、全部で1万人ぐらいだったんですけども、いまは、宜野湾市自体は約10万人、ま、9万人ですね」「9万人の、なってます。で、もともとは普天間基地の、ですね、周りは、さとうきび畑と、あのー、ま、芋畑
ま、普天間があった所には、集落や学校があったことに触れていないことは、この際置いておこう・・・ただ先ほども述べたように、普天間の基地関係労働者は現在約200人、もちろん昔はもっといたかもしれないが、基地関係で人口が9万人近くになったわけではない。
 ずばり、「沖縄の人口が増えたが、基地に土地を取られて住む所が無いので、仕方なく基地周辺に住んでいる」にすぎないのである。
 もちろん「宜野湾市」の人口増はそれだけではなく、沖縄の中心部にあって、那覇にもすぐ行ける…すなわち「交通のロケーションが良い」ということも挙げられる。
 シノドスというサイトに「爆音のもとで暮らす―沖縄・普天間における「選択」と「責任」 岸政彦 / 社会学  という記事がある。そこには「爆音」を承知で基地の傍に引っ越してきた人の話が載っている。その人も「交通の便が良い」から宜野湾に引っ越してきたと述べる。また、もともとコザのあたりに住んでいたらしく「爆音には慣れているから…(それでも普天間の爆音の大きさは、想像以上だったというようなことを言っている)」…そうゆう人も居るわけで、今や基地と人口増は全く関係ない。また、普天間は70年台始めまでは「パラシュート訓練」ぐらいしか行われておらず、騒音が激化したのは70年台以降ということも、付け加えておこう。

 続いて篠原先生、「えーっとですね、いま普天間基地のある宜野湾市の人口密度ってのはロンドンよりも密度が高いんですね。で、そこに基地があるからうるさいと思う人はたくさんいるわけです、当然。ところが、辺野古ってのはもう寒村ですから、人口、2200~2300人なんです、いま。えー、で、海と、あの、山に囲まれてますからね、騒音はもうそれだけで、減るのは当たり前っていいますかね」
 騒音が減るのではなく、騒音被害を受ける人が減るということだ…だが辺野古付近3区や、その北の二見以北10区(ここは完全、飛行ルート直下になり、騒音に見舞われる)、さらには西側の名護市街地に騒音が来ないとは言い切れない。なにせ米軍は「米軍住宅のある所以外」、沖縄の(あえていうなら日本の)どこでも飛ぶことが出来るからだ。一応、現在の計画では2本の滑走路を離陸用と着陸用に使い、集落上は飛ばないということになっている。しかし米軍が約束を守る保障は、どこにもない。
 で、次は漁業への影響について、篠原先生「えーっと、これ埋め立ては当然、それ漁業には影響が出まして、で、漁協の方は、補償を求めました。で、組合員がですね、これ名護市漁協に対しまして、組合員120人、で、準組合員ってのも50人ぐらいいるんですが、えー、払われた漁業補償の総額が36億円」「もう、あの、みんな、払ってもう、口座に入ってますね」
 で、東野幸治が、組合員が120人ぐらいだから・・・一人3000万ぐらいと降ると、篠原先生「あの、3000万って平均は3000万ですけど、名護市、辺野古の方の、あの、漁業組合員は5000万から7000万、で、基地と全然関係ない名護市の西海岸の、東シナ海の方の組合員の方は2000万ぐらい…
 オイオイ、漁協の組合員が「補償金」もらってしまったら、そりゃ表立って反対なんかできないわsign01ま、それはいいとしても、以前書いたエントリー、三上知恵監督の「戦場ぬ止み」を観る において実は海人も多額の「借金」を抱えていて、ここ十数年の漁業補償では、借金を返すのがやっとらしい。と書いたように、決して海人たちにとっては十分な額ではないのだ。

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沖縄防衛局に抗議を集中させよう!

「故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川連絡会」のブログより…
辺野古着工!抗議の声をあげよう から転載

【転送・転載歓迎】 
29日、沖縄防衛局は、辺野古基地建設の「着工」を宣言し、工事やボーリング調査を「再開」し始めました。シュワブゲート前では「フェンスを破った」として、逮捕者も出ています。

 「辺野古着工」と大きな見出しで、各新聞とも報道しています。しかし、まだシュワブ基地内の仮設工事が主で、県や市の許可を得ないと手をつかれらない所も多いのです。まだ「海には一粒の土砂」も投入されていないのです。

まだまだ、止めることが出来ますびっくり!!

一方、政府は佐賀県におけるオスプレイの訓練を断念するという報道があります。「沖縄の負担軽減」ということで(本当は、「特殊作戦」に投入され、かつ航続距離の長いオスプレイの訓練は、沖縄だけでは狭すぎる…ということなのですが) 地元の合意が得られていないというのが、その理由の一つですが、それではより強固に反対をしている沖縄において、機動隊や海上保安庁の暴力を使い、また法をねじまげてまで基地建設の強行が出来るのでしょうかはてな

これは単なるダブルスタンダードという問題ではありません。沖縄に対する差別政策そのものであり、このような政府の存在を許している限り、「本土」は沖縄に対する差別構造を温存しているといっても、過言ではありません。

いまこそ、「本土の私たち」が、声を上げ、政府に「辺野古基地建設を止めさせる」世論を盛り上げなければなりません。

とりあえず出来ることは、工事主体である沖縄防衛局に、「基地建設反対」の声を集中させることです。

沖縄防衛局
〒904-0295
沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納290番地9
        TEL:098-921-8131
FAX:098-921-8168 


名護防衛事務所
〒905-2171 沖縄県名護市辺野古134−1

TEL:0980-50-0326   
FAX:0980-50-0327

抗議FAXは、コンビニからも送れます…A41枚50円です何度も送りましょう!

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沖縄ヘイト番組をぶった切る!(前編)

10月24日(土)、朝日放送で「教えてニュースライブ正義のミカタ」(9:30~11:00)で、「翁長知事が辺野古埋め立て承認を取り消し!政府と対立で泥沼化…沖縄の民意は本当に移設反対なのか?翁長知事の本当の狙いとは?」という「ニュース」が放映された。その発言内容のテープ起こしが、参加しているMLを通じて回ってきており、またネトウヨブログ「ぼやきくっきり」で「翁長知事は辺野古移設を望んでいる?・・・」云々の題で、より詳細な(吉本のタレント、ほんこんや海原ともこなんかが、エーッと叫ぶようなと)ころまで再現されている…しかしネトウヨヒマだね。
 今回は、この「沖縄ヘイト」満載のこの番組を徹底的に批判してやろうじゃなイカsign03
 なお、テープ起こしや写真は、「ぼやきくっきり」のものを使わせていただく。あまりにも汚らわしいので、「ぼやきくっきり」のURLのリンク、表示は行わない。検索すればすぐ出てくるし、「Fc2ブログランキング(政治)」でもトップのほうにあるから、そのブログにイチャモンつけたい人は、どうぞ(^^)

 さてニュースは、沖縄辺野古基地問題で焦点となっている「埋立て承認取り消し」などをざっくり説明した後で、「ただ、沖縄県民全員が反対一色かというと、そうでもないようだ」
「普天間の周辺住民からは、今回の翁長知事の辺野古への移設承認取り消しは、権限の乱用だとの声も聞く。」「実際、普天間飛行場のある宜野湾市民12人は、今回、翁長知事の辺野古移設の承認取り消しで、普天間飛行場が固定化されるなら、周辺住民の生存権が侵害されるとして、
今週20日、取り消しの無効確認と、県と翁長氏に、総額1億2000万円の損害賠償を求めて、那覇地裁に提訴した。」
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まぁ、これは事実であるし、琉球新報とかのみならず、四国新聞でも報道された。宜野湾の普天間基地近くの住民の中には「早く辺野古に移設してもらいたい」と考えている人も少なくはなであろうことは、容易に想像できる。
 だが「ある神話の背景」を追及するブログ において翁長知事関連記事 の中に、こんな記述があった。
 もう一つは、社会面にある『取り消し無効提訴』、「宜野湾市民『知事権限を乱用』」という見出しの記事である。元市議が団長となって、12人の原告団が沖縄県と翁長知事を相手に1億2千万円の慰謝料を求める訴訟を那覇地裁に起こしたという。
 これをネット検索してみると、既にあちこちに動画がアップされている。この動画の発信元はほとんど『チャンネル桜』である。新聞に掲載されている写真を見てみると、団長の傍にいるアロハシャツ、メガネの男はあの靖国応援団弁護士の徳永信一である。「大江岩波裁判」で為す処なく完敗して、
曽野綾子、秦郁彦らの権力追従物書きにホゾをかまさし、無能の烙印を押された弁護士である。

 要するに、質の悪い弁護士に乗せられた一部の人が、提訴したということだ。しかも「大江岩波裁判」の原告側…沖縄の歴史を貶める側・・・について、無残にも(というか当たり前に、「敗訴」になったゴリゴリの右翼弁護士だ。
 もちろん「チャンネル桜」に乗せられているということは、これを使った「沖縄ヘイト」を、これからもガンガン続けるぞという、ネトウヨ勢力の意思表示でもある。

 さて番組は「翁長知事は、辺野古移設に反対ということですが、基地は普天間のままで良いということですか?」「どうしたいのか、ビジョンが見えません。また、沖縄県民は本当に反対しているのでしょうか? 教えて下さい」と、タレントのほんこんから質問…もちろん答えは、翁長知事は普天間はこのままで良いとは言っておらず、選挙公約は「辺野古新基地建設反対、普天間は県外移設」なのであるが・・・司会の東野幸治の進行につづけ、ほんこんは
「まあ基地は皆さん嫌と思うんですけども、せやけど翁長さんの言うてんのはただ反対反対で、ほんだら、その前に、仲井眞知事の時は、推進派やったのに、ころっと変わってるし、ほんでね、あの、僕だけかな、ニュース見てたら、あの、反対派の人の、イントネーションがね、なんか沖縄っぽくない人も、いてるんですよ。標準語

 だと言った。まぁタレントも玉石混交だから、これまでの経緯を知らないのは仕方ないとしても、「仲井眞知事の時は、推進派だった」という単純なものではない。この人たちは、2010年の沖縄県知事選挙で、仲井眞氏が「普天間県外移設」を公約に上げ、当然仲井眞氏を支持する自民党県連の翁長沖縄市長も、この時は明確に「普天間県外移設」だったのだ。というか、この頃は自民党・公明党ですら「普天間県外移設」を公約に掲げないと、主要な選挙では落選するような状況が、沖縄にはできていたのである。
 その後2013年の暮れ、仲井眞知事は「病気療養」と称して東京に行き、政府と秘密に会合…公約をひっくり返して「辺野古埋立て申請」を許可する。また、辺野古基地建設を推し進める安倍政権が、沖縄選出で「辺野古反対」の議員を「公認取り消し」等の圧力をかけ、屈服させたことも記憶に新しい。そやつら「転向組」は、前回のアベノミクス選挙で全員小選挙区では落選、九州比例区でゾンビのようにやっと議席を得たというのが現実だ。
 尾長氏は仲井眞氏の「ブレーン」として活躍してきたところもあるが、ここで「辺野古推進」に変節した仲井眞氏に反旗を翻し・・・というより、2010年の沖縄自民党の「選挙公約」を守るべく、11月の知事選に臨み、仲井眞氏に10万票もの大差をつけて、知事になったのだ。決して「ころっと変わっ」たわけではない。

 で、司会の東野幸治が、ゲストを紹介する。
「沖縄のスペシャリスト、篠原章先生です」と。で、手書きのテロップ…
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 「翁長知事は実は辺野古移設を望んでいる!?」「県民も移設に大賛成」と書いてある。
で、篠原先生は、辺野古移設案をざっくり説明した後で

「これはですね、あの、いま、普天間基地が340ヘクタールで、そこが、ま、なくなります。で、今度、埋め立て面積、ちょっと埋め立てて滑走路つくるんですが、それが160ヘクタールですから、基地全体としては180ヘクタール、小さくなると」「基地の、あの、海岸部分に滑走路を増設すると」「…でも、あの、沖縄県では、あの、知事なんかはみんな、新基地だって言ってるんですけど、新基地じゃなくて、改築、なんですけど」

とのたまう…単純に面積だけ比較しているだけだが、そもそも辺野古移設容認論者だって「移設」とは言ってきたけど「(キャンプ・シュワブの)改築」なんて言葉を使うやつは、この人だけだろう。
 もちろん「改築」された基地の中身については、まったくスルー・・・普天間と違って滑走路を2本持ち、普天間には無い弾薬装填場があり、大浦湾にそった面は軍港としての機能を持つ、ジュワブと一体化して使える・・・というようなことだ。あえて「改築」と言うならば、「改築」によって「より強力な基地」が出来上がる。単に面積だけで比較するのは全くナンセンスである。

で、東野幸治が「さ、そこでございます。ほんこんさんがおっしゃった、そこの住民の方が困るってことでございますけど、さ、(フリップの)『県民も賛成』でございますけど、どういうことかと言いますと、ちょっとこちらご覧下さい」
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ハイ、ここでアウトですね。「県民も賛成」が「辺野古区民は賛成」にすり替わっている…もちろん、ほんこんの「住民の方」という質問に答えるという形式をとって、思いっきり「世論誘導」している。
 では、「県民」の実際のところはどうなんだろう…沖縄タイムスが先日行った世論調査の結果が、これ(当然、「ぼやきくっきり」のブログには載っていないし、この放送でも触れられていない)
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 翁長知事の「埋め立て承認取り消し」支持が、8割もいる。また、国の方針も「妥当でない」という人も7割だ・・・ようするに「県民も賛成」というのは、真っ赤なウソである。
 こういった新聞社の世論調査を出すときまって「新聞社は固定電話のある家庭に、昼間かかってくるヤツだから、あてにならない…」などと騒ぎ出すAFOもいるが、この間、様々な選挙での投票前世論調査ってのは、大体結果をよく反映している。「抽出数が少ない」(この場合は1000人ぐらいに電話して、700人ほどの有効回答だった)からだめだというウヨさんもいるが、適切なサンプリングさえ行われれば、これぐらいでも十分「母集団」とは変わらないのである。
東野先生によれば「7割が、辺野古区民の方の住民投票では、7割が賛成で、中立が2割、で、反対が1割だということでございます。これ、8年前のデータ…」「いまも同じ、って、むしろ、増えてるかもしれないですね。中立が、賛成になってると
などと答えている。

では、その辺野古区…というか「地元」と言われる3区について「日刊ゲンダイ」のWEBサイトでこうゆう記事があった。
「安倍政権が直接国費バラマく「辺野古3区」代表たちの“正体” にこんな記述がある。
 そもそも、菅官房長官と官邸で面会した3区長が、地元住民の総意に基づく「代表」なのかも怪しい。
「3区長とも、そろって『一般社団法人辺野古CSS』の理事に名を連ねています。移設がらみで発生する建築、土木などの関連事業を手掛けることを目的で設立された団体で、CSSとは『キャンプ・シュワブ・サポート』の略。過去には『移設事業は5000億~7000億円規模。地元企業に大きなビジネス』との資料を作成しています」
 そりゃ、こんな「利権まみれ」の人間が田舎の地区を牛耳っていたら、「反対」の声もだせなくなるわな・・・。(以下、続く)

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あるみさんの怒り3つ

 昨日から今日の報道で。3つも怒ってしまった。一つは26日、脱原発運動の砦、「経産省前テント」裁判の控訴審で、不当判決が出たことである。
レイバーネットより
国民の「抵抗権」を無視する裁判所~テント裁判、控訴審で不当判決

 地下鉄桜田門の駅を降りて裁判所に向うと、機動隊の装甲車が2台、ものものしく停まっている。その他にも警察車両が4台、その先には、私服警官が30人以上、多数の制服警官がたむろしていた。10月26日、経産省前テントひろば裁判の控訴審判決の日の情景だ。
 裁判所の前には200人を超える支援者が集まっていた。福島県双葉町の亀屋幸子さん(写真上)は、「テントがなかったら立ち直れなかった。私の第一の故郷は双葉町、第二の故郷はテントひろばだ。故郷をなくさないでほしい」と渾身の訴えをした。
 たんぽぽ舎の柳田真さん(写真上)は「テントを全力で応援してきた。テントができて原発に恒常的に抗議する場ができた。テントは国民の抵抗権、表現の自由権に基づいている」とテントの正当性を述べた。
 午後3時13分、裁判所前に不当判決が知らされる。テント撤去、賠償命令の判決だ。傍聴人の情報によれば、判決理由については何の説明もなく「控訴棄却」の一言で、裁判官は逃げるように法廷を去った。そのため法廷内は騒然となった。判決理由を求めて傍聴者は、法廷内で1時間以上にわたって抗議行動を続け、結局、強制退去の事態となった。
 判決に対して、弁護団は、最高裁への上告、テント撤去の執行停止、訴訟救助をただちに求めた。テント撤去の執行停止が通れば、テントの現状維持はできるが、これを通すのはかなり厳しいとの見方が弁護団からは示された。全国の反原発運動の情報発信基地、運動の結節点だったテントひろばをどう守っていくのかが問われている。


侵略脱原発の拠点、経産省前テントを、何としても守りぬこうsign03

続いては、伊方原発再稼働に関するニュース…朝日新聞より
愛媛県知事「絶対安全ではないが」伊方再稼働へ同意

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、中村時広知事は26日、再稼働に同意する意思を四国電力の佐伯勇人社長に伝え、県庁で記者会見を開いた。国の基準を上回る安全対策を四電に求めるなど県独自の取り組みについて解説し、同意判断の理由を説明した。県庁前では再稼働に反対する人たちが声を上げた。
 「非常に重い責任を伴う判断だ」。中村知事は午前9時半から県庁の知事応接室で四電の佐伯社長と会談。再稼働に同意することを伝えた。中村知事は「長期停止後の運転再開であることを特に留意し、安全確保に万全を期すこと」などと要請。佐伯社長は「原子力部門の全員が胸に刻んで順守を実行していく」と語った。
 直後の中村知事の記者会見では、冒頭から、
東京電力福島第一原発伊方原発との違いの説明に時間を割いた。福島の事故は「大きな津波で冷却機能を失った」ことが要因との認識を示したうえで、「伊方でも福島と同じことが起こるかというのが関心事だったが、津波という観点では福島とは同じことは起こらない」と主張した。「非常に重い責任を伴う判断だ」。中村知事は午前9時半から県庁の知事応接室で四電の佐伯社長と会談。再稼働に同意することを伝えた。中村知事は「長期停止後の運転再開であることを特に留意し、安全確保に万全を期すこと」などと要請。佐伯社長は「原子力部門の全員が胸に刻んで順守を実行していく」と語った。
 直後の中村知事の記者会見では、冒頭から、
東京電力福島第一原発伊方原発との違いの説明に時間を割いた。福島の事故は「大きな津波で冷却機能を失った」ことが要因との認識を示したうえで、「伊方でも福島と同じことが起こるかというのが関心事だったが、津波という観点では福島とは同じことは起こらない」と主張した。
 さらに、中村知事は「日本は資源のある国ではないのでエネルギーという観点では弱点を持っている」と指摘。「原子力発電所は絶対安全なものではないと考える。だが、原子力発電所に代わりうるコスト、出力、安定供給という3条件が満たされた
代替エネルギーが見つかるまでは最新の知見に基づく安全対策を施して向き合って行かざるをえない」との見解を示した。
 また、伊方町の山下和彦町長もこの日午前、町役場で四電の柿木一高副社長に対して、再稼働に同意する考えを伝えた。「非常に重い責任を伴う判断だ」。中村知事は午前9時半から県庁の知事応接室で四電の佐伯社長と会談。再稼働に同意することを伝えた。中村知事は「長期停止後の運転再開であることを特に留意し、安全確保に万全を期すこと」などと要請。佐伯社長は「原子力部門の全員が胸に刻んで順守を実行していく」と語った。
 直後の中村知事の記者会見では、冒頭から、
東京電力福島第一原発伊方原発との違いの説明に時間を割いた。福島の事故は「大きな津波で冷却機能を失った」ことが要因との認識を示したうえで、「伊方でも福島と同じことが起こるかというのが関心事だったが、津波という観点では福島とは同じことは起こらない」と主張した。
 さらに、中村知事は「日本は資源のある国ではないのでエネルギーという観点では弱点を持っている」と指摘。「原子力発電所は絶対安全なものではないと考える。だが、原子力発電所に代わりうるコスト、出力、安定供給という3条件が満たされた
代替エネルギーが見つかるまでは最新の知見に基づく安全対策を施して向き合って行かざるをえない」との見解を示した。 
 また、伊方町の山下和彦町長もこの日午前、町役場で四電の柿木一高副社長に対して、再稼働に同意する考えを伝えた。

 
 代替エネルギーもへったくれもあるかいsign03これまでずぅ~っと、伊方原発ナシで電力は足りてきたのだ。
 津波という観点では福島とは同じことは起こらない」と主張した。だと・・・伊方は津波よりも、中央構造線というでっかい活断層が沖合6kmのところにある。米軍機が近くに墜落したこともある。どんなことで「過酷事故」が起こるかなんて、分かったものじゃない。伊方で過酷事故が起これば、放射性物質は偏西風に乗って西日本一帯に広がる。また、閉鎖性海域である瀬戸内海は、汚染水で「死の海」と化す。
 STOP伊方原発再稼働!11・1全国集会in松山 に決起しよう。また11・29、30に予定されている四電本社抗議行動、高松大行動に集まろうsign03

 最後はやはり、沖縄県が「辺野古埋立て申請」許可の過程で瑕疵があったとして、その取消しを行ったことに対し、沖縄防衛局が国土交通省に「行政不服審査法」に基づいた「出来レース」の不服申し立てを行い(本来、「行政不服審査法」は、行政の不当な行為を国民が訴えてその権利を回復させるものであり、行政機関が行政機関に審査してもらうものではない)琉球新報電子号外より・・・
【電子号外】国、辺野古埋め立て代執行へ 国交相、取消処分は「違法」
  【東京】政府は27日の閣議で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に関する県の埋め立て承認取り消し処分は「違法だ」として、地方自治法に基づく代執行の手続きに入ることを全会一致で了承した。国が地方公共団体の法定受託事務に対して代執行の手続きを取るのは初めてとなる。石井啓一国交相は同日午前の閣議後会見で「翁長知事の違法な埋め立て承認の取り消し処分は著しく公益を害する」として、県に対し28日に是正勧告文書を郵送する考えを示した。  石井氏は会見で「審査請求の審査過程で取り消し処分を公有水面埋立法に照らして、違法だと判断した」などと説明した。さらに防衛省が知事の効力を一時停止するために提出した執行停止申立書についても「普天間飛行場の移設事業の継続が不可能、飛行場周辺住民などが被る危険性を継続するなど重大な損害が生じる」などとして、防衛省の訴えを全面的に認めることも決定した。執行決定書は27日に発送し、沖縄防衛局に到着すると効力を発する。
 沖縄防衛局は14日に執行停止申立書と行政不服審査法に基づく審査請求を国交省に提出。県は防衛局に反論する形で21日にその意見書と弁明書を国交省に提出していた。【琉球新報電子版】


「代執行」とはぶっそうな響きだが、要するに自治体の行政力を国が抑え込んでしまうということだ…もちろん県も黙ってはいない。係争委に申し立てを行う。四国新聞より
 沖縄県、係争委に申し出へ/辺野古、法廷闘争へ発展確実に
 米軍普天間飛行場の移設先、沖縄県名護市辺野古沿岸部の埋め立てについて、石井国交相が翁長知事による承認取り消しの効力を停止したのを受け、沖縄県は27日、近く第三者機関の「国地方係争処理委員会」に審査を申し出る方針を固めた。
 一方、政府は「代執行」に向けた手続きとして、国交相が翁長氏に取り消し処分の是正を勧告する文書を28日に郵送する。
 翁長氏が勧告に続く指示にも従わなければ、政府は処分を無効にするため高等裁判所に訴えを起こすことができる。県も係争処理委で主張が認められない場合は提訴する方針。双方の対立が法廷闘争に発展するのは確実な情勢となった。

 もちろん、法廷闘争だって、簡単なものではない。まして11月から工事が再開される見通しが強くなった。現地での攻防もますます激化するだろう。
 この闘いを支えるとともに、「沖縄の問題は、自らの問題」ということで、ヤマトゥでの世論喚起が必要だsign03それぞれの地、それぞれの場所で、政府を弾劾し、辺野古基地建設を止めさせよう。安倍政権を、ぶっ倒そうvirgo

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高松・戦争いやだデモ

いやぁ~昨日ついつい角瓶ハイボールにして半分開けたらつぶれてしまったので、今日、報告!
前に通知したとおり、「戦争いやだデモ」に参加した。風船を膨らますというので、11時に来たところ…近くにあるアニメイト 関係が、屋外カフェのようなイベントをやっていた。
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しょうがないので、裏手で風船をふくらまして、飾りつけ…
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上のやつは、空気ポンプで普通の空気を入れているが、ヘリウムガスを使って上に上がっていくヤツも作る。
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だいたい完成…ただこの日は風が強くて、風船が3個ほどデカい音を立てて割れた…風船をくっつけるプラスチック製の治具に問題があるようだ。デカい音を立てるものだから、前のイベントやっている所から当然、苦情がくる。商売の邪魔をしては、イケマセンなぁ~
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先日結成された故郷の土で辺野古に基地をつくらせない!香川連絡会 が公然登場happy01
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やがて集合予定の13時になる。交番前に「グッズ」を集める。
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残念なことに、この日集まったのは約30名…8月30日の100名から大幅に減少…これじゃ~安倍政権に勝てんわdownwardright
それでも、今予備自衛官に登録している55歳のオジサンが「えっ、戦争になるの?なったらわしらも招集されるの?」って聞いてきた。「いや、さすがに55歳だったら招集はないかも知れませんが、今の戦争は前線も後方も区別ありませんから」云々と、軍事に詳しい人が対応…そんな人に会えてよかった。オジサン、最後に「民主主義って何?」て聞いてきたので「みんなで話し合って決めること。ただそれを選挙で選ばれた議員に委任しているだけにすぎない」「じゃあ、民主主義の反対は?」「それはファシズム、全体主義、独裁といいます」
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商店街を北上し、北に向かうのだが、ハロウィン関係のイベントが商店街で行われているということで(かつ23日金曜日、琴電瓦町駅ビルに瓦町フラッグ が開店したことで、商店街にも客の導線をつくろうとしたのだろう) 南新町の交差点を渡って左折、中央通りに出る。
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中央公園南側の交差点付近・・・
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反戦魔女sign02渡辺さと子 元香川県議
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中央公園の北東の角で、道行く車にアピール行動
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天気がいいので、風船が目立ちます。
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地下道をくぐって、さらに北上
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「戦争やりたい政府はいらない!」「殺したくない、殺されたくない」「平和に生きる、権利があるぞ!」「勝手に決めるな」「民主主義って、何だ?」等々のコールが響く。
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信号待ちが、多いのでゲソ…
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やがて左折…まだ2時頃なのだが、ずいぶん影が長くなってきた。

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解散地点、高松駅前に到着happy01
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あまり使っていないのだが、これも大分くたびれてきた。
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ハイ、おつかれさまでした。なお、このデモ、毎日新聞社の取材を受けています。記事になったかどうかは、分かりません(電子版には載っていませんでした)


























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STOP伊方原発再稼働!11・1全国集会in松山

 伊方原発を止める会 は、11月1日「STOP伊方再稼働!11・1全国集会in松山」を、松山城のふもと、堀之内「やすらぎ広場」にて開催する。
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 伊方原発3号機の再稼働をねらう動きが急展開しています。再稼働を許してはなりません。
 原子力規制委員会は重大事故が起こり得ると言いながら、伊方での再稼働に向けた手順をすすめています。しかし、安全は確保されていません。
 住民防護と避難は審査対象とされず、避難計画は机上の空論です。広範な地域の住民が不安を感じ反対の声をあげています。福島第一原発の事故は収束せず、誰も責任をとっていません。
 集まりましょう。瀬戸内海を死の海にさせないよう、知恵と力を合わせて止めましょう。

 集会は12:00~プレ企画、12:30に開始・・・14:30~16:00までがデモ行進である。

 なお、おしどりマコ・ケンのトークライブ在り。

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けっこういい加減な路面電車に関する記事

 東洋経済オンライン は、結構様々な分野の面白い記事が載せられている(リンク見直し時に、付け加えるかも)。また、鉄道関係のネタも多い。
 しかし、注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった という記事には参ったでゲソ。まぁ玉石混交」というヤツだろう。とりあえず件の記事は要約すると。
■路面電車は、評定速度が遅い(だから「専用軌道」にすべき)

■信号待ちが多く、交通事故を起こす確率が高い

■営業収支が悪い…人件費がかさんでいる。

■輸送力が低い

■消費電力が多い
 ということをデータで示しつつ、路面電車は新交通システムとバスとの間に収まる輸送規模に適した交通機関であるというと聞こえはよいものの、バスの輸送力が向上したり、少量の輸送人員でも採算ラインに乗る新交通システムが開発されたりすると、路面電車の存続は難しい。新たなLRTがなかなか現れない事情もどうやらこのあたりにあるようだ。

と結論づけている。

もっとも、この記事、コメント欄ではボロクソ叩かれている。では、私も突っ込んでみよう。ということで3番目の営業収支の表を見て、驚いた!
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「路面電車全体の2012年度の営業収支は、営業収益240億4777万7000円、営業費用267億2903万2000円であったため、26億8125万5000円の営業損失を計上している」とあるが、その内訳の大部分が、京阪電気鉄道の12億9300万円で占められている。ざっと48%だ。
 しかも営業収支の悪さを、「営業費に占める運転費が高いから」とされているが、京阪電気鉄道のそれは、19%にしか過ぎない。

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京阪電気鉄道の「路面電車」は、多分大津線もしくは京津線のことであろう。しかし大津線のうちの京津線部分は、1997年に京都市営地下鉄東西線が開業したことにより、地下鉄に乗り入れて京都の都心まで直通できるようになった。そのため、写真に見られるよう、普通の電車を4両もつないで走っている。
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 それまでは、こんな感じの2両編成の電車が走っていた。また、写真は浜大津駅近くの路面区間だが、京阪の路面区間はここだけ…あとは専用軌道である。この記事の筆者が推奨する「専用軌道」を走り、かつ「運転費」も低いのに、ある意味「大赤字」なのだ。
 これはやはり、地下鉄乗り入れをするために導入した車両の輸送力が、大津線の区間では過大になっているからだと思う。

 これでは「路面電車は効率が悪い」ことが先に結果としてあって、そのために「例外的なものがある」ことを忘れたデータの取り扱いをしたためだろう。少なくとも、京阪電鉄のデータは「異常値」として抜くべきであった。
 京阪大津線をあえてカテゴライズすれば、「中小民鉄」になるのだろうが、「中小民鉄」は大都市内のドル箱路線もあれば、青息吐息の経営のローカル鉄道と様々あるため、この表の中には入れられていない。

 その他、沿線人口や乗客の乗車距離等、条件が全く違うJRや大手民鉄と比較するのも間違いだ。また、モノレールの営業収益が多いのも、ドル箱の「東京モノレール」の影響が高いからではないだろうか。

 確かに、この記者の指摘するような問題も存在する…しかし速度の上限40㎞/時や、車両の大きさは、それを導入する地域にあわせて「規制緩和」すればいいだけの話であり、また新規に路面電車を導入する所は、新しいLRV(ライトレールビークル)を導入するだろうから、電力費も安くなる。ちなみにこの記事の筆者は、LRVとLRT(ライトレールトランジット)を混同しているふしがある。

 新規の路面電車(LRT)の普及が進まないのは、新交通システムやモノレールと比較すると断然安いとされる建設費(2億円/㎞ぐらいと言われる)や車両導入費が、導入を考えている自治体クラスの財政から見ると、必ずしも安いものではないからであろう。

 とにかく、思い込みが強いと、データの取り扱いも疎かになるという、いい見本である。自戒もこめて思う。


 

 

 








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10・20三里塚十字路蜂起戦から30年

 今から30年前の今日、三里塚闘争史上最後であろう大規模な蜂起戦が闘われた。「10・20三里塚十字路蜂起戦」である。
 とりあえず映像のほうをどうぞ・・・三番目のヤツはおススメ。



 まあ、前から公言しているが、残念ながら私はこの闘争に参加していない。NHKの7時のニュースは、しっかり見た。

 1985年秋、大学は夏休みを終え、前期試験に向けて残りの授業を消化するだけの午後の教室に、いきなり中核派がオルグのために現れた。メットも被らない「素面」で現れた彼らに対し、「ふ~ん、中核派って、いつもヘルメットに覆面してるわけじゃないんだ」と思った。
その時彼らは何を語ったのかは覚えていないが、「三里塚に行こう、国鉄分割民営化反対、中曽根を倒そうsign03」といったことだったと思う。

 一番前の席に座っていた私に、あるメンバーが語りかけてきたので、「なぜソ連の核に反対しないの?」とか聞いたら、「いや、我々はソ連の核にも反対だ。『アメリカの労働者は(核によって)死んでも良い』というのが、スターリン主義なんだsign01」と言われて、納得。

 その後、日を改めてオルグを受ける羽目になる。授業の時に対話した人とは違う、ちょっと顎の細い、髪にちょと癖のかかった今でいう「イケメン」の兄ちゃんと話をした。彼は「今度の三里塚の闘いで、自分は死ぬかもしれない。それだけ覚悟している」とか言った。三里塚闘争については、当時黒ヘルグループと付き合っていたから、おおよそのことは知っていたが、そんな「偉大な闘い」に身を投じる覚悟は、なかなか出来なかった。また当然、彼は「前進」を購読することを進められたが、私が「いやぁ~金もないし…私は環境問題とかで今の社会を変えるつもりでいるから…」と言ったら「韓国の学生が自らの体に火をつけてまで闘っている時に、君はたかだか月2000円ぐらいの出費を渋るとは何だsign03」とか言われて、結局購読することに・・・また彼とも定期的に合ってオルグされる関係となった。私と「革共同」とのかかわりは、ここから始まる。
 何回か会ううちに、10月20日は近づいてくる・・・「京大の掲示板に、『前進』の空港の航空写真が掲示されたぞ。京大が決起するということは、全国学生に決起をよびかけるということなんだ」とか言っていた。授業のない時に、京大で行われていたバリストを1人で見に行ったこともある。

 しかし私は、20日に学際に向けて鉄研が発行する冊子の記事取材があるということで、行くのを断った。蜂起戦後、「死ぬかもしれない」と言っていた彼が、怪我もせず元気に戻って来た時は、正直嬉しかった。彼は機動隊を徹底的に殲滅したこと、空港突入のためには、機動隊の車両を乗り越える工夫がいるなぁ~・・・なんてことを話した。

 しかし、この蜂起戦以降、三里塚では大規模な蜂起戦は行われていない。二期工事は1年遅れて、翌年の秋の三里塚集会(そこで始めて私は三里塚に行った)の翌日に、政府・空港公団(当時)が着工した。この「蜂起戦」でも、工事を1年遅らせることしか出来なかったのである。(もちろん、現地での小さな攻防もあって、二期工事を何年か遅らせることができたのだが)また、あの「蜂起戦」をやらなかったら、反対同盟(北原派)の権威は落ち、現在も闘われている三里塚闘争は無くなっていたか、別のものになっていたかも知れない。
 また、私があの「蜂起戦」に参加していたら、(といってもおそらく合戦でいう「勢子」のような役割でしかなかっただろうが)・・・逮捕されて「ヘタレ」な私は転向していたかもしれないし、そのまま左翼であったかもしれないし、「他でつり合いがとれ(ドラえもんに出てくる、のび太の孫の孫、セワシのセリフ)」今と同じ生活を送っているかもしれない。

 当時の全学連委員長の鎌田雅史さんは30歳、もう60歳になるわけだ。私を担当していた彼は、90年最初に党内での大きな配置転換があって以降、どっかの集会で一度ちらとお会いした程度である・・・元気にしているだろうか・・・

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10・25高松市 戦争いやだデモ

 10月25日(日)、高松市で「戦争いやだデモ」が行われる・・・チラシの形態は、いつもと同じ・・・いつもの通り商店街の「田町交番」に13:00に集合し、高松駅前まで1時間ほど歩く。

 このデモを主催している人は、「やはりデモに参加することに対する敷居が高い・・・だからこのデモを続けることで、『デモに参加する』文化というものを高松で作りたいというようなことを言っていた。

 なるほど、確かに「脱原発デモ」をこれまでやってきたが、2~30人のおんなじメンバーばかりということが、長く続いた。7月26日に、山本太郎参議院議員を呼んで、「戦争法案反対」をかかげ、「シールズ的コール」をやった時、初めて100人規模の「市民隊列デモ」が出来た。8・30のデモでも、安保法制成立に危機感を抱いた人たちが、100人規模で集まった。なお8月30日のデモ では、5時から学生主体のデモが行われると聞いたが、どうも主催した学生が、デモをきっかけに友達が居なくなったsign02らしく、せっかくの「学生の決起」がおじゃんになったという経緯がある。

 ま、何度も書いているが、デモに参加する「敷居」を低くすることと、「デモで怒りをぶちまける」従来型のデモをやりたい人との感覚の差は大きい・・・というか、「誰もが納得できるデモ」なんて、実はあり得ない・・・ここはやはり「戦略的に」、デモ文化を作っていく・・・というのが王道あんだろうな。主催者は「商店街でデモをしている所に、飛び入りで参加できるデモがいいなぁ~」なんてことを言っていた。

 私はちょっと意地悪して「でも今後、安倍政治(もしくは自民党政治)の新自由主義攻撃が進むと、それに対する怒りが、私たちのデモを追い越すかも知れませんよ」と言ってみた。(もちろんそのためには、新自由主義攻撃によって「生きること」が難しくなった人、途方にくれてしまった人たちに、「原因は新自由主義なんだ!これを打倒しよう!」と粘り強く訴えかけないと、そのような「決起」は生まれないのだが・・・)「その時は、そういう人に任せます」とのお答え・・・ま、別に「市民運動」なんだから、誰か個人がヘゲモニーを握り続てている必要はないわけで、情勢の進化によってそれが変わってゆくものなのだ・・・ただ、これまでの「脱原発デモ」のように、もう同じ人ばかりがやっている「金太郎飴」状況は脱出していかなければならない・・・そのためには、参加してくれる人を増やすしか無い。レーニンの言うところの、「人はいない、人はいる」といったところか…

 とりあえず今回は。風船を使うらしい。道行く人に風船を配るのだろう・・・

 追加情報・・・11月29日には、伊方原発再稼働反対」を、四電本社にぶつけるデモを行う予定である。四国一円の市民団体に声をかけている状況である。もちろん、関西方面からの参加も大歓迎である。ただし何人集まるかは未知数である。翌日30日月曜日は、朝から四電本社前アピール(出勤してくる社員に「脱原発」を訴える)のと、四電社長への申し入れ行動を行う予定である。詳細が決まれば、また別途記事を上げるので、よろしく。

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鉄道むすめ10週年企画キャラクター人気投票結果

 昨日は鉄道の日…というわけではないが、このブログを作る「きっかけ」となった「金沢あるみ」さんを生んだ、トミーテックの「鉄道むすめ」シリーズも、早10周年…これまで出てきたキャラクターの人気投票が行われ、先日1位から3位までの順位が発表となった(4位まではちょっと前から発表されていた)
 では、第三位、上田電鉄㈱別所駅駅長八木沢まいタン…鉄道むすめシリーズの、唯一の和装というのがうけたのでしょうか。
 第二位、京阪電鉄大津線運転士石山ともかタン…ひたすら「鉄道むすめ」シリーズから避けられて(あるいは避けて)きた、関西大手私鉄唯一のキャラ…もっとも京阪電車といえば、すっかり定着した「おけいはん」という三次元キャラが存在するが、日の当たりにくい大津線・石山坂本線をアピールするために、「鉄道むすめ」シリーズに目をつけたのかも…「関西大手唯一」が人気の要か?
 そして注目の第一位…東武鉄道㈱特急スペーシア車掌鬼怒川みやびタン・・・関東民鉄で小田急ロマンスカーと肩を並べる東武特急スペーシアの車掌というホジションがやはり大きいのでしょうか・・・ただ、「鉄道むすめシリーズ」を見ると結構、東武鉄道関係のキャラが多いことも要因の一つでしょう。第6位には、栗橋市の「町おこし」にも活躍する栗橋みなみ タンが付けています(^^)

  残念ながら、私の一押し、ロングヘア―の運転士、三陸鉄道久慈ありすタンは惜しくも4位…東日本大震災による復旧や「あまちゃん」ブームで三陸鉄道への注目度が一時期高まったものの、最近はそれが下降気味になったからでしょうか。ちなみに5位は、広島電鉄㈱運転士鷹野みゆき タンであります。路面電車王国、広島の誇りでしょうか、「カープ女子」のおかげでしょうか。

 最初は「コレクションフィギュア」として始まった「鉄道むすめ」シリーズも、「フィギュアの作成」がめんどくさくなったのか、2013年より「Pick UP‼」(電撃ホビーマガジン掲載)だけとなり、二次元方面に後退した。またイラストも「みぶなつき」氏から「伊能津」氏に変わり、絵柄も大分違う。10位から1位までのうち、フィギュアがあるのは「八木沢まい」「久慈ありす」「鷹野みゆき」「栗橋みなみ」他、9位の富士急行㈱駅務係の「大月みーな」 タンだけである。
また、相変わらずキャラ選定は「東京中心」主義で、関東甲信越、東北と東に偏っている。まだまだ取り上げられていない鉄道事業者も多いし(関東中心主義から抜けないのであれば、北陸新幹線開業後の在来線三セクから出てくる可能性もある)、九州に至っては熊本市交通局トラムガイド辛島みくタンと、西日本鉄道㈱車掌朝倉ちはやタンの2名、四国に居たっては0である。(JR四国も乗客減で大変なんだから、地元民鉄とも協力してこーゆーの利用しなさいcoldsweats01

とはいえ、3位入賞の「八木沢まい」タン、おめでとう写真でゲソ…
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これは傘を折りたたんでいるタイプ…ちなみに「金沢あるみ」さんは、何位ぐらいだったのでしょうかsign02

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辺野古基地建設反対で、安倍政権を追撃しよう!

 ご存じの通り、昨日翁長沖縄県知事が、辺野古基地建設の埋立て承認に瑕疵があったとして、これを正式に取り下げた。沖縄タイムスの翁長知事取消し記者会見全文 
 一方、予想どおり政府側はこれに強く反発・・・本日辺野古取り消しで不服請求/沖縄防衛局 (四国新聞WEB)を行った。
 防衛省沖縄防衛局は14日、沖縄県の翁長雄志知事による名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しへの対抗措置として、行政不服審査法に基づく審査請求と効力停止を石井啓一国土交通相に申し立てた。承認取り消しで防衛局は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設作業中断を余儀なくされており、早期に効力を停止して作業を再開したい考え。国交相は認める可能性が高く、沖縄側の反発が強まるのは必至だ。
 申し立てを受け、翁長氏は「取り消しを通知した日の翌日に審査請求を行うのは、新基地建設ありきの政府の強硬姿勢を端的に示すもので誠に残念」とのコメントを出した。


 まず「行政不服審査法」というのは、行政の処分に不服がある国民の救済を求めており、行政機関(防衛局)が行政機関(国土交通省)に「不服」を訴えるものではない。同様のことは3月、フロートやボーリング架台を固定するための巨大ブロックがサンゴを傷つけていないか確認するため、翁長知事が作業中止命令を出したのを、防衛局が農林水産大臣へ取消しを要求し、認められたということがある。

 しかし、こんなアクロバット的なことをやらないと、辺野古基地建設ができないsign03というところに追い込んでいるとも言える。
 今日の沖縄タイムスの記事には辺野古ゲート前、過去最大規模の早朝集会 海ではフロート撤去開始 という記事が載せられている。 
 名護市辺野古の新基地建設問題で、翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消してから一夜明けた14日朝、米軍キャンプ・シュワブゲート前には建設に反対する市民や議員約400人が集まった。早朝の行動としては過去最大規模で、「知事の決断を支える」などと声を上げた。
 沖縄防衛局は同日午前、海上に張ったフロートの撤去を始めた。ゴムボートをクレーンで
釣り、浜に引き上げている。市民の船やカヌーが抗議行動を展開している。
 ヘリ基地反対協も同日午前、辺野古漁港近くのテントで記者会見。安次富浩共同代表は「座り込みへの参加」「それぞれの都道府県、市町村で地方自治の尊重を求める陳情を各議会に提出」することを呼び掛ける声明を発表した。


 「それぞれの都道府県、市町村で地方自治の尊重を求める陳情を各議会に提出」ということは、ある意味「全国における運動のやり方」を示唆しているのではないだろうか?すなわち自治体の議会に働きかけ、沖縄で行われていることは地方自治の軽視であり、これを認めることは我が自治体にもふりかかってくることである・・・よって地方自治を守るという題目で、陳情だけでなく議会決議を上げさせる・・・ということである。これなら、各地の「反戦・平和団体」で取り組むことが可能であろう。

 もちろん、デモ、集会といった大衆運動の爆発も必要である…安保法制に反対した各勢力は、総力を上げて「辺野古基地建設反対」運動に取り組み、安倍政権を追い落とそうではなイカsign03

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「戦場ぬ止み」を観る

 昨日は三里塚にも伊方にも行けなかった…なんせ午後1時に起きたからなぁ~coldsweats01とはいえ、今日は7時に起きることができた。市内のミニシアターで戦場ぬ止み (いくさばぬとぅどぅみ)を上映しているので、観に行くことができた。
 月曜日はMEN'sDAY ということで、1800円が300円引きだった。ラッキーmoneybagただし上映時間は11時40分からという、昼飯食うには中途半端な時間…とりあえず昼食抜きで映画館に入る。

 内容は、2014年夏ごろから始まった「仲井真」裏切り知事の「埋立申請許可」後のキャンプ・シュワブ前および辺野古の海での闘いが中心となっている。ただ、辺野古や汀間の「必ずしも基地建設に反対でない人達」や、普通の辺野古の人たちの、エイサーの練習風景、さらには過去の「キャンプ・シュワブ」建設のいきさつも描かれていて、辺野古のことを何も知らない人にとっても分かりやすい映画だったと思う。CoCooさんの静かで抑えたナレーションが、非常に合う。

 キャンプ・シュワブは沖縄で米軍基地が「銃剣とブルドーザー」で拡張される中で、辺野古・久志区も反対をした。しかし「居住地域も全部占拠する!」と米軍に脅され、止む無く条件闘争…上下水道、電気の整備等を行ってもらうと行った方法で、なんとか村を守ったのだ…ネトウヨさんが言うように、決して「喜んで」米軍に土地を提供したわけではない。
 しかし、「島ぐるみ闘争」の嵐が吹き荒れる中、辺野古区の採った行為は「裏切り」と見られても、仕方がなかった…当時の辺野古区長が那覇に飲みにいったら、罵倒されたという。しかしそれでも区長は「あの時の判断は、正しかった」と自信を持って述べる…これが沖縄基地問題の難しい所…というより「分断して支配」という「植民地支配」のセオリーにのっとった方法を、米軍が取ったといってもよかろう。S20151012_4

 その他、汀間の海人(うみんちゅ)達には、先に「補償金」なるものが振り込まれ、反対の声が挙げられなくなった…もうカメラは来ないで欲しい…とも言う。そうした中で、海人たちは「防衛省」の「警備船」になって、反対運動と対峙しなければならない…

 辺野古でも「いくら補償金をもらったか?」で、疑心暗鬼が広まる…実は海人も多額の「借金」を抱えていて、ここ十数年の漁業補償では、借金を返すのがやっとらしい。反対運動に懐疑的な海人はこう言う…「陸上で騒ぐより、カヌーをもっと出して抵抗すれば良い…」実は、簡単にカヌーに乗って「海上保安庁」と対峙することは、非常に難しいのである…金があっても出来ることではない、カヌーの練習をしてそこで闘える時間がある「人」が必要なのである。


 辺野古の「オバー」島袋文子さんが語る…沖縄戦時に、南の糸満のほうに家族と逃げた…夜、泥水を救って飲んだ…朝見てみると、死体が浮いていた血の海だった…豪に隠れていると、米兵が手榴弾を投げてきた、それから火炎放射機で火あぶりにされたが、母親や弟も含め、奇跡的に助かった…   そんな修羅場を越えてきたオバーにとって、また沖縄戦を繰り返すための基地建設なぞ、許せるハズもない…機動隊や警備員に果敢に立ち向かってゆく。それでも機動隊に後ろから引っ張られ、後頭部を打ち、病院に運び込まれる。
 彼女は「沖縄戦70年」ということで、不自由な足を引きずりながら、糸満の「血の泥水」があった場所をさがす…大きな製糖工場があったそうな。大きな建物は学校、病院であろうと、破壊された沖縄戦。

 闘う人と言えば、先日までリンパ線種の治療で「戦線」を離れていた山城博二さんも、何度も画面に登場する。基地建設を強行する者への怒り、そしておなじ「沖縄県民(警察や基地労働者)」と対立させられることへの怒りが、ストレートに伝わってくる。

 辺野古に基地を移設することが「決まった」時から、ささやかな反対運動を18年続けてきた武清さん一家も登場する。基地建設反対の名護市住民投票の翌年、長男が生まれるが、その子も17最の立派な少年だ。あとから生まれた双子の女の子もいっしょに、キャンプ・シュワブの門前でロウソクを立てて訴えるアピールを、ずっと続けてきた。

 辺野古の集落の、普段の様子、ベトナム戦争時に米兵が「明日の命は無い」と散財してきたバー、辺野古の集落の「団結」は強くて、旧盆のためのエイサーの練習も熱心だ。人口もそこそこ居るので、若い人も多い…これは私のように「闘争」だけで辺野古に行く人にとっては、見ることができない光景だろう。

 昼夜をとわず、資材搬入に立ちふさがるゲート前の人たち、フロート設置を食い止めようとするカヌー隊の人たち…それぞれ後に引けない闘いが、時には警備員、海保の連中に冗談や世間話などをしながらも続いてゆく。

 やがて、沖縄県知事選挙…翁長候補(当時)が辺野古にやってきた。決起集会には、菅原文太さんも写っていた…選挙結果を待つ人々が写る。辺野古の「賀陽のオジー」も写っていた。安次富さんも写っていた。翁長さんが当選!歓声が巻き起こる。

 しかし、防衛局は調査・工事を止めない…「アベノミクス」解散による選挙が終わってから、調査・工事は強行される。それを必死に「なって止める人たち…道路に座り込み、横になり、排除されるまで頑張る。「逮捕者」が出たら、とりあえずみんなで名護署に抗議・奪還に行く…(どこかの「逮捕者が出ても、知らんふり…の学生団体とは大違いである。そんなことでは「大衆運動」は成り立たない)

 大晦日、みんなで浜のテントに集まって年明けを待つ…反対運動から距離をおく海人、中村さんが魚をさばいて立派な刺身を持ってくる…「今年の目標は?」「辺野古の海守ろう」…辺野古の人たちの「感情」は、反対・賛成で2分割できるような、そんな単純なものではないことが分かる。

 年が明けてからは、陸上での機動隊の暴力、海保の暴力が目立ってくる…それでも人々は立ち上がる。We Shall Overcome!をう歌いながら、「座り込め、ここへ」を歌いながら…

 私たち「ヤマトゥ」の人々は、この映画を観て、何を思うだろうか…特に「反安保法制」を闘ってきた人達は…日本は「70年間、守った平和」なぞ、なかったのだ…日本の沖縄からは、B52がベトナムに飛び立ち、沖縄は「悪魔の島」と呼ばれて来た…そして今、普天間代替とはとてもえない、軍港機能を持つ巨大基地が、民意を無視して沖縄に作られようとしている。

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やっぱり危険で使い物にならないオスプレイ

 さて、未来185号 の最終ページに、反戦自衛官の小多基実夫さんの寄稿「特殊作戦部隊とオスプレイの横田基地配備、その狙いは何か」(上)というのが掲載されている。その中で、やはり「普天間基地」に配備され、かつ日本の自衛隊が購入しようとしている「MV22オスプレイ」が、防衛にも災害救援にも役立たず、かつ危険な機体であるかということが縷々説明されている。それを今回は簡単に抜粋しようではなイカsign03

①輸送機としての輸送力が弱い…米軍や自衛隊が使用しているCH47は兵員55人、車両の積載も可能だが、オスプレイは車両も積めず、兵員は24人と半分以下。
②機体価格は2倍以上…陸上自衛隊が購入するMV22オスプレイは17機で付属品・整備費ともに総額3600億円・・・1機211億円となる。最新型ステルス戦闘機F35Aの202億円よりもさらに高価
③操縦に通常の固定翼機やヘリに比べ、各段に高度な技術を要し、パイロット養成にも多くの時間と費用を要する
④構造的欠陥による事故の多発…25年の開発過程で4件、計36人の死亡事故を起こしている。その数字は「アポロ計画」の2倍以上の歳月と、10倍の人命を奪った異常さである

④について、具体的な記述がなされている。
今年の5月17日、ハワイで訓練中のMV22が墜落炎上し、乗員2人死亡、重軽傷者21人の事故を起こしている。原因は、着陸直前45秒間にわたって地上から巻き上げた砂埃がエンジンに吸い込まれ、停止、出力停止を起こしたものと指摘されている。
 海兵隊はこの砂埃吸い込みの出力低下をあらかじめ予測しており、「巻き上げた砂埃による視界不良等で60秒以内に着地できない場合な着陸中止」と定めていたが、この事故をうけて60秒以内を30秒以内に変更した。

 また、高温排気のダウンウォッシュによる森林や草地の火災が多発し、着陸予定地の演習場では事前に草刈を行い、消火器を持った隊員を待機させている状況である。すなわち「どこにでも離着陸できるので災害時の救援に最適」という触れ込みとは裏腹に、コンクリートで耐熱舗装された飛行場や空母の甲板など以外では使い物にならない。(話は変わるが、ネパールで地震が起きた際、せっかく被災地に飛んで行ったオスプレイがまだ建っている建物をぶっこわしてしまうというAFOなことをやらかしたことも、記憶に新しいであろう)
 その他、編隊飛行時に、前機によって起こされる後方乱気流によって、後続機が墜落した事故も報じられている。軍用機の基本である編隊飛行が墜落を起こすというのは、t明的である。
 着陸モード転換時に強い追い風に遭遇した場合、揚力を失って墜落の危険性があるといわれている。また、着陸時に無風状態だと、自機によるダウンウオッシュに入り込み、急に揚力を失って墜落する場合もあると言われている。
 さらに、さんざん言われている事であるが、オートローテーション(エンジン停止時の軟着陸機能として全てのヘリに備わっている機能)を有していない、備えることができないという根本的な欠陥がある。

 今回の東北地方の大水害では、消防・警察・自衛隊のヘリは総動員状況であったにもかかわらず、オスプレイは参加できていない。自衛隊と米軍の日米共同演習でも雨天のため、強風のためという理由で度々参加を中止している・・・そして「そもそも安全に飛行ができるレベルに達していない『試作機』『未完の航空機』なのである」と小多さんは結論づけている。

 これを見ると「オスプレイは他のヘリ・航空機よりも事故率が低い」という「オスプレイ安全論者」の言うことも眉唾ものである・・・なにせ「危険」だと思ったら「飛ばない」「演習に参加しない」というのであれば、そりゃ「事故率」も下がるであろう。
 また「合理性」を追及するハズの「軍隊」で、こんな「欠陥機」がなぜ正式採用され、古いヘリコプターの代替機とされるのか…もうお分かりだろう。「軍産共同体」という資本の論理が働いているからだmoneybag…資本主義、新自由主義は自国の軍隊とも結託し、自国の兵士をも危険にさらすような「未完の航空機」でも平気で採用するのだ。

 海兵隊兵士の皆さん、自衛隊の兵士の皆さん…危険なオスプレイに搭乗することを断固拒否しようsign03君たちの後には、労働者階級・市民がついているのだvirgo

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長崎の路面電車

 最後は、長崎の路面電車とか…とはいっても、「完乗」はしたし、午前中しか時間がないのでちょっとだけ・・・
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長崎駅前には、路面電車に乗るための陸橋がある…そこから光線の具合を見て撮影すれば、簡単だ。
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1系統は浦上を経由して、赤泊行きでゲソ・・・
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こうゆう、電車の中で酒飲んでなんか食べるおでん電車 みたいな催しは、もはや路面電車や地方鉄道界の定番なんだろうかsign02
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かぶりつきでゲソ…
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バリアフリー低床式3000系電車
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3000系大浦天主堂下電停…逆光sun
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グラバー園から出てきて、5系統終点石橋駅にて…
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石橋電停
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乗継ぎ駅、築町電停…長崎電気軌道は全区間120円均一、乗り換える時は運賃を払って乗継券を運転手さんからもらう。ここで1系統、赤泊行きに乗り換えないと、長崎駅、浦上、原爆資料館方面に直通することは出来ない。
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黄色と赤の、広告電車360系
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で、また駅前に戻る・・・昼食は当然
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長崎ちゃんぽんでしょvirgo

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グラバー園侵略(その3)

 さて、グラバー園の3段目に行きまする…
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旧ウォーカー住宅…う~ん、写した方向が悪い…イギリス人実業家、ロバート・ネール・ウォーカーの次男が建てたもの。
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旧長崎地方裁判所長官舎…ここは昔の着物を着て写真を撮ってくれる「レトロ写真館」でもある。
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いやぁ~やっぱり長崎は、坂の街だわ…で動くスロープで最上段に行くと・・・
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旧三菱第2ドックハウス…なのだが、耐震補強工事中のようだ。
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池には錦鯉が泳いでいる。
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高島流和砲
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ここが、山の上の第2ゲート…ここで「グラバー園」完全侵略でゲソ…ここから出ると。
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エレベーターで、下に行けるのだhappy01
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ちなみに、ここから稲佐山方面を夜見ると、こんな感じ…
さらにエレベーターで下に降りると。
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斜行エレベーター「グラバースカイロード」にたどり着く…ここは法律上「道路」として扱われており、地元の人たちも使う…道路だから、もちろんタダmoneybag
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こんなふうに、斜めに降りてゆくのでゲソdownwardright
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景色は、こんな感じ…もっと窓を大きくすれば、観光客にとってはエエと思うのだが…
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ハイ、「グラバースカイロード」侵略完了でゲソvirgoここから長崎電気軌道終点、石橋駅まで向かう。
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こんなところにも、「安倍独裁政治を許すな」ポスターが…おそらく自作でしょう。
ではでは・・・











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グラバー園侵略(その2)

 さて、グラバー亭はグラバー園の中でも、一番低い位置にある。また階段を昇っていくと…
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こんなふうに、カフェテラスが広がっている。ここを抜けると・・・
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旧リンガー住宅である。リンガーとは、フレデリック・リンガーのことで、1864年頃来日してグラバー商会に勤務後、1868年にホーム・リンガー商会を設立。貿易、ホテル業、製茶、製粉、上水道、発電など手広く事業を行った人。
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喜波貞子(きわていこ)…1902~1983年、日蘭混血のソプラノ歌手、17歳の時単身ミラノに渡り、「蝶々夫人」でデビュー、1953年引退まで1000回以上もヨーロッパで歌ってきた人だそうな。
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旧リンガー住宅を後にして
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今度は、オルトさんのお宅へ…ウィリアム・オルトは開港の時に来日し、「大浦お慶」と提携して九州一円からお茶を買い、日本茶を世界に広めた人
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居間ですな・・・
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客間でゲソ…
オルト住宅を後にして、旧スチイル記念学校でゲソ
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1887年に建てられた、ミッション系の学校。木造3階建てでゲソ。
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先日認定された「明治日本の産業革命遺産・製鉄、造船、石炭産業」インフォメーションコーナーになっていた。
さて、2段目の奥まで行ったので、また戻る。
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「蝶々夫人…マダム・バタフライ」の像でゲソ
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プッチーニたんでゲソ。








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グラバー園侵略(その1)

 せっかく長崎に来たので、午前中にグラバー園 を「侵略」することにした。 長崎侵略は3回目…1回目は高校の修学旅行、2回目は2007年の秋、翌年4月に島原鉄道 が島原外港~加津佐間を廃止するというので、完乗闘争するついでに、長崎電気軌道 完乗闘争を貫徹して以来である。なお、長崎原爆資料館は、2007年訪問時に行っており、長崎観光の主要場所でグラバー園だけ行かずに残っていたのである。
 JR長崎駅前に博多からの高速バスで到着したのが10時過ぎ…昼までにグラバー園ぐらいは観光できるだろう…ということで、長崎電気軌道に乗って乗り換え1回、5系統「大浦天主堂下」で下車…ちなみに運賃は120円でゲソ
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西欧文明の玄関口として、いろんなものの「発祥の地」でもあるんだなぁ~
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ボーリングも、この地が発祥らしい、おそらく外国人が持ち込んだのだろう。
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駅から大浦天主堂、グラバー園に続く道は、お土産屋さんが立ち並ぶ。連休中はもっと人が多いだろう。
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大浦天主堂でゲソ…ここはとりあえずパス(^^;;
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さあ、グラバー園侵略開始でゲソ…入館料は610円
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白い建物は、今や珍しいNTTの公衆電話なのだ。
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坂が多いので、あちこちにエスカレーターや動く斜道が整備されている。
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スロープを降りてすぐの、カフェ
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階段を下りて、世界遺産登録されたグラバー亭に到着…幕末にスコットランドからやって来た、貿易商トーマス・ブレーク・グラバーのお屋敷である。「討幕派」に武器を売る「武器商人」であることでも知られる。維新後も経済人として日本の近代技術の導入に大きく貢献したそうな。
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 いやぁ~庭も立派だねぇ…天気もいいし。
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この胸像は、グラバーの息子の「倉場富三郎」氏…蒸気トロール漁を日本に初めて導入し、水産業の近代化を図っただけでなく、漁で得られた膨大な種類の魚を記録した「グラバー図譜」を残した人(もっともトロール漁は水産資源を根こそぎ採ってしまうので問題ではあるのだが)
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こんな部屋で暮らしていたのですね(^^)
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屋根裏の隠し部屋の入口…梯子が上にある。この隠し部屋で、幕末の志士をかくまったり商談をしたりしたのであろう。
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グラバーさん家の、台所
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ハイ、この人がトーマス・ブレーク・グラバーさんでゲソ。
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この場所からでも「坂の街」長崎の市街地が十分堪能できます。
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三菱造船所方面…三菱造船所には、日本で最初の電動式ジャイアント・カンチレバークレーンと、第三船渠、旧木型場が「産業革命遺産」として登録されている。また、戦艦武蔵を建造した所でも知られている。このような坂の多い港町で武蔵を「極秘」に作るのは大変だったようで、巨大なムシロでドックを覆ったり、街の要所を警察・特高が警備したというようなことが、作家、吉村昭の「戦艦武蔵」にも描かれている。

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辺野古土砂搬出反対協議会総会

 昨日3日、長崎市の長崎県教育文化会館において、「辺野古土砂搬出反対協議会」の総会が行われたので、参加してきた。
 「総会」自体は3時からなのだが、1時からいわゆる「下打ち合わせ」があったので、そこから参加…
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ま、「協議会」自体は5月31日に発足していたのだが、事務局体制や今後の行動についてのお話し…ただし、参加団体が奄美大島から五島列島、北九州・門司から小豆島と広くわたっているため、ガチガチの組織にするのではなく、ゆるやかな協議体にしようということで一致…五島や天草なんかでは、今まで「辺野古基地建設」なんて考えてもいなかったところが、いきなりそれなりの運動体を立ち上げ、活動しているところもあれば、我が香川県のように、協議会ができてもほとんど何もしてこなかった(というか、高松の市民運動体では、脱原発と反戦争法以上の「別の課題」で運動をすることが無理という力量である)・・・ただ、この運動自体が、沖縄側からかなり期待されている運動なので、事務局体制はきちんとしておこうということになった。また、相互の連絡は、メーリングリストを作って行うものとした。

下打ち合わせを終えて、3時から「総会」に入る、マスコミの取材もあり、会議室は丁度よい具合に人が入る。
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まず、5月31日に作られた「協議会規約」の確認…ただし事務局体制は別途…年会費は団体1万円の他、個人会員も募ることとし、個人は3000円とした。(会費納入については、おっつけ事務局で口座を開設するとのこと)

協議会は、顧問2名…「播磨灘を守る会」の青木さんんと、「海の生き物を守る会」で、9月20日に小豆島にも来られた向井宏先生、代表は、共同代表(仮)の(仮)が取れて、そのまま「自然と文化を守る奄美会議」の大津幸夫さんと、元愛媛県議員の阿部悦子さんが付くことになった。

その後、各参加者の自己紹介…一人3分ぐらいでという「制限」がついても、これまでやってきた実績を言ったりしないといけないので、かなりの時間がかかった。
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各団体さんが持ってこられた資料…真ん中の天草のやつは上質できれい。その上の北九州の活動報告は、すごく分厚い。右の五島のチラシは、中学生にもわかるように書いたものだということだ。
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天草の採石場は、実は白亜紀の地層で、恐竜の化石や、その他昔の生物の化石がいっぱい出てくるところだそうな・・・天草自体日本ジオパーク に選定されている所である。
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門司では、こんなのぼりも作ったぞ~

もともとこの運動、奄美の採石場から辺野古にずりが出されるという問題に、大津さんが危機感をもったことから始まったようだ…奄美の砕石業者は、集落に通じる道路に土砂崩れを起こしても責任を取らず、行政も指導できない有様・・・もともと砕石法 というのがザル法で、あまり規制力が無い・・・そこで向井先生に来てもらって、採石場の前の海に潜ってもらうと、ほとんど生物が見られない、ヘドロのたまった死の海と化していた…ここで辺野古土砂搬出問題を話すうちに、どうせやるなら、関係する西日本の土取り場を巻き込んで、大々的にやろうじゃないかsign03と始まったのがこの運動らしい。で、向井先生から阿部悦子さんに話がいって、阿部さんが飛び回って大きくしてきたのが、この「土砂搬出反対協議会」運動なのである。そうゆう意味で、奄美の運動の果たした力は大きいのだ。
 大津さんは、ザル法である「採石法」を、自然環境に配慮した運用に変えていくよう、行政に働きかける、条約を作ってもらうという運動も必要だろうと定期された。
 また、阿部さんの動きは、環瀬戸内海会議 の人脈があったことも大きい…もともとバブル経済真っ只中の1990年、瀬戸内の乱開発を食い止めるためにできた環境保護運動団体のネットワークである…だから海の環境関係に強い人が多い…しかし「辺野古の問題が「我がことの問題」として気づかされたのは、阿部さんも含めてほとんどである。
 その中で、「環境」よりは「辺野古オンリー」で約9年やってきた私は、ちょっと「異端児」でもある…辺野古に基地を絶対作らせない大阪行動 でビラまき、署名取りをやり、高松で辺野古・普天間に基地はいらない高松行動 を一人団体でやり、かつ年に一度は辺野古現地に行き…というのは珍しいのである。ただ、北九州の運動も動き出したらすごくて、三上知恵監督の戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ の上映会を、6回もやったというところもある。

 ま、大阪で活動していたことから、なぜか五島の司会者の方から、「基地本土引き取り」について私に意見を求められた・・・まぁそこは「大阪の基地引き取り運動は、『大阪行動』の中から分派するように出てきたものだが、『構造的沖縄差別』論については大阪行動内でもずっと考えられてきたことだし、関西沖縄文庫 の金城さんともいろいろ話し合った結果、沖縄差別解消のための基地引き取り運動がでてきたのだろう…ただ、関西でも京丹後市の米軍Xバンドレーダー反対運動があるわけで、『反戦運動』の側から『基地引き取り』を言い出すと、別の反戦・反基地運動ができなくなるというジレンマがあってわやくちゃになる…とはいえ、「本土引き取り」=「沖縄に犠牲を押し付けない」ということは常に念頭においていなければならないだろう」というような話をした。後で総会に参加されていた、長崎県の平和運動センター?の方からは「基地はどこにもあってはいけないのだ」としごくあたり前の「正論」を言われたが、この件については未整理である。

 つづいて第二部が、夕方5時から開始…向井宏先生の「辺野古・奄美・小豆島の海底から見えてくるもの」
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内容は、小豆島での講演をもっと短くまとめたものであり、瀬戸内海と沖縄の辺野古・大浦湾は生物多様性に富んだ場所であること、大浦湾ではWWFが最近調査したところ、甲殻類の新種がゾロゾロ出てくるような場所であること、トキの「絶滅」については金をかけて対応するのに、絶滅危惧種のジュゴンに対して政府が何もしないのは矛盾しているということ、2020年の「愛知目標」、すなわち2020年までに海域の10%を海洋保護区に指定することに対し、政府は「漁業権の設定されているEEZは海洋保護区である」としたが、これは単に魚が取れるところを海洋保護区にしただけで、世界のNGOから確実に批判されるであろうということ、沖縄島や奄美大島では、海岸のほとんどが海洋保護区にあたる重要海域であると環境省が考えているにもかかわらず、閣議決定がなされていない…一部省庁、防衛省や外務省が難色を示しているのだろうということである。
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この写真は、奄美の採石場の近くの海・・・サンゴがほとんど絶滅し、海底にはヘドロがたまって「死の海」になっている。小豆島ではここまで酷くなく、海藻は生えているし魚影も多い…それでも岩にはヘドロがたまっている状況だそうな。

 つづいてピースデポ の湯浅さんから、「沖縄の米軍基地をめぐる情勢」と題したお話し…
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 その前に、在外米軍基地の多くは、第二次世界大戦の「敗戦国」に置かれていた…「冷戦」が終了し、欧州では米軍が撤退していったが、日本には5万数千人もの米軍が居る…日本だけで在外米軍の44%が集中しているということだ。これがおかしいのではないかという所から話が始まった。
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ご存じのとおり、日本本土にもそれなりに米軍基地が存在する。沖縄に一番集中している(これが問題なのだが)が、首都圏にも集中していることが分かる。
 そして、辺野古の新基地が海兵隊の航空部隊と軍港を備え持つ基地であるのと同じように、岩国で米軍基地が沖合に拡張された時、どうも港湾機能も持つようになったらしい・・米軍は自国でも持っていない、「空港と港湾の機能を兼ね備えた基地」が、岩国と沖縄に欲しいのではないかと述べた。
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最後に、世界の核爆弾の数の推移を示し、最初6個しかなかった核は、1980年代半ばに6万発を超えた…冷戦終了後今は約1/4の15700発である…冷戦期の「軍拡」は何だったのか…朝鮮半島ではまだ「戦争状態」が続いている、日本が「北東アジアの非核化」を積極的に打ち出すとともに、朝鮮半島も含めた包括的な平和条約を結ぶべきだと訴えられた。

6時半を過ぎて、ようやく総会は終わった・・・この後は近くの中華料理屋さんで、懇親会でゲソvirgo
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