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血債はかならず同一物で返済されればならない

 魯迅の「花なきバラの二」に記述されている、有名な言葉である。
 フランス、パリで「テロ」が起き、120人以上の人が亡くなった…この事件に関し、米、日、仏、独、露、中その他様々な国や、そこに包括される民衆から「テロには屈しない!」「テロには断固たる措置を」という言葉があふれかえった。ニューヨークの「9・11」祈念に建てられたビル、ドイツのフランデンブルク門は、フランスの「自由・平等・博愛」を意味する三色の色でライトアップされた・・・
 しかし、待ってほしい…「テロ」を起こした人々にとって、その「自由・平等・博愛」の恩恵は、行き渡っていたのだろうか?
 フランス帝国主義は「自国の利益(あるいは「自国の起こした失敗の後始末)」のため、軍隊を中東やアフリカの「イスラム圏」に派兵していたのではなかったのか?

 ISがどんなに「悪逆」な思考・思想回路でシリア・イラクの人々に「苦しみ」を与えていたとしても、そのISが発生する根本原因を作ったのは、フランスや英国をはじめとした、「帝国主義国」ではなかったではないか?サイクス・ピコ協定で、オスマン。トルコ帝国を植民地主義で分割し、かつクルド民族に「国民国家」を保障しなかったのは、どこのどいつだ!

 欧州でいわゆる「イスラムフォビア(ムスリムを「排外主義的」に嫌悪し、排除する)」を生み出し、それをほおっておいたのは、どこのどいつだ!

 ムスリム(国家)の「自己決定権」を無視し、軍隊を派遣して自らの「都合のいい政権」をつくろうとしたのは、どこのどいつだ!

 はっきり言おう…この「テロ行為」で亡くなった方々に、「直接の罪」は無い…しかし、上記に上げた帝国主義の「罪状」を、変革することができなかった…ということにおいての道義的罪は、「平等に」負わざるを得ない。

 TVで観た…パリやあらゆる都市で、「テロの犠牲者」を追悼する行事が行われたことを…では、聞くが、フランス軍やアメリカ軍によって殺された「無垢な人々」に対して、どれだけの「フランス国民」、あるいは先進諸国の人々が「追悼」をし、祈りをささげてきたのか?と。

 確かに「罪の無い」人を殺す…あるいは「罪があっても殺す」ことは「悪」であろう…では、その「悪」はISのような「テロリスト」だけがやってきたことなのだろうか?フランスやイギリス、ドイツ、ロシア、中国は、それをやらなかったのか…もちろんその中には、彼らを支持・支援してきた「日本」も含まれる。

 こんな腐った世の中は「イカ娘の侵略」ではなく、民衆の力でぶち倒さなければならない

 2015年11月21日、坂本龍馬生誕180年(かつ亡くなった日)に記す…

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コメント

その昔、新左翼の一部には在日朝鮮人や華僑、アイヌ等と組んで蜂起することが「大東亜共栄圏の日帝本土への還流(=復讐)」と唱える者たちがいた。

・・・が、しかし、宗教は阿片ではないのか?支配地域の少数民族を奴隷にしたり、女性から一切の権利を奪ったりする連中なのではないか?
資本主義大国に牙をむく第三世界の人民であれば、そのような連中でもいいのか???

イランイスラム革命がそうだったように、あんたのような共産主義者は真っ先に始末されるよ。

自分が殺された人々の遺族やこの狂信者連中にひどい目にあわされて命からがら逃げているシリア人、奴隷にされているシリアやイラクの少数民族だったら同じことを言えるのか?


投稿: KF | 2015年11月16日 (月) 14時46分

まず確認しておくが「革共同」が70年に確立した「血債の思想」というのは、「帝国主義諸国の人民」は「被抑圧民族」の立場を真剣にかんがえなければならないというものであって、「被抑圧民族のやることは全て正しい」というものではない。もちろん私もISも「東アジア反日武装戦線」なんぞも、支持しない。
 しかし単純に「ISのテロ、許さん!」という立場には立ちたくない…反戦・平和を訴える善意の日本人が、犠牲になった「フランス人」を追悼している…では聞くが、その人たちは毎日のように「犠牲」となっているイラク、シリア、アフガニスタンその他の「帝国主義者」や「それが生み出したテロ組織」による死者を追悼しているのか?この「二重基準」を克服しない限り、サイボーグ009のブラックゴーストではないけれど、「テロ」はいつまでも続くだろう…だからこそ「魯迅」の言葉である。「花なきバラ」には、棘しかない…それぐらい激しい言葉で突き付けられなければならないのだ。
あと「宗教はアヘン」というマルクスの言葉は正しいが、その名の下で「共産主義者(実はスターリン主義者)」が、宗教者を弾圧し、殺し続けてきた歴史も見据えなければならない。それが不十分だったから「イラン革命」で共産主義者はヘゲモニーを取れず、民衆は「イスラム」に臨みを託し、かくして「共産主義者」達は殺されたのだ。
 そうゆうことを捨て去った上で「一般常識」を振り回すのは、このブログで止めてもらいたい。(別にコメントは消しはしないが…)

投稿: あるみさん | 2015年11月17日 (火) 21時45分

当方の直近の記事のコメント。

http://ameblo.jp/kandanoumare/entry-12096768407.html

わたしのところは客種がいいの。(ブヒン)

来訪者さんに教えてもらった記事、面白かったですよー。

http://donpuchi.blogspot.jp/2015/02/blog-post_12.html?m=1

投稿: kuroneko | 2015年11月18日 (水) 18時24分

fuck!!!


お望み通りこんなきちがいのブログは見たくもない。



中核派が1970年に間違って政権を取ったら日本はカンボジアになってたろうね。

投稿: KF | 2015年11月18日 (水) 21時43分

>東アジア

ヒロヒト暗殺寸前まで行ったのだから、何も出来ぬ、カクマルとしか殺しあえぬ、無能な中核派よりよっぽどましだったがね。

投稿: KF | 2015年11月18日 (水) 21時50分

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