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沖縄を「独立」させてはならない!

革共同再建協議会の理論誌「展望」 16号、17号に「沖縄問題学習会 琉球独立論に関する一考察(島袋純二)」というのが掲載されている。いわゆる「琉球独立論」は、もはや「居酒屋論議」ではなく、沖縄で真剣に考えられるようになっている。「これからの沖縄社会は、どうあるべきか?」ということを、沖縄の人達が真剣に考えている。
 
 そういった中、党の内部で独立論についての学習会と、質疑応答が行われたものをまとめたのが島袋論文である。しかし今回はこの論文の中身についてあれやこれや語るわけではない。

 「分裂」前の90年代半ば、いわゆる「少女暴行事件」から8万人県民集会、そして当時の太田県政が、15年で全ての基地を返還させる「アクションプラン」」を打ち出した際、革共同は「沖縄の自己決定権支持」を打ち出した…「分裂後」の中央派はこれを維持しているかどうかは不明…おそらく「労働運動路線」の中に埋没させてしまっている。また一方で、70年代に打ち出した「奪還論」自体を、総括してひっこめたわけではない。とはいえ「自己決定権支持」であるから、沖縄の民意が「独立」になれば、少なくとも革共同再建協議会は「沖縄独立支持!」を訴えて闘うことになるだろう。また、他の新左翼諸潮流も同様な態度を取るであろう。

 しかし、沖縄が「独立」を叫ぶということは、すなわち「沖縄」と「本土」の差別的関係が、革命的左翼勢力によって解消することが出来なかった!ということを意味する。そうゆうことで沖縄が「独立」を旗印に掲げた時、「本土」の左翼勢力は、沖縄差別解消闘争に「敗北した」時でもあるわけだ。だからあえて表題のように書いた。

 沖縄が独立を掲げた時、本土の左翼勢力は「なぜそうなったのか?」自ら反省し、総括しないと、本当の「沖縄独立支援闘争」なぞ出来ないと考える。

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コメント

ちょっと意外に思いました。誠に勝手ながらあるみさんは沖縄の独立に「無条件」で賛成するのではと思っていたからです。しかし、ご指摘のように「沖縄に対する差別」とたたかいきれなかったという「敗北」は、間違いなくこのまま沖縄が独立しすれば、逃れられないものとなるでしょう。

ちなみに中央派は沖縄の独立には否定的ですが、その理由は「労働者階級の立場ではない」というものです。もっとも実情は『国鉄労働運動と繋がってない』ことをあげつらっているため、ある意味『植民者』的であります。

結局、今の『革命的左翼』全般にとって、『沖縄と真剣に向き合っていない』事実がこのままだと重くのしかかるわけですね。

投稿: 常磐在来線主義者 | 2016年1月28日 (木) 18時28分

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