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2016年2月

「左翼」でない人と結びつく

 革共同再建協機関紙未来194号 に、高見元博氏が参加した「社会保障の切り捨てアカン!財源がないってホンマなん?公正な税制のあり方を考える」シンポジウムへの参加報告が掲載されている。見出しは、「左翼でない人と結びつく 1・30シンポ 反貧困の新たな運動」となっている。
 様々な形で現れ、対処していかなければならない「貧困」の現場の第一線で活動する人達からの報告である…ここで高見氏は「税制によって、人間の必要に応じて、共存による再配分が可能で、そうすれば中間層を獲得できる。中間層を獲得できなければ社会の改革はできない」「私が慣れ親しんでいる、資本家階級を打倒することで解決することとは全く違う発想で、消化するのに時間がかかった。」
 と述べている…

 「反貧困」の第一線で活動する人々の多くは、いわゆる「マルクス・レーニン」主義的な「左翼」とは違う…現状の資本主義社会の諸制度を最大限利活用し、貧困に陥っている「当該者」のため、どういった方法が一番ベターなのか絶えず考え、実践している人達である。あるコメント欄にも書いたが「革命を大言壮語」している連中よりも、こういった実践家のほうがはるかに現実には役に立っているわけだ…

 で、彼は「問題提起」をしている…「昨年10・28の日比谷野音での生活保護費引き下げに反対する4000人集会から反貧困運動の新たな潮流を形成しようという試みが始まっている。これから集会などが計画されている。共産党系の団体が加わっているが、共産主義やマルクス主義とは違う思想的なバックボーンを持った運動だ。1・30の基調講演者はケインズ主義(近代経済学)だと名乗っていた。
それをどう見るか。左翼ではないからと拒否するか、『左翼に獲得すべきだ』と思うのだろうか。私は違うと思う。左翼でない運動を、『マルクス主義に獲得する』という立場ではなしに、育てるという度量をわれわれが持てるかどうか。」「民衆の自然発生性は共産主義運動に収斂されてこそ意義があるという立場に立つのか。「自然発生性への拝跪」と批判することは正しいのか。ケインジアン=近代経済学のまま、共産主義社会を建設する一員になるという立場を想定しうるのではないか。共産主義社会を彩る民衆はもっと幅広いのではないだろうか。パリ・コミューンを見よ。マルクス主義者がいったい何人いただろうか。」


で、私としては、この考えに関して…本人が「ケインズ主義」でやっていたとしても、運営方法がマルクス主義的な原理(徹底した民主主義+当事者主義)でやっていれば、それは自ずと「マルクス主義」の中に「包摂」されるんですよ…と答えたい…。

 かつての「中核派」は、「あるがままの学生大衆を獲得するのではなく、「左翼」に獲得しようとして、「失うものはない、獲得すべきは全世界だ」というような大言壮語を振りまわし」
ていたのだ…これでは「特定の強い人間」しか獲得できない…と、いうわけで、「流動しているあるがままの人たちと、あるがままに味方になるというたたかい方。そういう構想を持ちうるかどうかが、次の世界を切り開けるか否かの分かれ目ではないかと思う。」と高見氏は結論づけている…

そう、その通りだと思う…なんか「ガチガチ」の「綱領」を引っ提げて、「大衆」の前に道を示す…なんて方法は、もう通用しないのである。単純に「資本主義社会が悪いんじゃなイカ?」「アベノミクスでいいことなんか、一つもなかったぞ?」と素直に感じている人々に寄り添い、当面の「解決策」を考えながら、いつの間にやら「マルクス主義」になっている…こうゆう党や人材を作らないといけないのである。
もちろん、その「間」には矛盾があって、摩擦が生じる…ここに広い意味での「暴力」が発生するかもしれない…だがそれは「徹底した民主主義」によって止揚、克服し、「暴力」は真の敵に向けるべきなのだ。この過程で、人間はより良き方向に変わっていく…というのが、本当の「革命」の醍醐味なのである。

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脱原発デモのお知らせ

 先週の日曜、風邪気味にもかかわらずまいたチラシがこれ…
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まず、3月6日(日) 四国電力本社前 → 瓦町デモ

12:00 四国電力本店前集合
13:00 瓦町駅前までデモ行進
13:30まで、瓦町駅前で伊方原発再稼働反対集会

次は、4月16日の映画と講演会
映画「逃げ遅れる人々」 上映会・鈴木絹江さん講演会
日時:2016年4月16日(土) 13;30~17:30
 第一部:「逃げ遅れる人々」上映会(上映時間74分)
 来場者とのトークセッション
 第二部:鈴木絹江さん講演会

場所:高松市社会福祉会館
資料代カンパ:500円(介護者無料)

「障がい者」から見た、原発事故について学びましょうupwardright

ビラ裏面…
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「伊方が漏れたら、誰もが他界」・・・でゲソsign03
また、3月11日には、18:00から瓦町駅前を出発した、「脱原発デモ」が、共産党を主とした団体で行われる。目的地はもちろん、四電本社前・・・これと「合流」する形で、毎週金曜日に続けられている「四電前抗議行動」も行われるのでゲソ・・・

いやぁ~闘いが続くなぁ~virgo


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侵略!イカ娘…ついに最終回でゲソ~

 2月25日発売の「週刊少年チャンピオン」13号にて、ついに「侵略!イカ娘」が最終回を迎えたのでゲソ。
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右上注目upwardright
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「感動の最終回じゃなイカsign03

ではでは、購入して中身を確認…どんな「感動」が待っているのか…happy01

夏が終わって…
①なんとかイカ娘は侵略を成功させ、安倍政権を打倒する

②とりあえず海に帰る・・・

③地上での暮らしが長くなって、人間になる

④「天敵」の早苗に・・・

⑤なにも起こらないsign02

さぁ、どれでしょう・・・答えはネタバレになるから、書かないのでゲソ・・・
とはいえこういったサイト なんかのコメントとかを読んでいれば、自ずと答えはみえてくるじゃなイカsoccer

とはいえ、約9年も「ずーっと真夏」で、「イカちゃん」が可愛いのと、登場人物の掛け合いだけで持ってきたこのマンガ・・・ある意味恐ろしいでゲソ。ま、アニメ化されたことで作者にも勢いがついたのかな・・・とはいえ20巻、21巻ぐらいから「ネタづくり」にしんどさが見えてきたのも、また事実。
また、これから「イカちゃん」と言えばゲームのSplatoon のほうが有名になっていくのだろうな。

しかし、連載が無くなっても、海を汚す人間ども・・・辺野古の海に基地をつくったり、原発を再稼働させたりする輩がいる限り、イカ娘の侵略活動はまだまだ続くのでゲソvirgo

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風邪でブログどころではないでゲソ…

日曜日から少し熱があるみたいで、昼のビラまき行動→帰って食事の後、すぐ寝た…次の朝まだ熱が37度強あったので、会社を休んで医者に行った。

インフルエンザの検査は「陰性」すなわちインフルでは無いということ…こりゃ、今日ぐらいは楽になるかと思ったが。

 夜になると体温はぐんぐん上がり、39度の大台を突破!熱くて寝られない。本日は38度強のところをウロウロしている。

 おまけに、腹の左側を下にして寝ていると、「下痢」の症状が起こって来る。

 食欲もねぇ~(こうゆう時に役立つのが、ゼリー飲料である)…まだ熱下がらん。

 ということで、先のエントリーにいろいろコメントして下さった方への「返答」は、もう少し先になるのでゲソvirgo

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下部構造を変えるのだから、上部構造の設計は立てられない

 「まとめちゃん」や、前にコメントしてきた人のコメントを読んでみると、「次の社会の詳細な設計図」を出さなければ、「革命」を支持することは出来ない…ってようなことを書いてきている。

 しかし、「ヘーゲル哲学」から発達してきた「マルクス主義」による革命を行うにあたっては、「下部構造」と「上部構造」の関係への理解が成されていないといけない。
 すなわち、「下部構造」に規定されて、「上部構造」が成り立っている…奴隷制社会が「下部構造」であれば、自ずからその上の「上部構造」は、ギリシャにしろローマにしろ、様々な形態を「取り得る」ことができる。ローマで典型的なのは、民主政治からカエサルの統治を経て、「皇帝」を頭に抱く帝政になったことが挙げられる…しかしその間に「奴隷制経済」という下部構造は、基本的に変わっていない。

 マルクス主義の学説では、「原始共産制」→「奴隷制」→「封建制」→「資本制」…というふうに「下部後送」が変化してきた…で、それが「上部構造」であるところの「統治形態」その他と矛盾が生じ、爆発するのが「革命」なのである。近代ヨーロッパでは、フランス革命がその典型的な事象であろう。また、中国における「易姓革命」なんかも、「下部構造」である生産様式の変化…独立自営農民が没落し、小作農や貧民になってしまい「上部構造」が成り立たなくなる所で、農民反乱なんかが起きて始まるのが普通である。ただし「易姓革命」においては、生産様式・・・下部構造を根本的にひっくり返す思想が無く(いや、ホントは春秋戦国時代の「墨子集団」が持っていたと私は思うが)…「天使」を変えることでなんとかなるだろうという「革命」だったのである。

 従って、「マルクス主義」における「革命論」は、下部構造である「資本制的生産様式」を改め、「協働・共同組合形式の生産様式」に変えるために「革命」を起こそう!というものである。そのための「アウトライン」は、すでに提起されている…「労働」によって「使用価値」が生み出されるので、各労働者は「どれだけの労働」を社会に与えたかを証明する証書を持ち、それを元に「どれだけの『労働生産物』を社会から引きだせるか…という、いわゆる「クーポン」をもらう社会にしよう…ということである。もちろん、「生産」の主目的は、「剰余価値の合法的搾取」「資本の増大」のため、という社会をぶっ壊そうということである。

 だからその上に立つ「上部構造」の「設計」までは、「完全な民主主義」…より直接民主制に近い物から、生活そのものが「民主主義」に任されるというところまでしか、行き着かない…逆を言えば、「資本(金)」を持っている「一部の地元の有志」が政治を牛耳る世界では無くなり、全民衆が「政治」を考え、実践する(そのための時間は、「資本制社会」で蓄積された膨大な生産力…今やそれが「過剰」になりすぎて、本来の「資本主義社会」をぶっ壊すところにまで行き着いているのであるが…によって「必要な物やサービス」は、より短時間の労働によって得ることが出来る…ところから成り立つのである。

「まとめちゃん」が書いた>食材の用意から作りかたまで手順をわかりやすく書いて、 なるほどこのようなやりかたをすれば餅が食えるのかと皆が理解できる…の、食材そのものが、放射能や農薬で汚染されていた「変えなきゃ、死んじゃうでしょ(^^)」というところ…あるいは地盤が低くて、最終的な街づくりの形はともかく、「高台に移動しなければ、次の津波で確実に死んじゃうでしょ」…というのを、ドラステッィクに「変える」のが「革命の本質」であるのだ。
 汚染された農作物を食べるより、有機農法の農作物の食べよう…そのやり方は「民主主義+本当の科学知識」によっていろいろ考えれば良い。低い所にいれば、次の津波で確実に死ぬから、高台に移ろう、そこでどう暮らすかは「民主主義」によって考えよう…というのが「社会革命」を行う者が主張することなのだ…後のことは「民衆」による「寄り会い」で決めよう、その暫定的ルールを作ろう…とうのが、革命家のお仕事なのである。

 まあ、確かに、例示した「有機農法」による農法はそれなりに難しいし、現在日本が依存している米国やオーストラリアでそれを完全にやることは難しい…津波から命を守るための「高台移転」も、東日本大震災後の「復興過程」においてさえも、非常に難しい…ほぼ「万人が納得できる」「上部構造」の設計なんて、難しいものなのである。

 ただ「有機農法の作物を食べよう」「高台に移動しよう」という「革命的手法」は、破局的な事例がこれまでも来ているのであるから、確実に「支持」される…そこに「支持することが出来るような案」を詳細まで詰めないと何も出来ないというのは、民衆を馬鹿にする態度でもある…と、革命家は考える…逆に「革命家」があれやこれや指示、介入して、細かな所まで「介入」し、大間違いをしたのが「スターリン主義…ソ連」の誤りではなかろうか?
 
 下部構造を変える革命は、誰か「偉大な指導者・党」がなにか発想して出来るものではない…大昔は、「生産様式」の発展によって「自然」と下部構造が変化し、それに会わない「上部構造」をどこかの誰かが「変えてきた」というのがほとんどである…例外がフランス革命や、ロシア革命「しか」無かったのだ。いや、フランス革命であっても、「下部構造」はとっくに変わっていたにも関わらず、王様がそれに合致した政策をたてることが出来なかったため、上部構造を変えたというところがある…本当に「下部構造」を変えたのは、レーニンによるロシア革命だけであるとも言える。

 そのレーニンであっても、11月革命で権力を握った時には「土地に関する布告」「平和に関する布告」の2つの布告しか出していない…「上部構造」の詳細な構造を作るのは、革命後…下部構造変革後に「解放」された「民衆」がみんなで考えることなのだ。

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「新9条論」でもやはり「革命」は必要となる…

 安倍政権が次の選挙で「改憲」を打ち出す方針であることが確実になっている。そんな中、「立憲主義」と「平和主義」を守る立場から「新9条論」というのが出てきている…もともとは、「日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか(矢部浩治)」 の提起、すなわち日本の左翼・リベラルから「憲法を『良い方向に変える』」という発想がなかったことがオカシイのでは?というところから来ていると思うのだが、現在は「伊勢崎賢治(紛争解決請負人・東京外語大教授)氏のものが、注目を浴びているようだ。週プレネットに掲載された二本の対談記事…「前編」 「後編」 を見て欲しい。

 要するに「9条2項」の「戦力不保持」を改め、「自衛隊の存在」を完全な合憲にするとともに、「集団的自衛権は認めない」…すなわち自衛隊は海外で交戦権を行使しないという「しばり」を作ろうというものである…と同時に、「日米地位協定」も見直して、対等の同盟…これまでのように、米軍がどこに基地を置くこともできる、思いやり予算も出す、なんてことは止めるということらしい。(もっといくと「安保破棄」になるかもしれないが、伊勢崎氏はそこまでは言っていない)

 ただ、歴史的経緯から「9条と安保(日米地位協定含む)」はセットで「戦後革命」の高揚をおさえるために作られたものだ…それが「限界」に来ている…のならば、どのように変えようとも「革命」は避けて通れない道である。これがホントの「左翼」である。

 伊勢崎氏は「後編」の中で、「新9条論」は共産党の提唱する「安保法制廃止」のための野党共闘の「共通の目的とする『結点』」と位置付けている…これを「発展」させて、「議会内で多数を占める」ことも「革命」の一つとなろう…特に今の与野党の力関係や、特に野党の思考を「ひっくり返す」ものであるからだ。

 だが「革命」は、政治的課題だけから生まれるものではない…必ず裏に「経済」がひっついてくる。「集団的自衛権」で自衛隊を海外に出せるようにするのも、あるいは「武器輸出」を行うのも、ゆきずまった「日本帝国主義」のあり方を突破しようとする、支配階級の右からのあせりなのである。
 だから「左からの改憲」を言う場合、破綻しつつある資本主義経済を解体し、「協働・共同」の社会をつくろうという「理念」を打ち出し、それに賛同する「民衆の動き」を活発化させる中で、「革命的憲法」をバーンと打ち出す「政治勢力」が登場する必要がある。今の「野党共闘」の枠組みの中では、絶対に無理なのだ(出来るとすれば「山本太郎」 ぐらいか…でも彼一人では無理だ)

 本来は「現日本国憲法」体制も「日米安保」体制も串刺しにして否定する、「革命的左翼」のお仕事であろう…ただ「革命的左翼」の場合、「憲法改悪」や「(悪い方への)解釈改憲」そして「日米安保体制強化」に反対することに忙しく、かついろいろあって影響力がほとんどなくなってしまったため、もはや「新しいもの」を生み出す力は無い…色々と問題はあるものの「SEALDs」的な若者の中にある「赤い糸」に期待するしかあるまい。

 「革命的左翼」の年降り連中(私も含まれる可能性大)は、その「赤い糸」を引き出すとともに、過去の「過ち」を繰り返さないよう、アドバイスしてゆくしかないのである。

 もっとも、我が「うどん県」には、若者のそういった動きすらない…まだまだ「年寄り」が頑張らないとイカんのである・・・あとは山城博治さんの言う「黄金のシルバー世代」も…

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「日本国」に包摂されない社会体制づくりを…

 さて、日本国を含め、先進国≒資本主義(帝国主義)経済…が崩壊する過程に入った…ただし、「統治機構=国家」はそのまま残るであろうから、全力を挙げてそれを支えるであろう…欧米帝国主義国では、トランプ氏やその他移民排斥デモに結びつく「排外主義的政策」(逆にこれが働きすぎると、資本主義経済を支える「自由主義経済」も破綻し、TPPのような「自由貿易(本質はブロック化とその域内でおける「自由貿易)なのであるが)も破綻する…日本帝国主義の場合、それは人民の基本的人権をないがしろにし、資本の権益を守るためどこにでも戦争に出かけてゆく(ただし、日本自衛隊は装備の水準はやたら高いが、米軍に従属するように作られており、かつ憲法9条による「専守防衛」の建前上、今すぐ自衛隊が海外で本気に「ドンパチ」する能力は無い…アメリカの「手伝い」をするという形でしか、まだまだ出来ないのが現状である)「改憲攻撃」がそれにあたる。

 これに「対抗」するには、実はもう「議会内で多数を取り、安倍政権を打倒する」という戦略だけでは出来ないと思う…日本共産党が提唱する「野党連合」構想は、あくまでも「立憲主義」に反する安倍政権を倒し、「立憲主義」に立ち戻そうという理念だけだからである。その「野党連合」すら、現状では思うように進んでいないのが実態だ。「育休不倫」の山崎はともかく、「パンツ泥棒」高木大臣や「放送法」の間違った解釈による高市早苗の「放送ぶっ止める発言」…そしてTPP交渉を実質担ってきた、甘利氏の「収賄」事件でも、まともに追及して「安倍政権を絶対打倒する」という意気込みが感じられない…これでは民衆はそっぽ向くのは目に見えている。衆議院選挙があるかどうかはともかく、夏の参議院選挙では、与党の勝ちが私には見えるのでゲソ…

 ただ資本主義経済がクラッシュした時に、ではどうするのかsign02ということは、実は規制政党の中には誰も見えていない…自民・公明はとにかく「金融緩和」で市場にマネーをじゃぶじゃぶ流せば、「誰かが生産・設備投資に使うだろう」としか考えていない。民主党や維新は、全くどうすればいいか分かってはいないだろう…「行財政改革(経済危機の際に、そんな「生産性向上運動」をやってはいけない)」で浮いた金を「生活&山本太郎」「社民」「共産」は、それプラス「富裕層・大企業への増税」→貧困層に回して、需要を増やす…という、ある意味まっとうな政策を立てていると考えられるが、これらが「受け入れられる」潮流を作り切れていないのが現状である。何分、「株価」や「為替」の安定=「資本主義社会:の安定…というイデオロギーに、これらの党もおおむね異議はないからだ。

 SNSの友人が「株価が上がるということは、労働者からの搾取がうまくいっていることだ」と言ってくれたことがある…まさに当然なのだが、今や株価は「労働者からの搾取」のみで上下しているわけではない…労働者からの搾取が「限界」にきた所で、株価の値上がりや為替のレート等で「増殖」しようとしてるのが、今の資本主義の姿である。

 ここから逃れるには、今の所、マルクスやレーニンの提唱した「共産主義社会」に、革命でもって資本主義社会をひっくり返すしかないのである。

 しかし「ひっくり返し方」と「ひっくり返した後、どうするかsign02」という所が、見えなくなってしまっている。

 「共産主義社会」というのは、人間が必要に応じて、生産し、その「価値」を分け合う社会である。「剰余価値」の限りない搾取によって、資本が際限なく増殖してゆく…そのために社会が動かされていく」という社会ではない…だから、「ひっくり返した後」の話は、はっきりしている…まずは「労働証書制」によって「あなたはこれだけの労働を社会に与えた…よってこれだけのもの(生産物・サービス)を社会から引き出せることが出来る」という形に、「賃金労働制」を変えることにある。

 では、どうやって「ひっくり返すか?」…レーニンや、その後に続いた「20世紀の革命」をそのまま日本に持ち込むことは不可能だ。「20世紀の革命」は、必ず民衆やそれに支持された「革命党」が武装しており、それが資本主義を支える政権を直接打倒することが出来たからだ。

 ところが日本では、「民衆が武装する」という意識は、秀吉時代の刀狩り…いや江戸時代の「百姓一揆」でもそれなりに武装はしていたから、明治の「自由民権運動」が解体してから百数十年、抑圧されてきた。70年代に新左翼にあった「武装蜂起」路線も民衆に受け入れられず、「連赤」や「内ゲバ」によってそっぽを向かれてしまった。
 
 とはいえ、「実力闘争」の思想は、三里塚・沖縄を中心に生き延びている…しかし、15年安保の主要勢力「SEALDs」に至っても、まだまだ「議会主義」に期待をかけている…しかし「議会」でどうにもならないことは、昨年9・19安保法制強行採決で、「議会政党」が何も出来なかった(牛歩で抵抗したのは、山本太郎参議院議員のみ)のが明らかである…そして「野党共闘」なぞ、一部の選挙区を除いて、一向に出来る気配もない。

 ここはむしろ現在の日本の「議会制民主主義」の犠牲から離れた「社会」を、別途日本の中で作って「とりあえず生き延びる」のがより良いのではないだろうかsign02
 要するに、「生産協同組合」をバラバラと全国に作るのである…一応「日本国」の国政には「ある程度」妥協してそこからの「生産物」はいただくものの、全く違う「社会」を日本国の中で自主的につくってしまうのだ。

 たしかに難しい試みだ…しかしもはや「帝国主義日本」は、全ての民衆…日本国民であろうとなかろうと…を食わせるころが出来ない…拡大する格差や貧困はその表れだ…だから「相互扶助」方式用いて、日本国を「食い破る」方法を拡大してゆく必要がある。

 例えば悪いが、ある意味「IS(イスラム国)」方式である…理念に賛同するものが、その「国家の中」の異質な社会を支え、参加してゆく…ISの理念は、万人に受け入れられるものではないから、みんなから反発を食らう…しかし多くの、99%の民衆が受け入れられるような「理念」を打ち出し、組織化する「政治勢力」があれば、資本主義が「クラッシュ」しても、人々は希望をもって生きていくことが出来る…

 その政治勢力が、議会制度も利用して(「革命的議会主義」)勢力を伸ばすことが出来れば、例え「憲法」が改悪されたとしても、何も恐れることは無い…自民党改憲草案には「国民の憲法順守」が唄われているが、その政治勢力に結集した民衆は、「日本国」の国政下から半ば抜け出しているのだから…

 そんな「政治勢力」≒党的なものを、早く作りたいものだ…それは市民運動の「限界」を乗り越え、かつ旧来の「新左翼運動」とは別の、新しいものでなくてはならない。そこには「SEALDs」的なところから飛び出した若い活動家が、主体となって活動するのであろう。

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女木島侵略…瀬戸内の景色編

 さて、「鬼ヶ島伝説」の洞窟を見たあとは、「〇〇と煙は、高い所に登る」原則どおり、女木島の山頂展望台に行ったのでゲソ…
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これは女木島の北にある、男木島…女木島より小さい。
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屋島と、奥は庵治でゲソ…
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いやぁ~瀬戸内も綺麗だわ!
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これが展望台…一応360度瀬戸内を見られるということだが、女木島にはここより高い山があるので、南側はその山しか見えない。
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ハンセン病両良書のある大島 でゲソ…16瀬戸内芸術際の開場になるハズだから、その機会にみんな行ってみるのでゲソよ。
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13時台の帰りの、「めおん2」でゲソ…
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高松の市街地の、西側…こうしてみると、屋島や女木島、男木島になりそうな「ポコポコ山」が、讃岐の地には沢山あるのことが分かる。
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展望台からは、急な石の階段を下りるのでゲソ・・・
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港に行くバスは、出ていってしまったので、島の南端をぐるっと回って港に行く道を、のんびり歩く…なんか古墳があるのでゲソ。
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道端の水仙…水仙は北の男木島のほうが有名…これを見ると、「冬の終わりと春の訪れ」を感じるなぁ~happy01
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西の方…
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「洞窟」の南側に、日蓮山ともう一つ高い山があるのだが、「日蓮山」のほうに行く…
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日蓮上人の像が、あるのでゲソ…
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日蓮宗は、鎌倉幕府から「弾圧」された「革命的宗教」なのであるが…その教えを取り込んだ創価学会、公明党は自民党と組んで、ロクなことをしていないのでゲソ…上人様へ「公明党に、仏罰を!」でゲソ。

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すっかり高松港の顔になった、サンポートのビルでゲソ…四国にこれより高いビルは、無いんじゃなイカsign02
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さらに降りていくと、こんな看板が…船から見えるのかな?
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この下に、島の南端の白灯台がある…なんかちゃちぃいものだが、これも海上交通の安全を守るのには、必要なものなのでゲソ。
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梅の花が開いているのでゲソ…いいねぇ~sun
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港に近づくと、お地蔵さまが並んでいるのでゲソ。
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ようやく集落に到着…強風から守るため、民家は石垣で囲まれている。
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漁港のたたずまい…島には少し畑とかもあるが、もっぱら漁業で生計を立てているようだ。
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瀬戸内国際芸術祭がらみで作られた、カモメのオブジェが並ぶ。
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1955年、宇高連絡船「紫雲丸」の事故の犠牲者を追悼するお地蔵さま…この事故により、「本四連絡橋」の事業が具体化してゆく。
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なぜか「モアイ像」なんかがあるsign02
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港湾施設にある、丸型ポストもなかなか良い…
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港にも、カモメのオブジェが並ぶのでゲソ…
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とりあえず、来たフェリーで帰るのでゲソ…
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高松港の「赤灯台」と、さっきまでいた女木島…今日の侵略は、無事成功なのでゲソvirgo

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女木島侵略…鬼の洞窟編

 高松港のすぐ前に、女木島という小さな島がある。桃太郎が鬼退治した鬼が棲んでいた島…すなわち「鬼ヶ島伝説」の残る島である。11日の休日を利用して、ちょっと侵略してきたのでゲソ(^^)
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 高松港から小さなフェリーで20分、女木島の港に到着…「鬼の博物館」と呼ばれる建物が建つ。運賃は片道360円

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乗って来たフェリー、「めおん2」…これはさらに沖にある男木島まで行く。
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山の上に、「鬼の洞窟」がある…そこまで行くバスが出ている。片道300円
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切符はとりあえず、往復を購入…バスの座席はちょっと古い…ま、1日数往復するだけだから、かなりの中古バスで良いのだろう。
洞窟までは、歩いても30分ぐらいらしいのだが、バスはかなり急な坂道を登っていく…バスで正解でゲソ。
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山の上のバス停に到着…今年も実施予定の瀬戸内国際芸術祭 の影響か、中文、ハングルの案内も充実している。
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こんな所にも、お土産屋さんが1件ある。
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ここから階段を昇って、洞窟方面へ・・・
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やたらと鬼の人形があるのでゲソ…
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洞窟入り口の、案内書?この中に券売機がある。大人500円也…なお、一緒にバスに乗って来た約20名ばかりの人が、赤い服を着た「案内人」(多分地元のボランティア)さんの説明を聞きながら、洞窟観光を行うのでゲソ…
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入り口は、狭い…
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が、中は割と広い…この洞窟は自然にあったものを、後で人工的に広げたものだそうな。誰が拡げたのか?実は「鬼」と呼ばれる人達は、瀬戸内航路を行き来する船舶を相手にした「海賊」だったというのが定説である。そう、この洞窟は海賊の「アジト」だったのだ。
 そうすると「桃太郎の鬼退治」というのは、海賊衆を掃討あるいは服属させたお話…ということになる。
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 「芸術祭」がらみ?で集められた、鬼瓦作品が集められている。
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みんなで案内人さんの説明に聞き入るの図…
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この広間は、鬼(海賊)の会議室だったそうな…
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ここもけっこう広い…なお、右の柱は吹き付けコンクリートによって「補強」されている。これは1946年12月に起きた南海地震で亀裂が入り、危ないので補強したものだそうな。
 よく阪神淡路大震災や東日本大震災で、地下構造物やトンネルが大丈夫だったから(阪神の時は、地下鉄の駅でけっこう被害があったが)、「地下構造物は地震に強い」と思われているが、そんなことは無い。
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海賊行為の時に捉えた人を閉じ込めておく「牢屋」…だそうな、うげげsign02
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このように、洞窟の天井にはノミ等で削った痕跡が見られる。
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鬼と「和解」した桃太郎…ということは、一方的殲滅ではなく、どこかの勢力が女木島の「海賊衆」を服属させたのが、「桃太郎説話」の始まりであると考えたほうが良い。
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鬼の親分…すなわち海賊衆の長の部屋…ここに入るには、ものすごく狭い通路を通る。イザという時には、ここにみんなで隠れこんだらしい。また上の「見張り台」に行く通路や、海に抜ける通路も整備されているとのこと…
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それでもって、出口である。
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出口の上あたりには、玄武岩の柱状節理が発達している…まぁ、福井の東尋坊にあるのと同じ…この辺の地質は、花崗岩が基盤であるが、讃岐にのこる「ポコポコ山」は、その基盤岩の上に比較的固い火山噴出物が残ったものであるらしい…女木島もその一つ。
 ここまで案内してもらってバス停まで帰ると、港に戻るバスの時刻になり、港に戻ってすぐ、フェリーで高松港に戻ることが出来る…しかしこの上には展望台等が整備されている…せっかく来たのだから、島の景色を楽しもうじゃなイカhappy01
 ということで、バスに乗らず、女木島を探索することにしたのでゲソvirgo

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北朝鮮より先に、日本経済が崩壊するカモ…

 もう「北朝鮮は経済制裁や硬直した政治体制によって、いずれ崩壊する」と言われ出してから、随分経つように思える…極端な話をすると、このブログにもリンクを張り、情報を収集していた(けっこうこのブログのネタ元にもしている)軍事評論家の、神浦元彰氏が2003年に「北朝鮮消滅」(イーストプレス)という本を出している…それによれば、北朝鮮は間もなく崩壊・消滅し、韓国主導の統一が成される…それは数年後、すなわち2010年までには来るハズだ…と論じていた。
 しかし、北朝鮮は「消滅」するどころか、とりあえず金正日→金正恩への3代目体制引き継ぎが…粛清の多用というかなり強権的な方策を取ながらも…とりあえず成功し、「核実験」とロケット発射実験を成功させるというところまで持ちこたえている。

 その前に、今年1月から日本経済は株価の下降基調にある乱高下、円安から円高に…そして日銀が「マイナス金利」を始めた矢先に、ついに長期日本国債が「マイナス金利」に陥るというハメになってしまった。

 「金利がマイナスになる」ということは、本来、「剰余価値」を奪い取って「成長」を続けないとイケナイ資本主義社会にとっては、あってはならないことなのだ。資本主義社会は、利潤の増大を求めて世の中が動いている…「マイナス金利」とは、それがドンづまりになったということの現れである。
 具体的には、モノやサービスを売って「利潤」を得ていたのが70年代半ばにゆきずまり、「金融」や「証券取引」といった、実態経済とかけ離れたところから「利潤」を得てきた。その利潤の元は、資本主義社会である以上、労働者が生み出す「剰余価値」であるから、労働者への搾取は様々な形態…正社員の非正規化や権利の縮小、会社の「ブラック」化等…をもって現れる一方、搾取の対象に成りえない、中小自営業者や高齢者、さらには子ども(少子化は、子どもの「未来からの搾取」が明白になっていることを、民衆が皮膚感覚で理解しているから起こるのである))にまで及んでいる…で激しくなる。
 ついには「モノやサービス」で経済の良し悪しが決まるのではなく、株価や債権の価格、為替の差益といった「架空の」マネーのやりとりで経済が計られるようになった。この時点で、マルクスやレーニンが言っていた「腐朽化」というものが、行きつくところまで行った…08年のリーマンショックは、その大規模な「調整」である。

 さしあたって、世界市場にあふれ出た「実体経済」とかけ離れた虚構の「マネー」は、比較的安定した「日本市場」に流れ込んできている…それがこの度の円高や長期国債金利マイナス状態の結果に結びついている。それがまたどんな要因で、どこに流れて、どうなるか?ということは、誰にも分からない…
 
 日本においては、「アベノミクス」をやろうがやるまいが、実体経済を動かす「需要」は、少なくとも日本国内では伸びなかった…この間の実質賃金の下落がそれを示している。

 他方、北朝鮮の体制は、その資本主義体制からかなり隔絶している…今回の「核実験・弾道ミサイル(ロケット発射)実験」で「経済制裁」を受けようとも、実質これまでず~っと「経済制裁」を受けていたような状態だったから、それに対する「耐性」はそれなりにあるだろう…おまけに「表の経済」がうまく動かない(動かない)ので「裏経済」でかなり持ちこたえているという実情もある。一方、日本の「裏経済」など480兆円以上ものGDPの中では、ホンのわずかである。

 と、いうことで世界資本主義の「クラッシュ」が近く、それが日本を直撃する…日本の資本主義社会が、真っ先にダメージを受ける…北朝鮮は、そこから切り離されているのと「ヤミ経済」とで何とか生き延びる…ということも起こり得るのである。

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北朝鮮が日本の大都市に「核」を撃ってくることは、まずあり得ない

 いやぁ~前のエントリーで「まとめちゃん」と「kuroneko」さんとの議論が続いているが、そもそも「北朝鮮」が300発もの中距離ミサイルを持っていても、まず日本に影響はあり得ない。
 「kuroneko」さん紹介のリンクで、高村副総裁は、300発もの中距離ミサイルを「脅威」としている…しかしミサイルに積める「通常弾薬」の量は、知れている…それが全部似たような所に落としたところで、どっかの空軍が通常弾を300発落とした程度の「被害」しか出ない。長距離爆撃機を持たない…持っていたとしても、数世代前の代物で、ロクに燃料もなく訓練も出来ていないから、自衛隊機で十分迎撃できる…北朝鮮の「攻撃」は、そこで終了する。

 ミサイルに意味があるのは、そこに「大量破壊兵器」…核や生物・化学兵器が積まれた場合である。北朝鮮が今、核爆弾を何発持っているかは不明であるが、おそらく数発程度と言われている。また、ミサイルに搭載できる「核の小型化」に成功したかどうかも、不明なところが多い。北朝鮮の「核」はまだ「持っていることに、意義がある」段階でしかないだろう。
 一方、生物・化学兵器は大量に保有していると言われている…ただこれは、通常兵力で韓国に劣る北朝鮮が、ソウルを射程に入れる短距離ミサイルに配備されているようだ。要するに、米韓連合軍が「休戦」を破って「北進」してくる場合に備えた「抑止力」として使われている。

 そもそも、北朝鮮が日本に攻撃をしかけて来る理由…すなわち「戦争」をしかけてくる理由に何があるのか、考えてみれば良い…そう、米軍が基地を構えているから、あるいは米軍が北朝鮮を攻撃するための、一大補給基地として日本が位置付けられているからだ。

 朝鮮戦争時、日本は米軍(正しくは「連合国軍」だが、主力は米軍)の占領下にあり、「独立」していなかった。米軍は日本の港湾、空港から工業インフラ、船員や看護師までの人的資源を総動員できたから、北朝鮮軍を一度は中朝国境まで追い詰めることが出来たのだ。
 94年、金日成の死と、北朝鮮核開発の判明により、「北朝鮮危機」がアメリカに降って来た…アメリカは北朝鮮を攻撃するための計画「作戦5027」を策定するとともに、日本の港湾・空港その他インフラや人的資源を導入できるか検討したところ、「独立」してしまった日本にはそのための法整備も何もなされていないことが判明した…その前の「湾岸戦争」で、米軍はまず空爆等で北朝鮮の軍備を叩き、その後韓国軍とともに「上陸」して北朝鮮の体制をひっくり返す予定だったのだが、そのためには日本にしっかり「後方支援」をしてもらわねばならない。大量の武器・弾薬・兵士・物資が、日本に集積され、自由に移動できないと、「作戦5027」は成立しなかったのだ…ここに「日米防衛協力のための指針」…いわゆる「ガイドライン」の改定が行われ(「ガイドライン」と日本では呼ばれているが、アメリカでははっきり「War  Manual」と呼ばれている)、それを受けて、周辺事態…すなわち「朝鮮半島有事」の際には、日本の港湾や空港、人的資源を米軍のため動員出来き、かつ自衛隊も「後方支援」が出来る「周辺事態法」が成立するのである。

 だから、北朝鮮が自国を守る際には、日本にあるインフラを破壊しつくさないといけない…しかし先ほども述べたよう、通常弾ミサイル300発ではどうにもならないのである。
 では、数発持っているだろう「核」はどう使うか?北朝鮮がいよいよ「アメリカに追い込まれた」と感じて先制攻撃をしかける場合、「虎の子」の核ミサイルがあったとしたら、それをどこに向けるか…そりゃ、米軍が集積しているところ…米軍基地に決まっている。佐世保・横須賀・岩国・嘉手納…そうゆう所である。間違っても「宮古島」なんぞに撃ってきたりはしない。もちろん、米運基地がやられるわけだから、日米同盟が堅固であろうとなかろうと、核を使えば最期…米軍の核による「報復」が待っている。

 では、仮想の話として「日米同盟」が無くなり、米軍が日本を基地・後方支援地として使えない場合はどうなるか?もちろん北朝鮮にとって「害のない」日本にミサイルを撃ち込む理由なぞ無くなるから、ミサイルなんぞ飛んでこない。ミサイルは「米韓連合軍」に対してのみ使えば良い。
 また、上記の場合、あるいは「米朝間」に争いの無い場合、「日朝間」ではどのような「政治(この一形態が「戦争」であると、クラウゼビッツさんは言ってましたね)関係になるのか…北朝鮮から見れば、一番欲しいのは日本からの「経済援助」である…国交が回復していようがいまいが、それが第一の目的である。で、「経済援助」を得ようとするために、わざわざ核を「東京」とかにぶち込んで、日本経済を破壊するだろうか?日本経済にダメージを与えては、得られるものも得られないのだ。

 よって現行の日米同盟下でも、日本の「大都市」に北朝鮮の核ミサイルは落ちてこない…日米同盟を破棄あるいは無効化したら、もっと落ちてこないのである。

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PAC3なんぞで「飛翔体」から守れるのか!?

 本日、北朝鮮がロケットによる人口衛星発射実験を行った…他の国、例えば日本が種子島から人口衛星発射を行っても何にも言われないが、北朝鮮が同じことをすると、ロケットは「事実上の弾道ミサイル」などと呼ばれる…これは「国連安保理決議」の1695(2006年7月15日)や、1718(同年10月14日)等で、北朝鮮に対して核実験や弾道ミサイルの開発・発射の中止をうたっているからである。もっとも「安保理決議」なんか全然守らないイスラエルは「経済制裁」も「非難」もなされないが、北朝鮮だとボコボコに叩かれる…すんげぇダブルスタンダードがあるわけだ。
 
 しかしそれにしても、毎回北朝鮮がロケットを飛ばす度、世界中(といっても、いわゆる国連を牛耳っている五大国+α)が大騒ぎし、日本では防衛官僚が大はしゃぎする…今回もまた、石垣島や宮古島にPAC3を緊急配備!一応北朝鮮は「どこどこに向けて飛ばします…この範囲が危険です」と国際海事機関(IMO)と国際電気通信連合(ITU)に「衛星発射」計画を通知してんだから、直接石垣島や宮古島を狙ってくるわけでは無い。こんなモンにアタフタして「ミサイル防衛演習」をすること自体、意味が無い。

 そもそも、コースを外れた「ロケット」や、そこから落ちた部品を精度よく撃ち落とせるのか?ミサイル防衛の実験なんぞ、いつ、どこで、どんなコースで発射されたか分かった上で、初めて迎撃に成功しているというのが実態である。
 
 「ミサイル防衛」で発射されたミサイルを落とすには、上昇段階(ブースト・フェイズ)、中間段階(ミッドコース・フェイズ)、終末段階(ターミナル・フェイズ)の3段階で、それぞれ使う兵器が違う…PAC3はその終末段階、ターミナル・フェイズで飛んでくるミサイルを捉え、破壊するものだ。なるほど、落ちてくるまでに弾道計算は終わっているし、落ちてくる物をレーダーかなんかで捉えて、迎撃ミサイルを誘導することも可能だろう。

 とはいえ、何らかの原因でコースを外れた物や、バラバラと落ちてくるもののコースを、観測結果を元に短時間で計算することなぞ、無理だろう。後は落ちてくる物をレーダーで捉え、誘導する方法ぐらいしか考えられない。

 ここでPAC3の実力とは とまとめられたサイトがある…ここを見ると・・・

ミサイルを迎撃するには「ピストルの弾をピストルの弾で撃ち落とすより速いスピードが求められる」と言われています。2010年までの自衛隊の試験でSM3は4回のうち3回、PAC3は2回のうち2回とも成功したそうですが、「やってみないと分からない」と言う防衛省幹部もいます。

おいおい・・・まぁしかし「百発百中」の兵器なんて、所詮存在しないからねぇ~

その前身は湾岸戦争時に使用されたパトリオットで、米軍は「命中率ほぼ100%」と宣言したが、これが真っ赤な嘘で、ポストルMIT教授(元国防総省顧問)が、米政府のビデオ映像を解析して「一発も当たっていない」と暴き、1992年の米議会会計検査院調査が「実際は9%以下」と公式に認めた。

まぁ、こんなモンでしょ…ということで、石垣島や宮古島にPAC3を配備しても、今回の「北朝鮮ロケット」に対しては何の威嚇にもならない…ま、先にも述べたように「訓練」にはなっただろうが、本当にミサイルで「奇襲攻撃」をするのなら、何もわざわざ「前宣伝」なんかしないだろうし、どこを狙うかも明らかにしないだろう…PAC3は「射程20㎞」と言われているが、それは迎撃ミサイルが飛ぶ距離であり、半径20㎞!の範囲を守れるわけではない…(実質数kmといわれている)…貼り付けたリンクにもあるように、政治や軍の中枢機能や重要な基地をミサイルから「ある確率」で守るだけにしか過ぎない。

とはいえ、「ミサイル防衛」は「弾道ミサイル」よりも開発に金と技術が必要である…持っているほうが相手の「核抑止力」を無効にできるので、核戦争に「勝つ」可能性が出てくることはいうまでもない。

 ヒロシマ・ナガサキの時代から、核の能力は各段に向上している…一発でも使われれば、その被害は測り知れないものとなる。当然、北朝鮮が「核開発」を行うことは反対であるし、長年の「経済制裁」「経済政策の失敗」で国民が飢えている時に、「宇宙開発」なんぞやっている場合でもない…が、その北朝鮮はまだ「核大国」のアメリカと「戦争状態」にあるのだ!米韓連合軍で毎年のように、対北朝鮮に対する合同演習が行われている。何世代も前の通常兵器しか無く、しかも石油不足で訓練もロクに出来ない北朝鮮軍が、核などの「大量破壊兵器」に手を出すなと言うこと自体、無理がある。

 金日成が死去してから、「北朝鮮危機」というのが高まった…しかしソ連が崩壊し、韓国が民主化した90年代に、米韓が「北朝鮮敵視政策」を止め、朝鮮戦争を「休戦」から「終戦…和平」に持って行けば、こんなことで今更騒ぐ必要など無かったのである。

 一方、安倍政権は、日本独自の強力な制裁を!とまたまた排外主義と戦争(経済制裁もまた、「戦争」の一形態である)をあおっている…こんなことはどちらか一方が止めなければ、エスカレートするばかりなのだ。

 北朝鮮のロケット発射を口実にした、北朝鮮敵視政策のエスカレーションと排外主義、」戦争策動を許さず、安倍政権の戦争国家化、憲法改正に対し闘おうではなイカ!

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「憲法を」いじると「革命」が出てくるのでゲソ

 本ブログで何回も指摘してきた(ハズ)なのだが、現「日本国憲法」は、戦後革命の時代に現体制(資本主義体制)を維持するために出来た、いわば「妥協の産物」なのであることは言うまでもない。
 遅れた「帝国主義国家」であった日本帝国主義が、米英帝国主義、ソ連スターリン主義…そして中国人民によって打ち負かされた…しかし「戦後体制」を構築したのは米英帝国主義を中心とする勢力であった。
 一方、日本の人民は、敗戦時には「帝国主義戦争に敗れた」ことを日本帝国主義のトップ、天皇に「申し訳ない!」と、二重橋前で頭を下げるていたらくであったが、やがて「生産管理闘争」や「ゼネスト」などの戦後革命的情勢に突入する…これは「戦勝国」である米国にとっても脅威であった…オーストラリアなどから、昭和天皇の戦争責任追及の要望があったが、「天皇制」(国体)を残す代わりに、日本帝国主義を徹底的に解体すべく「軍の放棄(9条2項)」を行い、かつ日本に「進駐(日本独立後は駐留)」することで、ソ連のような「共産主義化」を抑えるための「日本国憲法」が出来たのだ。(だから米軍等の外国軍の駐留に関しては、憲法上は何も規定されていない)

 他方、日本人民も、先の大戦で多くの人々が犠牲になり、飢えに苦しみ「戦争はもうこりごり」という気持ちが、戦後革命的情勢に反映され、激しく闘ったのである。その「折り合い」としてできたのが現行憲法前文でり、九条あり、一条から八条までの「天皇条項」であり、数々の人権条項なのである。

 安倍総理は今度の参議院選挙(衆参同時選挙になるかもしれないが)に、堂々と「憲法改正」を打ち出してきた…これは逆にいうと、戦後決着がつかなかった「戦後革命」を「反革命的」に決着させようという安倍政権…ブルジョワジーの「本気の意思」である

 だから、安倍政権が「憲法改正」を打ち出してきたならば、それに対抗する勢力は、もはや「安保法制反対」のレベルでは済まされない…すなわち「戦後革命」に匹敵するような「革命」を打ち出さなければ、やられてしまうのは目に見えている。

 「革命」のネタは、いっぱいある…身近なところからある…若者は高等教育を受けたくても、金がないので「奨学金」という借金を背負わされて、大学に行かざるを得ない。大学に行けるのはまだマシで、高校、中学、いや小学校段階で親の経済力によって「十分なj教育」が受けられない層が、大勢いる。

 「資本主義経済」そのものが、今年の初めから大揺れに揺れている…株価の暴落、そして「ゼロ金利政策」だ!「戦争法」以外にも「資本主義の終わり」を告げる鐘が鳴り響いている。

 残念ながら、その「革命」を対置する「党(的なもの)」が、壊滅状態にあるのが現状である、「市民運動」的にバラバラやっているようでは、とても対抗できない(ただしこれは「現憲法体制化における、議会民主主義的な「革命」を目指す目線から見ると…であることを書き加えておかねばなるまい…「安保法制」廃止「だけ」のための野党共闘すら、SEALDsを含む市民運動的方法では全然進んでいないのだから)

 本当は「選挙より占拠」を方針とした、毅然とした「革命党」が求められているのではないだろうか…もっとぶっちゃけた話をすると、安倍か憲法をぶっこわすならば、こちらもその「体制」に乗らない、「新しい社会づくり」を、現憲法の外で行うぐらいのものが求められているのではないだろうか。

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「侵略!イカ娘」21巻げっとでゲソ~…が…

 「侵略!イカ娘」コミック21巻をげっとしたのでゲソ~
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ずーっと真夏の地上侵略コメディー!!
イカ娘がついに海の家を侵略!?イカ娘が野良犬に対抗したり、舎弟が出来たり、手相占いを受けたりと、イカ娘の侵略は相変わらず進まず…!?
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中をみてみようじゃなイカhappy01
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探偵コスのイカちゃんかわいいでゲソ~
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「天敵」早苗を助けるイカちゃん…
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草野球をするイカちゃん…アニメⅠ期では、佐倉清美が女子野球部という設定だったため、イカちゃんも野球をやるシーンがあったのでゲソ…
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伊勢エビに歓喜するイカちゃん…
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ガルパン カチューシャ状態 のイカちゃん…かついでいるのがノンナではなく、「南風のおっさん」であるところが、このマンガの醍醐味sign02

ところが・・・作者あとがきを見ると・・・「さて、そんな侵略!イカ娘も次の22巻で最終巻となります。」

え~えっ!

何だなんだ・・・
「ずーっと真夏の侵略コメディー」も、そろそろネタ切れか…

と、いうことは次は最終回が見られるということじゃなイカ…
最終回は、
①イカ娘が見事、地上を侵略する(ありえねぇ~)
②夏休みが終わり、海の家「れもん」も閉店…イカ娘も海に帰る(これがまともな終わり方だろう…また次に続くし…)
③イカ娘は地上生活が長くなると、人間になってしまう(これをにおわせるキャラはすでに登場済み…無きにしもあらず)

てなところか・・・
しかし、こもマンガが終わると私ゃ「イカロス」になってしまうじゃなイカvirgo





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