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座間宮ガレイ氏の講演会に行ってみる(その1)

 昨日、まだ会社を休んでいる状況であることを良いことに、「安保法制に反対するママの会@香川」が主催する、座間宮ガレイの講演会に行って来た。ま、「選挙でいかに勝つか!」ということのお勉強会である。
 リンクのプロフィールを見ても分かるとおり、元々大竹まことの下で放送作家をしていた人だが、2011年の原発事故で「政治」に目覚めたようで、2012年の選挙で初めて投票に行った…とゆうような人。山本太郎の選挙を応援・プロデュースし、見事当選を勝ち取る。その後、名護市市長選挙などの「応援」に行くが、なぜか応援したところの選挙は「負け」が多い…ということで、選挙のデータなんかを集め、分析する方向に転換した…ということである。

 まず最初に、香川における「統一候補」擁立への状況について概説…まぁ私も前に書いたとおり、「中央」が無理をいって「共産党候補」に一本化したわけであるが、その「しこり」がまだ民進党県連で残ってはいる…「勝つための統一」ではなく「取引のための統一」であるということを暴露した上で、「勝つ!ことを目標としないでは、誰も目を引かない…共産党にとって一番大変な選挙になる。」と情勢分析。

 で、選挙にいかに勝つか…まず「選挙に関心を持たない国民は居ない」とのこと…投票に行かない人でも、選挙の翌朝の新聞は見る…選挙とは投票箱に名前を書いて入れるだけであるが、それで誰かが議員になるという「ゲーム」であること…それは学級委員の選挙から、みんな経験していることだ…と語った。
 で、トップのほうに「政治に関心がある層」がいても、中間的な層がうごかないと、世の中は変わりませんよ・・・ということ。で、その「政治に関心がある層」が選挙に行かない人々を「無関心層」と決めつけている・・・これが良くないとのこと。
 で、「みんな選挙のことを知っているのか?」・・・あるいは選挙について教えてもらったことがあるのか?というと、これが実は無いわけだ。今回の参議院選挙から「18歳以上」に選挙権が行使できるようになったが、18歳、19歳の「悩み」は、じつは昔は20歳の悩みであり、私たちの悩みでもある・・・ということだそうな。

 投票率が上がる…ということは、どうゆうことか?投票率が低いままだと、いわゆる「組織票」のみで選挙結果が出ることになるから、結果はいつも一緒…そうすると「政権」が暴走しがちになる(現在の安倍政権が、まさにそれである)・・・選挙結果が「ぶれる」ことで、実は政治は安定する(政権与党が、無茶をすることができなくなる)ということだ。

 では「投票率」を上げるためには、どうすれば良いか…そりゃ「選挙」に行ってもらうしかない…この際、「政党関係者」はともかく、普通の市民が市民を説得するのは、相手が悩むことを許容すること…悩んで悩んで、「統一候補」の反対側に行ってもいいよ…というのが民主主義であるし、それがフェアなやり方であり、相手からも尊敬されるということだ。

 ガレイさんは今回の選挙を、次の衆議院選挙まで見据えて「勝ちにいこう」としている…衆議院で与党が2/3取ることを阻止することの意味は、3つ…まず「憲法改正(改悪)阻止」「60日ルール(参議院での採決が遅くなった時、予算等は衆議院の採決が優先する)」「衆議院での再採決の阻止(参議院で否決されても、衆議院で2/3以上の賛成で可決することが出来る)」・・・だから衆議院選挙のほうが大切、衆議院で勝利するまでの大戦略を目指す…とのことである。

 また「保守に届く」言葉が必要とも言った…安倍政権は「安保法制」はもちろんだが、経済政策も含め、けっこういろんなことを「変えて」いるのは事実である。だから「一旦政治を落ち着かせましょう」とささやく…これは地域によって色々違うであろうとのこと。ま、「統一候補」応援側は「(安倍政治を)変えよう!」とスローガンに掲げるが、「変える」ということは保守層にとってとても怖いことなのだ。「改革」もまたしかりである。

 そういった前フリ?を経て、では何を訴えれば良いか…ガレイさんの世代では、「人口ピラミッド」を見せられて、「少数の若者で高齢者を支えなければならない」時代であることを感覚的に知っている。「年金」についても授業で教わった。(私が高校生の頃も、そんな話題があったが、「年金制度」については習った覚えがない…なぜだ?)
 で、中学生とその親を集めて「将来、年金がもらえると思いますか?」と質問をすると、親世代は「もらえる」と思っているが、中学生世代は「もらえない(すなわち「年金制度が破綻する)」と思っている…世代間でこんなに意識が違うのだ。
 そういった「若者」が何に悩んでいるかも聞かないで、自分たちの主張を「押し付ける」ことは、もはや政治でもなんでもない…とガレイさんは言う。

 逆に「年金問題」は今、非常に大きなことが問題になっている。年金は独立行政法人年金積立金管理運用機構(GPIF)  が運用しているわけだが、安倍政権下で株式投資で運用していたものが、これまで20%ぐらいだったものが、50%まで引き上げられた。(これも「株価」を上げてアベノミクスを演出するための詐欺なわけだが)…これって変だね?と思っていない人は少ないんじゃないか?ということである。「年金」のように「生活」に直結するような話題から入っていくのがいい…ということだ。
 
 その後アメリカの「トランプ・サンダース旋風」にも触れる…サンダース氏の公約「高等教育の無償化」で、彼は20代の人気を獲得した。しかしそれはトランプ氏を支持している「フラストレーション層」の支持であり、サンダースが民主党の候補から下りれば、その支持層はトランプ支持に回るであろう…とのこと。

 さて、次からは「具体策」について述べられる…

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