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なぜ私が「選挙」にこだわるか?

 さて「座間宮ガレイ」氏の講演の話を3回もしたし、実は平日「ヒマ」なことをいいことに、香川の市民連合の会合にも私は参加している。

 しかし基本的に私は「新左翼シンパ」だから、「議会制民主主義」には何も期待していないし、むしろ「選挙より占拠!」という言葉も、このブログで何回も宣伝していた。
 しかも今回香川で「応援」するのは、新左翼の「敵」…日共スターリン主義者である何なんだ君は、「転向者」か…ともいわれかねない所業だ

 しかし私は、ある考えを持って、「今回の選挙闘争」に望もうと考えている。

 その前に前提はある…「リーマンショック」前程ではないにせよ、世界資本主義経済は必ず危機に陥る…その時、「資本主義」に代わる「共産主義」を提起し、勝ち取ってゆく「党」みたいなものは、必ず必要となる。
 現在、その「党建設」は、全く白紙の状態である…何の動きもないと言っても過言ではない…しかし絶対「本格的左翼政党」の建設は成されないといけない。多くの「既成新左翼から「外れた」人達は、きっとそう考えているに違いない(考えてないヤツは、結局理屈をこねて「革命戦線」から逃亡したと見なされ、歴史の屑籠にほりこまれる)

 その「党」が資本主義社会を打倒し、勝利するためにはあらゆるノウハウを身につけていなければならない…その大きなものに「いかに大衆を扇動するか」ということがある。
 「宣伝・扇動」がなければ、「蜂起」も「占拠」も起きないのである。

 ここで、一番身近な「蜂起形態」である「選挙闘争」を、どう勝ち抜いてい行くかということは、非常に大切なことである。ま、通常の「選挙」であっても、わざわざ時間をとって近くの「投票所」まで行かないといけない…そうゆうことを「めんどくさい」と考える人は、ざっくりと数えても日本中の半数以上はいるのだろう。

 小選挙区制という「悪制度」のせいもあるが、これではわずか3割くらいの得票で、国会議席の7割を占める自公の「暴走」を止めることは出来ない。この層を「投票行動」に誘い出す「ノウハウ」も「思想」も無しに、「蜂起だ!」「ゼネストだ!」「占拠だ!」と行っても、民衆は動かない…「本格的左翼政党」は、「選挙」でも「占拠」でも勝つ「ノウハウ」と「思想」をもっていないと、元の木阿弥である。

 だから私は「選挙」のノウハウを身につけるべく、あえて今回の「参議院選挙」には出来る範囲でかかわろうと思っている。

 「本格的左翼政党」も、多くの経験やレーニンの理論から、必ず議会に議員を出す必要がある…その時のためにも、「選挙」のノウハウ等は、知っておく必要があるのだ

 見よ、「本格的左翼政党」の候補としては、とっくにその資格を失った「革共同中央派」でも、鈴木たつお 氏を参議院選挙予定候補として、選挙運動を闘っているではなイカ

 だからとりあえず今、私は「占拠より選挙」なのである

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コメント

たのしそうでなによりです、
無理はしないで、出来る範囲でやることです、
見えないゴールに、道もない状態では、
たどり着く前に、気持ちが折れるでしょう。

投稿: 出先からななし | 2016年6月 4日 (土) 21時31分

順番が逆つまり間違っている
売るものがないのに店舗の整備計画立てる人はいない

投稿: まとめちゃん | 2016年6月 5日 (日) 06時27分

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