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2016年7月

反戦タイガース応援歌

 24日に「反戦タイガース」(正式名称は「憲法9条を愛し、全ての核と戦争に反対する阪神ファン有志の会」)さんからいただいた、「安部・原発おろし」の歌を、ご紹介…もちろん元歌は「六甲おろし」でゲソ…

①安部おろしに さっそうと 国会囲む デモ隊の シュプレヒコール 高らかに 無敵の我らぞ 反戦タイガース オー オー オー オー 反戦タイガース フレー フレー フレー フレー

②原発おろしに さっそうと 伊方(場所によって変わる)を囲む デモ隊の シュプレヒコール 高らかに 無敵の我らぞ 反戦タイガース オー オー オー オー 反戦タイガース フレー フレー フレー フレー

ありがとうござました~karaoke

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みんなで止めよう伊方原発 7・24全国集会(後篇)

 さて、集会場からゲート前まで下り坂…のんびり歩いて降りてゆきます。
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ところどころ、大規模に道路が改修され、広くなっています…崖崩れ対策でしょう。
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機動隊車両がいます
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で、前のほうで何やらもめているようです…
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ここで警察は、「交通規制」をしていました。ここから先は車両を通さない…歩行者は左端を歩け」というものです。「何の権限があって、規制しているんだ!」「規制根拠となる法律の条項を述べよ!」と文句言ったのですが、とにかく「ご協力ください」の一点張り…「嫌だ!」と返してやったものの…
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こんな所で警察とケンカして捕まっても面白くないので、とりあえず規制に従って歩くことに…
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やっとゲート前…でもゲートから離され、向かいの非常駐車帯に押し込められています。
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それにしても、こやつらは何を守っているのでゲソかsign02
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ここにおおむね130名が集まって、各団体からのアピールタイム…
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もうあちこちから来ています。
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「反戦タイガース」の人たち…
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大分からヒッチハイクで来たという、元大学生…フェリー代はカンパしてもらったのだそうな。
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ここでの集会は、16:30頃に終了…元来た道を戻る。
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さすがに上の「道の駅」まで登るのはしんどいので、さっき規制していた手前までバスに来てもらう…これが白バイの先導付き…
で、結局現地を出たのは、17時半ごろ…高速の伊予灘PAを出てからの夕日が綺麗だったのでゲソvirgo

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みんなで止めよう伊方原発 7・24全国集会(前篇)

 昨日「みんなで止めよう伊方原発 7・24全国集会」に参加してきた…伊方に行くのも久しぶりだ。
 マイクロバスで高松から高速に乗って走ること4時間、国道197号沿いの道の駅「きらら館」に到着。
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もちろん、「道の駅」で集会やるわけにはイカんので、道路をちょっと西側に行った非常駐車帯が「会場」…早めに来たスタッフの皆様で設営準備が完了していた。
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道の駅を出たところの受付で、うちわとスケジュールをもらう…
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こんな感じで非常駐車帯を「占拠」…四角い「塔」は香川から持ってきたもの。
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反戦タイガース…尼崎から。「六甲おろし」の替え歌で闘う人たちのもの…「スポーツに政治を持ち込むな!」と怒られたり、逆にはげまされたりとか。
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発電に核を使うな!これも香川から持ってきた。
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歩道の縁石の所に座ると、お巡りさんに注意されるのでゲソ…車道に足を出さないで下さいと。疲れるじゃなイカsign03
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当初、演壇の前にいたのであるが、ドンドン人が来る…「奥に詰めてください」とアナウンスされるので、西へ西へとおいやられ、「会場」の端までいってしまった。
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これよりさらに西へ行く・・・
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もう演壇なんか見えんぞ・・・
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隙間から「伊方原発」がちょっと見える…
さて、現地には12時過ぎに到着したのだが、集会は14時から…幸い雲が出ていて、あまり暑くない。水分とってれば、熱中症は大丈夫だろう。
やがて集会開始…司会者のあいさつの後、主催者挨拶として「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」の斎間淳子さんから発言…原発が建設される計画が伊方に来て50年…伊方の反原発闘争も三里塚闘争と同じぐらいの歴史を持つのである。この間、伊方、八幡浜で長年に渡って闘ってこられた近藤誠さん、斎間満さんが亡くなっている。
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続いて、ジャーナリストの鎌田慧さん…「もともと原発は無理だった」「運動によって原発は止めることが出来る」「脱原発運動は、国際的な平和運動と繋がっている」などと発言。
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続いて「ストップ川内原発!3・11実行委員会」の野呂正和氏から…「7月28日から、知事が変わります!伊藤知事を落としました!」と、先日の鹿児島県知事選挙の報告…三田園氏への「説得」や候補者一本化にいろいろあったことも話された。
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続いて、本当はここに来る予定であった、沖縄の山城博治さんからのメッセージを、阿部悦子さんが代読…阿部さんは高江情勢が大変なことになって、山城さんが沖縄を離れられなくなってから、本集会へのメッセージを山城さんに依頼した…しかし高江情勢が厳しく、なかなか返事が来ない…そこで大変悪いことをしたと思い「もうメッセージはあきらめます」とショートメールを送ったところ、山城さんから13回に分けたショートメールでメッセージが届いた…とのこと。「伊方を許せば、全国に波及するでしょう…あきらめません、沖縄は負けません!」
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で、1時間ほどで「集会決議」の採択…この後、伊方ゲート前に移ってアピール大会が行われる。ちなみに受付で配った資料の数から、この場での参加者は700名とのこと。
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では、ゲートに向けて出発~

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高江工事着工…辺野古で政府が県を提訴

 高江ヘリパッド工事が、ついに強行されました。朝日新聞WEB
「基地の押し付けやめろ」叫ぶ住民 沖縄ヘリパッド移設

 「基地の押しつけはやめろ」。早朝の森に怒号が飛び交った。米軍北部訓練場(沖縄県東村など)のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事に反対して座り込みを続ける住民らと、移動させようとする警察の機動隊。東村高江の現場は、22日早朝から騒然とした雰囲気に包まれた。
 訓練場内の移設予定地に通じる進入口周辺には、暗いうちから移設に反対する住民のほか、平和団体や環境保護団体のメンバーが各地から集まった。進入口沿いの県道70号には、工事再開を妨げようと約200メートルにわたって100台以上の車がとめられた。

 午前5時半、約100人の機動隊員が現場に到着し、道に座り込んだり、寝転んだりする反対派の手足を抱え、離れた場所へ強制的に運び出した。「やんばる(沖縄本島北部)の森を壊すのに手を貸すのか」「オスプレイパッド反対」などの怒号や悲鳴が上がる。県警は、とめられた車のタイヤの下に機材をはめて移動させた。

 車両の上に陣取る人たちを降ろす際には、激しいもみ合いに。体調不良を訴え、駆けつけた救急隊員に現場で手当てを受ける女性もいた。道路脇ののり面の上から「オスプレイが飛び回り、子どもが夜に眠れない状況になっている」と拡声機で訴える人の姿もあった。強い日差しが照りつけるなか、けがなどで数人が救急搬送されたこともあり、反対派は午前11時ごろから現場を離れていった。
 高江に住む住民の安次嶺(あしみね)現達さん(57)は「(米軍輸送機)オスプレイの着陸帯が高江に次々に造られたら生活できないから反対しているだけ。強引に何の説明もなく住民を排除して絶対に許せない」と憤った。
 21日夜から駆けつけた桃原功・宜野湾市議は、2012年秋にオスプレイが米軍普天間飛行場宜野湾市)に配備されたときも抗議したが、今回と同様に機動隊に排除されたという。「なぜ沖縄だけ、こんな光景が繰り返されるのか」とうつむいた。
 政府は普天間飛行場名護市辺野古への移設計画を「唯一の解決策」としているが、「普天間もヘリパッドも、沖縄の中で移しても政府が繰り返す『負担軽減』にはならない。解決につながらないことをなぜ理解しようとしないのか」と話した。(奥村智司)

現地での抵抗は続きましたが、午前11時頃には「撤退」を決定したそうだ。辺野古浜通信より…
引き続き高江への結集、支援をお願いします
高江の現場では、逮捕者は出なかったものの、主な車は撤去され、機動隊によるけが人も出たため、これ以上の行動は大きな事故にも繋がりかねないと判断。本日は撤退解散することとなりました。

・緊急の呼びかけに応え、高江に向かって下さったさん。
・普天間、嘉手納ゲート前で力を尽くして下さったみなさん。
・各方面への要請・抗議をして下さったみなさん。
・水・食料を差し入れて下さったみなさん。
ありがとうございます。1996年のSACO合意から、やがて10年にもなる「合意していない」闘いですが、それでも今日が抵抗の第一歩です。

圧倒的な力の排除でしたが、出来ることも、闘い方の課題もまだまだ有ります。すぐにでも新たな提案があると思いますので、引き続き高江への結集、支援をお願いします。

一方、辺野古基地建設では、協議もまとまらないうちから政府が沖縄県を訴える裁判を起こした。
政府、沖縄県を22日付けで提訴へ 普天間移設問題

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の負担軽減策などについて政府と沖縄県の幹部らが話し合う、政府・沖縄県協議会と普天間飛行場負担軽減推進会議が21日午前、首相官邸で開かれた。翁長雄志(おながたけし)知事と菅義偉官房長官らが出席。菅氏は同県名護市辺野古への移設計画をめぐり、県を相手取って地方自治法に基づく違法確認訴訟を起こす方針を表明した。(以下略)

これ以上、沖縄の民意を無視した暴力的、強権的なやり方は許せないsign03安倍政権はただちに沖縄から手を引けangry

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高江に食糧を送ろう!

 沖縄では東村・高江においてヘリパッド建設を推し進めようとする防衛局並びに機動隊(本土の様々なところから動員されてきている)と、それに反対する市民との間で攻防が続いている。琉球新報WEBより
東村高江N1ゲート前 市民ら資材搬入を警戒、車両でバリケード
【東・国頭】東村と国頭村にまたがる米軍北部訓練場の新たなヘリパッド建設工事に関し、建設に反対する市民ら約100人は20日、夜明け前から東村高江の同基地「N1地区」ゲート前に集結し、沖縄防衛局による資材搬入などを警戒している。

 市民らはゲート前県道の路側帯に乗用車を数センチに詰めて駐車し、簡単に動かせないようにバリケードにしている。さらにその前に座り込んで車両進入が始まった際に阻止する構えだ。県道に駐停車禁止の標識はない。
 県道には機動隊員が交通整理などのため10人前後いるが、午前10時半現在、機動隊員の大量投入は確認されていない。
 午前9時前には県議会与党議員団が訪れて激励した後、市民と共に行進しながら「軍事基地にさせないぞ」などとシュプレヒコールをした。
 沖縄平和運動センターの山城博治議長は「機動隊員が千人来ようが一万人来ようが、毅然(きぜん)として闘い抜こう」と呼び掛けた。
【琉球新報電子版】

ここで、高江現地では24時間体制で市民が泊まり込んで機動隊とにらみあっている。しかし現地には売店が一つしかなく、しかもN1現場からかなり離れたところにある。
 ということで、現地に食糧を送って欲しいという要請が来たsign01

**食べ物カンパで高江の座り込み支援を!**
宛先→〒905-1201 沖縄県国頭郡東村高江N1テント
注意:宅配会社はヤマト運輸で


送るのは、缶詰、乾物など、日持ちがしてすぐ食べられるものを…

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選挙の「電話かけ」…

 東京都知事選挙で、すっかり賞味期限切れになった参議院選挙…結局私は投票日前の1週間は、たなべ健一事務所で「電話かけ」のボランティアをしていた。
 大体午前10時ぐらいにたなべ事務所に出かける…電話部屋でそのころまで大体会議をしている。そこから渡された「テレデータ」(人名と電話番号が書いてある)の上から順番に、電話をかけて候補者への支持を訴えるというもの。
 一応、事務所が作った電話かけのマニュアルも用意されているが、これに従わなくても自分の思いを伝えて下さい…とのこと。

 ま、平日の昼間だから、かけても留守のお宅が多い…ただ、選挙の電話だと分かると大抵の人は「ハイ、ハイ…」とこちらの言うことを一応は聞いてくれる。切られることはほとんどないから、まぁ「社会人としての常識」と、ちょっとしたやる気があれば、誰でも出来るものだ。(これが「マンション買いませんか?」とかいう電話だと、まぁほとんどの人は最後まで聞かないだろう…私も職場にそんなのがかかってくることがあるのだが、「興味ありません!」ガチャ…である)

 お留守の所で留守番電話であれば、そこに吹き込んでおく(「留守番電話で失礼します、どうもありがとうございました」という言葉は忘れないように)…困るのはさんざん呼び出し音が鳴った後で「FAXの方は、送信して下さい、電話の方は、恐れ入りますが後ほどおかけ下さい」とほざく装置…後でかけろって、最初から言えよdown
 
 「テレデータ」は1枚85名…これを一通りかけて、留守だった所にはもう一度かけなおす…これだけでだいたい2時間強はかかる。午前中に1枚、昼食をはさんで午後に2枚で1日3枚、これでだいたい5時頃になるから、帰る。民進党、小川純也後援会(「じゅんじゅん会」)の方々は、大体1枚ぐらいで終えて午前中に帰る。
 なお、昼食は事務所で、実費150円で食べられる。(街宣カーに乗ったり、夕方以降ボランティアする人のために、夕食もある)讃岐うどんかけ小+フライか天ぷら1品で300円で済む香川県で、150円で昼飯が食べられるのは大きい。

 てなわけで、最後のほうは「お忙しいところすみません、わたくし『たなべ健一事務所』のスタッフでございます。電話で失礼します。参議院選挙の投票日が近付いてまいりましたが、今回は『野党統一候補』の『たなべ健一』へのご支持をいただきたく、お電話した次第です。」「今回の選挙、憲法が守られるのか、壊されるのかという瀬戸際の選挙でございます。また、アベノミクスで私たちの暮らしが良くなったとは、到底言えません。暮らしと憲法を守ることができるのは『たなべ健一』候補だけだと思います。なにとぞよろしくお願いします。どうもありがとうございました」なんて言葉が、スラスラ出て来るようになった…しかしなぁ~「暮らしと憲法を守る」なんて、モロに共産党の言い方じゃなイカsign03…お、恐ろしいでゲソ。(ちなみに事務所マニュアルは憲法問題しか書いていない「アベノミクス」や「暮らし」の件は、私の独断で入れたものだ)
 しゃべりは、相手の反応(「ハイ、ハイ」の中にも「もうええわ」という感じが自ずと分かるものだ)を感じ取って、途中で切り上げる場合もある。
 もちろん、マニュアルどおりにしゃべる方もいれば、たなべ候補の若さを強調する方もいた。「市民連合」という言葉でしゃべる人もいたが、多くの人にとって「市民連合って何sign02」だろう。

 ま「俺はアベノミクスの恩恵があった」と言う人もいたが、もっとすごいのは「私は聖書を信じていますので、投票にはいきません」と言った方がいたこと…何コレ、いやぁ~やっぱ宗教はアヘンでゲソcoldsweats01

 しかしこの「電話かけ」…1枚のテレデータが85人だから、100枚そろえても8,500人、半分が投票したとしても、4,250名の「票の上積み」にしかならない…香川県内の共産党や社民党、民進党の事務所でもやってくれているだろうから、実際はもっと上積みされているのだろうが、それでも1万票あるかどうか…計算してみると、なんだかむなしくなってきたなぁ~

 自公だったら、組織で上から下へ順番に電話かけや声かけして、「票固め」していっているのだろう。
 これに「勝とう」と思ったら、やはり「普段」」のドブ板が大切なのだなぁ~(しかし「新人」に何が出来るのだろうsign02「共産党」としてのドブ板活動が必要なのだ。

 ということで、とりあえずは「貴重な」電話かけ体験…であった。

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天皇の「生前退位」に期待してはならない

 天皇が「生前退位」したいという意向を示しているようだ…これについては様々な記事・憶測が流れているが、リベラル系の言論の中には「皇室典範を変えるのに2年ぐらいかかり、その間、安倍政権は『改憲の発議』をすることが出来ない…天皇が安倍の『暴走』をおさえてくれた…」などという「期待論」がある。
 しかし、この考えは甘すぎる…現状、天皇の「生前退位」については「皇室典範」にも規定がないのは事実である。明治の時代、天皇が80も90も長生きするとはとても考えられていなかったため、幼少で皇位に附かざるを得ない天皇が出現したとき、それを補佐する「摂政」の規定はある。天皇が国事行為のような公務、その他天皇家で代々行われて来た祭祀(むしろこちらが本業であろう)を全部やることが難しくなった「後期高齢天皇」については、何も規定はされていない。
 しかし現状を見ると、天皇がどこかに「行幸」するたびにマスコミに取り上げられ、「被災地」や「慰霊の旅」などは好意的に、かつ「お優しい天皇様…」として民衆に刷り込まれている。この中で「生前退位」は、かっこうのマスコミの話題…さらには「国民的議論」とやらに巻き込まれてゆくのは間違いない。
 で、「国民的議論」が巻き起こると、どうなるか?安倍政権は現行憲法第1条~8条までの「天皇条項」の改正論議の場が出来たと「宣伝」し、「美しい日本」にふさわしい天皇のあり方は「この道しかない!」と、天皇条項の改正までもって来る危険性がある。

 下手をすれば「国民の歓喜の元」で、新天皇条項が改正され、現天皇が退位した次に、「元首」と化した新しい天皇が君臨することも考えられる。「皇室典範」の改正と「憲法改正」をいっしょにやれば済む話だから…
 ついでに「国旗は、日の丸とする」「国歌は、君が代とする」という、自民党改憲草案に入っている文言も成立してしまう可能性だってある…そうなりゃ最後、「国旗」や「国歌」に対し異議申し立てをすることが、ますます困難になる。

 もともと現天皇は、安倍政治の「立憲主義」をはみ出した強権的な政治手法や「平和主義」を逸脱する行為には懸念を抱いており、安倍政権よりよっぽど「リベラル」な考え方を持っている・・・と「評価」する向きもある。しかし以前にも書いたように、現憲法は敗戦後、昭和天皇の戦争責任が問われるかどうか、さらには天皇制そのものが廃止されるかどうかの瀬戸際で「天皇制を残す(その代わり、軍隊は放棄する)」という政治的妥協の産物でうまれたものだ。その時期に多感な青年時代を過ごした現天皇は、その時の「不安」や「恐怖」を身にしみて知っており、「天皇家の存続のためには、現憲法を順守する」態度を示さないといけない…ということよく分かっている、ただそれだけである。
 
 一つの「効果」としては、「憲法に規定された『国事行為』が、高齢のため出来なくなったから、退位する」という態度は、いわば天皇もまた「国家の機関にすぎない」ということを、天皇自らが明らかにした…ということだろう。それでも「天皇家の私的祭祀」が残る以上、「国体論」的な天皇制が消えるわけではない。

 7世紀からおよそ1,300年継続している…とはいっても、天皇も所詮、どこかの国にいる「王様」と変わりはない…そして「真の民主主義社会」に「王様」は必要ないのである。

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愛媛県警の伊方集会弾圧体制を許さないぞ!

伊方原発を動かすな!7・24集会 に対する、愛媛県警の「弾圧体制」がトンでもないことになっている…毎日jp愛媛版より…
通行規制:反原発集会に通行規制、主催者反発 県警「安全のため」 /愛媛

 伊方原発3号機の再稼働に反対する集会の主催者に対し、県警は14日までに、原発周辺の車の乗り入れを規制する旨を通知した。主催の「伊方原発再稼働阻止実行委」は「集会の自由で認められた抗議が十分できない」と反発し、県警は「安全と事故防止のため」と説明している。
 同実行委は24日に集会を計画している。全国からの500〜800人が原発第1ゲート前で抗議する予定。
 県警が規制するのは、国道から原発に至る町道への入り口部分と、海岸沿いを走る県道の東西2地点。徒歩での通行は認めるが、集会参加者の車は通さない。高齢者らの乗った車には配慮する方針。
 規制の理由を県警は(1)狭く入り組んだ道路に大量の車と人が混在すると事故の危険性が高まる(2)原発周辺は駐車場がなく路上に違法駐車する以外にない(3)道路に大量の車が並ぶと往来が阻害される−−ためとしている。
 同実行委の八木健彦さん(73)は「バスでピストン輸送しても運べる人数に限りがあり『大きな一つの声』にならない」。伊方原発をとめる会の和田宰事務局次長(64)は「規制を知らない参加者が困惑するし集会運営にも支障が出る。次回以降も規制対象になる恐れがある」と批判する。
 松山大法学部の牧本公明准教授(憲法)は「交通渋滞を避けるために車両を規制するのは集会の自由に反さないが、機材の輸送車両は認めるなど、個別の判断が必要ではないか」と指摘している。【黒川優、橘建吾】

 実際のところ、伊方原発から半径5キロぐらいの所に「通行規制」をかけて、反原発集会が伊方原発の門前まで行けないようにするようだ…
 「機材の輸送車両は認めるなど、個別の判断が必要ではないか」という「指摘」があるが、当然、「原発再稼働」に必要な機材や人員を運ぶ車両は「規制」されない…「交通渋滞を避けるため」とのんきなことを言っているが、伊方原発周辺道路は交通量がほとんどない、田舎の山道である。

 ま、渋滞が起きるほど人が集まり、「オキュパイ(占拠)」状況になれば、再稼働に必要な資材や人員の輸送も止まるから、再稼働はできないのだが…。

 24日当日、どのくらいの人が集まるかは分からない…そこから「占拠」状況になるかどうかということも難しい(山道の中だから、テントとか立てて占拠することも困難な場所だ)。当然、機動隊も大量動員されるだろう。

 しかし、「機動隊に守られ」ないと稼働できない発電所って、一体何なのsign02 これでは何万もの機動隊に守られながら「開業」している、成田空港と何も変わらないじゃなイカpout

 これで「原発再稼働」の正体ははっきりした…警察権力に守られないと、発電できない発電所・・・そんなものはいらないのでゲソvirgo

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高江が大変なことに…

 参議院選挙で「オール沖縄」側の伊波洋一氏が圧倒的差をつけて当選し「基地はいらない!」という民意が示されたにもかかわらず、いやむしろそれを見越してか、沖縄県北部、東村高江でのヘリパッド建設工事が強行されている。

機動隊が500人!も来て、座り込みをしている人たちを排除し、工事用車両を入れているのだsign03

沖縄タイムスより…「いよいよ国は強気で出てきたか」ヘリパッド工事への機動隊投入、沖縄県側が非難
 沖縄県の米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に向け、政府が関東や関西から500人規模の機動隊を投入する方針が明らかになり、沖縄県関係者は13日、国の強行姿勢を非難した。一方で、国はヘリパッド完成と北部訓練場の返還に向け、一気に工事を進める意向を示した。
 県関係者は「500人規模とは。いよいよ国は強気で出てきたか」と言葉を失った。別の関係者は「強行すれば現場に血が流れる。県民の反基地感情が高まれば、高江はおろか、辺野古も進めなくなってくるだろう」とけげんな表情をみせた。
 一方で工事を進めたい防衛省関係者は、機動隊の大量投入について「手続きが済めば工事を始めるのは当然。県が違法物を撤去しないなら国がやるまでだ」と強気の姿勢を示す。辺野古よりも規模が膨らむことについて別の防衛省関係者は「辺野古よりもゲート数も多く、車なども置かれているから」と説明した。

とりあえず抗議先!
沖縄防衛局
TEL 098-921-8131
FAX 098-921-8168

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「安定」を選んで不安定になる話

 今回の参議院選挙…香川で当選した磯崎氏はしきりと「政治の安定」を訴えていた。もちろん「アベノミクス」の効果が地方に行き渡っていないことは百も承知だから、中小企業対策を手厚くする等の公約も掲げていた。おそらく「一人区」となった選挙区は地方ばかりだから、似たり寄ったりの「公約」を掲げていたと思う。もちろん、自公自体「政権の安定」をキーワードにしていたことは、言うまでもない。

 しかし自公政権のやってきたこと、やろうとしていることは「安定」とは逆のことばかりであった。
 まず、憲法解釈を閣議決定で変え、「安保関連法」を民衆の反対運動が渦巻く中、強行採決した。TPPを「秘密会議」で進め、その中身を公開することなく批准しようとしている・・・TPPは農業部門のみならず、医療、保健、製造業その他多くの産業に悪影響を及ぼすものだ。また、年金運用機構(GPIF)での「株式」での運用は、これまで25%くらいだったものが、安倍政権によって50%に引き上げられた…これは株式市場に年金基金を流し込んで、相場を吊り上げ、「アベノミクス」の成功を演出するためでもあったのだが、イギリスのEU離脱を期に起こった相場の乱高下により、5兆円の損を出したといわれている。(正式な運用益の発表は7月下旬…選挙後である)・・・これで「国民生活」が安定するわけがない。そして「改憲勢力」が2/3以上となったら、公約の最後のほうにちょこっと書いた「改憲」を言い出す始末…しかもどの条項を、どう変えるのか全く分からない、これから議論する・・・というものだ。数で押し切る…とはいえ「政治の安定」もまた怪しいものだ。

 だから野党統一候補および「護憲野党(民進、共産、社民、生活)」は、あえて相手の土俵にのり、「自公政権では、安定はない!」と丁寧に訴える必要があったのだ。

 もちろん「憲法・改憲」を争点に上げることは大切だ…だが世論調査でも政治に求められていることは「子育て・教育」「雇用・景気・労働」のほうが比重が大きい…だからこちら側からの「対案」すなわち、「持てる者、企業に相応の負担をしてもらい、これらの対策に充てる」「そうすれば内需が増大し、景気も良くなる」ということを、もっとはっきり打ち出すべきだったのだ。

 どうしても野党側は、今回の選挙で「憲法問題」に触れざるを得ない所があったので、そのへんが疎かになったことは否めないだろう。「相手の土俵」に乗ることは、必要なことでもある。アウェイで勝ってこそ、本当の実力だろう。

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参院選…香川の投票率は50%、こりゃアカンわ…

 もう新聞、ネットで十分配信されているので今更いうことでもないが、参議院選挙は与党が改選数の過半数を占め、「改憲」派が2/3を超えるという残念な結果となった。

 「野党統一候補」の中で唯一、共産党から出馬したたなべ健一氏は、104,239票、自民党現職の磯崎仁彦氏は259,854票と圧倒的な差で敗退・・・なんでも開票後すぐに磯崎氏の「当確」が出たらしい。
 ちなみに投票率は50.0%という、途方もなく低いものであった。四国新聞開票速報 2016参院選香川 

 やはり共産党VS自公では、勝ち目がなかったのであろう。磯崎陣営は自公の基礎票と思われる22万5千票を大きく上回り、前回選挙より3万票も得票している。
 対してたなべ候補は、民進党県連や連合が「自主投票」に回ったこともあって、伸び悩んだ…おそらくこの「自主投票」の一部が自民支持に回り、多くの人たちが「勝敗の見えている」選挙に行かなかったのだと思う。

 「市民連合@かがわ」の「選挙に行こう」キャンペーンも、中途半端なものだった・・・とゆうより、もともと人が少ない中、出来ることが限られていたのでやむを得ない…仮に統一候補が民進党から出ていたとしても、勝てたかどうかは怪しいところである。

 ただ、今回の「市民連合」と野党共闘が、全く無意味だったわけではない。東北では秋田県を除き、野党統一候補が勝っている…河北新報<参院選>東北 自民圧勝に異議 では、次のように書かれている。
 野党は経済政策「アベノミクス」を徹底批判した。東北は少子高齢化の急加速で個人消費が停滞、景気回復の循環に力強さを欠く。先行き不安を巧みに突く戦術は東北の有権者に有効だった。
 環太平洋連携協定(TPP)への攻撃も一定の効果を生んだ。日本の食料基地である東北には、TPPへの反発が根強く残る。野党は保守の岩盤とされた農村部に漂う不満の受け皿にもなった。
 全国に先駆けて宮城で共闘を構築するなど、野党のスクラムは強固だった。安全保障関連法の廃止を求める学生、市民団体との連動も相乗効果を生んだ。

 ちなみに青森県選挙区を見てみよう…今回の投票率は55.31%で、前回が46.26%、前々会が54.55%である。前回は悪すぎたが、前々回より投票率はわずかに上がっている。
 で、前々回の得票を見ると、自公の山﨑氏が287,385票に対し、旧民主党、共産党、社民党の合計で277,718票とっている。差は9,667票にすぎない…ここまで拮抗していれば、野党統一のみで有効である。今回、野党統一(民進党)の田名部氏は302,867票をとり、自公の山﨑氏の294,815票を8千票あまり上回っている(もちろん、投票率が上がった分、山﨑氏の得票も上がっている)

 また、香川の隣、愛媛県選挙区では、自公の山本氏が326,390票とって当選しているが、野党統一候補の永江氏(無所属)は318,571票と、約8,400票まで追い上げている…ちなみに投票率は56.36%、前回が49.40%、前々回が57.56%だから、前々回より悪いのだが、その前々回の山本氏の得票は351,624票、303,613と、5万票あまり差がついていたわけだが、山本氏は票を減らし、永江氏が健闘した結果となっている。愛媛県はそこそこ広いので、「市民連合」や野党共闘側の宣伝が行き届かなかったのかも知れない。

 が、いずれにしても「市民連合」と野党共闘側は負けたのである。救いとすれば社民党の「福島みずほ」がなんとか比例で当選し(おそらく彼女の当落がカギであることは全国の左派の間で共有されていたのだと思う)、沖縄では「オール沖縄」伊波洋一が、現職大臣、「島売り安井子」こと「島尻安井子」に10万票の差をつけて勝利したこと、参議院選挙ではないが、同日に行われた鹿児島県知事選挙で、川内原発の停止・点検を訴える三反園訓元テレビ朝日コメンターが、現職知事を破ったことぐらいだろうか…もちろん東北5県での「野党共闘」の勝利もそこに含まれる。

 さて、安倍総理はさっそく「改憲は党総裁の責務」 とか言い出した…「市民連合」の繋がりやその他、議会外での大衆闘争の爆発で、安倍による「改憲」発議をストップさせようsign03
「選挙の次は、占拠だぜ」virgo

 また

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日支ブロックは、簡単に成立したわけではない

 ちょっと古い新書を読み直してみるキャンペーンの第二弾!「アジア主義を問い直す」井上寿一 ちくま新書 2006年8月…もう10年前の論考である。自公政権の「アメリカ追従政策」の対抗軸として、「東アジア共同体」というものが模索されていた時代に書かれたもの。「東アジア共同体」を構築してゆく思想(もちろん現在は、世論調査でも「中国は信頼できない」という意見が多数を占めているから、「東アジア共同体」という構想自体、存在したのかどうか?というのが日本の大多数の意見であろう)・・・その中で、満州事変や日中戦争の最中に構想されていた「日満支の協同」構想がどれだけゆれ動いていたかどうか問い直した来た新書である。
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石原莞爾は帝国主義者として「だいたい正しかった」 というエントリーでもこの新書は取り上げているが、どだい「満州」権益のみを日本帝国主義の全権益とすべく「ブロック化」しても、石原氏の考える「対米戦争≒世界最終戦争」は無理筋だったのだ。
 なんせ、「軍事力」の主力である「石油資源」は欧米のメジャーに頼らざるを得なかったし、兵器の高度化に必要な「精密機械」は、アメリカからの「輸入」に頼らざるを得なかったのだから。(日帝の仏印進駐後、アメリカは経済制裁として精密機械の日本への輸出を禁止した。)

 石原莞爾は当初、「満州」を関東軍によって完全に「領有」(植民地化)するつもりであったのだが、1922年に締結された「「九か国条約」等の制約もあり、本国では「領有化」はそれに反する…だから「独立国」という形にしよう…という方向に持って行った。最終的に石原もそれを飲まざるをえなくなり、それが「傀儡国家」満州国の誕生となったわけである。
 また「満州国」の建国理念は、「五族協和・王道楽土」の建設ということであった。ただ「五族協和」とはいっても、当時の「満州国」の範囲においては「漢民族化」が相当進んでおり、満州最大の軍閥、張作霖が日帝の謀略により爆殺されて以降、その息子の張学良は蒋介石政権に従うことを決定している。張学良および蒋介石政権にとって、日本の「満蒙権益」は当然、自国に戻されるべきものであり、当然「反日」的行動が満州(当時は「満蒙権益と呼ばれていた)が活発になる。
 
 それを一挙に打破するため、石原莞爾らはクーデター的に軍事行動を起こし、「満蒙」を占領するわけであるが、対米関係を考慮した日本政府により「領有」をあきらめ、「独陸国家」化を飲むことになる。

 また「満蒙」全地域を領有、もしくは勢力下すれば、必ずソ連との直接対峙が問題になってくる。

 「満州事変」自体、東北三省のみならず、長城線を越えて「熱河省」まで戦闘は拡大してゆくのだが、日程政治委員会はあくまでも「米英」の権益を犯さず、米国からの「経済制裁」はなんとしてでも避けたいと考えていたのである。この辺を「拡大解釈」して、日帝(天皇)は対米戦争を望んでいなかった「平和主義者」である…との考えが蔓延している…彼らが考えていたのは「満蒙権益」を維持しつつ、英帝や米帝とはことを起こさない…というのが本音だったようだ。

 で、日中全面戦争にまで発展した「日満支」ブロック構想であるが、近衛声明で「国民政府を相手にせず」と称したあとでも、「トラウトマン工作」などの「和平交渉」が模索された。しかし日本が中国の領土を「侵略・占領」したままでの「和平」なぞ、到底中国側は認めるハズがない。石橋湛山や尾崎秀美のように、中国の「ナショナリズム」を認め、「特殊権益」を放棄する…という考えは、主流にならなかった。

 ま、とりあえずこの時代において、少なくとも東アジアでは「直接領有(植民地化)」というブロック化は成立しなかったわけだ。だから「傀儡」満州国をつくったり、国民党政府から「汪兆銘」を離脱させて「傀儡政権」をつくったりと、なかなか日帝国主義も右往左往していたわけである。

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七夕さまでゲソ…

 ホントは「7・7革共同自己批判」をネタになんか書ければいいのかもしれんが、実は私としてはネタは書き尽くした。

 土曜日の琴電…七夕モードである。
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瓦町駅…志度線方面にゆく「動く歩道」の手前…
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電車の中…
「安倍政権を打倒できますように・・・」

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グローバリズムとナショナリズムは、揺れ動く…

 暇があるので!?少し古い新書などを読んだりもしている…「グローバル恐慌の真相 中野剛志・柴山佳太(2011年12月 集英社新書)」である。
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 ちなみに中野剛志氏は、同じく集英社新書から「TPP亡国論」(2011年3月)を出して話題となった。1971年生まれだから、私より少し年下の学者である…もちろん「資本主義擁護」の「保守派」ではあるが、「資本主義とは何ぞや」ということを別の視点から分かりやすく説明していると思う。

 さて「グローバル恐慌の真相」では、対論という形で話が進められているのだが、「過剰な金融資本」が世界中を荒らしまわっている…というのが「グローバリズム」の本質であり、それが「健全な資本主義」の発展を阻害しているものと説いている。(共産主義者なら、そこで資本主義が行き詰まっているので、「共産主義社会」に転化させるべきと説く)

 ただ、資本主義社会が現代まで続く中、グローバリズム(自由貿易・資本の移動の自由化)とナショナリズム(保護主義・資本の移動の制限)との間で、ゆきつ戻りつ・・・という関係があったという指摘は面白い。

 これはP33にある図ー2 国際金融システムの変遷 というものである。
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第二次大戦前、第一次グローバル化というものがあった…これは「金本位制」のことで、国際的な資本移動は自由、為替の安定化も計れる(「金」の裏付けが各国の通貨にあったから)、ただし各国の金融政策の自立性は担保されない・・・というものだ。

第二次大戦後、「ブレトン・ウッズ体制」が確立し、「金」の裏付けのあるドル基軸化体制が出来上がった…ここでは国際的な資本移動は制限される・・・すなわち「グローバル化」というものがある程度制限された形で、アメリカを基軸としながらも各主要資本主義国が「発展」してゆくという体制になった。

 しかし日独(当時は西独)の戦後発展と相対的な米国の地位低下により、1971年の「ニクソン・ショック」でドルと金の交換が停止される…ここに「ブレトン・ウッズ体制」は終了し、現在まで至る第二のグローバル化時代が始まったと説く。

 この「ポスト・ブレトンウッズ体制」というのは為替の安定はもはや得られないが、各国の金融政策の自立性が確立され、また資本の移動の自由が復活した。資本の移動が自由になった場合(あるいは自由貿易を大いに進めた場合)、為替は大きく変動し、各国はそれを独自の金融政策で「調整」して安定を図るという行為をしなければならない…というわけだ。

 ところが、あまりにも「自由化」が進むと、為替等の変動幅が各国の金融政策で調整できる範囲をこえてしまう…ここで「恐慌」が発生してくるわけである。97年のアジア金融危機が、まさにその始まりだったのだろう。

 また「資本移動の自由化」を推し進めるため、EUのような「市場統合」を行った場合、各国が独自に金融政策を行うことが出来ず、各国の資本流出や過剰資本を域内で調整できなくなる。これが「EUの限界」であり、TPPもまたその轍を踏むだろうと説く。

 EUに関しては、最近イギリスのEU離脱が国民投票で「決定」されたばかりであり、TPPについても、大統領選さなかのアメリカにおいて、その批准を大統領候補が見直そうと公約している有様である。
 つまり、「過度のグローバル化」を推し進めると、一方で経済の「ナショナリズム」が起こってくるというわけだ。中野氏らは、この「経済ナショナリズム」をある程度残さなければ、資本主義社会は「過剰な金融資本」で蝕まれると説くわけである。

 ただ、「資本」というものは「資本」を辞めない限り、自動的に「増殖」…すなわちG-W-G'(G<G')という運動をしてゆくものだから、それに対抗する「経済ナショナリズム」は、よほどの「大きな力」を持たないと対抗できない…そこで「国民国家」「民族」といった、本来の「ナショナリズム」が極端な形で現れるのである。

 自民党改憲案が、「基本的人権」や「社会権」の保障を投げ捨て、グローバル資本がより活動しやすい社会を目指す一方、「国柄」や「天皇の元首化」など「ナショナル(かつ復古的)なものを持ち出さなければならない理由は、ここにあるのである。

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山城博治さんが高松に来るぞ!

 伊方原発を動かすな!7・24全国集会 で、あれ、山城博治(沖縄平和運動センター)がしゃべるの?と思った方がいたかもしれない…そう、シュワブ・ゲート前で闘うあの山城博治さんが、四国の、それも端っこの伊方の地でも反原発集会に参加されるのだ。

 これに先立って、高松で山城博治さんの講演会を行うことになった…Ssecuredownload

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 県民の意見を無視して暴力的に進められようとしている新基地建設。遠い沖縄の関係のない話なのか?
 絶対に違う。これは私たち一人一人に突き付けられた問題です。「基地問題も原発も根っこは同じ」と沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが伊方原発再稼働反対集会に駆けつけて来られます。前日に高松で沖縄の現状を報告してくださいます。小豆島からは辺野古の新基地建設のための埋め立て用の土砂が運ばれようとしています。ぜひ自らの問題として考え、行動する機会にして下さい。

 わたしたちはね、死人の血をのんで生きてきたんだよ。わかる?そんなにねぇ、基地をつくりたいんだったらさ、人間のね、血の腐った水をね、泥水をのんでからね、沖縄に基地を押し付けなさい。防衛局のみなさん、聞いてるの?
島袋文子さん

ちなみに、これは私の力で山城さんを呼んだわけではない…辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の阿部悦子共同代表をはじめとする方々のおかげである。

山城さんは22日の飛行機で高松に到着…阿部悦子さんと合流してその日は小豆島に渡り、「土取場」の現状を見てから、高松に戻って来る予定だとのことである。

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伊方原発を動かすな!7・24全国集会

 さて四国では伊方原発3号機(プルサーマル運用)の「再稼働」が推し進められている。これに反撃する集会が、伊方現地で計画されている。伊方に来なイカsign03
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みんなで止めよう伊方原発 7・24全国集会
日時:7月24日(日)13時半~
場所:伊方ビジターハウス前

抗議行動:伊方原発ゲート前15時予定
発言者予定
●鎌田慧(ルポライター)
●山城博治(沖縄平和運動センター)
●野呂正和(ストップ川内原発3・11鹿児島実行委)

●呼びかけ
伊方原発反対八西連絡協議会
八幡浜・原発から子どもを守る女の会

チラシの裏
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ま、だいたい「再稼働」は予定より遅れるのが普通であるが、ともかく7月末に再稼働…8月に本格発電を行うことは間違いない。

注目されるのは、沖縄から平和運動センターの山城博治さんが、わざわざ来られること…沖縄には原発は無いが「原発問題も、沖縄問題も根は同じ」ということで、わざわざ時間を割いて来られるのである。

四国はともかく、関西、関東方面の皆さんも、全力で決起しようではなイカsign03

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たなべ健一 講演会と選挙に行こうデモ

 今日は昼から、香川の野党統一候補たなべ健一 氏の街頭演説会が、「総がかり行動」「市民連合」系も含め集まるということで参加してきた。
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12時半過ぎ、共産党の宣伝カーが登場…13時よりたなべ健一の演説会があることの宣伝…
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カメラさんも、ぼちぼち現れる…
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「選挙に行こう」のぼり組み立て中…
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たなべ健一宣伝カー到着でゲソ。
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ピンクのシャツは、たなべ事務所のシンボルカラー
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「たなけん」こと、たなべ健一候補登壇…ほかに全国市民連合会長?だとか、民進党小川純也衆議院議員 共産党、社民党の県議さんとかが登壇。SEALDs KANSAIの寺田ともかさんも登壇…
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車載スピーカー登場でゲソ…
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演壇の後にず~っといたから、個々の弁士の写真が撮れないのでゲソ…

ただねぇ~応援弁士さん、ほとんどが「安保法制」の話、立憲主義の話ばかりしていた…これは重要な争点であることは事実なのだが、こればっかりしゃべっていても、「無投票層」の心はつかめない…全然分かっとらんなぁ~…相手陣営は「政治の安定」をキーワードにしているが、それに対抗して「生活の安定」について語らないとイカんのに…
 小川純也氏の応援は、なぜか熱がこもっていた…ほとんど絶叫調sign03小池百合子じゃないけど「天満屋の屋上から飛び降りる覚悟で(注…もはや瓦町駅ビルは天満屋ではなく、瓦町FLAGなのだが)」と叫ぶ始末…だ、大丈夫かhappy01

 で、私は何をしていたかというと、ひたすら声かけ…「奥さん奥さん、たなべ健一ですよ」「選挙はたなべ健一ですよ」…もう座間宮ガレイ 氏のセオリー通り…内輪だけで盛り上がっても、しょうがないからだ。

 さすがにSEALDs KANSAIの寺田ともかさんや、たなべ候補は安保法制、立憲主義以外に身近な経済問題…特に若者が困っていることをちゃんとおりこんで語ってくれている。こうしないと「無投票層」はふりむいてくれないのだ。

 ま、14時には演説会が終わって、その後たなべ氏を先頭に商店街をデモ行進…で、意図的には「選挙に行こう」と呼びかけて投票率をアップさせるのが目的なのだが…
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なんか「主催者」のハンドマイクの調子が悪くて、何を言っているのか分からない…
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このまま「お焼香デモ」にするわけにはイカん!「肉声」でもいいから「選挙に行こう!」と呼びかけなければ、ダメじゃなイカsign01

ということで、私の「活躍」である…マイクを手に持ち、即興で「選挙に行こう、選挙に行こう、投票しよう」「あなたの一票が世の中変える、あなたの一票が暮らしを変える」と、ちょっと節をつけてしゃべることにした…
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しっかし、デモの前方では、相変わらず何も声を出さない…お焼香デモである。
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今回は丸亀町ドームを突っ切って、そのまま三越前(高松中央郵便局前)で、流れ解散。
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昨日、今日は晴天で暑く大変だったが、どうにか無事終了。
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ちなみに傍には、自民党いそざき義彦 氏の事務所があるのだが、彼の本拠地は丸亀なので、今日はお休み…てか、「定休日は毎月曜日」となっているのだが…

この後、瓦町のジュンク堂で時間をつぶし、行きつけの焼き鳥屋さんへ…あービールが美味いbeer














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