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御所浦の採石場を視察

 翌10月2日、辺野古土砂搬出予定地である天草、御所浦の採石場を視察するとともに、地元の方からレクチャーを受けた。
 本渡の市街地からマイクロバスで、天草上島の南側、棚底港へ…そこから船に乗って、御所浦の採石場へ…
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 「白亜紀の壁」といわれる場所が、採石場である…御所浦自体、約1億年前の白亜紀の地層が露出しており、恐竜やアンモナイトの化石が出る…でもって天草全体が天草ジオパーク に認定されている。御所浦島はその前に「天草・御所浦ジオパーク」として認定されていた。
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 採石業者は2業者あって、もちろん操業している…手前に積み上げられた「岩ズリ」が辺野古に持って行かれるのでは???と言われている。積み出しは海上から船で行われるのだが、桟橋が小さいため、1万トンぐらの大型船を持ってきてピストン輸送で搬出すると考えられている。
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 熱心に説明する、地元の方
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私たちも熱心に見学…
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 上のほうはなんとか小段を作って切土されているが、下のほうには小段が無い…一応「段切りして、採石後は緑化する」よう、県当局は指導しているそうだが、これだけ急傾斜で切ってしまうと、植生を生やすことは難しい。
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 対岸は八代海を隔てて、水俣市である…水俣から御所浦の採石場は、良く見えるそうだ…しかし御所浦に住む人が採石場を見ることは、ほとんど出来ない。島の反対側に街があるからである。
 さて、一通り見学を済ませると、船は島を1周して、本郷の港に入る。
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 この後、集会場で地元の方からレクチャーを受ける。
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 採石場で気をつけなければならないことは、いつの間にか穴やダム状のものが作られ、ヘドロや製鋼スラグのような産業廃棄物が不法投棄されることだ。現にここも、海からは見えないが、山から見ると「湖」が出来ており、ヘドロやスラグが持ち込まれているようである。
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 やっかいなのは製鋼スラグである…ちゃんと管理されたものは道路路盤材や砂の代替品、セメントの改良・改質材として使われ、産業廃棄物の有効利用とゆうことでグリーン購入法指定 されている。そこにエエ加減な「業者」が「有価物」として引き取り、エエ加減なところに山積みしたりして、あちこちで問題になっている。製鋼スラグからは強アルカリの水がしみ出し、重金属類も流れて来ることで、周辺環境を破壊する。
 製鋼スラグの投棄について阿部悦子共同代表から、「排出した元の業者に強い立場で抗議を行うよう」述べられた…実際、愛媛県今治市で製鋼スラグ不法投棄問題が起こった時、そのようにして撤去させたのだそうな…「元請け(排出業者)」が「環境破壊をしている」ということは、コンプライアンス上もマイナスになるのである。

 さて、ここで昼食を取った後、船でまた上天草島、棚底港に戻る。
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 そこから本渡港まで送ってもらい、また天草宝島ラインに乗船
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三角港からの帰りは、キハ31であった。
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奥には特急A列車 が鎮座している。
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三角線から、有明海の干潟を望む…
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