高江の闘いを貶めるネトウヨのデマを弾劾・粉砕する
高江ヘリパッド建設現場では毎日、抗議行動が続いている。目取真俊さんのブログ海鳴りの島から を毎日チェックしていれば、その自然破壊のすさまじさ、沖縄防衛局、機動隊の無茶ぶりが良く分かる。
ところが最近、ネット右翼による高江の闘いに対する誹謗・中傷が広められている…曰く…
・高江の反対運動が救急車まで検問し、救急搬送が送れた
・高江の反対運動が「ドクターヘリ」を呼びまくっている
といった「デマ」である。
ひとつめ…反対運動が救急車を検問…ズバリ、そんな事実は無い。ツイッターsunちゃんさんのツイート より…
依田のコメントにあったこちら、消防に確認しました。そんな実例はないそうです。こんな事があれば問題なので報告に上がって来るそうですが、そんな報告はありません。彼は救急車に乗ってるわけではありません。FBに書いていると報告しましたよ。
確認されたデマの発信源は、これ
筒井清隆
北部の救急医療を預かる者です。
事実は、北部の救急医療に携わる我々が、その実情を知っています。
事実だけ述べると、救急車も反対派の方々に止められています。なかには患者さんを乗せて救急搬送している途中の救急車を止められ、勝手にドアを開けられ、携帯で撮影しながら「誰を乗せているのか!?」と無断で無断で車内に入ろうとされました。
搬送されている患者さんの気持ち、考えたことあるんでしょうか…
これが「針小膨大」に拡散されているわけだが、はい、一つ撃沈!
もう一つ…「ドクターヘリ」を呼びまくっている…件
まず「ドクターヘリ」を呼ぶことが出来るのは、救急関係者や医療関係者だけであって、一般の人が「ドクターヘリ」を呼ぶことは出来ない。まして「ヘリパッド」も出来ていない、狭い2車線道路しかない所に、ドクターヘリが降りることは不可能である。
おそらくどっかで流れた動画の中、機動隊の暴力で怪我人が出た時に、反対派から「ドクターヘリを呼べ!」と言っているシーンがあって、それが勝手に拡大解釈されたものです。
ちなみに、沖縄北部でドクターヘリを運用しているMESH というNPO法人があるのですが、2016年9月の活動実績 を見ると、東村…出動実績0件…ハイ、これも撃沈ですな
だ~れも「ドクターヘリ」なんか呼んでないのだ。
ちなみに、最初のツイッターに出てきた「依田」なる人物…どうやら以前「まとめちゃん」さんがコメント欄に書いてきた、「高江在住」で車を運転している時に、反対運動関係者が「検問」をしていたので、ついぶち切れて殴ってしまった人である。
「まとめちゃん」さんが引用してきたコメントその他では、最初に自分から殴ったことを認めていたし、「反対運動」側にも落ち度はあるだろう…ということで済んでいた。産経新聞が反対派による検問を報道した9月26日での配信でもそのように書かれている。
ところがSNSで「反対派の暴虐」を配信しているうちに、なんかネトウヨの情報源の巣窟になってしまったようだ…これについては、そのSNSで次のような「分析」がなされている。
個人的なSNSで正当性を主張し、暴力事件を義憤からくるものと偽り、当時の状況まで話をすり替える始末。今や基地建設を推し進めたい方々と、争い事が嫌で穏やかに暮らしたい住民(機動隊と反対運動の激化に嫌気をさしている人ら)を意図的に巻き込んで、その中に自分の活路を見出そうとしている。そしてそれが攻勢に出ているように見える。
なんかここまで来ると可哀想になってくる…「人格攻撃」もなされているようだが、それをここに書くことは控えよう。
おまけ…沖縄の蝶々研究家で、やんばるの自然をフィールドとしている宮城秋乃氏(通称アキノ隊員)のブログアキノ隊員の鱗翅体験 でこんなことを書いている。
米軍ヘリパッドに抗議する市民を貶める噂を広める際にワタシの写真を無断使用しないで下さい
宮城氏が「パイロットに許可をいただいて撮影・掲載したものです。大切な写真です。ワタシはすべての無断使用を許していませんが、特に今回の目的で使用されることは大変不愉快です。」と述べている。
そして最後に、「彼らには論理的に説明するという概念がないと思われます。」
そうなのだ…ネトウヨに「論理的に説明」することなぞ、不可能なのである。
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コメント
デマをいうてるから全てがだめだというなら反基地活動家側の主張もまるで信憑性に足らないということになりますな
山城博治が逮捕されたときのことについては山城博治氏ふくもメディアや運動に参加してる活動家ふくめて山城博治は加熱した抗議活動がラインをこえて基地に入り込まないようにを抑えるために~と言い訳したが
流出した映像では自ら先頭きって抗議のために積極的に線のなかにはいっていった。
あれで逮捕は行き過ぎかどうかは議論の余地はあるし、たんに引き下がらせれば良いだげだったと思う
しかし、第三者からいわせれば自己を正当化するために嘘をついたという点でいえば反基地の側も同じであり、依田氏が信用ならないというのなら、その場にいた沖縄メディアまでグルになって事実をねじ曲げようとした反基地運動の側もまるで信用ならないのである。
映像が流出しなければ、発覚しなかったことを考えれば沖縄メディアが反基地の側にたってくるてることをかんがえれば、いままでも散々やらかして隠蔽してきたということも考えられるし
やってることが大日本帝国みたいでキモイな反基地運動
投稿: 丸 | 2016年10月 9日 (日) 05時50分
この依田氏の暴力事件とデマ拡散により、ネトウヨがエラそーに反対派を批判できる立場じゃなくなったな。
移住ネトウヨプロ市民の存在も、明らかになった。
まあ、どっちもどっちってこと。
投稿: しまぶー | 2016年10月12日 (水) 14時09分