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2017年1月

阪神武庫川線侵略!

 阪神電鉄の盲腸路線、1.7㎞の路線、武庫川線に乗ってきた。
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阪神武庫川駅到着…この長い連絡線を渡って、武庫川線ホームまで行く。

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左の線路は、本線とつながっている…ここは「武庫川信号所」と呼ばれ、2両が留置されている。

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武庫川線ホームは、まだ先だ…

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中間改札があるのでゲソ…

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ホームから留置電車を撮影。

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ホームや待合室にはけっこう人がいる。

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武庫川の堤防のすぐ外側を走るのですね…

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2両の電車が到着~

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いっぱいいっぱいだなぁ~
やがて発車…全線単線なのだ。
東鳴尾、洲﨑と停車し、すぐに終点の武庫川団地駅に到着。

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到着後すぐ…折り返し電車に乗る人がけっこういる。

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駅はこんな感じ…

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隣はマックスバリューだsign03

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終着駅のたたずまい…

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津波が来たら…高さが3.7mになるそうだから、JR神戸線のところまで逃げないとイカんらしい。
そのまま折り返しで帰るのも面白くないから、1つ前の洲﨑駅まで歩くことにした。

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でもって、このあたりでカメラを構える…武庫川団地の街の様子。

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洲﨑駅に、武庫川駅まで戻って折り返してきた電車が到着。

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手ぶれじゃ手ぶれ~

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洲﨑駅の入り口。大昔はここが終点であったが、1984年に武庫川団地まで延伸したのである。

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もちろん無人駅だ。

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駅名票。

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もうすぐ電車が来る…

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じゃぁ帰るとするか…

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武庫川駅到着~

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本線の武庫川駅は、川の上にある…阪神はこんな駅が多い。

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ではでは・・・virgo

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2・12関西三里塚集会

2月12日(日)に関西において、三里塚集会が開かれる…
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「国策とたたかう農民・農地を守ろう!アベ政治を許さない!-三里塚闘争50年にさいして-」
2017年2月12日(日)午後1時開場 1時半開会
港区民センター・ホール
(地下鉄中央線、JR環状線「弁天町」下車徒歩7分)

提起 大野和興さん(農業ジャーナリスト)
講演 菅野芳秀さん(山形・コメ農家)
  演題:農民の自律と地域の自立―置賜自給圏づくりに至る一百姓の思いと行動

アピール
三里塚の現地から 市東孝雄さん(三里塚農民)ほか
辺野古・高江の現場から 安次富浩さん(市東さんの農地を守る沖縄の会共同代表)ほか
福島の現地から 松本操さん(葛尾村コメ農家、葛尾村議)

労働組合より挨拶

歌と語り 川口真由美さん

物 販 コメ(福島)、野菜(三里塚)など

集会呼びかけ人 安次富浩、大野和興、金城実、趙博、永井満、西山直洋、山本一英、米澤鐡志
問い合わせ先
〒550-0021 大阪市西区川口2-4-28 全日建連帯労組関西生コン支部
 ℡06-6583-5546 Fax 050‐1062‐0250

賛同のお願い
 安倍政権は、昨年の戦争法強行に続いて、この臨時国会でTPPの国会批准と関連法の制定を与党多数の力で強行しようとし、すでに11月11日に衆議院での可決を強行しました。わかっている内容だけでも、安倍政権がこの国に住む人々のくらしを守るのではなく、多国籍企業、大資本の利益のみもとめてTPP批准を強行したことは明らかです。
 私たちは、こうした動きの中で「儲かればいい」「食糧は輸入すればいい」「農民はいらない」と、国策で農地を破壊し、様々な攻撃が続けられていることに大きな憤りを覚えます。それは沖縄の高江で、福島で、そして三里塚で進んでいます。東アジアや東南アジアでも同じような問題が日米欧の巨大資本による支配のもとに発生しています。日本をはじめとしたこの地域は、恵まれた気候から世界でも例を見ない豊かな土壌を長い歴史の中ではぐくんできました。農民が数十年、数百年の長い営みの中から土を作り、豊かな田畑を、そして農産物を生みだしてきたのです。
 今、安倍政権は、TPP批准によってそうした貴重な、生産性豊かな土を、農地を破壊して国策を進めようとしています。
 三里塚農民は、1966年以来、一貫して”農地死守”を掲げ、自民党農政、国策にまっこうから対峙し、50年を闘いぬいてきました。私たちは、今なお成田空港拡張に対して”農地死守”をたたかう三里塚の農民と共に、そして沖縄、福島など国策と闘う人びととともに、”アベ政治を許さない”新たな共同の闘いを作りだしていくために、来る2月12日、大阪・港区民センターで「2・12 国策とたたかう農民・農地を守ろう!アベ政治を許さない!―三里塚闘争50年にさいして―」集会を開催したいと考えております。
 この集会を成功させるため、広範なみなさんにこの集会へのご賛同と参加を強く呼びかけます。

郵便振替口座番号・口座名
00910-6-332559「三里塚50年」集会実行委員会

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過渡期としての象徴天皇制

 FOR BEGINNERS 天皇制(文/菅孝之 イラスト/貝原浩)より…p147
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 ちなみに、1949年、羽仁五郎は次のように書いている。「日本国憲法は、日本における民主主義革命の成功の結果として成立したものではなく、日本における民主主義革命の実現の促進のために成立したものであることは、忘れてはならない。したがって、日本国憲法の解釈としては、その革命的な解釈のみが良心的であり正しいのであって、もし日本国憲法を保守的に解釈しようとするものがあれば、それはこの憲法をもって…民主主義をあざむくためのものとしようとしているという非難をまぬがれないであろう。したがって…日本がただちに完全なる民主主義国となることが困難であったために存置されている天皇制…は、日本が…共和制に推移する過程における過渡的規定としてのみ解釈されうるものなのである」(『パブリカン・マニュフェスト』)

 日本での次の革命が「民主主義革命」なのかどうかは別として、含蓄のある言葉である。すなわち「象徴天皇制」も過渡期の形態に過ぎず、次に革命をやった場合日本は「共和制」になるのだから、天皇制は無くなる…ということである。
 また、次に憲法を変える時は、日本国憲法が促進させた「革命」の結果であるから、天皇制を無くす…ということになるのである。

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トランプ政治はボナパルティズム?

 米国で新たに大統領に就任したトランプ氏の政治について、面白い見解が出ていたので紹介する。BLOGOSの記事『月刊日本』編集部…佐藤優 トランプの正体(上) である。なお、「月刊日本」は、保守派の雑誌だが「諸君」「正論」のような歴史修正、大日本帝国万歳雑誌とは少し違うようだ。

記事中から…
佐藤 トランプは経済に関しても表の世界と裏の世界を仕分けると思います。トランプは表向きは「アメリカファースト」として製造業重視の姿勢を見せていますが、実際には新自由主義的な政策を行うはずです。
 現に、トランプは大統領選中にウォールストリートを批判していましたが、その一方で金融規制の緩和を進めると言っています。アメリカはリーマンショック以降、金融資本に対する規制をかなり強化しました。しかし、客観的に見れば、アメリカの富を増進させるには、金融規制を緩和するしかありません。いまアメリカ発の好況が生じているのも、規制緩和への期待感からです。その意味で、トランプは完全に金融資本を味方につけたと言えます。
 しかし、トランプが金融規制を緩和すれば、製造業は弱くなり、格差はさらに拡大します。それはアメリカ国民には受け入れられないことです。その事実をごまかすために、トランプはフォードやトヨタなどに圧力をかけているのです。フォードがアメリカ国内で工場を作っても、それによって確保される雇用はわずか700人ほどです。しかし、その成果を大げさに宣伝することで、あたかも労働者のための政策を行っているかのように見せかけ、国民を欺瞞しているのです。
 これはフォードにとってもトータルとしては不利益になりません。金融規制が緩和されれば、フォードも株式や債券を運用しているため、金融面で儲けることができます。トランプはフォードにメキシコの新工場について譲歩させましたが、裏ではこのような形で見返りを用意しているのです。
 もちろんトヨタも一緒です。もしトヨタがトランプの言うことを聞かなければ、ピンポイントでターゲットにされると思います。しかし、言うことを聞けば、トヨタも株式や債券の運用をやっているわけですから、見返りを得ることができます。
 そういう意味では、トランプの手法は、マルクスが『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』の中で指摘している「ボナパルティズム」です。フランスの第二共和制では、政治的実績のない自称ナポレオンの甥という男が、社会的に弱い立場にいる分割地農民から圧倒的な支持を得て大統領に当選し、ついには皇帝ナポレオン三世を名乗るまでになりました。
 しかし、彼は決して分割地農民たちの利益を代表していたわけではありません。それにもかかわらず多くの支持を得ることができたのは、分割地農民の代表であるかのような表象を作り出すことに成功したからです。これがボナパルティズムの核心です。
 トランプは今後もボナパルティズム的な手法を駆使して国内を統治していくはずです。資本家は権力にアクセスする手段をたくさん持っているため、資本家の利益と完全に反するような政治を行うことはできません。しかし、国民の支持を得るには、部分的に資本家の利益に反することもしなければなりません。
 そのため、今回はこの資本家をいじめる、次回はこの資本家をいじめるといったように、その時々にしかるべき資本家をターゲットにしていくでしょう。これはロシアの政治とよく似ています。

 ロシアの政治に似ているかはともかく、トランプ政治はボナパルティズム的であるということ…もっと言うと、いくら彼が「(アメリカの)国民が第一」と、反グローバリズム、反新自由主義的なことを言ったり、公約したとしても、裏では「金融資本」と結びついているので、その利益に反することは絶対できないということだ。よって彼を「反グローバリズム」「反新自由主義」の旗手として評価することは間違っているのである。

 ここで「ボナパルティズム」について補足しておくと…もともとは「熱烈なナポレオン主義者」を示す言葉なのであるが、佐藤氏も指摘しているよう、マルクス主義の用語(といっても、今この用語を使っているのは、革共同の一部の人に限られる)であり、「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」の時代…1848年2月革命において、階級対立が拮抗し決着がつかない「危機」の時代に、超階級的なもの(フランスの場合、ナポレオン・ボナパルトのカリスマ性)を掲げて、階級の上に君臨することで危機を乗り切ろうとすることを言う。

 「超階級的なもの」とは日本の場合は天皇制になり、トランプ大統領の場合は「アメリカ国家」である。ただ、多くの資本主義国家では「超階級的なもの」やイデオロギーが見いだせないケースも多いので、漠然と「国家」や「民族」を掲げることになる…ボナパルティズムが成立するためには、トランプ氏がやったように、より煽情的に「国家」や「民族」をうち出さないといけない…手法は「ファシズム」に近いやり方で「ボナパルティズム」が成立することになるわけだ。

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1・22高浜原発動かすな!関電包囲行動

 昨日は大阪市内で「1・22高浜原発動かすな!関電包囲行動」に参加してきた。
 まず14:00から、中之島公園 女性像(なんか女神像とはいわんらしい)のところで前段集会である。
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演壇のところ…

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香川・高松からも来てたぞ…

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いろいろバナー

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この間の新情勢…

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もらった紙のプラカード

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そこそこ集まって来た…

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横断幕

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14:00、集会開始…だいたい30分ぐらい行う…ここで約400人集まる。

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デモ出発前に、雨が激しくなる。

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こりゃぁ~雪降る時の雲だなぁ~

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御堂筋を北上…デモは2てい団に分かれて行進、だがコールがほとんど聞こえない。寒いから意気があがらないのだ。

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アメリカ領事館前を歩く

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国道1号線のところを左折

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梅田の第三ビル、第一ビルの南側を通行…向うのほうから陽射しが差し込んで来る。天気予報では15:00から晴れ…ということだったので、かろうじて当たった?わけだ。

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ちなみに左手が、北新地である。

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完全に雨が止んだ。

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後を見てみる。

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阪神高速高架下のゴール地点へ

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とりあえずゴール…ここで一旦解散して…

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南に歩いて、関電本店前に行く。

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やっぱ四国電力とは違うわ…でかいhappy01

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南西の角にある公開空地をオキュパイして、包囲集会の準備。

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天気が良くなってきた…

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集会開始前に、東京から来た園良太君からのアピール…彼は東京の「放射線汚染」から避難ということで、昨年の暮れに関西に引っ越してきたのだ…これから関西を拠点に運動を続けていくとのこと。

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さて、16:00から包囲集会開始…なぜか演壇近くの一番いい所に陣取っている。

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今日は「全国集会」ということなので、福島現地や各原発立地地域から少しづつ人が参加しているのだ。

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それにしても寒い…手がかじかむのでゲソ…

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それでも帰る人はほとんどいない。

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「脱原発神戸アクション」の皆様…

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そろそろ暗くなってきた…

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だいたい17:30ごろまで、集会を行う…時々、シュプレヒコール「高浜原発うごかすな!」「美浜原発うごかすな!」「ガスを売らずに(関電は最近、ガスの小売りを始めた)廃炉に集中」などの声を上げる。
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とりあえず解散…皆様、寒い中お疲れ様でしたvirgo

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おまけ…大阪のアパホテルdown

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また白タク行為弾圧

 今度は関東で「白タク行為」を口実とした弾圧が行われた…YAHOOニュース(毎日新聞)より…
<白タク行為>反原発運動家を送迎か 埼玉の市幹部を逮捕
 国の許可を得ずに有料で乗客を送迎する「白タク行為」をしたとして、埼玉県警は18日、同県加須市福祉部副部長、幼方(うぶかた)忠雄容疑者(58)=同市花崎2=ら男女3人を道路運送法違反(無許可経営)容疑で逮捕した。県警は3人が中核派で反原発運動に参加する人たちを送迎していたとみている。
 他に逮捕されたのは同県上尾市原市、職業不詳、鎌倉玲司(62)▽同県川越市藤間、無職、高木美佐子(76)の両容疑者。
 逮捕容疑は2015年9月5日、インターネットなどで集めた乗客らを無許可で自家用のワゴン車に乗せ、1人約4000円の料金を取ってさいたま市と福島県楢葉町を往復したとしている。この日は、東京電力福島第1原発事故に伴う同町の避難指示が解除された日だった。
 県警は、幼方容疑者らが原発事故以降「白タク行為」を繰り返していたとみて追及する。加須市の大橋良一市長は「逮捕容疑が事実であれば誠に遺憾。事実が明らかになり次第、厳正に対処したい」とコメントした。【鈴木拓也】

 自家用のワゴン車に何人か乗せ、埼玉から福島県楢葉町まで往復…だいたい往復600㎞だから、リッター13キロメートル走るとしてガソリン46ℓ、単価130円/ℓとして約6000円、高速代は埼玉から浜通りのあの辺まで6400円だから、ガソリン代と高速代を含めた料金の合計は18,800円である。5人で「ワリカン」にしたら、一人あたま3,760円…4,000円弱だ。
 かかった実費を「ワリカン」することは営業には当たらない。よって「白タク行為」にはならない。
 こんなことで「白タク行為」だと逮捕されるのであれば、もうよい子の皆さんは、トモダチといっしょにドライブしても、ガソリン代や高速代をワリカンしてはイケナイということになる。

 ぶっちゃけた話、公安警察の「言いがかり」でしかないのだが、こんなのがまかり通ることは許せないangry

 「インターネットなどで集めた」というのも引っかかる…メーリングリスト(インターネットサービスを利用する)で仲間内に「いっしょに行きませんか」と呼びかけても、あるいはブログやSNSに「集会案内」を書いたことが、インターネットで「集めた」ことにされている可能性もある。

 2年前、関西でも同様のケースで逮捕者が出ている。脱原発運動に狙いを定め、かつ「過激派」を口実としたでっち上げ弾圧である。

 このような人権侵害と「ワリカン」乗車による集会参加弾圧を許さず、断固として抗議しようvirgo

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スケジュール確定の天皇制攻撃と闘うには…

 天皇が「退位したい」旨、直接TVで訴える…という形で去年の8月から始まった、代替わりに伴う天皇制攻撃…天皇制に屈服しちゃった「左翼・リベラル」の中には、安部の改憲攻撃を「いくぶんかゆるめるもの」としてこれを「歓迎」する動きがあり、また安倍≒日本会議の「ゴリゴリ反動」による「(皇室典範改正による)天皇退位は、まかりならんsign03」と対抗しているのを、より人間的に、天皇の「お気持ち」に沿って退位を…とゆうような議論も見られる。

 しかし人間の集合体である日本国の「象徴」である天皇が、同じ「人間」であるということ自体、矛盾することである。もし天皇が「自分も人間だ」「人らしく生きたい」というのであれば、天皇を辞めるか、憲法を変えて「元首」(元首なら人間である)になるしかないのである。

 さて報道にもあるように、2018年まで現天皇が「在位」し、2019年から次の天皇が即位し、元号も変える…そのため、現天皇1代限りの特別立法を行う…という方針が、既定路線化している。あとはこのような細部の調整 がグダグダと続くようだ。
 これを「スケジュールが確定した、天皇代替わり攻撃」と呼びたい…もちろんこの「攻撃」は、資本主義社会が行きづまり、新自由主義的なあり方でないと生き延びることが出来なくなった現代社会において「社会をいかに安定させてゆくため」に天皇制をどう扱うか?という、一種の「反革命的」な攻撃である。どのような形態になるにせよ、天皇制の一層の強化として、社会に向けて立ちはだかるものになる。
 だからこれをいかに阻止してゆくかsign02ということに尽きる。

 やり易いのは、「スケジュールが決まっている」ということだ…前の天皇「代替わり」攻撃は、80年代中盤から後半にかけ「いつ起こっても不思議ではない」状況だった。また、戦後40年、天皇在位60年攻撃というスケジュール的な攻撃もあったが、「代替わり」も見据えて、左翼勢力は天皇制攻撃と闘った。

 私たちの闘いは、「新たな天皇」に何を望むか…というようなものでは当然ない。天皇はいらない!元号もいらない!…これである。「改憲」を伴うため、象徴天皇制を直接無くすことは難しくても、これから2019年、それ以降も流される、新旧いろいろ、様々な「天皇制イデオロギー」の嵐に対し、カウンターを浴びせ続け、無力化してゆく必要がある。

 さしあたっては、前の代替わりの時に積み上げられてきた「反天皇(制)」の思想を、棚卸ししながら、現代にあった新しい理論を作ってゆく必要がある。
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 てなわけで、こんなのがあるんだなぁ~ FOR BEGINNERS 天皇制 文 菅孝行 イラスト 貝原浩 ●イラスト版オリジナル
1983年12月1日 第一刷

ではでは…

 

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トランプを批判しない左翼・リベラルって何だ?

 20日にトランプ大統領の就任式が行われる。それに先立ち記者会見なんかを行っているが、言っていることは大体、選挙前とほとんど変わらず、目新しいものは無い…アメリカ大統領という地位にふさわしいsign02「妥当な」政策に戻っているわけでもない。
で、この間SNS等の左翼・リベラル系言論を眺めてみると、いるんだよねぇ~トランプに「期待」しちゃっているヤツ…なんかマスコミ等の「批判」があると、いちいち食ってかかる…

 このブログでも、トランプ勝利は反グローバリズムの形の現れ と一定の「評価」をしたことはあるが、あくまで「現れ」であって、トランプの政策が「反グローバリズム」その他、民衆の利益になるわけがないsign03 こんなモノに「期待」なんかしてはイケナイのに…

 「資本主義の終わり論 2」に2極か3極か という記事がある。これによれば
 資本主義が危機に陥ったとき 必ずこれまでのあり方の変革を唱えるファシズム的なものが登場してきます。だから 危機の時代には 支配階級の分裂、ボナパルティズムとファシズム(的なもの)との分裂を対象化しなければダメなのですが これまで通りの資本(家)対賃労働(者)、政治的には保守対革新という2極対立で問題を立てている人や説をしばしば見受けます。
 とある…そう、トランプは危機を「ファシズム的」に乗り越えようとしているのだ。
 アメリカの階級情勢は、ブルジョワジーの中に、ヒラリー的な「現状維持」派と、トランプ的な「現状破壊はするが、(金融)資本主義はそのまま」…そして形を成してはいないものの、民衆の中に「トランプもヒラリーもNO!」というのがいる。「第3極」が実はそれなりにあるものの、代弁する政治勢力が無いため、大統領選挙では投票率が48.6%と過去最低になり、かつ「反トランプデモ」が起こったり、「トランプ就任式ボイコット」が広がったりしているわけだ。
 トランプ期待派は、後者についても「既得権益を守る動きだぁ~」と、かみついているわけんだな…「陰謀論」的に述べるヤツもいる。

 移民やマイノリティに対する「ヘイト感情」を堂々と解放し、橋下のように「ツイッターで政治」するようなヤツの危険性は、いくら指摘してもしすぎることはない…それが世界最強の軍隊を持ち、それを世界中に展開できるアメリカ合衆国の大統領になるわけだから、なおさらだ。 

 今、トランプ氏の政策で一番危ないのは、対中国政策だろう…対中貿易赤字の解消を目論むための、関税政策ならまだしも、「一つの中国」政策をひっくり返し、かなり対中強硬策を取りそうだ。

 彼が東アジアの安定をぶっ壊す可能性だってあるのだ…ゆめゆめ、疑う事なかれ…

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近鉄生駒線・田原本線侵略!

信貴山から降りて、また近鉄で布施駅に戻り、奈良線で生駒まで出る…
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生駒山のふもとを走る近鉄奈良線から大阪平野を眺める。

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生駒トンネルを抜けて、生駒駅から生駒線だ。(生駒が多い文だ)

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王寺行きワンマン電車…5両編成だけれど。

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竜田川沿いを、のんびり走ります。

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王寺駅到着…となりはJR関西本線

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改札を出ると…

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田原本線の新王寺駅まで、100mほど歩きます。

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ショッピングセンターの陰にちいさく佇む、新王寺駅

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正月だからか、だるまさんが置いてある。

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ワンマン3両運転…シートは「近鉄カラー」では無かった?

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新王子駅をでてすぐ、盛土を上って関西本線と和歌山線をオーバークロスする。

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一つ目の駅、大輪田で対向電車と交換…生駒線も、田原本線も単線でゲソ。

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冬枯れの奈良盆地を行く…

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30分ぐらいで、終点の西田原本駅到着…この路線は、近鉄橿原線と線路は繋がっているものの、田原本駅と西田原本駅も離れていて、独立した路線のように運用されている。

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西田原本駅を出て…

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駅前広場を、田原本駅まで歩くのです。

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ま、すぐですけどね(^^)

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田原本駅から、急行京都行きで西大寺まで…西大寺から近鉄奈良線で鶴嘴に出て、そのまま辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動に参加なのであった。

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信貴山鉄道跡

 さて、高安山のケーブルカー山上駅から、信貴山の山門に行くのには、バスが出ている。
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しかし、昔はなんと鉄道が走っていたのだtrain
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1930年に、鋼索線といっしょに開業した…ケーブルカーを降りて、また平場の電車に1駅だけ乗って、信貴山山門まで行く。
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戦争中に「不要不急路線」に指定され、鋼索線とともにそのまま休止。その後、鋼索線は1957年に復活したが、鉄道線は廃止となった。
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今は看板と、ホームの跡だけ残る…

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ちなみに廃線跡は、信貴生駒スカイラインという有料道路になっているため、歩くことはできないのでゲソdown

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信貴山ケーブル侵略

 7日土曜日、近鉄の「京阪奈初詣1dayチケット」を使って、ちょっと近鉄に乗りまくって来た。
 このチケット、年末に販売されており、12月31日~1月9日までのうち1日間、近鉄大阪線の三本松以西は1300円で乗り放題というもの…
 
 で、近鉄の大阪方面で唯一、未乗であった河内山本~信貴山下と、そこから出ている信貴山ケーブルに…
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まず河内山本駅1番線から信貴山下方面へ…2両の電車
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本線と同時発車…
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山が近づいてきます(^^)/
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信貴山下駅到着
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ケーブル線のほうへ…
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メチャメチャ本数が、少ない…10時30分の後、11時10分、11時50分となっている…
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勾配がすごく急だupwardright
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椅子がLでなく、レになっているでしょhappy01
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前はこんな感じ…
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けっこう乗って来た…やがて時間が来たので、発車。
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山がけっこう深い~
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ケーブルカーのお約束…途中で交換。
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7分ほどの乗車で、高安山駅に到着…
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駅はこんな感じ…
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展望台のほうに行ってみる…
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大阪平野が、どどぉ~んと眺められるのだhappy01
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周辺の地図…
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帰りのために乗車…なるほど、下り側の展望をよくするため、天井がガラス張りになっているのですね(^^)
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下り…交換風景。
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下った後、信貴山口駅の駅舎。
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ケーブルカーの仕組みです。ではでは…

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「日韓合意」見直し、真の慰安婦問題解決を!

 すでに既報のとおり、慰安婦問題の「解決」策として一昨年の12月に日韓で「合意」した事項について、韓国側が釜山総領事館前に設置された「少女像」を撤去しないのはケシカラン…ということで日本側が大使・領事を一時帰国させるということを行った。
 この「日韓合意」については、「当事者抜きの合意」であり、かつ当該の慰安譜とされた人々が求める解決水準を満たしていないことから、このエントリー で批判し、かつ「それにしても「当事者不在」の合意は、早いうちに「韓国側」から破綻する…それを口実に「最終的」解決に韓国は努力していないと、右派勢力から確実にバッグラッシュが起こる…特に今回の合意は多くのマスコミが大々的に「歓迎」しているので、「韓国側」から破綻した場合、バッグラッシュはいわゆるネトウヨ層のみならず、「普通の」日本人の間からも確実に上がるであろう。」と書いておいた…見事に当たったわけである。

 あちこちで指摘されているが、まず「少女像が置かれていること」について、当時の日韓両外相共同記者発表 にもあるように
「可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて,適切に解決されるよう努力する。」
 としか書かれておらず、必ず撤去しなければならないというものでは無い。

 それどころか「最終的かつ不可逆的に解決されること」を韓国の民衆が拒否している…当然といえば当然なのだが…から、「合意」の後も少女像が50体以上もあちこちに建てられることになったわけだ。さっきも報道でやっていたが、「日韓合意」に反対する韓国世論が、6割近くあるそうだ。

 大使を「一時帰国」させても、当然状況は好転すまい…火に油を注ぐようなものだ。

 これを機会に、もう一度しきり直して(もちろん安倍政権はそんなことは絶対しないが)、当事者の要求を取り入れ、双方が納得いく形で、再合意を作り直すしかあるまい。

 非常に難しい作業であるが、日韓関係の再構築のためにはそうするしかない…

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オキナワ島嶼戦争(後篇)

では、このような「島嶼防衛戦」が発動されるにあたって、南西諸島に住んでいる住民の「避難」についてはどう考えられているのか?

 何も考えられていない…というのが実情である。実際問題「ミサイルの打ち合い」が想定されているので、かなり早い段階で南西諸島の地上にあるものは破壊される。だから早い時期で「島外避難」をするのが正解だが、それでも「グレーゾーン」からシームレスに戦争状態に移行すると想定されていて、おまけに機雷戦・対潜戦もやるよという中で、フェリーや民間の船、航空機を動員して島外避難するということ自体、成り立たない。これより早い段階での島外避難は、相手に開戦・攻撃の意図ありとの信号を送ることになる(挑発として捉えられる)
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 島内避難はもう、お粗末としか言いようがない…学校もしくは堅ろうなコンクリートの建物…ぐらいしか想定されていない。人口分のコンクリートシェルターを作ることが、島の経済に役立つと述べる人もいる。おいおいdown

 繰り返すが、宮古島や石垣島に配備されるのは、陸自のミサイル部隊である。車載式ミサイルを積んだトラックが、偽装して島内を走り回り、ミサイル発射・回避運動を繰り返すわけだ。当然、敵側はどこに車載式ミサイルがあるか分からなければ、全島、攻撃対象となる。
 したがって、島内避難なぞ不可能である…結局「軍民混在」した沖縄戦の繰り返しとなり、住民(+戦闘に巻き込まれた観光客)の犠牲が出る。
宮古島や石垣島など、南西諸島への自衛隊配備に反対している人たちもまた、沖縄戦の記憶・教訓をもとにしているわけなのである。

ではどうするのか?小西氏は、「無防備都市(島)宣言」を提案している。「無防備都市宣言」とは、正確には「無防備地区宣言」(ジュネーブ諸条約追加第1議定書第59条)と言い、この宣言をした地域に紛争当事国が攻撃を行うことは国際法で禁止されている。具体的には、全ての戦闘員、移動可能な兵器、軍事設備を撤去し、軍隊や住民が軍事施設を使用することも、軍事行動の支援活動を行うことも禁止される。紛争相手国の占領を無抵抗で受け入れることを宣言するので「降伏宣言」でもあるが、現代社会において「無防備都市宣言」を行い、文字通り無防備の島々に対し手軍事的攻撃を行った場合、国際世論全てを敵にまわすことになる。
 「無防備都市宣言」の事例は、フィリピン戦でのマッカーサーがマニラで行った事例がある…これで日本軍はマニラに「無欠入場」したおかげで、マニラの都市と市民は守られた。後に立場が逆転し、日本軍が米軍に攻められた際、日本軍はマニラで市街戦を行い、多くの人が犠牲になった。
 もっともこれは実際に紛争(戦争)が起きている時の緊急避難的なものともいえるが、紛争を未然に防ぐために、太平洋の島々を「無防備」にしておこうとしたこともあった。それは1922年締結のワシントン海軍軍縮条約に「島嶼要塞化の禁止」というのがある。太平洋における各国の本土並びに本土にごく近接した島嶼以外の領土については、現在ある以上の軍事施設を設けない等、要塞化が禁止された。日本においては千島列島・小笠原諸島・奄美大島・琉球諸島・台湾、澎湖諸島・サイパン・テニアンなど、アメリカはフィリピン・グアム・サモア・アリューシャン諸島が対象となる。もっともこの条約は1930年代に日米対決の時代には骨抜きとなり、こっそりと軍事化が進められるが、逆にこの時代でさえ、アジア太平洋地域の島嶼を巡る軍拡の危機に対し、各国の非軍事化が推し進められたということに注目しよう。

いずれにしても、この「島嶼防衛戦争」の問題は、「集団的自衛権はダメだが、個別的自衛権ならOK」という単純なものではない…自衛隊=帝国主義軍隊は民衆を守らないという「原点」に立ち返って批判することが必要である…ということに尽きる。

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オキナワ島嶼戦争(中編)

 ではアメリカの戦略に乗って計画される「島嶼防衛戦」とはどんなものか…中国の艦船は海峡を通さない…ということだから、まずは①機雷戦 この時、米航空母艦はグアムより遠方に退避しているので、米軍にとって怖いのは中国の原潜からの攻撃である。よって原潜を太平洋に出さない(第一列島線内に留めておく)ため、対潜水艦戦も行われる。
 次の段階が②対艦・対空ミサイル戦…ミサイルの打ち合いである。石垣島・宮古島に配備される「ミサイル部隊」は、車載式ミサイルでもって運用される。敵からの攻撃を避けるため、発射・回避・偽装…を繰り返しながら、島中を走り回ることになる―敵から見れば、島のあらゆる箇所に「車載ミサイル」があることになるから、島中が攻撃対象となる。
 次が③対航空戦、対艦戦である。その次が④敵の上陸に対する事前配置部隊による、対着上陸戦 次に⑤敵の上陸を許した場合、残存部隊による抵抗陣地構築、ゲリラ戦、情報戦である。次に⑥増援部隊による対着上陸戦、機動部隊による強襲上陸、艦艇からの支援砲撃、ヘリボーン作戦、空挺部隊による急襲降下である。そして⑦上陸した島嶼を制圧し、陣地構築…と進む。
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 この「島嶼防衛戦」を行うにあたり、自衛隊は旧軍の島嶼防衛戦争や、フォークランド紛争を研究しており、特にフォークランド紛争において英国軍が途中にあるアセンション島に、事前に物資を集積していた点を重要視している。自衛隊の南西配備において、事前に物資を集積する場所として、下地島も含め3つも飛行場のある宮古島や、鹿児島の馬毛島などが有力視されているそうだ。
 また先の④~⑥にあるよう、敵の上陸があった場合、これを単独で守るための大部隊を置いておくことは難しいため、いったん「負けて」から増援部隊による再上陸によって敵を打ち破る?計画である。従って米軍の「海兵隊」のような部隊が必要とされる。
 その部隊が、佐世保、相浦駐屯地にある「西部方面普通科連隊」である。この部隊の海兵隊化が目論まれており、2018年度までに約3千人(旅団規模)の水陸機動団に増強される。オスプレイ(佐賀空港に配備予定)17機と、水陸両用車AAV7を57両持つことになる。

 このような「島嶼防衛戦」を行うための訓練もすでに行われている。2012年には陸自「富士総火演」では、富士の演習場を離島に見立て、上陸してくる敵を撃退する想定で行われた。また、陸海空の統合演習や、米軍との協同演習・訓練も行われている。西部方面普通科連隊は、2005年にサンディエゴの海兵隊基地で、米海兵隊と共同演習を行っている。 
 また、海自の増強も進んでいる…2015年に完成したヘリ搭載護衛艦「いずも」や、「おおすみ」型輸送艦、「ましゅう」型補給艦など、大型の護衛艦が配備されている。2014年の中期防衛力整備計画では、強襲揚陸艦の導入も検討するとされている。
 空自はF-35最新鋭戦闘機を28機配備するとともに、飛行隊も増やされ、那覇基地に配備されることになっている。
 陸海空の「統合運用」のため、2006年には「統合幕僚会議」が、「統合幕僚監部」に改編され、「統合幕僚会議長」は権限を強化して「統合幕僚長」となっている。

 なお、米軍と自衛隊は共同訓練をしているが、97年改定ガイドラインから、日本領土の防衛は日本が主として行うということになっており、「島嶼防衛戦」はあくまで「日本が主体」となって戦うこととされている。また、沖縄の海兵隊・米軍は遅かれ早かれグアム以遠に撤退すると小西氏はみており、辺野古新基地をはじめ、在沖米軍基地は自衛隊と共同使用になるものとされている。(続く)

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オキナワ島嶼戦争(前篇)

オキナワ島嶼戦争―自衛隊の海峡封鎖作戦(小西誠 社会批評社 2016年12月10日)を読んだ。小西誠氏は、「反戦自衛官」であり、中核派の運動と袂を分けてから、社会批評社で自衛隊について多くの評論・書物を出している。
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 また自衛隊の「南西重視」戦略に基づき、先島諸島への自衛隊配備が進められており、与那国島にはすでに160名の部隊が配備され、石垣島や宮古島にも配備を進める動きと、それに反対する住民運動のせめぎ合いがある…小西氏はその運動にもコミットしているようだ…宮古島市の市長選挙と市議補欠選挙が、自衛隊配備問題を争点にこの1月行われる。また石垣市では、住民への説明が中途半端なまま、市長が自衛隊受け入れを決め、問題になっている。

プロローグでは、小西氏がその自衛隊が配備された与那国島などを訪問するところから始まる。与那国に配備された部隊は「沿岸監視隊」ということなのだが、弾薬庫(貯蔵庫と称しているそうな)がやたらデカい。小西氏も佐渡なんかのレーダーサイトで勤務していたのだが、弾薬庫は10坪ほどだったそうな…すなわち、大きな弾薬庫は、将来の増備あるいは戦時に備えた物資の事前集積のためであると断言する。

 さて、本書では自衛隊の南西諸島方面への配備計画と、その背景にあるものの考察、および「島嶼防衛戦」構想の批判…これは現地で自衛隊配備に反対している人の論理にもつながる…の書である。
 南西諸島への配備計画そのものは、防衛相の中期防衛計画(pdf) の25ページ目ぐらいを見ていただくとして、その構想がいつ、どのように出てきたのか?ということを書いていこう。

 冷戦終了後、97年に日米安保のガイドラインが改定される…我々はこれを「朝鮮侵略戦争準備」ととらえ、ガイドライン改定反対―周辺事態法成立阻止を闘ったわけだが、実はそれだけでなかった。この「安保再定義」で範囲が「極東」から「東アジア」に拡大されたことは、「台湾海峡有事」を見据えた「中国脅威論」がそこに織り込まれていたのである。もっとも冷戦期に「中国脅威論」がなかったわけではないが、中国の軍事力が陸軍中心であり、また冷戦後半は中国も「対ソ包囲網」に組み込まれていたから、それは自然に消滅したのである。
 2000年1月に自衛隊の「野外令」が改定される…「野外令」とは旧軍の「作戦要務令」にあたるものだそうだが、この「改定」でこれまで隊内の売店で一般人も購入できた「野外令」が機密扱いになったとともに、内容も充実するとともに、ここで初めて冷戦後の新任務「離島に対する単独侵攻の脅威に対応するため、方面隊が主作戦として対処する要領を、新規に記述した」とのこと。ここに離島防衛作戦に「事前配置による要領」と「奪回による要領」の2つを日米制服組による冷戦後の新たな日米の戦略として打ち出した。
 2004年に防衛計画の大綱がまとめられ、公式に「島嶼部に対する防衛」が上げられるとともに、2005年の日米合意文書「日米同盟未来のための変革と再編」(沖縄基地に関する再編実施のための日米ロードマップ)において、初めて「中国の脅威」が取り上げられた。

 一方、米国のほうは、4年ごとの防衛計画見直し(QDR)を行う中、2010年に「エアシーバトル構想」を打ち出す…米国の「中国脅威論」は、2006年QDRの時にも見られたが、その時は「対テロ戦争」のイラク・アフガニスタンで手が一杯だった…撤退がみえてきた2010年ごろに、「中国脅威論」が出てきたわけである。「エアシーバトル構想」は中国の対艦・対空ミサイルを「無効化」するわけであるが、これは中国の内陸、司令部機能まで攻撃をするというものであり、必然的に核戦争につながる恐れもある…ということで、「オフショア・コントロール」という、米軍と同盟国の軍事力で中国を「経済封鎖」するとともに、軍艦・商船を沖合で破壊するというものに「修正」される…この「戦略」でも、「核戦争」に発展しない保証はない…

 この米軍の戦略に基づいた「島嶼防衛戦争」は、必然的に、いわゆる「第一列島線」(琉球弧のライン)から中国軍を出さないことにつながり、与那国島や宮古島、石垣島島の「海峡」を自衛隊の力で封鎖することになる…これを小西氏は、冷戦時代の「シーレーン防衛」で出てきた「(宗谷・津軽・対馬)3海峡封鎖」の焼き直しと捉える(続く)

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ロシア革命100周年!

 今年は2017年…ロシア革命から100年の年である。

 ロシア革命…歴史上はじめて資本主義社会を打倒し、社会主義社会から共産主義社会に向かう…その後の共産主義運動に大きな影響を、良かれ悪しかれ及ぼすことになる。

 資本主義社会を打倒し「賃労働と資本」の関係を打ち破り「工場委員会」による生産を始めた革命ロシアも、その後「社会主義=計画経済」という罠に陥る…そしてそれは「スターリン主義」という革命やマルクス主義の疎外物に変質する…

ま、その中身については、今後もいろいろと議論していかねばなるまい…今回はもうちょっとくだけて、こんなの紹介
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まだ「ソ連」があった1990年初頭発売の「歴史読本ワールド 特集 ロシア革命の謎」

グラビアに「クレムリンの内部を、日本初公開」なんてのがある。いやぁ~スゴイもんだねぇ~
カラスの糞公害に対処すべく、クレムリンでは鷹を飼っているとのこと。
メキシコの「トロツキー最期の家 これが暗殺現場だ!」なんてのもあるぞ…

本文は、1905年革命の、ガポン僧正から、ラスプーチン、ニコライⅡ世、レーニン、トロツキー、スターリン、そして「チェー・カー」創設者のジェルジンスキー、日本のシベリア出兵まで盛り沢山である。

ま、これをネタになんか書くつもりは無いが…

おまけ…「赤軍に勝る者なし」3分29秒…でも聞いて下され

ではではvirgo

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