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過渡期としての象徴天皇制

 FOR BEGINNERS 天皇制(文/菅孝之 イラスト/貝原浩)より…p147
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 ちなみに、1949年、羽仁五郎は次のように書いている。「日本国憲法は、日本における民主主義革命の成功の結果として成立したものではなく、日本における民主主義革命の実現の促進のために成立したものであることは、忘れてはならない。したがって、日本国憲法の解釈としては、その革命的な解釈のみが良心的であり正しいのであって、もし日本国憲法を保守的に解釈しようとするものがあれば、それはこの憲法をもって…民主主義をあざむくためのものとしようとしているという非難をまぬがれないであろう。したがって…日本がただちに完全なる民主主義国となることが困難であったために存置されている天皇制…は、日本が…共和制に推移する過程における過渡的規定としてのみ解釈されうるものなのである」(『パブリカン・マニュフェスト』)

 日本での次の革命が「民主主義革命」なのかどうかは別として、含蓄のある言葉である。すなわち「象徴天皇制」も過渡期の形態に過ぎず、次に革命をやった場合日本は「共和制」になるのだから、天皇制は無くなる…ということである。
 また、次に憲法を変える時は、日本国憲法が促進させた「革命」の結果であるから、天皇制を無くす…ということになるのである。

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