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やっぱり世界の警察を止めなかったアメリカ

 昨日、アメリカ・トランプ政権は、シリア・アサド政権が反政府勢力に対し化学兵器を使用したことを「口実」に、シリアの空軍施設をトマホーク59基を使って攻撃した。アサド政権に対するアメリカ単独の軍事制裁行動である。
 アサド政権による化学兵器使用に関しては、国連でも問題にして取り上げようとするところであったが、それを無視しての攻撃である。

 トランプ政権は「アメリカ・ファースト」を掲げているので、これからは「世界の警察」として米軍はあちこち介入しないと見るむきもあったが、結局はシリア情勢により深く介入し、紛争の火種を撒き散らすことになったのだ。

 また今回のシリア攻撃は、「北朝鮮情勢」も見据えた上での行動であることも明らかである。ミサイル発射実験などの「挑発」を繰り返す北朝鮮に対し(そもそも米朝は未だ朝鮮戦争が休戦中であり、毎年米韓合同演習という「挑発」が激しく行われているが)、「あらゆる手段を検討」していると報道されている。これは北朝鮮に対する先制攻撃も辞さないということだ。シリアに対しトマホークをぶっ放したように、北朝鮮に対してもトマホークをぶち込むぞという恫喝であるし、準備さえ整えばトランプ政権なら戦争も辞さないだろう。

 トランプ政権のシリア攻撃に対し、安倍政権は支持を表明している…中東や東アジアでの米軍による軍事作戦に協力してゆくことを明らかにしたものだ…米国の「同盟国」である日本の民衆がやるべきことは、自国の「戦争協力」を許さないことである。
 
 世界中に戦争の火種を撒きちらす、トランプ政権と安部政権を打倒しよう

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