「緑のたぬき」はコミュニケーション上手
小池「緑のたぬき」都知事と、都議会選挙について…
小池都知事が政治家であり続けられる理由は、その高いコミュニケーション能力にある…東洋経済ONLINE より
小池都知事圧勝の理由は「敵失」だけではない
(前略)威風堂々と登場し、ひときわ声量のある声でその場を支配する気迫。「この私が太鼓判を押すから大丈夫」とお墨付きを与えられると、頼りなさそうな候補者でも、信頼できるような錯覚を与えてしまう。判を押したように同じ内容を繰り返すのではなく、毎回、その場に応じて内容をアレンジし、ユーモアを交え、聴衆を飽きさせない。感情的に叫んだり、他党をひたすら批判することもない。
(中略)
2つ目のコミュニケーション戦法は、「言葉」へのこだわりだ。小池知事のコミュニケーションの最大の強みは「言葉に対する独特の嗅覚」といえるだろう。「オッサン政治」「昭和枯れすすき(のような議会)」「肥満都市」「ワイズスペンディング(賢い支出)」など、耳目を引く言葉選びに長けているが、人の心に残りやすい言葉に徹底的にこだわっている節がある。
(以下略)
と、まぁあとはリンク記事や、記事にさらにリンクされている記事を読んで…としか言いようがない。「緑のたぬき」なんぞ全然評価しない人であっても、これは認めざるを得ないであろう。
政治家の「コミュニケーション能力」ってのは大事で、結局「何を どう訴えるか?」の「どう訴えるか?」のところで決まると言っても過言ではない。山本太郎や、橋下もそうゆう能力に長けているのであろう。
「緑のたぬき」のダメなところは、その能力「しか」使っていないことである。「政界渡り鳥」で自分が議員やってりゃエエ時代ならともかく、およそ「行政の長」を務める、あるいは政治党派(「都民ファシストの会」)の実質トップを務める以上、その他の能力のあるブレーン、参謀、各方面のベテラン…等を期用し、使いこなしてこそなのだが、都政を握って半年あまりが経つも、その兆候は見られない。
それどころか、「都民ファシストの会」のトップは、政治家の能力としては???の、全然知られていない野田数なんぞを期用するし、選挙で新たに選ばれた議員も素人ばかり…どうやって「ブレーン」を集めるのだろうか?
とはいえ…左翼党派もある意味、「緑のたぬき」や山本太郎の「コミュニケーション能力」や戦略に学ぶ必要は、大いにあるのだが…
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