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ヤスクニは軍事施設だ!

 今年も「敗戦記念」日、8・15がやって来た。先の大戦の犠牲者を思い、その悲惨さを直視するとともに、あの戦争がまぎれもない「侵略戦争」であった、間違った戦争だったということを真に反省して、「二度と同じことを繰り返さない!」と誓う日である。
 が、その意義を真っ向から否定する行為がある。言わずと知れた「靖国神社への参拝」だ歴史修正主義者で、「戦争への道」を掃き清める安倍晋三は、「公式参拝」こそしなかったが、私費で玉串をささげた…Y!ニュース時事通信より…
安倍首相、玉串料を奉納=超党派議員が靖国参拝
 安倍晋三首相(自民党総裁)は終戦記念日の15日午前、代理人の柴山昌彦党総裁特別補佐を通じて、東京・九段北の靖国神社に私費で玉串料を奉納した。
 自身の参拝は見送った。一方、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)のメンバー約60人が同日午前、集団で参拝した。
 終戦記念日の首相の参拝見送りと玉串料奉納は第2次政権の発足以降5年連続。靖国参拝に反対する中国、韓国との関係を考慮したとみられる。柴山氏は同神社で記者団に「総裁の指示を受け、先の大戦で尊い犠牲となった先人のみ霊に謹んで哀悼の誠をささげるとともに、恒久平和への思いを新たにした」と説明した。
 内閣からは佐藤正久外務副大臣らが参拝。自民党の萩生田光一幹事長代行と小泉進次郎筆頭副幹事長、先に国連平和維持活動(PKO)日報問題で辞任した稲田朋美元防衛相も個別に参拝した。


 靖国神社は「先人のみ霊に謹んで哀悼の誠」をささげるところでも、「恒久平和」を祈るところでもない。「国=天皇」のために死んだ者を神として祭り上げることによって、自発的に「国=天皇」のために「喜んで」死んでいく者をつくる装置なのだ。
 戦前、靖国神社は陸軍省と海軍省が管轄する「軍事施設」であった…戦後、陸軍省・海軍省が解体されたため、靖国神社は「宗教法人靖国神社」として生き延びるしかなかった…もちろん、日本人民が敗戦を侵略戦争の結果であると同時に、責任は天皇にあること、そして「天皇のために戦死者を出すこと」の是非をきちんと問うことができなかったことが、靖国神社が生き残った大きな原因であるが…現在も天皇制は残り、侵略戦争を「アジア解放のため」と居直り、また憲法を変えて「戦争のできる国」に進もうとする政治家たちが大手を振って歩いている中、靖国神社が「戦争装置」として再び動き出さないとは限らないのである。

 で、8月12日、HEP前梅田解放区では、「ヤスクニ ジャズ ヤスクニは軍事施設」という歌が披露された…これを紹介しよう。

 なお、動画は4分ぐらい…HEP前ではなく、2009年に行われたライブを、ユーチューブから拾って来たもの…


ヤスクニは軍事施設 戦争のための施設
ヤスクニは軍事施設 戦争にゆけとぬかす

過去を美化して いってこいこい戦争へ
犬死にをさせる ひとごろしをさせる

ヤスクニは軍事施設
ヤスクニは軍事施設

戦争なんかにゃいかねーぞ ヤスクニなんかいらねーぞ
ヤスクニは軍事施設
ヤスクニは軍事施設

ヤスクニジャズ ヤスクニジャス ヤスクニはでたらめさ
ヤスクニジャズ ヤスクニジャズ ヤスクニはいらないさ
ヤスクニジャズ ヤスクニジャズ ヤスクニはたわごとさ

ヤスクニは軍事施設
ヤスクニは軍事施設

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