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沖縄鉄軌道構想 赤か黒か?

 沖縄の鉄道建設構想のお話し…まず費用対効果(B/C)が1.0を越えず、赤字が続くというお話し、琉球新報7月20日より。
開業40年後も赤字 鉄軌道国調査、費用対効果は微増
 【東京】内閣府は19日、2016年度に実施した鉄軌道導入に関する調査結果を公表した。事業採算性を示す費用便益費(費用対効果、B/C)は鉄道を導入した場合が0・64、トラムトレイン(専用軌道の路面電車)の場合が0・86となり、ともに前年度調査から微増したものの、事業化の目安となる1・0には届かなかった。開業後40年間の累積赤字は鉄道が3950億円(前年度比50億円増)、トラムトレインが1100億円(前年度並み)だった。
 15年度調査のB/Cは鉄道0・62、トラムトレイン0・84だった。16年度調査では那覇市の旭橋周辺などの開発プロジェクトや、各地で進むホテル進出計画などによる乗客増を見込み微増につながった。内閣府が調査を始めた10年度以降、B/Cは若干の改善が続いているが、依然事業化の目安水準を大きく下回り、開業後40年間でも黒字転換できない厳しい見通しとなっている。(以下略)


 ふ~ん、開発プロジェクトとかでB/Cはちょっとずつ上がっているのか…じゃぁ、普天間返還→大規模再開発…ということであれば、もっと上がるかも。しかし、開業後40年で、累積赤字4000億円は、痛いなぁ~

 続いて、黒字転換があるという「おめでたい?」話…同じく琉球新報8月1日より
4案で黒字転換、残り3案は赤字拡大 名護-那覇の鉄軌道 技術検討委が比較
 沖縄本島への鉄軌道導入について技術面から検討する県の沖縄鉄軌道技術検討委員会(委員長・兵藤哲朗東京海洋大教授)の第6回会合が31日、県庁で開かれた。那覇から名護を結ぶ7ルート案のうち、施設を公共が整備し運営主体とを分離させる「上下分離方式」だと、「中部東・北部西=C案、C派生案」で国道330号を経由した場合、開業後1年で黒字転換するとの見通しが示された。
 「中部東・北部東=D案、D派生案」は330号経由だと30年前後、58号だと54~58年で黒字転換の予測。それ以外のほとんどは累積赤字が拡大し続ける。(以下略)


 要するに「上下分離」…建設主体と経営主体を分離すれば、ルートによっては経営主体が初年度から黒字になりますよ(^^)…ということ。
 ただ、近年の公共事業はB/Cが1.0を超えないと、GOサインは出ない。「上下分離で経営主体は黒字が出る」とは言っても、トータルでB/Cが1.0を越えないから、なかなか沖縄の鉄軌道構想は実現が難しいのだなぁ~ということ。

ではでは…virgo

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