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日本版海兵隊沖縄配備計画を阻止しよう!

 日本版海兵隊が沖縄に配備されるという…Y!ニュース朝日新聞より
日本版海兵隊、2020年代前半に沖縄へ 米部隊移転後
 陸上自衛隊に離島防衛の専門部隊「水陸機動団」(日本版海兵隊)が来年3月、新設される。防衛省はこの部隊を当初、長崎県の相浦(あいのうら)駐屯地をはじめ九州に置くが、2020年代の前半には沖縄県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセンにも配置する方針を固め、米側と調整に入った。在日米軍再編に伴って沖縄に駐留する米海兵隊の一部が米領グアムに移転した後を想定しているという。
 複数の政府関係者が明らかにした。尖閣諸島に近い沖縄に置くことで、中国への抑止効果とともに、九州の南端以西の南西諸島で何か起きた際の展開を早める狙いがあるという。一方、沖縄にとっては、海兵隊の移転後に自衛隊が駐留することになり、「本当の基地負担の軽減につながらない」といった反発も予想される。(以下略)

 記事にあるよう「水陸機動団」(日本版海兵隊)は、離島防衛…すなわち島嶼防衛作戦に使われるのだが、これは上陸してくる敵を水際で撃退する部隊ではない。一旦敵に「占領」された島に強襲上陸し、奪還作戦を行うための部隊なのだ。
 小さな無人島ならともかく、住民がいる島でこのような「奪還作戦」を行う…事前に敵の占領部隊を空爆等で叩くことも想定されている…ことは、住民をも巻き込んだ悲惨な結果につながることは明白だ。まさに沖縄戦の再来である。

 酷いのは「米海兵隊の一部が米領グアムに移転した後を想定」というところ…これでは何のための「沖縄の負担軽減」なのか分からない。また、海兵隊がグアムに移転するということは、辺野古新基地建設は何のため?ということにもなるハズなのだが、これはキャンプシュワブや北部訓練場も含め、自衛隊「日本版海兵隊」が、これらの基地を使い、訓練・演習をバンバンするということに他ならない。
 また、今は島嶼防衛のためと言いながら、「集団的自衛権」の名の下、米海兵隊と共同作戦を行う、すなわち米軍と一緒に侵略戦争に出てゆくということも考えられる。

 日本版海兵隊の沖縄配備を阻止しよう!沖縄への基地負担増を許すな!沖縄戦の再来を阻止しよう!自衛隊は侵略の銃をとるな!

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