改憲発議を許さず、安部政権を打倒しよう!
本ブログではあんまりやらない年頭のあいさつその1
本年のたたかいの目標!やはり安部政権による改憲発議を許さない事である。
Y!ニュース毎日新聞より…
<安倍首相>「国民的な議論深めたい」年頭会見
安倍晋三首相は4日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝後、現地で記者会見し、憲法改正について「今年こそ憲法のあるべき姿を国民に提示し、憲法改正に向けた国民的な議論を一層深めていきたい」と述べ、自民党として具体的な改憲案を示すことに意欲を示した。
9月の自民党総裁選で3選を目指すかどうかを問われたのに対しては「昨年の衆院選で『生産性革命』『人づくり革命』を約束して信任を得た。それを実行することが最大の責任であり、通常国会で結果を出していくことに集中したい。その先のことは、その上で考えたい」と述べ、立候補表明は通常国会後になるとの意向をにじませた。
このように、安倍は改憲やる気満々である。通常国会会期中、予算審議後に安部改憲草案が発せられ国会審議にかかることは十分予想される。
大切なのは、安部改憲(≒自民党改憲)がなぜダメなのかということを、もう一度はっきりさせないといけない。奴らは「立憲主義」に基づかず、天賦人権説も認めず、ひたすら「日本の国柄」云々という、現行憲法にある理念や基本的人権といった価値体系をぶち壊しながら、資本の自由だけは認めるという「憲法」に突き進もうとしているのだ。
「立憲主義」すら理解できず、ひたすら憲法違反でもある安保関連法、特定秘密保護法、そして共謀罪法を強行採決してきた安部政権・自民党に憲法をいじらせるわけにはイカンのである。
改憲はとりあえず、憲法9条2項の「無力化」からとりかかるであろう…9条3項としてどのように「加憲」してゆくのか、文言はどうあれ、一旦「改憲」が行われれば味をしめ、基本的人権を制限する自民党草案への道が切り開かれるものと捉える必要がある。
また、自民党草案への道は「緊急事態条項の追加」という形で突破されるかもしれない…大規模災害や、朝鮮の脅威をあおって内閣・行政府に権力を集中させる…そのための「緊急事態条項」である。また、条文によっては緊急事態条項によって「改憲」がホイホイ行えるようになる(いわゆる「ナチスの手口」…なお、これについては別途改めて説明する)ことも頭の中におさえておこう。
注意しなければならないのは、野党、反安倍勢力の中に「改憲」そのものはOKという人たちが、かなり居るということだ。立憲民主党も希望の党も、そういった勢力である。集団的自衛権行使に反対する人々の中にも「新9条」論や別の加憲論を示し、改憲議論をやりたがる人が居る…そういった勢力や人士は、自民党の「改憲」に対し、立憲主義の立場から反対するのではなく、「対案」を示したり「議論」をすることは良いことだと、国会や言論の場で述べたりする。が、そうゆうことは国会が自公で2/3以上おさえている現状を考慮すれば、害悪でしかなく、また安部改憲が「国会の議論を経た」ものとしてお墨付きを与えるだけになってしまう…日本国憲法の成立過程を考えれば、現行憲法、特に9条のような根幹をいじることは、あるていど「革命」的なことが実現されないと不可能である認識を持たねばならない。そんな覚悟は、立憲民主党や希望の党にあるのか安部改憲を徹底的に葬り去るまで、自重すべきである。
徹底的に安倍政治の悪を追求し、改憲の発議を起こさせない闘いに取り組もう…何ら解決していない「モリ・カケ」問題を徹底追及するとともに、アベノミクス失敗やその他スキャンダル等で安部政権を追い詰め、自民党総裁3選を阻止しよう。安部政権を打倒しよう
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