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2018年2月

ウラ争点は「公平・公正なまちづくり」だった名護市長選挙

 名護市長選挙の応援に行って来た人からお話しを聞くことができた…今回の「官邸そうがかえ」選挙のみならず、前回、前々回の選挙にもかかわってきた方からのお話しである。

・「夜の選挙運動」の実態…
 ある飲食店(店主は基地建設絶対反対)に、いわゆる業界の団体が予約をいれて宴会…もちろん選挙の「引き締め」である。しばらく立つと黒塗りの車が横付けされたかと思うと、片山さつき自民党参議院議員がやって来た。言ったことは「政府は辺野古基地建設の方針を変えることはない(抵抗してもムダ、あきらめなさい)…しかし、皆様方に悪いようにはしない」云々
 その他、名護市には自民党の有力議員や中央政府の部長級官僚なんかが100人は来た。そんな連中がこんな感じで、名護中で「夜の選挙運動」をやったのだそうな。

・渡具知氏の娘は、生徒会長
 現市長の渡具知氏の娘が高校生で、ラインを使って同級生に父親への投票を呼び掛けていたことは知られているが、実は彼女は生徒会長らしい。「スクールカースト」上位の彼女が、名簿を見ながらガンガン、ラインで投票を働きかければ、名護高校の18歳はひとたまりもない…で、そこに小泉進次郎が来たのである。

・やっぱり小泉進次郎は、ファシスト
 名護高校前で小泉がやった演説は、酷い…先の南城市市長選挙で自分達が負けているにもかかわらず、65票差できまったことを強調して、「君たちが変えることが出来る!」ということ(中身は問わない)のみ強調した…これはファシストの演説だ。

 その他、稲嶺陣営の選対のまずさ(指揮系統や役割分担がはっきりしていなかった、その割に、統制…名護警察が「選挙違反」の締め付けをきつくしたこともあるが…だけは厳しかった)なんかも聞いたのだが、一番のお話しは…

・8年前の選挙における稲嶺氏の影のスローガンは「公正・公平な街づくり」だった。前市長島袋吉和氏の、えこひいき行政があまりにも酷く、街の建設業者もバンバン潰れていった時代でもある。これを正すべく稲嶺氏を担いだのは保守の側だ。「基地建設反対派」は有力な候補者を立てることが出来ななったので、稲嶺氏といろいろ話し合ったりした上でのっかることになったのだ。今回の選挙は、そうした「過去のいきさつ」を知らない若い業界の人をごっそり持って行かれたのが残念だ…ということである。

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さよなら原発 関西アクション

 脱原発集会のお知らせ(^^)
さよなら原発 関西アクション
―再稼働やめて!核燃サイクル中止!
エルおおさか 大ホール
3.11(日)雨天決行
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福島原発事故から7年
子どもたちは甲状腺がんに苦しみ、大人は生業を失った。
電気は余っているのに危険で高い原発をなぜ再稼働するの?
もんじゅ廃炉、なのになぜ核燃サイクルがいるの?
超危険な高レベル廃棄物や猛毒のプルトニウム48tもどうするの?
巨大地震に襲われたら日本は破滅。
この愚かな政策を一刻も早く終わらせるために
再稼働・核燃サイクルにNO!と叫ぼう!!

本集会 13:00開場 13:30開演
講談「福島の祈り」 神田香織
講演「原発・核燃の破綻」海渡雄一(弁護士)
アピール 鈴木薫(福島から)
      森永慶治(福井から)
      下澤洋子(避難者から)
音楽 アカリトバリ

チケット 前売り800円 当日1000円
 障害者・学生 前売り400円 当日500円

デモ 15:50 西梅田コース(天神橋―南森町―北新地―西梅田)

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再稼働やめて!
福島原発事故は収束せず、高濃度の放射能汚染水が海に流れ、甲状腺ガンの子どもが約200人にも達しました。今も8万人以上の人々が避難していますが、年20ミリシーベルトの被ばく基準による一方的な避難指示解除と住宅支援、賠償の打ち切りなど被害者切り捨てが進められています。
地震の活動期の今、南海トラフの巨大地震をはじめ、いつどの原発を襲うか分かりません。再稼働ではなく、再生可能エネルギーへの転換を!

核燃サイクルの中止を!
13兆円もかけながら、再処理も、もんじゅもプルサーマルも全て失敗しました。八方塞がりの核燃料サイクル政策にもかかわらず、政府は全くこりずに、フランスと協力して、今後何十年もかけ数十兆円もかかる高速炉開発を続けようとしています。
もんじゅ廃炉には数十年がかかり、ナトリウムの回収方法は未知で燃料の取り出しも至難の技です。
再処理施設が巨大地震・津波に襲われたら日本は滅亡です。もはや核燃料サイクルを続ける大義名分は皆無どころか百害あって一利なし、一刻も早い中止を!

午前企画 女のひろば
「子ども達を放射能から守るために」
開場10:15 開演10:30~12:00 6F大会議室 500円
DVD上映 「チェルノブイリ28年目の子どもたち」
講演 鈴木薫(いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)
「測定から見えるフクシマの今」
報告・アピール
水戸喜世子「子ども脱ヒバク裁判を支援して」
菅野みずえ、Kato Rin 「避難者として」
高橋もと子「保養キャンプの問題点」

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幕末にできた神武陵

 建国記念の日ネタ、続き…
 建国記念の日の元、紀元節は「辛酉(しんゆう)革命説」を拠り所に定められたのだそうな。これは「辛酉(かのととり)」の年には大きな変革が起こるというもの…辛酉は60年に一度、それが21回繰り返された1260年に、さらに大きな変革が起こるのだそうな。聖徳太子(厩皇子)の時代ぐらいにはこの思想が入っていたらしく、推古大王の即位から1260年前を、「神武天皇」即位としたらしい。推古即位が601年だから、神武紀元は紀元前660年ということになる。

 さて「天皇」が居たのであれば、天皇陵があるハズ…仁徳を名乗る「天皇」の墓とされるヤツは、堺市の百舌鳥古墳群にある大山陵という前方後円墳で、全長が486mもあるsign01で、初代の「天皇陵」はsign02
 「神武天皇」の埋葬地は一応、記紀にも記述はあるのだが、それがどこであるかは室町時代には分からなくなっていた。江戸時代になると歴史の好きなヤツが、それがどこであるか探し出したくなるわけだ。実際、国学者なんかが記紀の記述からあちこちの古墳を「○○天皇陵である」と認定しだしたのも、この時代である。
 で、記紀の記述を基にした「神武陵」の候補地が2カ所あった。ひとつは畝傍山の北東山麓にある丸山古墳、もうひとつは、その北東に300mほど離れたミサンザイ…田んぼの中に小さな塚があったらしい。ただ丸山古墳は被差別部落である洞の集落に隣接していたので、ミサンザイのほうが「神武陵」とされたのだ。
 1862年、ミサンザイは大改修され、「神武陵」として整備された。孝明天皇が攘夷の祈願をするためである。幕末に急遽、でっち上げられたものだと言っても良い。なおこの時、洞の部落は勅使を迎えるためにムシロで覆われたという。
 明治以降も「整備」は続けられ、「墳墓」の形も八角形になったり、円墳になったりと様変わりしながら、周辺には巨木も植えられた。洞の部落も1917年から20年にかけての拡幅工事で、移転させられてしまう。

 なお「神武天皇」とやらが実在したのか…紀元前660年に戻れば弥生時代であり、「神武天皇」は127歳まで生きたことになっている、そんなヤツは実在しないsign02となるのだが、モデルとなる人物はいたのではないか…大和朝廷の大王は、先祖は九州、日向の国から流れて来た…というだけ。さらに言うと、三国志の呉の遺臣みたいなヤツが、日本列島に流れ着いた。九州の北部は、魏(呉が滅んだときは、晋)と友好関係にあった倭国が支配しているので、南部の日向に落ち着いたが、それでも安心できないので、瀬戸内海を通って、畿内に来た。それが「神武東征」伝説の元話であろう。

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「建国記念」はいつ?

この前の「建国記念の日」反対学習集会 における、黒田伊彦さんのお話しから…
「建国記念の日」は、1966年12月9日に政令によって規定され、67年から実施されたのであるが、66年に建国記念日はいつがよいか?という1万人世論調査が行われたそうな…その結果は、次のとおり
 2月11日 ・・・47.4%(紀元節)
 5月3日 ・・・10.6%(日本国憲法施行日)
 4月3日 ・・・6.1% (「神武天皇」の命日?)
 4月28日・・・5.8% (サンフランシスコ条約)
 8月15日・・・3.1% (敗戦の日)

 圧倒的に、「紀元節」を「建国の日」とする人が多かった…。なにぶん、戦前の「紀元節」が廃止されてから、20年もたっていない。なおかつ「記紀神話」に基づく歴史記述を批判的に語ることが当時はまだ一般的ではなかったから、人々の意識は「紀元節≒建国の日」と認識されていたのだろうということがうかがえる。4月3日の「神武天皇の命日」をあげる人が6%もいたことも、こうした意識が払拭されていないことの裏付けであろう。
 大日本帝国が倒れて、新しい「日本国」が出発した…という意識に裏打ちされているのが、5月3日や8月15日を「建国の日」とした人びとの意識であろう。2つ合わせて13%、ただし2月11日を推す人に比べれば、圧倒的に少ない。戦後日本独立のメルマークである4月28日(ただし、沖縄切り捨てや在日朝鮮人等の切り捨て問題が残る)を推す人が6%ほどということだ。

 こうしてみると戦前と戦後において、日本国は「断絶」していないという意識が読み取れる。「戦後革命」は起こっていないということだ。また近代国家の始まりである「明治維新」(維新100年とか、150年とか騒がれてはいるものの…)を推す人がほとんどいないのは、「維新」は「革命」ではないということに他ならない。「近代の確立」というのは、革命(独立革命を含む)を行わないと、意識として昇らないのである。

 もし「天皇制」国家の確立を「建国」とするならば、「大化の改新」から天智天皇、天武天皇の統治期間ぐらいの間で、何か記念日を探すことになる…中大兄皇子(天智天皇)が蘇我入鹿を暗殺し、蘇我宗本家を滅亡させた「乙巳の変」(昔の中学生はこれを「大化の改新」と学習した…「大化の改新」とは蘇我入鹿暗殺クーデター以降始まった一連の「統治機構改革」総体を指す)が、7月10日、天武天皇が天智天皇系から皇位を奪った「壬申の乱」終了が8月21日、その天武が飛鳥浄御原令制定の詔を出したのが、2月25日…ま、こんなところか?(日付はWikiの記述に依った)
 そうそう、古代日本列島は「倭国」が北九州に「大和朝廷」と並立して存在し、663年の白村江の戦いで敗れて滅亡した…という話もある。ただ「倭国滅亡」の日が分からないし、倭国滅亡=大和朝廷確立というわけでもないから、大和朝廷による天皇制国家確立記念日とは言い難い。

結論…「建国記念日」を2月11日以外に求めるためには、やっぱり「革命」が必要であるvirgo

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若者だって間違えるの!

 若者は、いい…
 年寄りよりもパワーはあるし、感性だっていい。
 被災地なんかにも、バンバン出かけて、ボランティアなんかやっている。

 でも、若者だって間違える…あたりまえだ。(もちろん、年寄りだって間違える)

 いい例示があるぞhappy01

 

革命的共産主義者同盟全国委員会 を見てみよう。

 十年ほど前、関西を中心に「分裂騒動」が起こった。

 大阪でその過程をみていたのであるが、当時知り合っていた若い人のほとんどが、「中央派」のほうに行っちゃったのである。

 でもって、彼らは大阪における左翼系の行動に一切参加してこない。
 脱原発も、改憲阻止闘争も、みんなといっしょにやらない…
 沖縄闘争では、辺野古の「へ」の字も言わない…

 そんな人たちが、関西における革共同の「若い」人たちだったのですよ。(ちなみに再建協議会 に行った若者もいたのだが、辞めちゃった^^;)

 もっと昔の話をすると…63年「革共同第三次分裂」の時、学生組織の多くが「革マル派」に行っている。

 若者だって、間違える…だから、10代20代の若者の多くが、自民党支持であるという結果がでても、一喜一憂はしなくてもよいのである。

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明日、人民新聞初公判!翌日は集会のご案内

 MLで流れてきたものを、拡散
==========転送・転載お願いします========

★人民新聞編集長・山田洋一さんの初公判が2/16に決定!
当日は報告会、兵庫県警申入れも開催

★初公判、ついに決定!多くの参加を!間近なので、

拡散をお願いします
2月16日(金)10時集合、10時半開始@

神戸地裁101号大法廷(神戸駅徒歩5分)
地図

★マスコミの皆さんへ★裁判終了後、12時から裁判所ロビーで
記者会見を開催!参加・報道して下さい!
出演者:木村真(豊中市議会議員)、戸田ひさよし(門真市議)、
ガリコ美恵子(イスラエル在住)、浅野健一(同志社大学教授)、
人民新聞社、ほか

13時~兵庫県警本部前集合(県庁前、みなと元町、花隈駅)
地図
13:15~抗議要請書を提出(県警は、

いまだに新聞社の名簿やPCを返しません。
次なる不当逮捕を狙っている可能性もあります。そこで弾圧抗議、

荷物の返却、
次なる弾圧を許さないと要請書を出し、マイクアピールします。

ぜひ参加下さい!

★裁判終了後、弁護団はただちに保釈申請を行います。

最も早ければ当日に編集長は
保釈されます。しかし、検察が抗告したり、

裁判所が検察の言い分を丸呑みすれば却下→
3月以降も獄中の危険性が大です。

解放へ今が最大の分かれ目です。
・神戸地裁に「保釈をすぐに認めよ」と声を届けて下さい。電話:

078-341-7521
〒651-1413 兵庫県神戸市中央区橘通2丁目2−1 立仙星矢、芦高源 西野牧子 神原浩裁判官
・神戸地検に「抗告するな」と声を届けて下さい。電話:078-

367-6100
〒650-0016 神戸市中央区橘通1丁目4番1号 福居幸一検事

※次回の裁判は4月25日(水)午後の予定です。

★関西と関東の集会に参加し、編集長を釈放させましょう!

関西集会:2月17日(土)18時~
場所:「小田地区会館3Fホール」(JR尼崎駅から南へ5分。

尼崎市長洲本通1-15-38)
地図
詳細

関東集会:2月24日(土)18時~ 資料代500円
場所:日本キリスト教会館4階(地下鉄早稲田駅から徒歩5分)
地図
――人民新聞・オリオンの会への弾圧抗議集会
言論弾圧、共謀罪適用を許さない! ただちに山田編集長を釈放せよ!
ふざけるんじゃない!岡本公三支援の何が悪いのだ!
スピーカー:浅野健一(同志社大学大学院教授・メディア論)
足立昌勝(関東学院大学名誉教授・救援連絡センター代表)、
園良太(人民新聞社)、オリオンの会ほか
詳細チラシ(拡散して下さい)

★議員、弁護士、刑法・憲法・

メディア学などの学者の方々の賛同人を募集します!
賛同人になれる方は、people (at) jimmin.com へご連絡下さい。
賛同議員:丸尾牧(兵庫県議会議員)、高木隆太(高槻市議)、

川口洋一(高槻市)、中西智子(箕面)、山下慶喜(茨木)、

高橋登(泉大
津)、手塚隆寛(枚方)、佐々木希絵(河南町議)=以上大阪府、

井奥雅樹(高砂)、北上哲仁(川西)、酒井一(尼崎市議)、

大島淡紅子(宝塚市議)、大津留求(伊丹市議)、山崎けんいち(

尼崎市議)=以上兵庫県、是永宙(高島)=滋賀県、尾和弘一(

和歌山県岩出市)
賛同学者:足立昌勝(関東学院大)、浅野健一(同志社大)、

下地正樹(阪南大)、松葉祥一(同志社大学)、原口剛(神戸大
賛同弁護士:永嶋靖久、喜久山大貴(京都弁護士会)
・多彩なこれまでの賛同者約500ネイと各界の抗議メッセージ!

★この弾圧の問題点と裁判報告などについては、

以下をぜひご覧ください。
・兵庫県警・神戸地裁・地検の問題点
・これは共謀罪の先取りだ(趙博)
・全ての言論人・メディアはこの弾圧に抗議すべき(浅野健一同志社大教授)
・「勾留理由開示公判」での弁護士・本人陳述
・編集長からのメッセージ
・年末の激励行動報告
他にも多彩な解説/報告

◆人民新聞編集長 山田さんをハガキで応援しよう◆
山田洋一さんが11月に兵庫県警生田署に不当に勾留され、

年末には神戸拘置所に移送されました。
長期勾留を目的としたこのような措置に、

遠くから歯がゆい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
あなたの声を、拘置所に届けてみませんか。
送り先:〒651-1124 兵庫県神戸市北区ひよどり北町2丁目1 神戸拘置所 山田洋一

★救援の専用口座ができました。カンパをお願いします!
弁護士費用、救援活動などに使います。
ゆうちょ口座 記号:14300 番号:87859841 
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ
他の銀行から:店番号438 8785984
普通 ヤマダヨウイチサンヲシエンスルカイ

以上、「人民新聞編集長・山田洋一さんを支援する会」
共同代表:木村真(豊中市議会議員)、戸田ひさよし(門真市議)

、田中壽雄(みんなに見てほしい映画を自主上映する会尼崎)、

田中末広(オリオンの会)、脇浜義明(人民新聞社)
ブログ
電話:080-8316-4285

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そもそも「統合」が必要なのかを問え!

 昨日の記事で、内田樹が「天皇主義者」になった…云々のことを書いたが、いただいた資料の中に 朝日新聞デジタル2017年6月21日08時00分 内田樹さん、「天皇主義者」宣言「変心」の真意語る 記事の引用があった。
 9条護憲や脱原発などのリベラルな主張で知られる思想家の内田樹(たつる)さん(66)が、雑誌のインタビューで、自分は「天皇主義者」になったと宣言した。右派的な用語で、アブない気配が漂う。なぜ今”変心”なのだろう。(以下略)

 でもって、天皇が「霊的な存在」だと言っているのは、こんなふうに書かれている。 

インタビュー記事では、天皇制が高い統合力を持つ一因はそれが持つスピリチュアル(霊的)な性格にある、と踏み込んだ。「選挙で選ばれた指導者などの世俗的な『国家の中心』とは別に、国家にはしばしば、宗教や文化を歴史的に継承する超越的で霊的な『中心』がある。日本の場合、それは天皇なのだと思う」

 ここで内田氏が天皇を「霊的な存在」としていることは置いておく。もっと別の論点を提起したいからだ。それは「高い統合力」という言葉である。
 国家というものは、国民を「統合」していないと成り立たない…という、ドグマか真理か分からないが、そういうものらしい。日本国家の場合、その要が「天皇」であり、「天皇制」はそのために「必要」だ…と理屈づけられる。
 だから「反天皇(制)」「天皇制廃止」を掲げるのであれば、別の「統合」するための何か…を用意しないとイケナイということになる。日本国憲法の1条から8条を変え、天皇制を廃止して共和制日本にするとき、天皇の代わりは何かsign02

 いや、ちょっと待て、我々は「統合」されている必要があるのか?
 国家が成立するため「統合」が必要である…しかし、我々が生きていくために「統合」されている必要が本当にあるのか?無いのならば、国家も必要ないし、そのための「天皇」も必要がなくなる。

 国家による統合を「必然」とするのではなく、それを徹底的に疑うことこそ、思想家、内田樹氏がやるべきことではないかsign02
 単純に「国家」には統合機能が必要で、日本ではそれが天皇である…というのは、思想でもなんでもなく、単に現象を表しただけでしかない。内田氏は「思想家」だとしても、現れた現象を都合よく「説明」「解釈」しているだけで、その中身を徹底的に疑う「哲学者」ではないらしい(それはそれでエエけど…)

 仮に「統合」のための「霊的」な装置が天皇だとしても、天皇(制)はそれだけで「統合」をしてきたわけではない。
 近代史上、日本帝国主義が侵略していった北海道(アイヌモシリ)、沖縄(琉球)、台湾、朝鮮半島…日本が領有化し、国家の一部として支配する際、必ず「天皇」が押し付けられてきた。学校を建て、そこに「御真影」を置いて敬うように強制する、宮城遙拝を強制する、「天皇の赤子」であることを教え込み、天皇のために命を投げ出すことを最上の価値とすることを強制してきたのである。強制には暴力が伴う…それが「統合」の正体だ…「霊的」なものが自然に人々に「信仰」されて「統合」されたわけではない。

 「霊的」なものは「信仰」の対象であり、それは「宗教」だ。宗教は、儀式によって徹底的に一つの価値観を体にしみこませていくものだ。学校における周年行事、入学式や卒業式などで、「日の丸」「君が代」が強制されるのは、まさにそれだ。

 内田氏の思想で問題なのは、①そもそも「統合」が必要なのかということを問うていない②仮に統合が必要だとしても、「霊的」な存在のみで「統合」がなされたわけではないという歴史を見ていない ことだ。特に②について、現在も「日本国」の一部であり「統合」されている北海道のアイヌ民族や沖縄から見れば、トンでもないことを言っていることが良く理解できるだろう。

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「建国記念の日」反対2・12学習大阪集会

 世間では「三連休」ということで、なぜか時間がある…でもって昨日、MLで案内があった「建国記念の日」反対2・12学習大阪集会―天皇代替わりにおける「紀元節」を考える―に参加してきた。主催は「参戦と天皇制に反対する連続行動」

 会場は大阪・天満の国労会館 である。大阪の国労は「分割・民営化」反対闘争の過程で共産党系がヘゲモニーを握ったので、建物の中も全労連や共産党系のチラシが多い。よく「反天皇制」を掲げる新左翼系の団体に部屋を貸したなぁ~なんてことも考えた。
 場所は「地下会議室」…どっひゃぁ~地下室ですよ、窓がないcoldsweats01 会費(資料代)は500円 

「未来」 とかで宣伝している集会ではないので、はっきり言って知らない人ばかり(大きな集会ですれ違ったりはしているだろうが)。狭い部屋に並べられた机に腰掛けると、偶然にも梅田解放区  なんかでよくお会いするが前に座っておられた。

 13時半に開始。司会者挨拶では、前日の「建国記念の日」反対集会に400人集まったこと、それと連続した学習会への参加への感謝の言葉、「天皇代替わり」「明治150年」攻撃について触れ、「明治の精神」を「改憲」に結びつけるものだと批判された。

 メインは黒田伊彦さん、「日の丸・君が代」強制反対ネット代表の、「天皇代替わりにおける「紀元節」を考える と題されたお話しである。配られたレジュメは8ページ…
1.なぜ、建国記念の日に反対するのか
2.教育勅語と自衛隊賛美は改憲の布石
3.国家の不信を隠蔽する「和」の精神
4.天皇退位論から天皇制廃絶の闘い
5.グローバル化の中の天皇ナショナリズム
6.天皇制を廃止し、共和制の実現のために

と題されたそこそこの資料をいただいた。
 しかし黒田氏もいろいろ「博識」なお方と見受けられ、様々な「小ネタ」を出してきたので、話の内容があっち飛び、こっちに移りと、どこやっているのか、まとまりのないものであった。内容はそれなりに分かるし、1~3までは「天皇制反対」左翼にとってはむしろ常識的な「復習」事項であるが、あっという間に予定時間を超過…肝心の4.5.6をかなり端折った内容になってしまった。(小ネタも含めて、個々の内容については改めて紹介したい)

 10分の休憩の後、質疑応答という名の討論など…
 「元号」が変わることへの物理的不便さもあって、年号は西暦で統一したいというお話しや、今の時代、皇族が海外に留学して外国人と子どもを儲けた場合、どうなるか?という質問が出た。皇族と外国人との「結婚」については、皇室会議が絶対に認めない(ヨーロッパの王室とはエラく違う)であろう…ということであった。(ただ、皇室会議が認めなくても子どもが出来た場合、当然「皇室の血」をひく子どもが出来るわけだから、そいつを担いでなんかするヤツが現れないとも限らないなぁ~なんてことを考えたぞ)
 天皇に「職業選択の自由」がないこと(「退位」の自由もない)について、日本は「天皇」「皇族」「国民」という身分制国家であり、憲法で定められた「国民の自由、権利」は、「国民」身分に与えられている、天皇・皇族は「国民」身分でないので、権利が保障されない…逆に「身分」というのは「生まれながらに”特権”をもっていること、そのことに意義がある」ということで、なるほどと納得がいった。
 前の代替わりの時、組合の活動家であっても天皇が死んで涙した人が居た…天皇が死んでなんだ悲しいのか?という質問について「天皇が特別である」という教育や皇室報道で「〜さま」とか呼称する影響である。そういった「教育」の中で生きていて、肌感覚でしみ込んでいるから、「人間の平等性」については教えにくい。だから日常の中で天皇制に反対していかなければいけないし、反対している人が居るということを知らせないといけないということであった。
 「国体」とは何か?という質問については、天皇がハンコを押すだけの存在であれば、それは「機関」であり「政体」なのだが、それでは誰が天皇のために命をささげるのか?ということで、国の拠り所として「国体」という概念を作ったということだそうな。
 また2・11という日が、大日本帝国の成立そのものと結びついてきたという視点も提起された。大日本帝国憲法や、旧皇室典範は2月11日に公布されているし、日清・日露戦争では2月初旬に「攻勢」をかけて、2月11日に「大勝利」するというストーリーで進められた。要するに「軍事記念日」としてあったのだ。もっとも、「大正デモクラシー」期には紀元節式典はあまり報道されず、対抗する側がむしろ立憲主義を要求する大集会を開くなどしていたらしい。それが1925年の普通選挙法と治安維持法以降、ファシズム化が進んだということだそうな。
 また、新天皇の即位を5月1日のメーデーにぶつけてきたことに対し、関西単一労働組合の方から「改憲弾劾のメーデーをたたかう」ことが呼びかけられた。
 最後に発言された方は、内田樹が天皇主義者になったことを宣言した ことを取り上げ、「リベラル」が象徴天皇制を「霊的な存在」として持ち上げている…戦争を作り出したもの、破滅に向かっていたものの中心を否定することができていない。また今年の3月28日、天皇は与那国島に行くことになっているが、3月28日は与那国島に自衛隊が配備されて2年の日だ。軍事との結びつきがあからさまになった大変なことで、新しい天皇制の始まりであると弾劾すると同時に、カウンターとして3月18日「天皇の与那国・沖縄訪問反対3・18集会」をPLP会館で行うことを呼びかけた。

 時間が来たので学習会を終え、撤収したのだが、帰りに天満駅のガード横で、差別排外主義者集団の「日本第一党」ののぼりを掲げた連中が5名で、本集会にイチャモンをつける街宣を行っていた。もちろん、周囲にたむろする公安警察のほうが多い、しょぼい街宣ではあるのだが、どうも毎年行われてるであろうこの集会に対し専属で張り付いているらしく、一部の集会参加者に詰め寄って暴言を吐いて行くということが見られた。天皇制はこのような民間や国家権力による「暴力」で成り立っているということを、改めて確認した次第である。

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大雪で避難できるか!?

 また今日も寒い…日本海側で13日にかけて大雪 が警戒されているだけでなく、九州でも雪積もって、高速道路が通行止めになっている。大阪でも積もっているところがあるようだ。
 で、先週は福井県で大雪となり、国道8号線で車が数珠つなぎになって通行が出来なくなるなど、交通・物流が一時ストップしたが…こんな時に原発事故が起こったら、どうなるか?

 絶対に、避難なんかできない…

 

バスを出しま〜す…なんて計画していても、バスなんか来ない。

 もう家にこもっているしかない…

 そして、放射性物質で汚染された雪が、降り積もる…雪かきなんかも出来ない。重みでビニールハウスどころか、家そのものが倒壊する…が、誰も助けに来れない。

 ひぇ~ぇぇ…恐ろしやsnow

 原発を再稼働するにあたり、各地で「避難計画」が策定されている。伊方原発なんか、狭い佐多岬に集落が張り付いているので、船で避難する計画だ。だが、南海トラフ大地震が発生した場合、津波(の恐れ)から、船なんか出すことは出来ない。また地震で狭い道路が寸断される可能性もある。何もないところで「原発事故」だけ起これば避難も出来るだろうが、地震や風水害、そして雪の害などの自然災害とダブルパンチになれば、絶対に避難なんか出来ないのである。

だから原発を再稼働してはイケナイのだsign03

付け加えると…例えば雪に埋もれている時に、大地震が来るなどの「複合災害」が起こった場合も、避難や救出作業等がものすごく困難になる。ただ「自然災害」の場合は発生をコントロールできないものの、ある程度収まれば人が救援に駆けつけることは出来る。
 だが原発事故の場合、放射性物質による汚染のため、人が助けに行くことが出来なくなる。しかし、原発を辞めれば、そんなリスクを減らすことが出来るのだ。

戦争と原発は、止めることが出来るし、止めなければならない。

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「出口戦略」はなぜ必要か?

 日銀総裁は黒田氏が再任されるそうだ…Y!ニュース時事通信より
黒田日銀総裁再任へ=脱デフレへ金融緩和継続―約60年ぶり
 政府が4月に任期満了を迎える黒田東彦日銀総裁(73)を再任する方針を固めたことが9日、分かった。
 景気回復を導いた大規模な金融緩和を高く評価。デフレからの完全脱却に向け続投が望ましいと判断した。現在の緩和路線は当面継続される見通しだが、金融政策の正常化が課題になる。再任は約60年ぶり。
 日銀総裁は衆参両院の同意を得て、内閣が任命する。任期は5年。政府は月内にも今国会に人事案を提示する。2人の副総裁のうち1人は、雨宮正佳理事を昇格させる方向で調整している。
 黒田氏は、就任直後の2013年4月に資金供給量を2年で2倍に増やす「異次元緩和」を決め、円安・株高を演出した。その後もマイナス金利政策や、短期と長期の金利を操作する政策などを次々に繰り出し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」をけん引してきた。

 日銀総裁人事をめぐっては、黒田氏が再任されれば5年の任期満了時点で78歳となるため、高齢が問題になるとの見方も一部にあった。再任は1956年から64年まで務めた故山際正道氏以来だが、過去に2期10年を満了した総裁はいない。
 

 これで、しばらく「ゼロ金利」「マイナス金利」政策等の、「異次元の金融緩和」と称した、資本主義のあり方からみたら「異常」な政策が継続されることが確定した。「景気が回復した」というのは、株価だけ見ればという話であって、実体経済で利益を生み出すことが出来ずデフレが続いている以上、「異次元の金融緩和」を続けざるを得ないのだ。
 とはいえ、金融緩和を辞める「出口戦略」を考えなくて良いのかsign02

 米連邦準備制度理事会は、イエレン議長からパウエル議長に交代した…スタンスは変わらないのだが、イエレン議長の「功績」は金融政策の正常化に道をつけたことだとされる…詳しい話は「資本主義の終わり論2」の2018年上期景気動向分析 の最後のほうにある(黒田氏再任が未定の時に書かれている)
 Ⅱ 日銀の金融政策の舵取りがいよいよ難しくなった
 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は2月にパウエル新議長と交代する。スタンスはそう変わらないといわれている。イエレン議長の最大の成果は金融政策の正常化への歩みを進めたことといえる。「FRBは市場混乱がない限り、利上げなどの金融政策の正常化へとあゆんできた…利上げの目的は一般的に、将来にインフレが加速するリスクを未然に防ぐためとされる。しかし、米国のインフレ率は目標とする2%を下回っており、金融政策の正常化を急ぐ理由として不十分だろう。しかし、リスクには上方だけでなく下方もあると考えると合点がいく。」(週刊『エコノミスト』2018.1.9)つまり将来、経済危機が起きた時、利下げで対応できる余地を残しておきたいということである。
 黒田日銀総裁は出口の議論さえ避けている。日銀は2016年9月、金融調節方針の操作目標をお金の量から金利に変える長短金利操作を導入し、長期国債買い入れ額(保有残高の年間増加額)の「メド」を約80兆円とした。黒田総裁は昨年5月、年換算の増加額が60兆円前後になっていると説明。はっきり言って80兆円買うと金利が下がりすぎるし、もう「タマ」がない。金融機関も担保等に使うのである程度持っておかなければならない。いずれ、バブルは崩壊する。大規模化になるか小規模で留まるかはわからない。その時どう対応するのですか、お答えください。黒田は4月8日で任期が切れる。再任かどうかはまだ決まっていない。トランプ大統領はイエレンが民主党が選んだ議長なので再任しなかったが、パウエルは妥当な人選だといわれている。安倍総理が誰を指名するか注目している。

 
 もし今後、リーマンショックのような「危機」が訪れた時に、「ゼロ金利」や「マイナス金利」であったら、金利を「下げる」調整をすることが出来ない。「経済危機が起きた時、利下げで対応できる余地をのこしておこたい」とはそうゆうことなのだ。

 折しも2月に入って株価が乱高下している…アメリカの金融正常化に伴う「利上げ」がマイナス要因に働いているということもあるだろうが、「バブル崩壊」の前兆かも知れない。もしそならば、金利が「ゼロ」「マイナス」では、調整もへったくれもない、経済がまた奈落の底に落っこちるのである。だから「出口戦略」は、経済がマトモな時期にこそ、考えておかなければならないのだが…

 「出口戦略」が考えられないということは、「アベノミクス」で経済がマトモになっていないということの表れでもあるのだなvirgo

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布団の中から出たくない

  全くめちゃくちゃ寒い~
 何が「地球温暖化」だ~…全然温暖化してないじゃなイカsnow二酸化炭素出しまくるぞsign03

 でもって、朝起きるのがつらい今日この頃…そこにぴったりな歌をみつけたので、紹介。

 歌っているのは「打首獄門同好会」(すごい名前だなぁ~)曲名「布団の中から出たくない」。4分11秒

でてくるペンギンさん(コウペンちゃんと言うらしい)も、可愛いなぁ~ 寒いのに律儀にアイスを食べる…

布団の中から 出たくない
布団の外は 寒すぎるから~

ああこれからどれだけ 試練がまっているのだろう
こえてゆかなくちゃ わかっているけど、けど、けど

布団の中から 出てえらい
寒い世界に立ち向かって

いちにち終わったら いちにち疲れたら
あたたかい やわらかい 布団がまっている〜


いやぁ~エエ歌やなぁ~virgo

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運動で組織をつくる…

 先日の名護市長選挙は、極端な話「組織選挙で負けた」というわけだが、選挙なんかで組織に勝つためには、対抗する「組織」をつくっておく必要がある。そうでないと、対応できない…

 ところで、なにがしか「運動」をしている人が「運動」の目的を実現するため、あるいは「運動」を続けるために「組織」をつくるわけだ。そして、「運動」を広げるために組織を拡大しようとする…ハズなのだが、そういってないのが現実である。

 というもの、多くの人々が「組織」っていうものの統制やしがらみなんかに「嫌気」を持っていること、で、そういうことを「運動」する人もわきまえているから、「やれる人がやれる時でエエよ」的な感じにしてしまう。
 いや、それはそれでエエ…これまでの「運動」の中で、「組織」が運動をスポイルしてきた局面が、多すぎた。
 また「運動」のための「組織」に参加すること自体、大変なのだ…毎日毎日、なんか「活動」することになる、忙しい…「こんなこと、やってられるか、普通の人がsign03」ということになる。

 そーゆー意味じゃ、自民党を支える「業界団体」なんか、楽だ…専従の人間が、しんどいこと、めんどくさいことをやってくれる。「選挙」の時だけ、ちょっと我慢(これは「自分自身の判断で候補者を選び、選挙に行くことを我慢する」ということも含む)すればエエのだから。

 ということではあるのだが、「選挙で勝とうsign01」ということも目標や手段に掲げるならば、やはり運動によって組織化を図る…という視点を忘れてはならない…やってくれる人がいなくても、選挙で支持してくれる、投票してくれる人を作っておくのだ。
 完璧な「組織化」…個人をメンバーにするというより、シンパになってもらう、これを目的意識的に行う…ということだ。

 辺野古新基地建設反対運動であれば、シュワブゲート前に来てもらう人を増やすのはもちろん、選挙で投票してくれる、応援してくれる人ぐらいの数を増やすということになる。

 ただ難しいのが「選挙」を目的にした場合、特に国政レベルの話にすると、運動体が「野党の応援団」あるいは「特定の政治家の応援団」に成り下がってしまう危険がある。これは先の衆議院議員選挙の後にも書いた…「運動の力で変える」という根本を忘れてはいけないのだ。

さて、改憲阻止闘争のキモとして現在、三千万全国統一署名 が取り組まれている。私はこの署名について、単に署名を集める、数を増やすことではなく、いかに「改憲阻止」で動いてくれる人を探し、シンパや仲間にしていくといった使い方をする…一種の組織化をやるつもりで取り組む必要があると考えている。そういった努力が、改憲を阻止するための国政選挙や、国民投票の投票行動によい影響を与えるハズだsign03(繰り返すが、「選挙のための署名運動」にしてはイケナイ)
 そのために、単純に街頭で呼びかけて集めるだけでなく、地域や職場の中に持ち込んで取り組まれるべきである。どこかの「組織」に取り組んでもらうにしても、相手に「丸投げ」するのではなく、なぜこの署名に取り組むのか、じっくりと「自分の言葉」で話し合いを行うことも必要だ。
 街頭で署名を集める場合でも、いかに多くの人を巻き込み、味方につけていくか…言葉を選び、中身を練って、話をしていかなければならない。

なかなか、難しいのぉ~virgo



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争点隠しとデマで「政府」が勝った名護市長選挙

 4日に投開票が行われた名護市の市長選挙は、残念なことに基地建設に反対する稲嶺元市長が落選し、自民党新人の渡具知氏が当選した。
 だが、ある程度予想されたとはいえ、徹底的な「争点隠し」選挙、かつ組織動員選挙であった。
名護市長選挙で菅官房長官が仕掛けた「なりふり構わぬ選挙戦術」
 (前略)首相官邸や自民党本部は、この市長選挙に向けてヒト・モノ・カネを大量に投入した。昨年末には菅義偉官房長官が来県し経済振興を打ち上げ、今年1月4日には二階俊博幹事長、安倍首相側近の萩生田光一幹事長代行、塩谷立選挙対策委員長らが名護入りし、渡具知氏に檄を飛ばした。
1月31日と2月3日には小泉進次郎筆頭副幹事長が数百人の観衆を前に熱弁をふるっている。大人気を誇る小泉氏が二度も現地入りするのは異例だ。(以下略)

 ここにかなり具体的に書かれている…相手の勝因は、①公明党の協力を確実にしたこと②徹底した「辺野古ぼかし(争点隠し)」③維新・下地氏の支持もとりつけたこと である。そして、徹底した組織選挙は、期日前投票が2万1660人、全有権者の44.4%を叩きだした…そのぐらい組織の締め付けが強かったのである。
 期日前投票とは本来、選挙当日に用事がある人がしかたなく利用するものだが、企業や組織ぐるみ選挙を行うためにあるのではない。本来の制度にすべく、その在り方や運用を見直さなければならないだろう。
 組織といえば公明党・創価学会をイメージするが、今回の敗北は公明・学会票の動きでは説明できない。やはり地元財界、特に土木建設業関係が大きく動いたのだろう。
 辺野古新基地建設には、地元の「一人親方」業の方がけっこう携わっているそうで、そういった人びとに対し「悪いようにはしない…」とあちこちから働きかけが行われるそうな。加えて、名護東道路(名護市から77系統バスで辺野古に行く際、途中にトンエルと作りかけの橋梁が見えているヤツ)の工事加速化(一時的に仕事が増えるだけなのだが…)をエサにされれば、そりゃぁ~業界は全力で渡具知支持に回るわな…

 組織の締め付けのみならず、徹底した争点隠し、辺野古隠しが行われた…渡具知陣営は、辺野古の「へ」の字も言わず、ひたすら街づくり…スターバックスと娯楽複合施設を「西海岸」に作る…と、ゴミの分別が大変…16種類の分別をするようにしたのは、稲嶺市政の前、渡具知氏も市議会議員としてそれに賛成している…・という話ばかり。名護にきた小泉新次郎は、シークワーサーなど、食い物の話でお茶を濁していたそうな。争点隠しについては、リテラさんのこの記事 で、「内部文書」について書かれているぞ。
 争点隠しと、公明党への配慮から、渡具知氏は選挙公約で「海兵隊の県外・国外への移設」を掲げたが、これをやるなら「辺野古新基地」はいらないハズだ。もし今後、渡具知新市長が「辺野古反対」に動かない場合、「公約はどうしたsign03」と厳しく追及できるぞ。

 そして争点隠しのみならず、稲嶺市政を誹謗する怪文書・デマが、これまた組織的に流されていた。これに対応することに力を取られたがゆえに、正攻法で稲嶺市政の実績を再度アピールすることが出来ず、渡具知陣営がばらまく「ユメ」に踊らされたというのが、敗因だろう。オスプレイ不安クラブのこの記事 や、デマについてはこのツイッター記事 が詳しい。

 それにしても、争点隠しとデマで勝利するや否や、政府、安部首相は「辺野古を推進する」と表明している(負けても「粛々と進める」と言い募るのだろうが)・・・だが、辺野古新基地建設について、沖縄紙2社と共同通信社で行った世論調査によれば、6割以上の人が反対している。民意はやはり「辺野古新基地建設反対」なのだ…そして渡具知氏を積極的に応援し、投票した人びとも、決して辺野古新基地に「賛成」「推進」したいわけではない。生活のため「容認」せざるを得ない、というのが本音である。だが、リテラの記事にあるように、争点隠しをして選挙に勝ったら「民意が得られた」とするのは、安倍政権の常套手段になっている。こんなものを我々は認めるわけにはいかないangry 

 現地闘争体制や、政府追及体制を今まで以上に構築し、辺野古新基地建設を阻止しようsign03安倍政権を打倒しようvirgo

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関西人だけど、恵方巻き粉砕!

 昨日は節分だぁ~ ということで、ささやかに豆まきをしてみた。スーパーで一袋100円のを2袋購入し、自分と母親が食べる分を数えてから、おもむろに撒いた。

 だが、恵方巻きは買わなかった…なぜかsign02 もともと関西の風習であったものが、百貨店やスーパー、コンビニ等の販売戦略に乗せられ、全国展開したものだが、昨今は2月3日に売れ残ったものが大量に廃棄されたり、バイトの人が無理やり買わされるという問題が起こっているからだ。

 今は店頭に並ぶ前に、廃棄されているようだ。Y!ニュース朝日新聞
恵方巻き、大量廃棄の現実 店頭に並ばないケースも…
 福を呼ぶとされる、節分の恵方巻き。火付け役となったコンビニエンスストアだけでなく、スーパーや百貨店にも並ぶなど、季節商品として定着している。だが、その陰では売れ残った商品の大量廃棄や、販売の「ノルマ」などの問題が起きている。
 
500リットル入りの容器には恵方巻きやご飯、キュウリなどがギッシリ。破砕機に流れ落ち、のみ込まれる。
 
3日午後、神奈川県相模原市の「日本フードエコロジーセンター」には恵方巻きや、そのためとみられる具材が大量に運び込まれていた。普段のご飯ものと比べて2倍ほどの量。例年、節分の頃には恵方巻き関連の食材が増えるという。ここで処理され、豚の飼料となる。 高橋巧一社長によると、こうした廃棄食品は店頭に並ぶことすらなく、食品工場から直送されていることが多い。コンビニなどは販売傾向などを考慮して発注しているが、「不足しないよう、工場側は多めに作る必要があり、大量に余ってしまうようだ」という。

 いくら豚の飼料になるとはいえ、販売されずに廃棄されるものが大量にあるとは、ゆゆしきことだ。
 私も「もったいないお化け」に支配されているものだから、こーゆーのは我慢できないなぁ~
 特に「恵方巻き」のように、加工されて店頭で売られるコメは現在品薄で、価格もあがっているそうな。そんなものを消費もせず、大量廃棄するとは、何を考えているのかsign02
 もったいない バチ当たるぞ!!!!

 このような状況に異を唱えるべく、恵方巻きは、買わないsign03

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たぶんホッキョクグマは絶滅しない…

 まずY!ニュースに現れた、地球温暖化の「恐怖」をあおる記事を紹介…
北極海の氷が消え動物も姿を消す、残された時間は
 雪と氷に包まれた極北の光景は、数十年もしないうちに見られなくなるかもしれない。少なくとも、夏のカナダ北部では難しくなるだろう。地球温暖化が進むにつれ、夏の海氷と、その環境に適応して暮らしているホッキョクグマやアザラシ、セイウチ、クジラ、ホッキョクダラ、甲殻類、海氷藻類などの生物が姿を消すかもしれないからだ。
 1980年代の衛星写真を見ると、北極の海氷は、夏の終わりになっても平均750万平方キロにわたって広がっていた。しかし現在までに、そのうち250万平方キロ以上が失われてしまった。気候モデルを使ったシミュレーションによると、2050年代までに、夏でも解けない海氷の面積は52万平方キロを下回る。それらははるか北方の狭い海域、すなわちグリーンランド及びカナダのエルズミア島の北側にとどまるだろう。その縮みゆく海氷が、北極にすむ多くの野生生物にとっての“最後の砦”になるのだ。(中略)
 北極海の氷は今後数十年間は激減するだろうが、夏でも消えない細長い海氷の帯が今世紀後半まで残ると考えられている。地球を温める化石燃料への依存を断つことができれば、さらに長期にわたって生き延びる可能性もある。その頃には、大気中の二酸化炭素を取り除き、地球を冷やす方法が見つかっているかもしれない。(以下略)


あああああ先日にも書いたように 、産業革命前、地球は「寒かった」のである。また、寒くなる前、10世紀から13世紀ぐらいまでは「中世温暖期」という暖かい時期があったのだ。
 10世紀、グリーンランドにスカンジナビアのヴァイキングが上陸し、入植している。(参考) 故郷と同じように牧畜を試みた彼らの入植地は約500年持続したのだが、「寒冷化」によって放棄されたそうだ。
 記事の中で当時のグリーンランドの気候については述べられていないのだが、中世温暖化が少なくとも北半球で「暖かい」気候が続いていたとするならば、グリーンランド周辺、北極海の海氷は今よりも少なかったと予想される。
 ホッキョクグマを始めとする極北の生き物たちは、この「中世温暖化」時の海氷が少ない時期を乗り切って、現在に至ったと考えられるから、今後温暖化で海氷が減少しても、多分大丈夫なんだと言える。

 それよりおこがましいのが、この表現…大気中の二酸化炭素を取り除き、地球を冷やす方法が見つかっているかもしれない。…オイオイ、地球のような巨大で複雑なシステムを、「二酸化炭素を取り除」くという単一の方法で「冷やす」ことなぞ、絶対にできないsign03何考えてんだか。二酸化炭素を取り除くこと自体に、膨大なエネルギーが消費される。二酸化炭素を「取り除く」には、質の高いエネルギーが必要だが、「太陽光発電」や「風力発電」といった質の低いエネルギーを使おうものなら、確実に発電したエネルギーが追いつかず、「何をやっているのか分からない」状況に陥るだろう。

 地球温暖化は「自然現象」なので、ほっとくしかないのである。

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