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白井聡講演集会

 

安倍政権を倒せ!9条改憲を阻止しよう講演集会に参加してきた。
 反戦・反貧困・反差別共同行動in京都代表世話人の仲尾宏さんが、主催者挨拶。安倍も麻生もなかなか倒れない…日本ではこれまで2回、民衆の運動で政権が倒れたことがあった。一つは米騒動の時、寺内内閣が倒れた。2回目は60年安保であるとのこと。
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 さて、集会メインの「安倍政権の不正・腐敗の本質を暴く」と題した、京都精華大学専任教員の白井聡氏の講演である。

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 白井氏は最初、内田樹氏の教え子にあたる検事の話として、「刑事ドラマで論理的一貫性を付かれて、真犯人が『すみません、私がやりました』と自供する話はウソである…実際の犯罪者は論理的一貫性が破綻しても平気で前言を否定する。職業的犯罪者とはそうゆうものであり、今の日本政府は犯罪者集団にその中枢を乗っ取られたようなもの」と述べ、そんな安倍政権が相対的に支持されている…こんな政権が支持されている日本社会って一体何なの???安倍政権を倒すことより、日本社会を根底から立てなおすことがはるかに重要だ!!と述べた。

 後は先日出た「国体論」についてのお話…「国体」とは日本国民は1つの大きな家族であり、家族の中には「支配」はなく、無償の愛がある(実際の「家族」においても、そんなことはないのだが)「支配」の現実を否定する概念である。また家族国家論ではエゴイズムは否定されるので、エゴイズム前提の対立があることを調整する「権利」が根付くことがないと説明された。その上で戦後「国体」はなくなったのか?対国内的に「国体」は護持されたが、対外的には根本的に変わった(変わらないと国際社会に復帰できない)から、頂点をアメリカが占める形で、フルモデルチェンジして残ったのである。

 「対米従属」そのものはある意味、仕方がない、やむを得ないものとしても、不本意なもの、独立したい、自立したいと思うハズだ。だが日本の対米従属は違う。従属していることを意識していない。この特殊性は天皇制に行きつく。天皇から臣民への愛が、アメリカから日本への愛にスライドした…これが戦後の「国体」である。

 その後「国体」の3段階変容 についてお話された後、90年代に入り、アメリカは日本を庇護しなくなった。日本はアジアと向き合わないといけないのに、そうなっていない。安倍政権は「永続敗戦」レジームを守り抜くこと、従属のための従属を自己目的化している。そういう時に天皇が「生前退位」したいという「お言葉」を発した…「失われた時代」「平成」を終わらせる…“国民統合”が無くなれば、象徴もあり得ないでしょといった、「重みのある言葉」が出た。まさにこれこそが「国難」である…てなことを話された。(このへんが「信仰告白」なんだよなぁ~)そして、過去とほがらかに、笑いながら決別することで、私たちはようやく「国体」とお別れすることが出来ると述べた。(続く)

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