白井聡氏講演集会…デモ編も
10分休憩して、質疑応答…園良太君が、天皇制「国体」があることで人々が覚醒することを妨げている。運動や報道の力によって「国難」に対応すべきであり、天皇の言葉に大きな意味をもたせることはやめたほうが良い!と批判した。これについて白井氏は「現代における天皇制はどこにあるのか?本丸はワシントンにある」と述べた後、「国体論」は天皇を応援するために書いたのではない、「永続敗戦論」を書いている時に「国体」概念について思い立ったものだ。天皇の発言は考え抜かれた文書を思い切って発信したものであり、やり過ごすことはよろしくない…等と応答した。実際はかなりの応酬があり、時間を費やすことになるので次の質疑応答へ。
超少子高齢化で社会が立ち行かなくなる問題が「国体」とどうつながっているかや、グローバル新自由主義社会において「解体」される「国民国家」の再編や評価についてどう考えるかという質問が出た。後者については白井氏も「難しい。すっきりした答えをもっていない」ということであり、「国民国家」VS「資本の帝国」なのか、「国民国家」を復権させるための「基盤」がなくなりつつあることを述べられた。

カンパ要請の後、沖縄の闘いの報告ということで、釜ヶ崎日雇労働組合副委員長の三浦俊一さんのお話…憲法12条には「(憲法を守るために)国民は不断の努力をせよ」と書いてある。戦後憲法の持っているすばらしい精神であり、私たちの戦いの原点である。「戦う民主主義」とは、憲法があっても戦争ができることに対する私たちの戦いである。沖縄で勝たなければならない、「戦争法」の実態が出ている。国が全体重をかけて沖縄に襲いかかってくる。昨年の11月から1月にかけ、名護(の建設業)はバブルだった。メシをねたにして票を集めてきた。戦線を整えよう!沖縄の、日本の未来をかけた勝負である!多くの人がそれに気づいてる。闘い続ける時間は、私たちにすばらしい未来を与えると述べられた。
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